原作:瀧波ユカリ
脚本:坪田 文
出演者:新木優子,高良健吾,浜野健太,田中みな実,よしこ,山口紗弥加,森田甘路,関口メンディー,他
放送期間:毎週木曜夜10時
制作:フジテレビ
前回のおさらいと8話の内容
恋愛小説家の山の内さくら(山口紗弥加)がハッピーウーマン賞を受賞し、難波ユリカ(新木優子)の発案で記念のパーティーをすることになりました。
そこで山下章生(浜野謙太)を巡って来栖むぎ(田中みな実)と加賀千鶴(趣里)の修羅場が勃発。
ついに山下とむぎは、お互いが好きだからこそ別れることを選択しました。
一方ユリカは、マコチこと福盛真(高良健吾)から将来のことを真剣に考えようと言われ喜びます。
蓮沼桃香(矢田亜希子)は、売物件を見に来たマコチを部屋に入れ、ドアを意味ありげに閉め…。
第8話では、パーティーで眠ってしまった白井忠文(関口メンディー)のために、さくらは朝食を作ります。
感激した白井は、いきなりさくらをデートに誘いました。
桃香の売り物件を担当するマコチに大沢将(森田甘路)は、公私混同を避けるためマコチとユリカが交際していることは内緒にするように指示。
桃香は、自宅に来たマコチの痕跡が残る写真をSNSにアップし始め…?
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第8話 あらすじと感想
ここから先はネタバレになります。問題ない方は読み進めてください。久しぶりの脳内会議
ユリカは、マコチに将来のことを真剣に考えようと言われ、朝から豪華な朝食を作ってしまいます。
マコチもそれを感じていて、(ワイシャツもアイロンがかかっているし、ちょっと重い…)と考えています。
不安そうなマコチを見て、ユリカの脳内で会議が始まりました。
“いい女ユリカ”や“堅実ユリカ”が、やり過ぎだと決めつけますが、“逃がさないユリカ”がこのチャンスを逃すな!と強く推し、このまま頑張る路線でいくことに。
ユリカは、2人の新しい部屋を探したとリビングが広めの物件を見せます。
「でも1LDKだから将来を考えたら、もう一部屋ほしいね」と聞いてみるユリカ。
(もう一部屋?)と焦ったマコチの脳内でも会議が始まり、“逃げたいマコチ”が重いと言うのですが、“漢気マコチ”が逃げちゃダメだと諭します。
“分析マコチ”が、以前ユリカの元カレに言われた“ユリカの欲しい言葉を言い続ける”というのが自分にできるかどうか心配します。
しかしここは“ユリカを失いたくない”という気持ちが勝ち、“逃げないで頑張る”を選択。
「俺も、もう一部屋ほしい」と同意し、次の休みはデートをする約束をしました。
久しぶりに美しい“いい女ユリカ”と、男らしい“漢気マコチ”が見れて嬉しいです。
最近、全然出てこなくてどうしているんだろうと思ってたんですよね(笑)
それぞれの動き
一方、さくらのハッピーマンデー受賞祝いのパーティーで泥酔して寝てしまった白井は、さくらが用意してくれた朝食を「おいしいおいしい」と言いながら食べています。
「ほとんどレトルトだよ」と言うさくらに、「温め方がいい、愛情を感じる」と言ってのける白井。
つぶらな瞳でさくらを見つめ、「僕とデートしてください!」と申し込みます。
白井役の関口メンディーさんの顔って、まじまじと見たのは初めてだったんですが、結構カワイイ顔してます。
目がほんとに少年のようで、ぜひさくらとカップルになってほしいです。
食品会社に勤める山下は、プロジェクトのリーダーを任され忙しい日々を過ごしていました。
部長から、「プレゼンに成功したら、君に任せたいポストがある」と言われます。
チロリアン不動産の事務所にいるユリカは、大沢から桃香にはマコチと交際していることは内緒にしておくよう言われました。
理由として桃香は、ユリカが気に入って事務所に来たのに、担当が変わったら公私混同していると思われるからということです。
匂わせと譲り合い
桃香の売物件を担当しているマコチは、桃香の家に行き修繕箇所の打ち合わせをしています。
“蓮沼さん”と呼ぶマコチに「蓮沼は元旦那の苗字だから桃香って呼んで。私も“真くん”って呼ぶから」と言い、お菓子を勧めながらいろいろな角度から写真を撮ってSNSに上げる桃香。
