『ミス・ジコチョー』第5話のあらすじ・ネタバレ!医療ミスの真相を求めて、真奈子の反撃が始まる!【見逃し動画情報もあり】 | VODの殿堂

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『ミス・ジコチョー』第5話のあらすじ・ネタバレ!医療ミスの真相を求めて、真奈子の反撃が始まる!【見逃し動画情報もあり】

   
 

原作:オリジナルストーリー
脚本:八津弘幸、徳尾浩司、吉田真侑子
出演者:松雪泰子、堀井新太、須藤理彩、高橋メアリージュン、余貴美子、他
放送期間:毎週金曜夜10時
制作:NHK

前回のおさらい

第4話では、手術後ガーゼで隠された胸に赤黒い痕があり医療ミスかもしれない、と遺族が訴えます。

真奈子(松雪泰子)は、開かれた事故調に招かれ、病院側を相手に調査を開始。

「医療ミスはない」とマスコミに向かって中間報告が行われた場で、真奈子は送られてきたオペ中の炎上映像を会場に流すことにより、医療ミスの可能性が疑わしいという大どんでん返しを起こします。

真奈子に映像を送りつけてきたのは一体誰なのか気になるところで、第4話は終わりましたね。

最後に映った送り主と思われる口元が仙石(野間口徹)のように見えましたが、第5話で明らかになるはず!

今回の事故調では、真奈子の「私、失敗しちゃった」がまだ聞けていませんが、きっと後編の第5話では聞けるはずです!

真奈子は守康(寺脇康文)に屈せず、しぶとく食い下がって真相を解明することができるのでしょうか!?

『ミス・ジコチョー』配信先一覧
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hulu
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Amazonプライム・ビデオ 視聴ページ
※配信状況は2019年12月29日(日)時点のものです。 ここから先はネタバレになります。問題ない方は読み進めてください。

第5話あらすじ・感想

真奈子、事故調をクビになる!?

第4話終わりに、オペ中の炎上映像をマスコミの前で公開した真奈子。

「面白くなってきたぞ~!」と、真奈子の密着取材をしているテレビディレクター榎波(中村靖日)とは裏腹に、守康は「もしも捏造映像だったら大問題だ!」と怒り心頭です。

「本物です」と言う真奈子に、情報源を明らかにしろと事故調査委員会の面々はせっつきます。

そりゃぁそうですよね、真奈子の独断で勝手にマスコミが食いつく映像を流してしまったんですから。

しかも、映像の送り主は誰かもわからないのは真奈子も同じ(汗)

情報源が不明なのに堂々とできるのは、それ相応の自信があるからですよね?

勝手な行動をした真奈子に守康は「近々、天ノ委員の解任決議を行う!」と言います。

ヤバイ!事故調をクビになってしまったら、真相は闇の中になってしまうかも…!?

真奈子、再び調査を始める

真奈子と野津田(堀井新太)は病院に再び調査に訪れ、嫌がる事務長の海崎(田山涼成)案内のもと、オペの記録を撮るオペ画像室に行きます。

今回問題になっている心臓手術日の翌日の入退出記録が消えていることから、真奈子は送ってきたオペ中の炎上映像は誰かが録画したと推測します。

そして、真奈子に映像を送ってきたのはオペ当日に宿直だった麻酔科医の駒井(鈴木拓)ではないかと本人に尋ねますが、駒井は否定し炎上の映像をテレビで見てびっくりしたと言うのです。

実は、当日駒井は手術を全て見ていたわけではなかったのです。

「”全て見ていた、問題なかったと言え”と誰かに頼まれたんじゃないか?」と真奈子に聞かれると、駒井は逃げるように去っていきました。

駒井だけでなく、オペに関わった執刀医の椎名(山中聡)や看護師たちも、真奈子を避けます。

嫌がる看護師たちを野津田が引き留めようとしているところへ、守康が現れ「彼女たちには話を聞いた、新しい情報は何もない」と言います。

病院内では守康が、かん口令を敷いているのでしょうか!?

