「メンタリスト」シーズン1 第8話のあらすじ・ネタバレ・感想~ 警官親子の闇~ | VODの殿堂

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「メンタリスト」シーズン1 第8話のあらすじ・ネタバレ・感想~ 警官親子の闇~

   
 

タイトル:「メンタリスト」シーズン1 第8話
放送局:CBS
放送期間:2008年9月23日~2009年5月19日
キャスト:サイモン・ベイカー、ロビン・タニー、ティム・カン、アマンダ・リゲッティ、オーウェン・イオマン
閲覧したVOD:hulu

毎日ちょっと変わった事件に関わることが多いジェーンのチーム。今回は親子3代で警官をしているという由緒正しい家庭に生まれた若い警官と、その父親と組んで捜査を行うことに。親子の確執と、この事件はいったいどう関係しているのでしょうか?ではさっそく気になるストーリーをチェックしていきましょう!

『メンタリスト』シーズン1配信先一覧
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※配信状況は2019年12月29日(日)時点のものです。
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あらすじ

オープニング

カリフォルニア州のモーテルで、悲鳴と銃声がしたと通報がありました。
警察官が現場に急行すると、部屋の中で男女が殺されていました。

死んでいた男性はジョー、女性はパトリス。
ジョーは検察側の証人でしたが、このときは逃亡していました。
地元の麻薬取引の元締めキャリスの部下であるジョー。
キャリスは1ヵ月前に逮捕されましたが、2000ドルを払って保釈されています。
ジェーンは、女性が車のキーを持って倒れているのを見て、すぐ帰るつもりだったと推測。
外へ出てキーを操作すると、駐車場に止まっている車のひとつがピピっと反応、ドアを開けるとそこには赤ちゃんがいました!

福祉局の人が赤ちゃんを迎えに来ました。
赤ちゃんを渡すときちょっと寂しそうにするジェーン。
市警殺人課と合同捜査をすることになりました。
年長の刑事は、モーテルに駆けつけた若い警官の父親だそうです。
彼らはキャリスを何年も追っているのです。
ジョーを殺したのはキャリスに間違いないというふたり。
「まず女性を調べましょう、彼女は到着後すぐに襲われている」とリズボンは提案します。
パトリスの現住所は不明で、免許証にある住所には住んでないそうです。

市警の刑事が去ったあと、ジェーンは彼女の車にあった雑誌をリズボンに見せます。
それは結婚式の雑誌で、彼女が自宅に送らせたもののよう。
住所のシールが貼ってありますので、さっそくそこへ行ってみます。

パトリスの住まいを訪ねるジェーンとリズボン

ノックすると女性が出てきました。
パトリスが殺されたことを伝えると、彼女はショックを受けています。
彼女はパトリスと2年ほど前に知り合い、3ヶ月前にジョーが捕まってから同居を始めたとか。
昨夜ジョーから「腹が減った、外に出られないから食べ物を持ってきてほしい」とパトリスに電話があったそうです。
「言う通りにする彼女はバカよ…それが彼女を見た最後」
なぜ赤ちゃんを連れて行かなかったのかというと、彼女はお酒を飲んでいたからといます。

「彼女は欠点もあるけどいいママよ。子どもはいつも清潔でご機嫌だった。私と一緒に捕まったとき、1万ドルの保釈金を払ってくれた。弁護料も彼女が」
「売春するタイプじゃないし、金持ちの恋人がいるのかと思っていた。何度か男が迎えに来て、帰ってくると彼女はいつもお金を持ってた」
男はやせ形でタフ、青い車に乗っていたそうです。

タレコミでキャレスの居場所が判明

チームがキャレスの隠れ場所に到着します。
先に着いていた市警のふたりは、CBIのメンバーを待たずに先に突入するつもりのよう。
最初から連携するつもりなどなかったのですね。
案の定キャレスに逃げられますが、外で待っているジェーンがキャレスの進路をさりげなく妨害し、逮捕に成功します。

