『ミス・ジコチョー』第10話(最終回)のあらすじ・ネタバレ!真奈子に忖度なし!リコール隠しを暴く!の予想【見逃し動画情報もあり】 | VODの殿堂

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『ミス・ジコチョー』第10話(最終回)のあらすじ・ネタバレ!真奈子に忖度なし!リコール隠しを暴く!の予想【見逃し動画情報もあり】

   
 

原作:オリジナルストーリー
脚本:八津弘幸、徳尾浩司、吉田真侑子
出演者:松雪泰子、堀井新太、須藤理彩、高橋メアリージュン、余貴美子、他
放送期間:毎週金曜夜10時
制作:NHK

前回のおさらい

第9話は、「車メーカー編」の前編でした。

高齢ドライバーがブレーキがきかずに歩行者を引いて死亡させてしまった事故の事故調査委員長として真奈子(松雪泰子)が調査を開始します。

高齢ドライバーの危険運転が増発する近年の傾向から、運転者のミスだと片づけられそうでしたが、真奈子の調査により車両に不具合が見つかるのです。

大手自動車会社であるSHIMIZU自動車のリコール隠しであることが明らかとなり、真奈子が立ち向かっていこうとしたところに、真奈子のスキャンダルが報じられて第9話は終わりました。

第10話は、「車メーカー編」の後編で『ミス・ジコチョー』最終回となります。

ホスト遊びの記事により大学から追放される危機とも闘うことになった真奈子は、事故調も苦戦を強いられることに。

しかし、SHIMIZU自動車側だった南雲(余貴美子)の協力を得ることができた真奈子は、リコール隠しを暴いていくようです。

『ミス・ジコチョー』配信先一覧
動画配信サービス 配信状況 見放題 配信先
U-NEXT 視聴ページ
hulu
dTV
Amazonプライム・ビデオ 視聴ページ
※配信状況は2019年12月29日(日)時点のものです。

第10話あらすじ・感想

ここから先はネタバレになります。問題ない方は読み進めてください。

真奈子、大ピンチ!?

前回ホスト遊びの記事が週刊誌に載ってしまい、”大失敗”した真奈子。

大学側からその件について「数百万もの研究費を使い込んでいるのではないか?」と厳しく追及されます。

就労時間外の余暇を楽しんで何がいけないのかと呆れ顔の真奈子は、言い訳をしません。

きっと、何かを隠しているのでしょうね。

研究室に戻った真奈子は、志保(須藤理彩)から事故調査委員会を下ろされてしまうことを聞きます。

今は事故調より自分の身を守ってほしいと志保は言いますが、真奈子は事故調をやめようとしません。

父親のときのように同じような事故が起きてほしくないと真奈子は願っているのです。

100年続いたSHIMIZU自動車が一度も失敗がないなんてあり得ない、見せかけの安全神話はここで終わらせると真奈子は言い、正式に解任されるまで事故調を続けることに。

強い信念と自分の行動に自信があるからこその行動ですよね。
真奈子、かっこいい!

リコール疑惑

世間では、今回の事故調の事故が高齢ドライバーの危険運転として扱われており、報道が加熱していました。

真奈子は、弁護士の守康堅一郎(寺脇康文)を介して事故を起こした老人の牧野(辻萬長)に会うことに。

先日実験を行った際に録音したタイミングチェーンが緩んでいる音を牧野に聞かせますが、牧野は聞いたことがないと言います。

窓を閉めていると運転席には音が届かないので家族が気付いたことはないかと尋ねると、娘はペーパードライバーだと牧野は答えます。

真奈子は、タイミングチェーンの緩みと事故に因果関係があると推測しているのですね。

自動車整備工場の九坂モーターズの九坂清士(岩城滉一)は、真奈子のスキャンダル写真を撮った記者の名前を見て、昔SHIMIZUに出入りしていた記者だと言います。

真奈子の記事を書かせたのは、SHIMIZU自動車の清水ということ!
やはり、真奈子が邪魔=調査されると不都合があるということなのですね~。

九坂の調査により、今回事故を起こした車両ポルトJと同じ車種の車のチェーンテンショナーが持ち主が知らないうちに新品に交換されていたことがわかります。

チェーンテンショナーとは、タイミングチェーンを調整する役割があり緩みに大きく関わるものです。

九坂が調べた25台中8台が新品に交換されていました。

また、ブレーキがきかずに自損事故を起こしたポルトJをSHIMIZUが検証したが何もなく終わったという話も加えて、全て半年前に起きたことだとわかるのです。

SHIMIZU側の検証の直後、内々にチェーンテンショナーを交換しろと指示を出したのではないか、と推測する真奈子。

タイミングチェーンが緩む振動によりバキュームポンプのボルトが緩んでプーリーが空回りし、ブレーキに必要な負圧が足りなくなり、結果ブレーキを踏んでも硬いロックがかかった状態になってしまうというのが、真奈子の見解。

