原作:瀧波ユカリ
脚本:坪田 文
出演者:新木優子,高良健吾,浜野健太,田中みな実,よしこ,山口紗弥加,森田甘路,関口メンディー,他
放送期間:毎週木曜夜10時
制作:フジテレビ
前回のおさらいと7話の内容
難波ユリカ(新木優子)の元カレ源翔が、ユリカの大切さがわかったとユリカの前に現れました。
“マコチ”こと福盛真(高良健吾)に、分譲マンションを紹介してもらい、そのカギをユリカに渡して正式に交際を申し込む翔。
焦ったマコチは、ユリカとデートした場所を写真で撮りながら巡り、改めてユリカが好きだと気づきユリカに告白します。
ユリカも承諾し、再び交際することに…。
第7話では、妄想マコチではなく本物のマコチが隣にいることに、幸せを感じるユリカ。
一方、作家の丸の内さくら(山口紗弥加)は、女性に幸せを与える“ハッピーウーマン2019”という賞に選ばれます。
そんな折、以前旅行中に知り合った蓮沼桃香(矢田亜希子)が、チロリアン不動産を訪ねてきます…。
ユリカが、さくらの受賞記念パーティーをしようと提案するのですが…。
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第7話 あらすじと感想
ここから先はネタバレになります。問題ない方は読み進めてください。幸せを噛みしめる
山下章生(浜野謙太)の家に居候していたマコチは、ユリカとよりを戻したことで必然的にユリカのアパートに転がり込むことに。
ユリカが、朝目を覚ますと隣にマコチがいて、本物かどうかマコチの頬を触ってみます。
起きてしまったマコチが、「もうちょっと寝よう」とユリカを抱きしめて再び寝てしまいます。
そんなことについ(シアワセ~)と、ニヤけてしまうユリカ。
一方、さくらと元カレ駒込和真(淵上泰史)、山下と来栖むぎ(田中みな実)も一夜を共にしていました。
その日、チロリアン不動産では大沢将(森田甘路)、白井忠文(関口メンディー)、安藤社長(小手伸也)が、ユリカに幸せオーラが出ているとからかいます。
マコチが「僕たち付き合うことになりました」と発表すると、大沢たちは「おめでとう」と喜んでくれました。
人数が少ないファミリー的な職場なので、社員同士の恋愛がバレてもまぁいいとは思いますが、万一破局した場合ちょっと居づらくなりそうだなぁと思いました。
ハッピーウーマン賞
そんなとき、さくらが“ハッピーウーマン2019”という賞に選ばれます。
その賞は、女性たちを幸せを与え、自身の幸せも追及する輝く女性に送られるというもの。
しかし、その賞の主催は自分が書いている恋愛小説、『がんばらなくてもそばにいて』(通称『がんそば』)を発行している文談社だとわかり、「テコ入れかぁ」と思ってしまうさくらでした。
数日後チロリアン不動産に、以前ユリカが傷心旅行中に知り合った桃香が訪ねて来ます。
桃香は「元夫と暮らしていた家を売りたい」と、家の写真や間取り図を持って来たのでした。
張り切っていたユリカですが、他の案件も抱えていることから桃香の物件は、マコチが担当することになります。
さくらのマンションに来ているユリカは、マコチとよりを戻したことを報告し、さくらのハッピーウーマン賞受賞記念のパーティーをしようと提案します。
そのとき、さくらの携帯に“今何してるの?”という和真からのLINEがきました。
それを無視して「知ってる人も知らない人もいっぱい呼んで、パァーッと騒ぎたい」とユリカに伝えます。
この“今何してるの?”というLINEやメールは、どういうことを意図して送ってきているのか、気になって調べてみました。
特に深い意味はなく、“気になっている人と話がしたい”という意味が多いそうです。
そんなLINEやメールがきたら、その人に好かれていると思ってよさそうです(笑)
恋敵を誘ったむぎ
加賀千鶴(趣里)が同僚に誘われて“BARネコ目”に行くと、偶然山下とむぎが入って来ました。
千鶴は、以前山下に無理やりキスをしたという経緯があり、お互い気まずい雰囲気になります。
それでもそれぞれの同僚を交え、お酒を飲んでいると山下とむぎの携帯に、“さくらの受賞パーティー”の案内メールがユリカから届きます。
むぎは一瞬考えましたが、千鶴をパーティーに「ぜひ一緒に」と誘いました。
千鶴は緊張しながらも行くことを承諾し、山下はオロオロするばかり。
むぎは、なぜ恋敵の千鶴を誘ったんでしょうか?
