『G線上のあなたと私』第10話(最終回)のあらすじ・ネタバレ!バイオリンが好きだから!【見逃し動画情報もあり】 | VODの殿堂

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『G線上のあなたと私』第10話(最終回)のあらすじ・ネタバレ!3人はバイオリンが好きだから!【見逃し動画情報もあり】

   
 

原作:いくえみ綾
脚本:安達奈緒子
出演者:波瑠,中川大志,松下由樹,桜井ユキ,鈴木伸之,真魚,滝沢カレン,森岡龍,夏樹陽子,他
放送期間:毎週火曜夜10時 
制作:TBS TBSスパークル

前回のおさらいと10話(最終回)の内容

加瀬理人(中川大志)に告白されて、付き合うことにした小暮也映子(波瑠)

しかしどうしても8歳という年齢差を気にした也映子は、、服装や髪型を若作りして浮いてしまいます。

「好き」の先を求めてしまう也映子は、は、若い理人とは合わないと思いバイオリン仲間に戻ろうと言い出し…?

そんなとき、北河幸恵(松下由樹)が家出したと聞き、幸恵の家に向かう2人ですが…。

第10話(最終回)は、幸恵の家に行った也映子と理人は、弘章(小木博明)と一緒に幸恵を迎えに行きます

どうしても「好き」の先がないと不安になる也映子を見て、自分はなんて不甲斐ないんだと感じる理人

しかし、也映子が気にしていたのは意外なことでした…。

『G線上のあなたと私』配信先一覧
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※配信状況は2019年10月31日(木)時点のものです。

第10話最終回 あらすじと感想

ここから先はネタバレになります。問題ない方は読み進めてください。

温かい家族

幸恵が家出したと多実(矢崎由紗)から聞いた也映子は、(幸恵が何に悩んでいるのかもわからないのに、自分たちだけで迎えに行ってもダメだ)と思い幸恵の家を訪ねます。

家に行くと、玄関先で姑の由実子(夏樹陽子)が、弘章に幸恵の迎えにいくようけしかけているところでした。

弘章が車を出し、也映子たちと北河家総出で幸恵がいるネットカフェに向かいます。

ネットカフェでは、幸恵が店にいるかどうか確認するという店員が待てない弘章は、いきなり「幸恵!」と呼びながら店の奥へ入って行きます。

「おーい、幸恵!」と呼ぶ声に、驚いた幸恵が出て来ました。

何を言っていいのかわからない弘章は、「ごめんなさい。取り返せるように頑張るから。こっちが気づかないことは遠慮なくツッコんでほしい」と、素直に頭を下げます

幸恵は、苦笑しながらも謝ってくれたことで心が和み、一緒に帰ることに

也映子から、由実子が“妻の一人くらい大事にしなさい”と弘章に言っていたことを明かされ、姑に対しても心が温かくなる幸恵。

也映子と理人は電車で帰ることになり、車に乗った幸恵は多実からも「おかえり」と言われ、泣いてしまいます。

やっぱり家族って一番大切だし、温かいものです。

それが再認識できた幸恵は、謝ってくれた弘章を許せたんだと思いました。

これでさよなら?