その写真は、隅っこの方にマコチの手や靴が写り込んでいるものばかりでした。
最近も、芸能界で話題になっていた“匂わせ行為”ですね。
明らかにあざとくて、私もあまり好きじゃないです。
マコチとユリカの、休日デートの日。
公園の芝生にレジャーシートを敷いて寝そべったり、ユリカが作ったお弁当を食べたり楽しい時を過ごします。
自分好みの甘い卵焼きにしてくれたユリカに、「2人で住む部屋はユリカが住みたいと思う部屋にしよう」と言うマコチ。
ユリカはお互いに譲り合ってると思い、複雑な心境になるのでした。
恋か執着か
さくらのマンションに集まるユリカとむぎ。
むぎは、もうじき北海道に帰ることになったと報告します。
山下とむぎの話になり、このまま山下と別れてもいいのかと心配するユリカとさくら。
むぎは、「彼のことが好きだから縛りたくない」と言い切ります。
次にさくらと駒込和真(淵上泰史)の話題になり、「離婚する気があるのか、終わりにするのかはっきりさせた方がいい」と言うむぎ。
さくらは「それ、選ばなきゃダメ?忘れられないのは私の勝手だし、これからを望んでいるわけでもないから」と落ち着いて答えます。
“私の勝手”って、不倫を続けようとしてるんですかね。
そんな態度の女子がいるから、和真みたいなクズ男がいい気になってしまうような気がするんですがどうでしょう。
和真の奥さんや子どものためにも、きっぱり別れて白井と付き合った方がいいと思います。
むぎは「今の和真さんのどこが好きですか?本当の恋なんですか?」と迫り、うまくいかなかった過去に執着しているように見えると言います。
ドキッとしたユリカに気づき「あなたも不安になってる。恋か執着かどっちなの?」と迫るむぎ。
やましくなくても優しいマコチ
その頃マコチは、山下と会っていました。
マコチは、「ユリカを幸せにしたいけど不安もある。今までたくさん傷つけたから頑張ります」と宣言します。
マコチが家に帰ると、ユリカは『がんそば』の最終回の表紙を見ていました。
クリスマスツリーが描かれていて、「きれいね~」とうっとりするユリカ。
マコチは「今までクリスマスはバイトが休めなくて、2人で出かけたことがなかった」と言い、できなかったことをしようとツリーを見に行く約束をします。
翌日事務所で安藤社長(小手伸也)と大沢は、“男が急に優しくなると何かやましいことを隠している”という話をしていて、ユリカは最近のマコチを思い出し心配になります。
桃香に呼ばれて家に来ているマコチ、家の相談が終わるとお茶をご馳走になっていました。
桃香は、「元旦那に彼女がいることがわかったから、家を処分することにした」と話します。
結婚するときはそれが絶対で一生一緒にいるものだと思っていたのに、クーリングオフ可能だったとは…と語る桃香。
クーリングオフか…と考えるマコチに「何かあったの?」と桃香は聞きます。
マコチは、彼女と一緒に住むことになったが自信がないと話します。
桃香は、「いつでも自信がある人間なんていない。コロコロ変わるから心だと思うよ。自分の気持ちを信じて」とアドバイス。
マコチは、桃香の個展を手伝わせてもらう代わりに、お願いがあると持ちかけます。
桃香は、なかなかいいこと言いますね。
こんな人が、匂わせ行為なんてするでしょうかねぇ。
サバサバ系が実はヤバヤバ系
チロリアンの事務所で、大沢が「最近、福ちゃん蓮沼さんによく呼ばれてるけど、めんどくさい人?」とユリカに聞いてきました。
「いやぁ?」と首をかしげながらも不安になったユリカは、桃香のSNSを見てみます。
そこには、“マコチと一緒にいるよ”と、わかる写真ばかりがアップされていました。
不安になったユリカはさっそくその夜、“BARネコ目”で、親友の周防ひろ美(ガンバレルーヤよしこ)に相談します。
「わざわざ、マコチが脱いだ靴を載せる意味って何?」とひろ美が言うと、以前温泉宿にいた3人組のおばさんが隅っこの方にいて「匂わせよ。宣戦布告ね」と寄ってきました。
この3人のおばさん、必要でしょうか?
