イニョン王妃の男　第14話のあらすじ・ネタバレ・感想～運命の矢～

イニョン王妃の男　第14話のあらすじ・ネタバレ・感想～運命の矢～

2018.01.30
韓流ドラマ

タイトル　イニョン王妃の男　第14話
放送局：tvNテレビ
放送期間：2012年4月18日～2012年6月7日（全16話）
キャスト：チ・ヒョヌ（キム・ブンド役）、ユ・インナ（チェ・ヒジェ役）、キム・ジヌ（ハン・ドミン役）
観覧VOD：auビデオパス（2018年8月3日時点では配信終了）

前回の話で大勢が見ている前で矢に刺さり消えてしまったブンド。
ミン・アムの策略にハマってしまったブンドは再び王妃様を守るために過去に戻ります。
王からの信用も失ってしまったブンドの運命は？

それでは第14話を見ていきましょう。

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※配信状況は2020年2月17日（月）時点のものです。

前回のあらすじをチェックするならこちら

イニョン王妃の男　第13話のあらすじ・ネタバレ・感想～お札の災い～

https://vod-halloffame.com/tv-drama/9211.html

1 あらすじ
2 感想・まとめ

あらすじ

責任を果たすため

責任を取るためにと過去に戻ってきたブンド。
行方不明だったブンドが突然現れ、町では神通力を使った校理じゃないか？と大騒ぎです。
家にブンドが帰って来たことを知り、血の付いた手拭を見つけたユンウォルはブンドの部屋に入るとブンドは平然としている。
「なぜ医員に診てもらわないんですか！」と言うユンウォルに「もう治った」と微笑みながら答えるブンド。
たった数日で治る傷ではない！！と必死に訴えるユンウォルでしたがブンドは向こうにはすばらしい技術があるから心配ないと言われユンウォルの表情が曇る。
そして、なぜ戻ったのか？とブンドに聞く。
「私なりに後悔してる・・お守りを私欲に利用して災いが・・だから元に戻そうと・・」と答えるブンドにユンウォルは「あちらの世界へ？」と言い・・・。

そこへ義禁府が押し寄せてきたと報告が入り焦るユンウォル。
「去ると決めたのにどうして戻ってきたのですか！？王妃様も毒殺されるとの噂が流れているのに、当然ブンド様も無事では済まされません！だから早く去って！！」と必死でブンドに訴えますが、ブンドは「責任を果たせないままここを離れることはできない・・」とはなし、家を出ます。
一方、王妃の部屋。
領議政が今回の問題について全ての責任をブンドに追わせましょうと王妃に提案します。
しかし王妃は「そんなことはできない」と断り「廃位に西人が私を見捨てた時もあの者だけは命がけで私を守ってくれた！嘘で迷惑をかけられない！殿下が信じてくれずに罰をあたえるならば、私は受ける」とブンドを守ると決めます。

そこへ、ブンドが宮殿に入ったとの報告が入る。

傷を負ったブンドを心配して、医者に診てもらうように言うユンウォルにブンドは未来での技術のおかげで傷が治ったと微笑みますが、ユンウォル無事だったブンドに安心するけど内心は複雑そう・・。
幸せを願っていると言いながらも本心は、ブンドに側にいて欲しかった・・とブンドへ思いを打ち明けますがブンドの気持ちはやはりユンウォルにはなくて可哀そうだなと思いました。
そして、王妃様はブンドに助けてもらった恩を忘れることもなく、暗殺計画の当日のことも絶対に誰にも言わないと、ブンドとの約束を守る王妃様はやっぱり素晴らしいです。

計略・証明

王のところへ来たブンド。
今までどこにいたのか？と王に聞かれ、傷を負い気付くと敵に囲まれていたと言うブンド。
そして「やっとの思いで帰ってきたら、自分が術を使って消えたと言う噂を耳にして驚きました・・しかしこれは、敵の陰謀なのです」と王に訴えお守りを王に手渡す。