也映子と理人は、駅に向かって歩きます。

也映子は、「幸恵さんみたいになれるなら、年を取るのもいいかな」と言ったきり黙ってしまいました。

(私の未来に理人はいるのか、いないのか…)と考えた也映子は、立ち止まりました。

暗い顔をしている也映子に、「そんな顔をさせるために“好き”って言ったんじゃない」と言う理人。

也映子は意を決したように「ごめんなさい。この先へは行けません」と言ってサッサと歩き出しました。

歩きながら、(なんでゆるく繋がっている関係に我慢できなかったのか…。こうならないために気持ちに蓋をしてきたのに)と考えます。

どうも先の先まで考え過ぎてしまう也映子ですね…理人がどういう態度に出るかが大きいですよ。

周りの反応

理人が家に帰り何気なく言ったことで、兄夫婦や両親が「理人が8歳上の彼女に振られたらしい」と盛り上がっています。

その後、兄の侑人(鈴木伸之)が部屋に来て、実際はどうなってるんだと聞いてきました。

自分は気にしてないのに、也映子が年齢差にビビッていると話します。

侑人は、修復したいなら時間と距離は開けないほうがいいとアドバイス。

家族は茶化していても、侑人だけは心配そうな顔だったので、心配してくれていたんですね。

一方也映子は、電話で理人と別れたことを幸恵に報告していました。

「あんなに好きで、やっと付き合うことになったのになぜ?」と聞く幸恵。

也映子は、理人への感情は弟に対するようなもので、それを愛だと勘違いしていたと話します。

「それは違うと思う。理人くんを眞於先生のところに行かせたとき、あんなに泣いたのはどうして?」と疑問を投げかけます。

返答に困って時間がないと言う也映子に、「今日は、移転前の最後のレッスンだから必ず来てね」と幸恵は、移転したら行けなくなることを伝えました。

男らしさを見せた理人

バイオリン教室で幸恵が待っていると、也映子がやって来ました。

理人とのことを心配する幸恵に、「理人くんには、もうちょっとしたら“また3人でバイオリンやろう”って連絡するから大丈夫。バイオリンさえあれば、緩く繋がっていられる」と言います。

幸恵は、「緩くて優しい世界に留まるのはダメ。本当に大事な人とは、その先に進まないと深く繋がることはできない」と諭します。

そのとき理人が入って来ますが、入口に背中を向けている也映子は気づきません。

「できません。めちゃくちゃ理人くんが好きだから怖いんです。私の前からいなくなってしまうのが怖い。緩いバイオリン仲間でいい…人間愛ならお互いの未来にずっといられる」と泣き出す也映子。

聞いていられなくなった理人が、「なんで未来の話ばっかりするの?なんでそんなあやふやなものを気にするのか」と也映子の横に来て訴えます。

也映子は、立ち上がって「だって理人くんはこの先、私の次に他の誰かを好きになって付き合ったりするじゃん。21だもん」と言います。

「え?結婚とかの話かと思ったら…そっち?」と、拍子抜けした理人。

「…だから、そういうのも全部…帰る」とうつむいて言う也映子は、エレベーターに乗り込みました。

追いかけてエレベーターのドアに手をかけた理人は、「緩く繋がるためのバイオリンならやっても意味ないんじゃないの。ああ、めんどくせー」と言い、也映子を抱きしめます。

エレベーターの外から見ていた幸恵と、バイオリン教室の受付をしている庄野眞盛(永野宗典)がニコニコしています。

「あなたのためなら、全部何とかするから」と言うと、エレベーターの扉が閉まりました。

エレベーターが行ってしまうと、幸恵は興奮して庄野に「どうしよう、今夜眠れない」と言うのでした。

也映子本人より、幸恵が興奮して喜んでいたところが、かわいかったです。

エレベーターの中、抱きしめる理人に「もうすぐ1階だから…一旦離れよう」と也映子が言うと「ですね」と言って離れます。

次の瞬間、ずれたメガネを直そうとする也映子にキスをする理人

1階に着いた音がして離れますが、誰もいなかったのでもう一度キス。

愛が勝った

翌日也映子は、理人がバイトをしている居酒屋で、エレベーターでの出来事を幸恵に報告をします。

先のこととか面倒なことは考えないで、大事にしていこうって2人で決めたんです」と也映子が言うと、幸恵は嬉しそうに頷きます。

バイオリン教室をやめると言う幸恵に、「やっぱり寂しい」と言う也映子。

幸恵は、「何かの拍子に二度と会えなくなっても、繋がっているから大丈夫って思える。そういう関係ができただけでも十分よ」と笑います。

頷きながらも怒ったように「でも、会いますけどね」と也映子が言い、笑い合う2人。

店外に出ると幸恵は、「寂しいなんて言わないで、何でも思い切りやりなさいね。私も頑張る」と言って帰って行きます。

そこへバイト終わりの理人が来て、一緒に帰る也映子たち。

クリスマスイルミネーションの中を理人と歩きながら、也映子は(今を大事にしたい。先のことなんかどうでもいい)と考えるのでした。

あんなに泣くほど先の心配をしていた也映子なのに、この変わりようはすごいです。

理人の愛がそうさせたということで、“愛は勝つ”ですね。

眞於があの人と結婚!?

