原作:いくえみ綾
脚本:安達奈緒子
出演者:波瑠,中川大志,松下由樹,桜井ユキ,鈴木伸之,真魚,滝沢カレン,森岡龍,夏樹陽子,他
放送期間:毎週火曜夜10時
制作:TBS TBSスパークル
前回のおさらいと7話の内容
小暮也映子(波瑠)、北河幸恵(松下由樹)、加瀬理人(中川大志)の3人はミニコンサートに向けて合同練習を始めます。
理人は也映子が元婚約者と元サヤに収まると思って嫉妬し、また也映子は大学の同級生清水結愛(小西はる)と仲がいい理人に嫉妬するという、お互いに誤解をしてケンカをしてしまいます。
そんな中、楽器店で偶然理人と会った也映子は、理人から誕生日プレゼントをもらいます。
それは、ちょうど少なくなってきていた松脂でした。
理人が自分を見てくれていると知った也映子は、嬉しくて泣いてしまいます。
そこへ結愛が現れ…。
第7話で、理人は大学の実習、幸恵は娘の受験と何かといそがしくなり、ミニコンサートを延期しようという話が持ち上がります。
也映子も再就職が決まってバイオリンの練習も思うようにできなくなり、理人や幸恵ともすれ違いになり…。
そんな折、治療のおかげで局所性ジストニアの症状がだいぶ良くなってきた久住眞於(桜井ユキ)は、演奏会に出ることになり…?
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第7話 あらすじと感想
ここから先はネタバレになります。問題ない方は読み進めてください。サンコン延期!?
誕生日プレゼントに松脂をもらい、自分を見てくれていた理人に感激した也映子。
そんな2人の前に現れたのは、理人に思いを寄せる結愛でした。
結愛を見て驚いた也映子は慌てて理人に掴まれていた手を離し、涙を拭きながら「違う違う、最近ちょっと情緒不安定で…」と必死で取り繕いその場を去ります。
理人はバイトがあるからと歩き出し、それについて行く結愛。
一方、娘の多実(矢崎由紗)の模擬試験の日、幸恵はお弁当作りと送り迎え、姑の由実子(夏樹陽子)への対応と大忙し。
おまけに夜は、夫の弘章(小木博明)が買ってきたディナークルーズが重なり、てんやわんやの一日を過ごしました。
大学にいる理人は、結愛がクラスメイトと話していて、自分のバイオリンを“耳栓レベル”だと言っているのを聞いてしまい、声をかけず立ち去ります。
その日の練習会に風邪をひいて行けなくなったと幸恵から電話をもらい、練習に来た理人には大学で実技テストや実習で覚えないといけないことがあると言われた也映子。
幸恵も多実の受験で忙しそうだし、サンコン(3人でするミニコンサート)の延期を提案しました。
しかし理人は、「また俺らだけが忙しくなったらへこむでしょ?」と、也映子の心配をしてくれます。
也映子は、「2人が頑張ってるんだから、自分も頑張らないといけないと思えるから大丈夫」と告げます。
「でもある人に、“耳栓レベル”と言われたから練習しないと」と理人が言うと、「“耳栓レベル”かぁ…うまいこと言うね、バンド名にいいじゃん」と笑う也映子。
そのとき、也映子の携帯に“採用通知”がきました。
幸恵と理人が忙しい上に、也映子も就職が決まったら、サンコンの延期は仕方ないでしょうね。
再就職
“サンリノベーション”というリフォーム会社で、企画営業の仕事をすることになった也映子は、来週までに把握しておくようにとたくさんの資料を渡されます。
そこへいとこの渡辺晴香(真魚)から、無事双子が生まれたと画像が送られてきて思わず「かわいー」と言ってしまう也映子。
家に帰った也映子は、持ち帰った資料を見ようとしてバイオリンが気になり、ケースから出してそのまま寝てしまいます。
同じく家に帰った理人もバイオリンのケースを開け、弓がないことに気づき“弓をもらえる約束だったと思うんですが”と、也映子にLINEを送りますが返信はありません。
「絶対寝てるな」とつぶやく理人。
理人は、也映子から返信がないのは、寝てるときだけとわかってるみたいです。
誰よりも、也映子のことを理解してるんですね。
眞於の相談相手
3か月後、新しい会社での也映子は、客からの質問にも答えられるようになっていました。
一方眞於がそば屋に行くと、理人がいて一緒に食事をします。
そこで眞於は、理人に紹介してもらった教授のおかげで、局所性ジストニアの症状が良くなってきたと報告をします。
それで大学時代の友人から演奏会の話が持ち上がっていて出るかもしれないと話す眞於に、目を輝かせて「聴きに行きます」と言う理人。
眞於は、「緊張するから来ないで」と言います。
驚いた理人は、「自分なんかが行っても緊張しないでしょ」と笑って返しました。
すると意外にも眞於は「するよ!」と大きな声で言ったので、変な空気が流れました。
「じゃあ」と帰ろうとする眞於に、理人は「手のことで愚痴とか悩みがあったら聞きます。多少専門的なことがわかってるつもりですから」と言います。