さらにブンドは「お守りを持っているのは確かですが、神通力などありません！！これは全て敵の陰謀です！」と訴える。
王は「ならば王妃が廃位されていた頃に王妃の家で目撃されたという話は？流刑地から姿を消した時期と重なっておる！！」と王はブンドを問い詰めます。
ブンドは「これも全て敵の計略なのです！」と王に話しますが、「獄中のミン・アムが計画してブンドを陥れたと言うのか！？」と王は怒りをあらわにし、ミン・アムを呼び、お守りの効果と王妃とのいかがわしい関係があるとの噂を確かめることに・・。

獄中で全てうまくいったと喜ぶミン・アムのところへ宮殿からの迎えがきて、ブンドが現れたと聞かされ驚くミン・アム。
宮殿で王から尋問を受けるブンドとミン・アム。
そして「今回のお守りの噂は全てミン・アムの計略であると聞いたが本当か？」と問われる。
ミン・アムは「獄中でいる自分に何ができるのか！？自分は何も関係ない」と王に訴えます。
さらに王はブンドに「全ての潔白を明白にするために死をもって証明せよ！」とブンドにお守りを持たせて矢を射るよう官軍に命令する。

王は「皆の前で約束する！キム・ブンドがお守りを持った状態で死んでミン・アムの計略を証明すればすぐにミンを処罰する！！しかし、姿が消えた場合には命は救われるが二度とここには戻れない！」
また「関わった全ての者に罰を与える！」と言う王の言葉に笑みを浮かべるミン・アム。

そしてブンドに放たれ・・。

ブンドが死んでしまったよ（泣）
嘘でしょ！？
王妃を守り、ミン・アムを裁くためとはいえ、お守りを偽物に変えて死を選んだブンド・・。
死んでしまったら、ヒジンとの約束はどうなるのよ～！

ブンドの死

矢が射られ王の目の前で死んでしまったブンド・・。
動揺するミン・アムに、王は「私は・・私はまたお前に騙されたのか～！」と激怒。
ブンドを内医員のところへ運べと命令する王。
現代に場面が変わり、ヒジンが車の中で意味も分からずモヤモヤしていた。
そして気分が悪いから車を止めて欲しいと頼み、スギョンに実録を見て欲しいと言います。
実録を調べたスギョンからブンドが死んだと聞かされヒジンは震えが止まらず・・。
するとスギョンに仕事の連絡が入り急いで車を走らせる。
ヒジンを心配して話しかけますが、ヒジンは何も答えないまま突然意識を失ってしまい、それに驚いたスギョンは事故を起こしてしまいます。

病院に運ばれたヒジンとスギョン。
医師からどこか痛いところはないですか？と聞かれるが顔を押さえ黙ったままのヒジン。
看護師が手をのけると泣いているヒジンが・・・。
スギョンは驚き「なぜ泣いてるのよ？どこか痛いの～？」と聞くが、ヒジンは泣き叫ぶだけです。

過去に場面が変わり、ブンドの死を悲しむユンウォルと王妃の姿。
ヒジンが事故にあったと聞き、病院にお見舞いに行くドンミン。
病室に行き心配して声を掛けるドンミンですが、ヒジンは泣いていました。
そして、眠れない夜を過ごすヒジン。

悲しすぎて涙が止まらない・・（泣）
潔白を証明することはできたけど、死んでしまったたら終わりでしょ！？
王の怒りは絶頂で、ミン・アムは裁かれることになったけどスッキリしない！
そしてブンドのことを心配していたヒジンは胸騒ぎが当たり、泣き叫ぶヒジンの姿は見ていられませんでしたよ。

決着

数日後、退院が決まったと電話を済ますスギョン。
すると看護師達が何やらヒジンの話しているようで、前に矢で射られて運ばれた男に似た人が、またも矢に射られて運ばれて姿を消したと話します。
病室に戻り、その話をヒジンにするスギョン。
ヒジンはブンドが帰る前に言ってたことを思い出し、ブンドが生きているんだと分かり安心する。

一か月後。
とうとう、ミン・アムが処刑される日がやってきた。
処刑される直前にミン・アムが目にしたのはなんとブンドでした！！
ブンドが死んだと思っていたのに生きていることに驚くミン・アム。