ひろ美だけで、十分だと思ったんですけどねぇ。
ただ笑いを取りにいった?にしても、全然笑えませんでした。
「桃香さんはそんな人じゃない、サバサバ系よ」と反論するユリカ。
ひろ美は「一見サバサバ女が、実はヤバヤバ女のパターン多いよ」と言います。
いろいろ考えて悩み出すユリカに「マコチが好きならちゃんとぶつかって、その女から取り返せばいいじゃん!」とアドバイスするひろ美。
さくらと白井のデート
ユリカはマコチと、2人で住むマンションの内見に来ています。
日当たり良好、お風呂の広さもまぁまぁで2人とも気に入り、今から契約しようとユリカが言うと、マコチは桃香の個展を手伝いに行くからダメだと言います。
そう…と寂しくなるユリカに、「一人で契約しとくから、任せて」とほほ笑むマコチ。
さくらと白井は、バッティングセンターに来ています。
白井が見事な空振りをすると、思わずクスっと笑ってしまうさくら。
「あれ?今僕のことカワイイと思ったでしょ?」と聞きます。
「全然」と言われてムキになった白井、今度はヒットを飛ばします。
メンディーさん、最初の空振りはわざとですね。
バッターボックスでの立ち方とか、次に打ったヒットは見事でした。
メンディーさんの株は、だだ上がりだと思います(笑)
そのあと、散歩をしていて白井は、「好きな人のこと考えていられて幸せ」と告白してしまいます。
さくらの手を握って自分のポケットに入れて「これってロマンチックじゃないですか?」と聞くと、さくらはドキドキしながら「そうでもない」と答えました。
そのときさくらの携帯に和真から電話がかかり、それに気づいた白井は強引に「たい焼き食べに行こう」と走り出します。
白井役のメンディーさん、いいですね。
演技も自然だし、これからドラマの仕事増えるんじゃないでしょうか。
絶対さくらは、白井と付き合った方がいいと思います!
むぎは北海道へ
不安が消えないユリカが桃香のSNSをチェックすると、個展を紹介している動画にマコチが映っていて、ショックを隠せません。
マコチは桃香に草木染めを教えてもらって、ユリカへのプレゼントにしようと考えているようです。
一方山下は、北海道に帰るため空港行きのバスを待っているむぎのところに行きます。
むぎの大好物、“刻んだわさび入りの稲荷ずし”と、ブロッコリーとエビのサラダを「飛行機の中で食べて」と渡しました。
「ありがとう。いい思い出になる」と言うむぎは、バスに乗り込みます。
山下は帰る振りをしていましたが、バスが行ってから泣き崩れ、むぎもバスの中で泣き続けます。
山下役の浜野謙太さん、泣きの演技めちゃくちゃうまいです。
恋人とのつらい別れが、よく伝わってきました。
むぎ役の田中みな実さんは、きれいな顔で泣こうとしているのがわかってイマイチです。
心の探り合い
その夜ユリカはLINEで、個展の手伝いをしているマコチに“今夜ネコ目に行かない?”と誘います。
マコチが返信しようとすると、桃香がわざと草木染めをかけていたハンガーラックを倒して仕事を増やし邪魔をします。
桃香はいったい何が目的なのか…よくわからない設定です。
マコチから返事がないことで、心配でたまらなくなるユリカ。
傷心の山下は、プレゼンが成功した祝勝会を抜け出し、夜の街を歩きます。
人とぶつかり、言い合いになる山下を助けたのは、千鶴でした。
「しっかりしなさいよ。むぎさん北海道に帰ったんですか」と言う千鶴に、山下は一人にしてほしいと逃げようとします。
千鶴は「確かに最初は条件で選んだ。けど他の女に一途な顔を見て、気になり出すなんて最低…このどうしようもない気持ちを恋と呼ぶなら、あなたに恋してるんだと思う」と、二度目の告白。
そして山下に、「本当に失いたくないと思う人は誰ですか?」と問いかける千鶴。
山下は、真剣な表情で聞いています。
山下は、今にも北海道に駆け出しそうな表情でした。
表情だけでそう思わせるなんて、うまいです。
目の前のマコチを見ても誤解する
不安そうなユリカに、安藤社長が声をかけます。
安藤に全て話すと、「なるほどね…でも君は、携帯の中の福盛くんじゃなくて目の前にいる福盛くんを見れるんじゃないか?」とアドバイスをしてくれました。
彼は噓をつく人間じゃないと言われ、マコチに会いに行こうと事務所を出るユリカ。
同じ頃、和真がさくらのマンションにやって来ます。
和真は「妻がさくらとの関係に気づいたが、必ず別れるから待っていてくれ」と言います。
出ました!クズ男の定番のセリフ。
さくらの目は、冷ややかでしたから同じこと考えていたんだと思います。
桃香の個展会場。
やっと準備が終わりマコチと桃香は、ソファに座ってコーヒーを飲んでいます。
元旦那が再婚するらしいと話していると、外にユリカの姿が見えた桃香。
「ちょっとだけ」と言うと、マコチの肩にもたれかかりました。
外からユリカが、見ています。
マコチは、桃香と向き合い肩に手を置くと、桃香が目を閉じました。
ユリカはそれ以上見たくないと思い、その場を後にします。
よくある仕組まれた、誤解ですね。
ここで帰ってしまうところが、おかしいと思うんです。
最後まで、見るもんだと思うんですけどね。
桃香の狙いは?