そして1年後。

バイオリン教室の教師に復帰した久住眞於(桜井ユキ)とカフェでお茶をする也映子は、結婚の報告を受けます。

相手が受付の庄野で、しかも眞於から告白したと聞いて何度も驚く也映子ですが、幸せそうな眞於を見て安心するのでした。

数日後、バイオリンの練習をするためにカラオケ店に集まる也映子、理人、幸恵。

眞於の結婚式の二次会でバイオリンを演奏することになり、“カヴァレリアルスティカーナ”という難しい曲を選んで練習をします。

なかなかスムーズに弾けない也映子と幸恵に、「練習して来いって言ったはずです」と厳しく怒る理人。

反省していない也映子は、生ビールを注文して理人のひんしゅくを買うのでした。

1年付き合ってるってことで、ちょっと態度がでかくなった也映子のようですね。

バイオリン三銃士

眞於の結婚式当日。

也映子と幸恵が会場に着くと、理人が「眞於さんと庄野さんの結婚式ってことは、音大出身か音楽関係の人ばっかりかも」と険しい顔をしています。

「え?何それ、拷問?」と心配になる也映子。

更に幸恵が「昨日多実が検索したら、“カヴァレリアルスティカーナ”って不倫の曲なんだって」と追い討ちをかけます。

このときの理人の慌てようが、おもしろくて笑いました。

どうしてまたこの曲を選んだのか、よく調べて選べばよかったのにね。

結局、「“G線上のアリア”だったら、うまく弾けるからそれにしよう」と決まりました。

也映子たちが演奏する番になり、眞於がスピーチをします。

「この3人がいなかったら、今の私はいません。今日演奏してくれるのが心から嬉しいです」と也映子たちに笑顔を向けます。

続いて庄野が「3人のグループ名は“バイオリン三銃士”だそうですが、この場所で演奏するなんて勇者です。ではどうぞ!」と気になることを言ってしまいました。

緊張した3人は、一旦後ろ向きになって手を合わせ、「オー」と小さい声で気合を入れます。

バイオリンを弾きながら、(大人になってから何かができるようになるってステキだ。人に優しくしたり、家族の大切さに気づき、本気で誰かを好きになるとか、とても素晴らしいことなんだ)と考える也映子。

無事弾き終えて割れんばかりの拍手をもらった3人は、照れながらも自分たちのバイオリンを誇りに思うのでした。

バイオリン歴が短い素人の也映子たちですが、心を込めて弾いたからこんなに拍手をもらったんだと思います。

好きだから続くのだ

数日後、也映子と理人は不動産屋の前で、2人で住む部屋を探していました。

防音室がある部屋は、さすがに理学療法士1年目とアラサーOLじゃ無理だと判断し、これからもカラオケ店で練習することに。

ふと理人を見て、「私たちなんだかんだバイオリン続いてるよね」と言う也映子。

「好きだから続くんでしょ?何事も」と言う理人に、也映子は「そうだ。好きだからだ」と嬉しそうに言います。

俺の卒業待たなくても一緒に住もうと理人が言うと、也映子は「ダメ、卒業してから」とサッサと歩き出します。

「そういうところは固いよな。普段グダグダなのに」「グダグダって何が?」とふざけながら歩く2人でした。

也映子と理人、まだ結婚には至っていませんが、ハッピーエンドで終わりました。

幸恵の家庭もうまくいっているようだし、よかったと思います。

Twitterの意見を見てみましょう

うんうん、俳優さんたちみんなが、全力投球しているのがわかりますよね。

私も、幸恵が家族に温かく迎えらえて、車の中で涙を見せたときは危なかったです。

まとめ

実際に波瑠さんや松下由樹さん、中川大志さんはバイオリンを基礎から勉強したそうで、このドラマにかける意気込みが感じられて、すごいなと思いました。

そう思っているからかもわかりませんが、回を追うごとに3人で弾くバイオリンの音がよくなったように聞こえるから不思議です。

バイオリンを構える姿勢なんかも、それぞれにカッコよかったです。

あと、眞於役の桜井ユキさんのウェディングドレス姿が、すごくきれいでした。

全員がハッピーで終われて、私も嬉しいです。

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