守康によって病院内での調査がままならない真奈子たちは、当該オペに助手として参加し今では病院を辞めた仙石に話を聞きに行きますが、真奈子たちの追求に逃げてしまいます。

仙石のおどおどした様子は、何かを隠している…においがプンプンしますね~!

守康が味方に!?

先日あった中間報告の場でオペ中の炎上映像を勝手に流すという真奈子の行動に対して、事故調査委員会で解任決議が行わることに。

事故調査委員の真奈子を含め5人中4人の解任賛成の投票で真奈子の解任が決まりますが、真奈子以外の一人が解任を反対したことで、真奈子は解任を免れます。

実は、守康が反対の票を投じていたのです!

「人間性や態度に問題は多いが、彼女の主張する疑惑は事故調として検証しなければならない」と守康は言います。

え?え!この展開はどういうこと!?守康はいいやつだったっていうパターン?

その後、いつもの中華屋で守康と共に辛いラーメンを食べながら、真奈子は「一体どういうこと?」と困惑気味。

もう一緒に食事しているし、本当どういうこと?って視聴者も思っていますよね。

実は、真奈子の邪魔ばかりしていると思っていた守康は、真奈子と同じように病院側に不信感を抱き、調査を行っていたのです。

真奈子と守康以外の事故調査委員会のメンバーが病院と結託している、と守康は言います。

オペ中に炎上したのなら火災報知器が鳴ったはずだと推測した守康は、火災報知器が鳴って駆けつけた警備員がセンサーの誤作動だと言われてオペ室に入れなかったことを確認していました。

そして守康は、オペ中に何かが燃えて隠されたということは間違いない、と確信したのです。

真奈子と守康が今後の作戦について話していると、「辛い辛い」と言って野津田がむせ始めます。

真奈子は水を入れてあげるのですが、その水を飲んだ野津田はさらに苦しみ出すことに。

なぜなら、真奈子がコップについだのは、水ではなくお酢だったのです(笑)

まさかこのことが真相究明のきっかけになるなんて、このときは思いもしませんでした。

「私、失敗しちゃった」

真奈子は、一人自分の研究室でこれまでの経緯を思い起こしていました。

今までの再現実験やオペの関係者たちの証言、表情…。

そして、真奈子は「私、失敗しちゃった」と言います。

おお!ついに来ましたね~!待ってました!

何かにピンときたようで、少し微笑む真奈子の表情が美しい…。

その後、手術台を用意した研究室に守康を呼び出し、守康に電気メスを握らせ再現実験の再現を行わせます。

以前の再現実験では、電気メスを患部や覆布にあてただけでは燃えることはありませんでしたが、今回の実験では守康が患部に電気メスをあてた瞬間、炎が燃え上がったのです。

もちろん覆布は炎上し、実験用の皮膚は真っ黒こげに。

驚く守康に、「まさにこんな間違いが起きないだろうってことが現実に起こったということです」と、真奈子は推理に確信を得た様子。

前回の再現実験にプラスアルファの要因を加えることで燃え上がった、ということですね!

真奈子、仕掛ける

帰宅しようとしている仙石にマスコミが押し寄せ、「栄倫会病院があなたが犯人だと発表しました!」「あなたのミスで患者が一人亡くなっているんですよ!」などと、仙石が今回の医療ミスの元凶だと言わんばかりに仙石は責め立てられます。

仙石は困惑し「私じゃない!証拠がある!」とオペの映像が入っているUSBを一人の記者に手渡します。

「カーット!OK!」の声と共に仙石に群がっていたマスコミ陣は解散し、唖然とする仙石。

USBを受け取った記者は真奈子で、仙石が映像を送ってきた人物だと想定し、ひと芝居をうったのです。

まさかの茶番劇(笑)
さすが「真相究明のためには手段を選ばない」真奈子!