千鶴も、まだ山下を諦めていないようなので、どんなパーティーになるのか楽しみです。
修羅場パーティー
翌日、桃香の家を見に行くマコチ。
マコチは、担当がユリカから自分に変わったことを報告すると、桃香は「以前のユリカは“もう恋なんてしない”と言っていたから心配していたけど元気そうでよかった」と話します。
そして、さくらの受賞パーティーの日。
さくらのマンションにマコチ、山下、むぎ、大沢、白井、千鶴、千鶴の同僚が手土産を持って続々とやって来ます。
むぎと千鶴がいる場所に座っていられない山下は、ずっとキッチンに立って料理を作っています。
むぎの仕事の話になり、ラジオのパーソナリティで北海道から東京に進出という話になりました。
みんながすごい!と言うと、「期間限定の出張みたいなものです」と謙遜するむぎ。
そこで千鶴が「じゃあ、もうすぐ北海道に帰るんだ」と言い、その場の空気が重くなりました。
何とかしようと考えたユリカは、さくらに2階を見せてほしいと言ってむぎを連れて行きます。
そこで山下と千鶴がキスをしていたと聞いたユリカは、「修羅場じゃないですか!」と驚きどうして千鶴を呼んだのか問い詰めます。
むぎは、「どんな人なのかどうしても知りたかった…すごくステキな人だったら…」と黙り込み、さくらが「北海道に帰るのが怖いの?」と聞きます。
何も答えないむぎ。
誘ったむぎも、それを真に受けてやって来た千鶴もすごいですよね。
千鶴VSむぎ
結婚観の話になり、大沢が出会いに期待できないから婚活サイトに登録したと言うと、白井は「目が合った瞬間キュンとなって、困難があってもなぎ倒すような恋愛をする」と言います。
さくらがほほ笑んで「ロマンチストなんだね。“困難をなぎ倒す”っていい!」と言います。
白井は得意そうに「新作に使ってくれていいっすよ」と、目を丸くしました。
山下とむぎの結婚の話になり、返事に困っているむぎを見て「元さやといってもそれ相応の期間が必要だ」と助け船を出すユリカ。
しかし待ってましたとばかりに、千鶴は「でも山下さん昇進したし、結婚するなら今ですよね」と言います。
驚くむぎに、千鶴は「あれ?知らなかったんですか?」と得意そうに言います。
山下は「昇進って言っても、ただプロジェクトのリーダーになっただけだから」と釈明するのですが…。
千鶴は「プロジェクトが成功したら昇進間違いないってことでしたよね」と付け加えるのでした。
重苦しい空気を変えようと、マコチが寝てしまった白井を別の部屋へ移動させようと山下を誘います。
ところがまた千鶴は「でも…むぎさんは北海道に帰るんですよね?」と聞きました。
むぎは「ええ…だから今は、結婚とか考えられないかな」と答えてしまいます。
千鶴は、山下のことは好きにならないから選んだと言っていたのに、ちょっと本気になってきたんでしょうか。
マコチを敬遠していた親友
そこへ周防ひろ美(ガンバレルーヤよしこ)も、やって来ました。
ひろ美は、大沢が婚活サイトで細かい条件を出しているのをスマホで見て「こんな女いないわ」とバッサリ。
大沢は条件は大事だ、好きだけじゃ結婚は続かないと言います。
その言葉に落ち込む山下とむぎを見て、でも“好き”っていう気持ちが大事だと言い張るユリカ。
そこから相手のどこを好きになるか?で、結局は“顔”という話で盛り上がります。
洗い物をしているマコチのところにひろ美が来て、ユリカのどこを好きになったのか聞きました。
マコチは「頑張り屋で笑顔がかわいいところ…あと、すごく繊細で悩みやすい子だから、そこは守らなきゃって思ってます」と答えます。
うなずいたひろ美は「今度3人で飲みましょ」と、笑顔を向けます。
ひろ美もついに、マコチのことを認めてくれたようです。
このままよそ見しないようにしないと、ユリカ想いのひろ美を怒らせると大変ですよ。
結婚はタイミング!?