取り調べ室でのキャレスは落ち着いています。
暴行罪に麻薬取引、今回で有罪になれば終身刑です。
「ジョーが死んでくれてほっとしたのは認める」と言うキャレス。
ジョーの留守電に「心臓をえぐり出してのどに突っ込んでやる」と残していたキャレスは、殺し方が違うから自分ではないと主張。
「心臓をえぐらないまでも、刃物で殺さないとメンツに関わるだろ」
昨日は自分の店に、従業員のサーシャと11時半ごろまで一緒にいたといいます。

ピザを食べながらディスカッションするチーム

ちなみにチョウはパイナップルピザが嫌い、ヴァンペルトはコリアンダー入りのピザが嫌いなんだとか。

テレビを見ながら一緒にいたので、サーシャは時間を覚えていると証言しました。
キャリスはこの殺人とは関係ない、とジェーンは見立てます。
「手口が違うし、彼は短気だから、パトリスを尾行するよりジョーの居場所を吐かせるだろう。犯人の狙いはパトリスだ。魅力的な女性だし、働いていないのにどこから定期的な収入がある。それに麻薬所持でも不起訴になっている。」

容疑者として、市警の二人組の若手のほう、プレシアドが浮かびます。
彼も青い車に乗っていて、短気で銃は38口径。
自分の女が他の男といるの見て逆上した?だけど子どもがいるのは知っていたはず。
チームはあれこれと推測します。

プレシアドに話を聞くチーム

「俺の街に来てよく俺を疑えるな。どんな銃を持とうと関係ないだろう」
ですがパトリスの同居する女性にプレシアドの写真を見せて、すでに裏付けを取っています。
さっそくプレシアドの取り調べをします。

リズボン「あなたはお金を渡してた。彼女が不起訴になったのは、警察から証拠が消えたから。あなたが盗んだんでしょ。肉体関係は?」
プレシアド「彼女は秘密情報の提供者だよ」
リズボン「ならば登録されてるはず。お金も経費で落とせるのにそうしていない」
プレシアド「彼女と寝てた。金で買った女だ。何をしようと俺には関係ない」
リズボン「大金を払ってたわね。子どもの父親がジョーだと知っていた?ヤクの売人との関係を知ってどんな気分?」
プレシアド「どうだっていい。犯行時刻は相棒の家にいた。試合を見てソファーで寝た。相棒と奥さんがいた」

何度かさり気なくプレシアドの手首に触れるジェーン。
触るな!とプレシアドが苛立ちます。
実は、彼の脈を調べていたのです。
うそをついているときと、怒っているときでは脈が違うんだとか。
そして彼はうそをついているというジェーン。
さっそく奥さんに話を聞きに行きます。

ブレイクリーの自宅を訪れるジェーンとリズボン

息子サム・ブレイクリーが出てきます。
「母と話したいなら事前に約束を」と、警戒心むきだしの彼。
奥さんが出てきてくれて話を聞きます。

ブレイクリー家は代々警官で、サムで3代になるそうです。
内密の話だから外してほしいとサムにいうと「だめだよ親父が嫌がる」といいます。
どうにかサムを遠ざけ、奥さんだけと話します。

あの晩は初めての殺人事件で、サムは動揺していたそうです。
悲しむのは恥じゃない、職業がら死はつきものという彼女。
「ご主人の相棒がこの事件の容疑者です」と告げると、彼は犯行時刻にはここで寝ていたと証言します。
パトリスとプレシアドが関係を持っていたことについては、なんともいえない表情を。
実は彼には下半身に問題があり、薬でも治らないそうです。
だからそれはありえないと。

ジェーンが「自ら関係を認めたのにおかしな話ですね。男らしく見せたくて嘘をついたか、誰かをかばっている…」というと、動揺してお茶をこぼす奥さん。
「お父さんの浮気相手?だから2人でよくこっそり話してたのね!」と逆上します。
そこに夫が帰ってきました。
「息子の命にかけて誓ったでしょう?二度と浮気はしないと!」
ブレイクリーがジェーンを殴りつけました!

