『シャーロック』第9話のあらすじ・ネタバレ!レストランで殺人事件!?容疑者は客とシェフ?【見逃し動画情報もあり】 | VODの殿堂

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『シャーロック』第9話のあらすじ・ネタバレ!レストランで殺人事件!?容疑者は客とシェフ?【見逃し動画情報もあり】

   
 

原作:アーサー・コナン・ドイル『シャーロック・ホームズ』シリーズ
脚本:井上由美子
出演者:ディーン・フジオカ、岩田剛典、山田真歩、ゆうたろう、佐々木蔵之介、他
放送期間:毎週月曜夜9時
制作:フジテレビ

前回のおさらい

第8話は、男性二人の心中事件から始まり、現場に残されたライオンの写真と暗号を読み解いた獅子雄(ディーン・フジオカ)は、ビジネススクール校長の安蘭(長谷川京子)と出会います。

男性二人の恋仲を知って恨みを持った北山(谷村美月)に、二人を心中に見せかけて殺すことを安蘭が暗黙の内にけしかけたのが事件の真相でした。

ライオンの写真と暗号は、安蘭が獅子雄をおびき寄せるために使ったものであり、安蘭は”前世殺人”で女子高生に見せた映像の中で殺人を告白していた女性”S.A”だったのです。

第9話では、獅子雄と若宮(岩本剛典)江藤(佐々木蔵之介)小暮(山田真歩)の四人が有名リストランテに出向いた際、メインディッシュを前に殺人現場に遭遇します。

レストランという閉ざされた空間で起こった殺人事件を、フルコースが終わるまでに獅子雄は解決できるのでしょうか!?

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※配信状況は2019年10月31日(木)時点のものです。

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第9話あらすじ・感想

ここから先はネタバレになります。問題ない方は読み進めてください。

最後の晩餐!?

守谷と関わりがある安蘭に目の前で死なれ、少なからずショックを受けた獅子雄を元気づけようと、江藤が小暮の誕生会をダシに有名リストランテへ連れ出します。

若宮が、なかなか来ない獅子雄に苛立っていると、ソムリエの加藤茂(田邊和也)に案内されて、獅子雄がさっそうと現れます。

スーツ姿がめちゃかっこいいディーン様登場に、画面前の女性がどれだけため息を流したでしょう。
そして、やっと来た獅子雄に喜びを隠せない表情の若宮…恋人か!

身銭を切るので一番安いコースを選んでほしいと願う江藤を尻目に、獅子雄はアラカルトを頼み始めます。

「他人の作ったものを食べるときは、常に最後の晩餐だと思っている」と、相変わらずの屁理屈をこねながら。

そのとき、個室の客である雑誌編集者の高津みずえ(遊井亮子)が加藤を呼び、看板料理がないことに不満を漏らします。

個室には、取材のため料理評論家の大石万作(升毅)とカメラマンが来ていました。

高津は、このあり得ない事態にオーナーシェフの古賀志(大友康平)はいないのかと聞きますが、加藤はいつもの体制と同じだと答えます。

そこに、料理の味も変わったと大石が文句を言い出し、その声が狭い店内に響くと、老夫婦の不破凛子(島かおり)不破達彦(綾田俊樹)も不快な表情に。

カウンターに座っていた投資家の中原聖子(峯村リエ)も、大石に声を落としてほしいと要求します。

ギスギスし始めた店内を傍観していた若宮は、「盛り上がってきた」と獅子雄をあおり、看板料理が出せない謎を推理しようと獅子雄に言います。

獅子雄は若宮に乗っかり、「開店直後に異常事態が起こったに違いない。この店の終焉を予感させる事件だ」と言い、推理をし始めるのです。

獅子雄、勘がするどすぎますね~。
この時点で店の終わりを予感させるポイントはどこにあるのでしょうか?