そして、九坂が呼んだSHIMIZU自動車の技術部長の沼尻壮一(上杉祥三)立ち合いのもと、タイミングチェーンが緩んだ状態のポルトJで実験を行うことに。

しかし、何度も実験を繰り返しますがブレーキはかかり、真奈子の推測は実証されませんでした。

きっと、あともう一歩のところなんでしょうね!

ホスト遊びの真相

真奈子は、研究室に経理の不正調査が入ったことを志保の電話で知ると、実験を中止し野津田(堀井新太)を連れてある場所へ向かいます。

そこは、薄暗い倉庫の奥にある怪しげな装置がいくつも置いてある研究所でした。

びっくりする野津田に、真奈子は自分の資金を投じて作った個人ラボだと伝えます。

国内外に席を置いている優秀な研究者たちになった教え子を集め、トップシークレットの研究内容を共有して研究をしていたのです。

研究資金を自分のポケットマネーでサポートしており、ホストもこのラボの研究者の一人で、封筒に入ったお金は研究資金だったということ。

疑わしいシーンありましたが、ややこしい描写だったな、まったく。

そして、第1話に出てきた「タイムマシーン」の開発をも視野に入れた個人ラボだったのです。

ついに出てきましたね、タイムマシーン!
過去の取り返しのつかない失敗、人類の最大の失敗=世界で起きた原発事故を引き起こさないためだったはず。

壮大な夢ですよね~。

SHIMIZU自動車の野望

SHIMIZU自動車の社長である清原明夫(前川泰之)が、南雲にロボットカーの実用化計画を2年早めてほしいと頼んでいます。

無理だと言う南雲は急ぐ理由を尋ねますが、清原は博士が気にすることではないと言います。

その直後、SHIMIZU自動車はアメリカのラプラタ社との合併を発表し、世界第一位の自動車会社となりました。

この合併を成功させるためには不祥事を出すわけにはいかず、南雲はロボットカーも取引の材料だったことがわかるのです。

SHIMIZU自動車側で事故車両の検証をした南雲のもとに、借りた資料の中に抜けがあったことを知らせに来た野津田。

南雲に真奈子が秘密に作っていたラボのことやタイムマシーンのことを話し、真奈子のことが誇らしいと言い、「先生が作る未来を見てみたい」と熱弁します。

SHIMIZU自動車のこれまでの言動に考えを巡らせ、真奈子と野津田の熱意を感じた南雲は、しばし考え込みます。

やっとSHIMIZU自動車側がおかしいと思ってきたようですね。

真相に近づく

父親の命日の前日に墓参りに来た真奈子は、南雲と出会います。

会いたくないから前日に墓参りに来たのに、同じことを考えている親子(笑)
きっと、お父さんの導きなんでしょうね~。

南雲は20年もかかってロボットカーの開発を行いここまで来たが、SHIMIZU自動車が共同開発にふさわしいかもう一度この目で確かめてみると言います。

SHIMIZU自動車側にいいように使われてきたことがわかったようですね!

そして、南雲は真奈子が行う再現実験を手伝うことになるのです。

エンジンルームの温度が高くなるとプーリーが空回りする可能性が高くなると踏む南雲と真奈子。

しかし、今回の事故ではエンジンルームの温度が上がるほどのロングドライブをしていない点に頭を悩ませることに。

エンジンルームの温度の上昇が、真相を暴くカギになりそうですね!

リコールを暴く!