そしてさくらを驚かせようと突然やってきたのは、和真でした。
和真を“元カレ”だと紹介したさくらは、和真の指から結婚指輪がなくなっていることに気づきます。
相変わらず結婚の話で盛り上がるユリカたちに、「将来設計はした方がいい。結婚、仕事、出産、と計画を練ってないと幸せは遠のいていく」と言う千鶴。
ひろ美は「そんなことない。人生は上り坂、下り坂、まさかの連続で、“これが幸せ”って決めていたら“まさか”が起きたときに潰れてしまう」と言うのです。
大沢に、結婚しているのかと聞かれて「結婚している」と答えた和真は、「こんな話やめよう。結婚は人に勧められてするものじゃない」と言います。
「じゃあ、どんなときにするもんなんですか?」と千鶴が聞きます。
さくらも、興味深そうに和真を見ました。
困ったように「タイミングかな。それ以外ないよね」と答える和真。
そこで氷がなくなって、買い出しに外へ出るマコチ。
あとから和真が追い掛けてきて、一緒に行くことに。
ついに和真も来て、出演者勢ぞろいしました。
こんなに役者が揃うと、NGも多かったんじゃないでしょうか。
NG大賞が、楽しみです。
意外と気が合うさくらとひろ美
ひろ美は、さくらにネイルをしながら話します。
「結婚して4年になるが、子どもができなくて親からうるさく言われている。でもこればっかりはどうしようもない」
「誰かの幸せは、誰かの地雷。でもきっと私たちも、悪気なく誰かの地雷を踏んでるんだよね」と言うさくら。
ひろ美は、タイムリミットとか、言われなくてもわかってると言い、さくらは「なんで一人で生きていることを、可哀そうと思われちゃうんだろ」と、それぞれの悩みを打ち明け合います。
さくらは、「こうやって手を握ってもらって、話するのっていいね」と微笑みました。
ドアの外で、2人の会話を聞いてるユリカ。
さくらとひろ美の会話がよかったです。
ゆっくりした時間が流れているのがわかって、ほのぼのしました。
好きだから別れる
マコチと和真は、買い出しを済ませてマンションに帰る途中、マコチが切り出しました。
「勘違いだったら申し訳ないけど、さくらさんを傷つけないで。さくらさんには幸せになってほしいんです」と言います。
和真は「俺もそう思ってます」と言って先に歩いて行きました。
リビングでむぎの仕事に話になり、むぎがラジオの仕事にこだわるのは、幼い頃停電になったとき、ラジオから聞こえてきた声に安心したと言います。
それで自分も、声が聞こえただけで、誰かを安心させられるようになりたいと話すのでした。
その話に感動した大沢が「山下さんが北海道に行ってむぎちゃんと支えるしかないね」と言い出します。
すると「むぎさんの夢は素晴らしいが、これまで頑張ってきたことをなかったことにされる山下さんが可哀そう」と言う千鶴。
その後、洗い物をしながら険悪なムードになった山下とむぎは、“洗った箸は食べる方を上に向けるか下に向けるか”で論争します。
そのうち「“仕事を辞めて北海道について来い”って言えって言うの?」と言い、2階のベランダへ行くむぎ。
追い掛けてきた山下に、むぎは「山下くんも大好きだけど、ラジオの仕事も同じくらい好き」と言います。
山下はむぎを抱きしめ、「ごめんね。わかってたのに見ないようにしてた」と謝りました。
「“東京に残れ”って言って」と言うむぎに、山下はむぎが大好きだと告げ、だからこそむぎの夢をじゃますることはできない、別れようと言います。
その後、むぎはユリカとさくらに「別れることにしました。仕方ないです…人生全部手にいれることはできないから」と報告します。
むぎが帰ると、「お互い好きなのにどうして?」とつぶやくユリカ。
さくらは、「好きだからでしょ」と答えます。
“好きだから別れる”…奥が深いですね。
「さくらが好きなら、もう会うな」と、和真にも教えてあげてほしいです。
桃香の企み?
アパートに帰った、ユリカとマコチ。
マコチは「新しい家一緒に探そう。これからのこと真剣に考えよう。タイミングとかでユリカとのこと決めたくない」と言います。
うなずくユリカ。
昨夜さくらの家で寝てしまって翌朝起きた白井は、さくらをじっと見つめます…。
新しい恋が始まる予感!?
頑張れ!メンディー。
一方目覚めたマコチは豪華な朝食、アイロンがけされたワイシャツを見て、嬉しい反面戸惑っています。
さっそくおかずから食べようとすると「お味噌汁から飲んで」と言われてしまい、その通りにするマコチ。
その日、職場から桃香の物件を見に行くマコチは、以前桃香がしていたように深呼吸をしてみました。
玄関のドアが開いて、「いらっしゃーい」と手を振る桃香に一礼します。
桃香は、マコチを部屋に迎え入れ、おもむろにドアを閉めます…。
最後、桃香のドアの閉め方が気になりました。
こんなに意味ありげに閉めといて、来週何もなかったなんてことはないでしょうね!
Twitterの声は?
ふぁぁぁ
モトカレマニア 7話 にして
はじめて見たがよきかな— ユウガ (@u__tri) November 28, 2019
そうなんですね。
初めて見た回が修羅場で、おもしろかったってところがいいですね。
あと残り少ないですが新しい恋が始まるかもしれないので、ぜひ見定めてくださいね(笑)
#モトカレマニア 7話 先日の『俺の話は長い』でも『G線上のあなたと私』でも相手のことを考えすぎて崩壊するカップルを見たばかり。今作の山下とむぎもそれだった。彼らの会話とひろ美の大人の立ち位置がすごくよかった。それだけに予告はうぇーってなったけど。
— トオボエ (@toboe1202) November 28, 2019
山下とむぎは、ほんとお似合いだったのにね。
私も毎回思うんですが、ひろ美がいい感じですよね。
まとめ
山下とむぎは、相手の夢や生活を壊したくないと思い合ったばっかりに、別れてしまいました。
千鶴の、思い通りになったという感じでしょうか。
一方で桃香は、何を考えているのかイマイチわかりません。
あのドアの閉め方は、何かを企んでいるように見えました。
優柔不断なマコチですから、ちょっと心配です。
ドラマ『モトカレマニア』作品概要はこちら
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平凡な田舎のおばさんですが、国内、韓流ドラマが大好きで知識も豊富だと自負しております!あと、和菓子洋菓子ジャンル問わずスイーツには目がありません。
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