殺人事件発生

結婚記念日祝いで来ている凛子が失くしたイヤリングを、獅子雄は「探し物の達人なんです」と言って一緒に探してあげることに。

凛子が来店してからの足取りを追い、トイレ付近に落ちているのを見つけます。

そして、獅子雄はイヤリングが落ちていたトイレ付近の掃除用具入れの部屋に死体を見つけるのです。

この死体はいったい誰なのか?やはり殺人事件が発生していたのですね(汗)
驚かない獅子雄がすごい。

消えた死体

席に戻った獅子雄は「味が変わった原因は、殺人事件だ」と、三人に告げます。

その言葉に江藤が見に行くと死体は無くなっており、女性トイレから「新井は消しました。必ず他を見つけますから」という中原の声が聞こえます。

江藤が席に戻り死体が消えたことを伝えると、獅子雄は「そうきたか」と言い、スタッフを順番に席に呼ぶことに。

パスタイオの西岡啓介(伊藤祐輝)のメガネにひび割れがあったこと、佐伯斗真(古屋呂敏)はパティシエなのにジャバイモの皮を剥かされていたことに、獅子雄は目をつけます。

さらには若宮がかまをかけることで、中原が口にしていた”新井”が副料理長で本日は不在であることがわかるのです。

ここで小暮は、現場保全のために所轄を手配すると席を立つことに。

彼女の誕生日会なのに、料理が食べられないじゃん。

いつもと同じ体制だと言っていたはずだと獅子雄たちは、オーナーシェフの古賀を席に呼ぶと、副料理長の新井は昨日をもって辞めたと言います。

そしてシェフにいくつかの質問をし、最後に若宮が名店のシェフの手に刻まれた歴史を見たいと古賀に両手を差し出すように促します。

これもきっと何かのヒントとなるのでしょうね。

聞き取りの結果、殺されたのは副料理長の新井だということがわかります。

看板料理は副料理長の新井が作っていたってことは察しがつきましたね。
誰が新井を殺したのか!?
店にいるアクが強い客たちは、どう関係しているのでしょうか?

容疑者は客とスタッフ

帰ろうとした中原を帰らせまいと、うまく席に招き入れるなど、獅子雄は店内にいる客全員を容疑者と考えている様子。

一方小暮は、外で江藤からの指示を待ちながら刑事たちを店の周りに配置していました。

老夫婦に最後のデザートが出されたのを見た獅子雄は、わざとワイングラスを落とし、店内の注目を集める行為に出ます。

そして、「この店で殺人事件が発生しました。今から事件の真相を解明します。その場から動かないでほしい」と言います。

客とスタッフがホールに集められ、殺人事件があったと聞いて驚きを隠せない面々に、「ここにいる皆さんが容疑者です」と続ける獅子雄。

副料理長の新井が殺されたことを告げ、獅子雄と若宮、江藤の三人は、客とスタッフに聞き取りを始めることに。

料理についてそれぞれに聞き終わった後、獅子雄は「犯人がわかりました」と言います。

料理をけなした大石と写真を撮っていただけのカメラマン、「この店は終わりだ」と言ったパティシエの佐伯を帰します。

今日の料理を否定しなかった人たちに容疑者を絞り込み、看板料理が出せなかったのは新井がいなくなり作れなかったからだと推理する獅子雄。

古賀が考案したと世間に言っていた看板料理は、実は新井が考案したものだと知っていた高津は、新井と個人的な関係にあり新井に頼まれて取材に来たことがわかります。

新井は、自分不在で店の味を落とし自分無しじゃダメだということを知らしめるために、取材を入れた当日になって店を辞めると言い出したのです。

そして、獅子雄は中原が新井を引き抜こうとしていたが、新井に裏切られてしまったことにも気づいていました。

どこで、そんなことわかるんだろう?
獅子雄、千里眼?何でもわかりすぎじゃない(汗)

新井は他の引き抜き話に応じていたため、「新井を消しました」という言葉はリストから消したってことだったんですね。

新井に好意を寄せている高津と新井をけなす中原は口論を続けながらも、江藤に引き連れられ帰されます。

どんどん、消去法で容疑者が減っていきますね~。

真相解明

獅子雄がワイングラスを落としたのは、皆さんの反応を見るためだったと獅子雄は話し始めます。

死体が置いてある掃除用具入れを開けなければならなくなるからですね。

ワイングラスが落ちたとき、明らかに動揺したのは加藤でした。

シェフに恩義がある加藤は、シェフを陥れようとしている新井と口論となった挙句、近くにあった花瓶で新井を殴り殺してしまい、掃除用具入れに死体を隠したのが事件の真相でした。