ブレイクリーの取り調べ

ブレイクリーはパトリスに月1000ドル援助していたと認めました。
そこへ息子サムがやってきます。
「父は無実だ」
「その通り」と言って、モーテルの防犯カメラの映像を見せるジェーン。
キャレスが来る前に、男が運転する車がやってくる光景が映っています。
車のナンバープレートを調べると、男はQティップという殺し屋であることがわかります。
自分が部屋に入ったら、ジョーはすでに殺されていたというキャレス。
キャレスは、自分を釈放したらQティップの情報を渡すと取引を持ち掛けてきました。

今夜Qティップを捕らえて真相を聞き出す、とサムに伝えます。
サム「僕は何をすれば?」
リズボン「逮捕を市警に邪魔されたくない、だから私たちの計画を上司にこっそり伝えて。上司以外には話さないで、キャレスが警戒するから。だまされたふりをして」

計画を実行するべく配置に着くチーム

実は、これはサムを試すためのにせ計画です。
倉庫にQティップの車がある、という無線連絡がそれぞれに入ります。
サムがもっとも現場の倉庫の近くにいることが判明。

車に近づいたサム、運転席に向かって銃を乱射します。
ですがそれはマネキンでした。
サムに見せた映像は編集したもの。
ジェーンはサムがあやしいと疑っていたのです。

リズボン「この事件を起こすつもりはなかったはずよ。すべて話して」
父親「報いを受けなければならない。真実を話せ…正直に話すんだ」
サム「母さんは親父のことを疑っていた。調べたらすぐ相手の名前がわかった。頭にきたよ。誠実であれと僕に教え込んできたくせに…誇りと家族を重んじると言ったのに、女を囲ってた。親父に問いただしたら否定した。でもうそだと分かっていた」
「現場を押さえにいったら、彼女はモーテルに入っていった。ジョーは俺を殺し屋だと思って撃ってきた。仕方がなかった。そうしたら無線が入りモーテルに行けと言われた。俺が現場にいちばん近かったから」
父親「パトリスは愛人ではない。私の娘でありサムの妹…娘の存在を知ったのは4年前。余命わずかになった母親が連絡してきたんだ。16歳の娘がいると聞かされ、頭が真っ白になった。妻に話そうとしたができなかった。今は妻も知っている」

ブレイクリー宅を訪れるジェーン

夫妻は重苦しい表情で過ごしています。
そこへドアをノックする音が。
ドアを開けると、そこには赤ちゃんを抱いたジェーンが経っています。
「渡したいものがある…お孫さん。お昼寝は2時に。ほかに身寄りがないんです。後で手続きに福祉課が来ます…名前は変えても大丈夫」
ぼうぜんとする夫妻をあとに、にっこりと微笑みながら去るジェーンなのでした。

感想

モーテルで殺害された男女のもとにかけつけたジェーン、女性の手にあった車のキーでロックを解除した車から赤ちゃんを見つけます。
赤ちゃんを抱きあげたジェーン、とても優しい顔をしていました。
彼はかつて女の子のパパでしたから、赤ちゃんの扱いがすごく上手なのです。
福祉局の人に赤ちゃんを渡すとき、名残惜しそうな顔をしていたのが印象的でしたね。
時々ジェーンが見せるパパの顔、わたしは大好きです!

今回は市警と合同捜査を行うことになったジェーンたち。
ですが市警は非協力的。
頑固でプライドが高そうなふたりの警官、大事なところでツメが甘くて犯人を取り逃がしたりして、大丈夫なのかな?と思わされます。
だけど彼らにも絆があって、そのせいで捜査がとてもややこしくなってしまうんです。

実は殺されていた女性は、捜査にあたっている市警のブレイクリー家の父親の娘さんでした。
それを平然とした顔で捜査しなくてはならなかったお父さん、さぞつらかったことでしょう。
隠し子だっただけに、息子にも言えずに誤解ばかりが独り歩き。
その誤解のせいで、息子は姉を手にかけてしまったのです。
すべての責任を感じるお父さん、そして複雑な心境の妻。
最後に赤ちゃんを抱いてブレイクリー家を訪れたジェーン、戸惑う夫妻に赤ちゃんを押し付けてさっさと立ち去ります。
そのときのジェーンのにこにこした顔は、赤ちゃんと夫妻のこれからがきっと幸せになると確信しているからなのでしょうね。
悲しい事件でしたが、再び絆は結び直せるのだという希望を感じたラストシーンでした。

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