眞於は頼もしそうに理人を見つめて、「急に大人になったみたい…ありがとう」と恥ずかしそうに笑いました。
理人、ちょっと株を上げたみたいですね。
これは、まだ眞於が好きだってことでしょうか。
なかなか会えない2人
也映子は、弓を渡そうと月曜日のバイオリンのレッスンの前に、理人とカラオケボックスで待ち合わせをします。
先に着いた也映子が、何か食べ物を注文しようとしたとき、理人から“行けなくなった”とLINEがきました。
“じゃあ、また来週にしよっか”とLINEを返しながら、久しぶりに会えると思って張り切っていた也映子は、(なんだよ)とがっかりします。
その次の月曜日、今度は理人が先にカラオケボックスに来て、から揚げを食べています。
そこへ也映子から“ごめん、仕事で行けなくなった。弓ないから練習できないよね”とLINEがきました。
理人は“大丈夫です。弓があってもたぶん練習できないから”と返し、(なんだよ)とがっかりします。
数日後、実習中の昼休み、理人は結愛に「理人が好き」と告白されます。
理人は「清水の気持ちには答えられない。清水は俺じゃない人と時間を作った方がいい。俺もある人にそう言われて、実際そうだったからわかる。ごめん」ときっぱり断るのでした。
ある人とは眞於のことですよね。
実際そうだったというのは、眞於への気持ちはもうなくなったと考えていいんでしょうか。
眞於の変化
バイオリンのレッスンが終わり帰ろうとした也映子は、眞於がバイオリンを弾いているのを見かけ、教室に戻って聴かせてもらいました。
也映子は、「眞於先生のバイオリンは艶があってなんかステキ」と誉めます。
眞於は、何のしがらみもなくバイオリン教室で出会って、仲良くなった也映子や幸恵、理人が羨ましいと言います。
そんな風に出会ってたら違ってたのかな…と独り言のように言って、「あ、ずるいですよね。自分でもわかってます」と言う眞於。
これは、理人のことを言ってるんだと思います。
ということは、眞於は理人のことが気になってきたようです。
素直じゃない2人
也映子が教室を出てエレベーターに乗ろうとしたとき、理人から弓が郵送で送られてきたと怒ったように電話をかけてきました。
「あれ梱包やりすぎだ。直接渡せばいいのに」と文句を言う理人は、実はバイオリン教室の前まで来ていました。
「今から会えませんか?」と言う理人のすぐ横を、バイクが通り抜けました。
その音は電話口からだけでなく実際にも聞こえ、理人が近くにいることがわかった也映子は一瞬戸惑ってしまいます。
也映子の返事がなかったことで、困らせたと思った理人は「弓ありがとうございました」とだけ告げて、帰って行きます。
也映子は(あと0.5秒早く返事していたら…)と、後悔するのでした。
理人は、弓が郵送で送られてきたことに、かなり怒っていたみたいです。
也映子は、弓がなかなか渡せないから良かれと思って郵送したんですが、裏目に出てしまったんですね。
親離れ子離れ
ある日、洗濯物を持って自宅の階段を降りていた幸恵は、滑って階段から落ちてしまいます。
それでも「塾の時間だよね。車で送るから」と言う幸恵。
多実は、「お母さんうざい!世話を焼き過ぎだよ。塾もバスで行けるし、洗濯物も自分で洗濯機に入れるから」と言ってサッサと行ってしまいます。
由実子も、「“いつも家族のために自分を犠牲にしてます”って顔されたら、こっちがうんざりする。あなたも好きにすればいいのよ」と言います。
「大人になっちゃったな~」と、多実が小さい頃使っていた通園バッグを見ながら、嬉しいけれどちょっぴり寂しいと思う幸恵。
数日後、由実子を“前川清コンサート”に車で送ってきた幸恵は、迎えはお友達が送ってくれるから来なくていいと言われ、多実からも塾の迎えはいらないと言われます。
時間が余った幸恵は偶然、眞於の演奏会のパンフレットを見つけて聴きに行くことに。
この後、場面が切り替わったので眞於の結果はどうなったのか…気になります。
見せかけの心
翌日のレッスンで、眞於から自分が使っているバイオリンを譲りたいと言われた也映子。
「昨日の演奏会がうまくいったから、演奏家として頑張るために新しいバイオリンに買い換えようと思っている」と言うのです。
也映子は、「眞於先生が使っているバイオリンなんてお高いんじゃ?」と聞くと、眞於は「そんなでもないです。お安くしときますよ」とほほ笑みます。
譲ると言われたから、タダでくれるのかと思った私は浅はかですね。
でもそれなら、初めから「安くしとくから買ってもらえない?」と、言ってくれたらいいのにと思いました。
その後、眞於が理人の家の前を訪れそのまま去って行くところを、侑人(鈴木伸之)が見かけて理人に電話をかけます。
「お前に会いに来たんだと思う。何かあったに違いない」と侑人。
理人は「正直行ってあげたいけど、俺もう違う…もう違うんだわ」と也映子を思いながら言います。