新井が開店直前に辞めると言い出し、古賀は止めますが「もうゴーストはごめんだ」と新井は店を去っていったことが事の発端だったのです。

新井は、「シェフはレシピ帳がないと何も作れない」と、西岡にレシピ帳を持って来いと命令し、加藤がそれに気づき止めようとしました。

新井に借金をしているため新井に頭が上がらない西岡のメガネにひびが入っていたのは、レシピ帳をめぐりもみあいになったときのものだったのですね。

掃除用具入れに死体がなくなっていたのは、その経緯をたまたま知ってしまった老夫婦が新井の死体を移動させていたから。

工務店を経営し店を施工した達彦は、店の構造に詳しいため、掃除用具入れの奥のドアに死体を移動させたのです。

経営している会社が多額の負債を抱えてしまった老夫婦は、この食事を最後に死ぬつもりだったと話し始めます。

最後の晩餐が終了するまでは、バタバタしたくなかったということ。

死体を隠してまで!?と思いますが…。

そして、脳梗塞により味がわからなくなってしまったことを隠していた古賀も、加藤が新井を殺していた現場を見ていました。

獅子雄は料理の味が塩辛いこと、古賀のろれつが回っていなかったこと、両手を差し出したときに左右の手の高さが揃っていなかったことで、脳梗塞だとわかっていたのです。

味が変わってしまったのはシェフの味覚が失われていたからであり、看板料理が出せないのは作っていた副料理長の新井が殺されてしまっていたからだということがわかりました。

「新井が憎かった。加藤に罪を犯させたのは私だ」と古賀は言い泣き崩れます。

殺人が起きたレストランで客を迎え料理を出していたということ…。

獅子雄は、うなだれている古賀に「最後に、彼にデザートを作ってやってくれ」と言います。

何で俺に?と言う若宮に、「礼だ。ありがとう、なかなかうまい飯だったぞ」と言う獅子雄。

若宮は獅子雄の言葉をかみしめながら、めちゃうれしそうです。
お礼の言葉なんて、初めて言われたんでしょうね~。

美味しそうにデザートを食べている若宮の横で、幸せそうにコーヒーを飲んでいる獅子雄は、夫婦かいって感じ(笑)

冒頭で「最後の晩餐だ」と言った獅子雄の言葉が気になる若宮は、こんな日々に終わりが近づいているのかもと最後に締めくくります。

第9話を観たTwitterの声は?

回が残すところあとわずかとなり、シリーズ化や映画化を希望している声が多いですね。

獅子雄と若宮の加速するラブラブっぷりにも、皆さん気づいているようです!

そうなんです、若宮の獅子雄大好きが溢れまくってましたよね!

ドラマが終盤に近づき、続編期待したいですよね!

なんと、そうきましたか!気づきませんでした。
二人の最後の晩餐が完璧に終わってしまったということなのでしょうか!?

『シャーロック』のここに注目してみた!

獅子雄の衣装

今回は、獅子雄が珍しくスーツ姿で、いつもと雰囲気が違いステキでしたよね~。

シャーロックこと獅子雄の衣装と言えば、全体的に真っ黒なイメージでロングコートですが、実は今まで毎回同じ衣装だったのを、ご存知でしたか?

アニメのキャラクターの如くほぼ着替えないことで、生活感がなくミステリアスな印象を作っているんだそう。

そして獅子雄の衣装の特徴は、何といってもあの黒いロングコートですが、実は神父さんが着用する祭服の古着で、スタイリストさんが見つけてきたものなのです。

古着でってところが探し回って見つけてきたって感じで、偏屈な獅子雄を作り上げるこだわりを感じますよね。

まとめ

最終章に突入した第9話でしたが、ラスボス”守谷”の影も見えない単発の殺人事件でした。

相変わらずの観察眼と鋭い推理力で、獅子雄は迷うことなく謎を解きましたが、常人技ではなさすぎましたね。

簡単に死体を見つけちゃったり、中尾が新井を引き抜こうと画策していたことなど、なぜわかる?って感じでした。

最後の晩餐で訪れていた老夫婦が死体を隠すのもやりすぎじゃないかと…。

しかし、客とスタッフを集めての謎解き場面では、徐々に容疑者が絞られていきワクワクする展開はさすがでした!

そして終始、若宮の獅子雄を見る表情が恋人のようで、大好きなのが手に取るようにわかる演出(笑)

ドラマの終盤にかけて、獅子雄と若宮の関係もどうなっていくのか余韻を残しつつ第9話が終わりました。

ドラマ『シャーロック』作品概要についてはこちら

2019年秋ドラマ特集ページはこちら

 

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