再現実験を行っている九坂モータースに呼ばれたSHIMIZU自動車の清水と沼尻。

南雲と真奈子の推測通り、エンジンルームの温度を上げた状態での再現実験において、ブレーキがきかないという結果が出ます。

事故当日、牧野はエンジンルームが熱くなるほどの距離を運転していないとされていましたが、実は事故の直前に牧野の娘が2時間ほど車の運転練習をしていたことがわかったのです。

ペーパードライバーである牧野の娘は、高齢の牧野のためにこっそり練習していたとのこと。

清水は、こんな町工場でのたった一台の実験結果は信ぴょう性がないとして「SHIMIZUの安全神話はこんなことで崩れたりはしない!」と言います。

しかし、同時に158台のポルトJが町工場で実験中であり、そのうちの9台がブレーキがかからないとの報告が来るのです。

国土交通省に報告義務のある台数を上回り、リコール隠しが決定的だと判明したということ。

「10億で目をつぶってくれ」と言う清原に、「もうやめましょう!」と止める沼尻。

走る道を誤ってしまったと言って泣き崩れる沼尻を尻目に、清水は「俺は失敗などしていない!」と叫びます。

見ていて痛々しい…。

かけがえのない失敗を私利私欲のために握りつぶした、それは失敗ではなくただの犯罪だと真奈子は清水に言います。

「これで、ロボットカーの開発も10年先にになりますね」と嫌味を言う清水に、「それは仕方ない」と言う南雲。

「私の最高傑作は、止めようがないんだもの」と真奈子を見てにやりとします。

この親子、本当はお互いをリスペクトしているんですよね!

その後、清水はリコール隠しで逮捕され、SHIMIZU自動車の社長を解任されました。

疑いが晴れた牧野は、真奈子と守康と共に被害者宅へ出向きます。

牧野は自分の失敗が認められず、来るのが遅くなって申し訳ないと被害者の夫に謝ります。

事故の原因が車にあることが明らかになりましたが、実際に引いて死なせてしまったことは事実として受け止めなければならないのですね。
加害者も被害者遺族もやるせないですよね。

運転をやめた牧野は、娘の隣りも悪くはないと言って助手席に乗って帰っていきました。

娘さんも父親の無実が証明できてよかったですね!

牧野を見送る守康が、「お見事でした」と真奈子に言います。

対立していた守康が、今ではすっかり仲間ですね。

真奈子の今後

個人プロジェクトに自己資金を投じていることがわかり、大学の会議で今度は志保が追及されています。

最先端の施設で研究をしてもらいたいとのぞんでいたが、真奈子は大学で次の世代に未来を託す道を選んだと言い、いかに真奈子の失敗学がすばらしいかを熱弁する志保。

結果、志保の熱意が伝わり真奈子の疑いも晴れ、真奈子は大学で研究を続けられることになりました。

好き勝手にやっている真奈子を支えているのは、やはり志保なんですよね~。

さっそうと事故調に向かう真奈子に、野津田は「タイムマシーンができていろんな時代に行けたとしても、僕は今が一番好きです」と言います。

すっかり真奈子に魅了されている野津田(笑)
真奈子にこき使われながら、ずっと真奈子についていくんだろうなぁ。

やはり真奈子は最後まで真奈子でした!

いつか本当にタイムマシーンを作りそうですよね。

第10話を観たTwitterの声は?

最終回だったので、「真奈子ロス」の声が多いです。

失敗学に対する声も多くあり、このドラマによって失敗に対する見方が変わった人も多いかもしれませんね。

本当にあっという間に最終回も終わってしまいましたね(涙)

失敗学も勉強になりました!
社会のためになったんじゃないかな。

明るい未来のために真奈子は事故調をしながら、これからも失敗を重ねていくことでしょう。

まとめ

最終回を迎えた第10話は、「車メーカー編」の後編でしたが、近年問題となっている高齢者の危険運転を取り上げた回でした。

真奈子は、加害者である老人の「ブレーキがきかなかった」という言葉から、車両に不具合がある可能性を見つけることができました。
 
そして、大手車メーカーであるSHIMIZU自動車のリコール隠しの真相を突き止め、加害者も被害者遺族をも救う形となったのです。

今後起きたかもしれない事故も防いだことになりますよね。

人間の思い込みと力を持つものに対する忖度により、真実が闇の中に葬られる可能性もあるという社会への警鐘とも取れました。

失敗はしない方がいいけれど、失敗したら失敗を認めてそこから成長しなければならないということを真奈子から学びました。

世界第3位の大企業相手にさえも忖度ない真奈子は、最後までかっこよかったです!

忖度しない(できない?)真奈子に、日本を引っ張っていってほしい!と思ったのは私だけじゃないでしょう(笑)

すばらしい脚本とそれを演じる松雪泰子さんにすっかり魅了された『ミス・ジコチョー』。
毎回ドキドキ楽しませてもらいました!

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