その日の夕方、侑人の嫁、芙美(滝沢カレン)は姑の敏美(長野里美)と夕飯の用意をしながら話します。
「お義母さん、侑ちゃんが必死で隠していることを私はとっくに知っちゃったんです。でもそのことを侑ちゃんは知らないんです…どうしたらいいのかなって」と相談を持ちかけました。
敏美は「今まで何も言わずに、ニコニコしていた芙美ちゃんはえらい、大好きよ」と微笑みます。
「ありがと、お義母さん」と嬉しそうに笑う芙美。
芙美は、相当我慢強いですね。
でも、一度爆発させた方がいいんじゃないんでしょうか。
我慢ばっかりしてたら、その反動が怖いですよね。
再会の喜びも束の間
次のレッスンの日、也映子が教室に行くと幸恵がいて驚きます。
「多実が反抗期に入って、“お母さんいない方がいい”って言われたから、教室に通えるようになった」と嬉しそうに話す幸恵。
也映子も「そんな話をなんで嬉しそうに話すんですか」と言いながらも、再会を喜び合う2人。
そのとき教室の事務員庄野(永野宗典)に、眞於が教室を辞めたいと言い出し連絡がつかなくなったが、何か知らないか?と聞かれます。
どうしたらいいかわからず、也映子たちは理人を呼び出しました。
理人が来ると、也映子は眞於が演奏会に出て自信がついたと言っていたという話をします。
それを聞いて驚いた幸恵は、「それは違う。こないだたまたま眞於先生の演奏会を見たけど、途中からまったく弾けなくなってしまって…何か病気なの?」と理人に聞きました。
理人は、眞於が留学中からずっと手の病気で、第一線を退いたことを話します。
眞於が、バイオリンを手放そうとしていたことも話す也映子。
幸恵が「とりあえず3人で眞於先生の家に行こう」と言い出して歩き出す3人。
「ちょっと待って」と止めた也映子、今は過去のことも、何もなくなった今のことも全部知っている理人が一人で行くべきだと言うのです。
理人は、「今俺が一人で行けば、別の意味が生まれる。俺はあなたが…」と也映子に言いかけます。
也映子はそれを遮り「全部人間愛だよ。恋とか愛だけじゃない。人間愛で繋がってるの。あなたがずっと思い続けてきた人でしょ?その人が苦しんでるのに、行ってあげないあなたは嫌だよ」と訴えます。
今、溺れて息ができなくなってる眞於を助けてあげてほしいと…懇願する也映子。
理人は、也映子への思いを伝えようとしたのに、それを遮ってまで眞於のところに行かせちゃって後悔しないのかなぁ。
行かせたまではよかったけれど
カラオケボックスに来た、幸恵と也映子。
幸恵は、也映子に「もし、理人に付き合ってと言われたらどうする?」と聞きました。
「もちろん付き合います。こっちは30手前ですよ。8歳も年下のキラキラした男子に、そんなこと言われるのってファンタジーの世界ですよ」と也映子は答えます。
それならどうして眞於のところに行かせたのか、聞く幸恵。
理人は、暗いし口が悪いけど、人のことよく見てるし、めちゃめちゃ優しくて弱ってる人を放っておけない…そういうとこ失くしてほしくないからと、也映子は言います。
少しして胸を押さえる也映子は「痛い…胸が痛い…幸恵さん、何ですかこれ…私28で心筋梗塞?」とうつ向きます。
「変なの…何これ…やだこんなの…苦しい…息ができない」と泣き出す也映子。
幸恵は「だからもう…バカねぇ、也映子ちゃん」と也映子を抱き締めます。
一方理人は、眞於のマンションに着きインターホンを鳴らします。
泣いていた眞於がドアを開けると、理人の手を掴んで中に引っ張りました。
静かに閉まるドア…。
理人を眞於のところに行かせた後で、也映子は自分の気持ちに気がついたんですね?
でも時すでに遅し…でしょうかねぇ。
Twitterを見てみましょう
G線上のあなたと私次もう7話か!はやいな~このドラマのおかげで今火曜日がとても楽しい😊
— chisa (@djkdsklnyhsi6) November 24, 2019
ほんとですね。
この前始まったように思うのに、もう7話が終わってしまいましたよ。
残るところ2話か3話でしょうか。
何となく結末は予想できますが、最後まで気は抜けないですね。
私は侑人と芙美がこの先大丈夫なのか、気になってます。
まとめ
理人のことを元カレの弟として見ていた眞於ですが、ここにきて精神的に大人っぽくなった理人が気になり始めたようですね。
最後、部屋に引っ張り込んだ後、どうなったのか気になるところです。
理人が侑人のように優柔不断だったら、眞於に誘惑されそうですが、予告を見る限りでは何もなかったと推測します。
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平凡な田舎のおばさんですが、国内、韓流ドラマが大好きで知識も豊富だと自負しております!あと、和菓子洋菓子ジャンル問わずスイーツには目がありません。
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