～回想シーン～
一ヵ月前。
手紙の付いた矢が宮殿に飛んできたと慌てて内官が王の元へと持ってくる。
そして、突然現れたブンドに驚き刀を向ける王！
「まさかとは思ったが詐術を使ったのは本当だったのか！？」と王は聞く。
「詐術を使ったのは事実で、流刑地を抜け出し中殿様（イニョン王妃）のところへ行ったのも事実です」と答えるブンド。

そして「しかし、中殿様のところへ行ったのは殿下の意を伝えるため・・・そして殿下の志を遂行したいがゆえ迷いませんでした・・」と伝える。
しかし、どんな理由であれ王室を乱した処罰を下さなければと王に言われ、「すべてを元に戻すために私を殺してください・・・そして私は生きたい・・生きるために殺して欲しい・・二度と殿下の前にはあらわれないと約束します・・・」と言うブンドの言葉に驚く王。

尋問を受ける前日に場面が変わる。

ブンドはハンドンにここを記憶しろと、ある場所に刀を刺します。
そして「明日私が死んだら、ここに連れてくるのだ・・死ぬ確率が高いが生きる望みもある・・一刻も早くここへ連れてくるのだ」と指示をするブンド。
そう、刀を刺したのは病院の前でした。

矢でが射られた後に場面が変わり、内医員がブンドの手当てをしている所へ内官がやってきて「どうだ？」と聞きます。
しかし「息はしているが助かる見込みがない・・・」と言う内医員に「では、死んだと報告しろ・・王の命令だ」と内官が伝える。
そして、印を付けた場所へ運ばれたブンドは未来へタイムスリップし、病院で手当てを受けて助かったのでした。

ミン・アムの最後を見届けに来たブンドは幻かと思ったけど、生きていたんですね～。
未来の技術はすばらしいとは言っていたけど、まさかこんな方法を思いつくとは思いませんでしたが、助かって本当によかったです！！
王様もブンドの言葉を疑いましたが、涙をこらえながら生きるために殺して欲しい・・だから力を貸して欲しいと頼むブンドに心を打たれて最後には協力してくれたんですね♪

別れ・旅立ち

ミン・アムとの決着がつき全てが終わり、ブンドは王と約束した通り過去を捨てて未来へと旅立つ準備をします。
死んだことになっているため、自分のお墓の前に立つブンド。
そこへハンドンがやってきます。
ブンドに言われた通りに、全ての手配をして戻ってきたハンドンに別れを告げるブンド。

泣き続けるハンドンに「いつまで泣いている？」と言うブンド。
「本当に二度と会えないんですか？」と尋ねるハンドン。
「私は死んでいる・・・消えるべき存在だ・・」とブンドは答えると去っていきます。
しばらくするとブンドを乗せていた馬が寂しそうにハンドンのところへ近寄る。
急いでブンドを捜しに行くハンドンでしたが、ブンドの姿はなく泣き叫ぶハンドン。

家に帰って来たヒジン。
そこにはブンドが立っていた。
そっと近寄るヒジンは「あなたといると私が早死にしそう」と言いブンドの顔を見るとブンドは泣いていた・・・。
ヒジン・・「どうして泣いているの？」
ブンド・・「分からない・・・帰る場所を失い孤児になった気分だ・・」
ブンドの涙を優しく拭うヒジン。ヒジン・・「なぜ寂しいの？私がいるわ」
ヒジンを抱きしめるブンド。

ヒジン・・「もう終わり？」
ブンド・・「終わった・・」
ヒジン・・「本当に？」
ブンド・・「多分・・」
そして、ブンドは「通じない言葉も多いし、知らない言葉も多いが、これはそのままだ・・」と言う。何の話？と聞くヒジンに「愛してる・・」と言うブンドでした。

感想・まとめ

今回の話は最初から最後まで涙腺がゆるみっぱなしでヤバすぎでした～（泣）
やっとミン・アムとの決着が付いたけど、過去を捨てて未来で生きることを選んだブンドの決断はとても苦しかったと思います。
本当は生きてるけど、死んだことにしたから実録にはブンドが死んだと載っていたんですね。
後半のハンドンとの別れのシーンも、ラストの泣いているブンドの姿にも涙が止まらない！！
次回からはヒジンとの幸せな日々が待っていますよ♪

残すところあと2話ですが、幸せいっぱいの2人を見れるのが楽しみです！