マコチが家に帰ると、放心状態のユリカがいました。
それに気づかないマコチは、「ジャーン!」と草木染めのハンカチを、ユリカの前に出しました。
ユリカは「キスしようとしてた。会場に行ったのよ」と告げます。
「誤解だ」と言うマコチは、桃香が落ち込んでいたから慰めていただけと説明します。
「ユリカが好きだから、他の人とキスなんかしないよ。信じられない?」と必死で言うマコチ。
ユリカは「違う…自分の気持ちが信じられない」とつぶやきます。
「俺のどこが好き?俺のこと好き?」と、マコチが聞きました。
「わからない…あそこで声を上げてとめることも、最後まで見ることもできなかった。恋じゃなくて手に入らなかった過去に執着してるのかも」とユリカは泣きそうな顔で言います。
「頭冷やしてくる」と、外に飛び出すユリカ。
個展会場にいる桃香は、「バカだなぁ私」と言いながらSNSを見返しています。
実は桃香の“匂わせ行為”は、結婚が決まった元旦那を見返すために発信していたものでした。
ハンガーラックを倒したのも、遅くまでいてもらわないと元旦那に見せられなくなるから。
キスするように見えたのは、マコチが深呼吸をさせていたもので、それも旦那が出て来る時間に合わせた行動だったのです。
マコチはユリカを探しに、夜の街に出て行きます。
しかし傷心のユリカの前に現れたのは、山下でした。
「まただ…ずっとずっとマコチが好きなのに…なんでこんなとき現れるのは山下さんなんでしょうね…」と泣き崩れます。
そんなに泣くほど好きなら、飛び出さなければよかったのに。
Twitterを見てみましょう
モトカレマニア 8話。
匂わせ女子は人を不幸にするなぁ泣
今回は麦ちゃんの"上手くいかなかった過去への執着"というパワーワードを胸に刻みたいっす…🙈♡笑— このはな❁ (@hanakono_o8756) December 5, 2019
うん、過去への執着かぁ…確かにあるかもしれないですね。
最終回では、山下とむぎは復活するような気がします。
山下が北海道に行きそう?
メンディーの笑顔に救われた
8話だと思いながら
みてました。
せつなかったもん
矢田亜希子さんの役に
イライラするし
まこちにイライラするし
メンディーは☺️
さくらさんも
嬉しそうだったよね✨#モトカレマニア #最終回#さみしい— ✨✨ひかりん✨✨ (@7FprMVqVLCScLq6) December 6, 2019
ほんとに、メンディー最高でした。
新たな魅力を、発見できました。
絶対さくらと、彼氏彼女の仲になってほしいと思います。
まとめ
桃香の“匂わせ行為”ですが、視聴者には最後の最後までユリカに対する嫌がらせと思わせてくれました。
視聴者をやきもきさせて、最後まで見る意欲を損なわせないという作戦でしょうか。
まんまと引っ掛かりましたよ(笑)
次回はいよいよ最終回です。
みんな幸せになってほしいです。
主役の2人より、さくら&白井、山下&むぎが気になります。
ドラマ『モトカレマニア』作品概要はこちら
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平凡な田舎のおばさんですが、国内、韓流ドラマが大好きで知識も豊富だと自負しております!あと、和菓子洋菓子ジャンル問わずスイーツには目がありません。
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