腹を決めた仙石は、病院の事務長である海崎に黙っていた方がいいと言われたこと、映像を消される前にコピーし真奈子にも送ったことを認めます。

なんと!隠ぺいしようとしていたのは守康ではなく、海崎だったのですね~。
そして、やはり真奈子にオペの炎上映像を送ったのは仙石だったのですね。

胸の赤黒い痕は医療ミスだった

南雲博士(余貴美子)の協力のもと、一晩かけてエモーショントレースカメラという人の感情を映し出すカメラのテストを終えた真奈子は、野津田を連れて朝早くから出かけます。

今回の事故調査の最終報告をする会場に、そのカメラを設置にしに行ったのです。

真奈子には、何か策があるようですね。

真奈子と守康以外の事故調査委員会のメンバーと海崎は、真奈子たちが後にした会場に到着します。

海崎たちが、「証拠がないんだから、知らないことは知らないと言うしかない」と最終報告の相談をしながらマスコミの到着を待っている様子を、エモーショントレースカメラがとらえています。

そのころ、栄倫会病院で真奈子と守康がマスコミを集めていました。

真相を確信した真奈子が、今回問題となった心臓手術で胸に赤黒い痕を残して死亡した佐竹の遺族も呼び寄せて、再度、再現実験を行い、テレビで生中継をするためです。

真奈子はマスコミに、以前の再現実験では患部や覆布に電気メスをあてるだけでは炎上しなかったことを説明し、他の要因で炎上したとして再現実験を行い、炎上することに成功します。

通常止血する前に生理食塩水をかけて患部を洗浄するのですが、このオペで椎名医師が患部にかけていたのはアルコールだったため、電気メスをあてた瞬間炎上したのです。

生理食塩水のボトルとアルコール消毒液のボトルの形状やデザインが似ていたため、看護師が間違えてしまったことが、今回の悲劇の原因だった…ということ。

守康は、病院側だけでなく事故調査委員会もこのことを隠ぺいしようとしていると言い、事故調査の最終報告の会場で待機している海崎に電話をかけます。

エモーショントレースカメラで映し出された海崎たちの映像がマスコミ前に流され、慌てる海崎たち。

テレビ中継が行われ、全てが映し出されて明らかになってしまい、病院側の医療ミスを隠そうとしていたことがバレた海崎と事故調メンバー3人は、仲間割れを始めます。

感情を映し出すエモーショントレースカメラは、おじさんたちが罵り合っている感情をも映し出し、いかにも無様。

病院も事故調も事実を知りながら知らないふりをしていたということを、世間に明らかにすることができ、医療ミスがあったという真実が解明されたのです。

医療ミスという失敗の裏側

取り違い自体はヒューマンエラーですが、勤務医は時間外労働を強いられ、栄倫会病院のエースである椎名医師も一日の手術数が多く過酷な勤務実態であったことが根本的原因であると、守康はまとめます。

看護師も慢性的に不足しており、厳しいシフト勤務の連続であったことを挙げ、過重労働による疲労の蓄積という要因が大きいと締めくくるのです。

生理食塩水とアルコール消毒液のボトルが似ていることは以前から指摘があったにも関わらず、まさかその取り違いが患者に火傷を負わせて死に至らせることになるとは誰も想像しなかったんですね。

「このような失敗は広く共有し、今回の失敗が終わりではなく、始まりであってほしい」と真奈子は言います。

中華屋のお酢のボトルと水のボトルが似ていたことで、野津田にお酢をついでしまったことが、今回の取り違いに気付くきっかけだったのですね!

密着取材が終了する

真奈子の密着取材は終わり「THE事故調の女」としてテレビで放送されますが、真奈子は”失敗学”があまり取り上げられておらず内容が薄いことに腹を立てます。

プロデューサー榎波が言うには、守康の肖像権の問題でカットしなければならない部分が多くなったらしく、真奈子は守康にまたまた腹を立てます。

そして、榎波から仙石にマスコミを仕掛けた250万円の請求書をどこに送ればいいのかと言われ、固まる真奈子。

あのひと芝居は、テレビ関係者である榎波に頼んでたんですね~(笑)

そこに、エモーショントレースカメラのテストに協力した南雲博士からの450万超えの請求書が送られてきます。

多額の請求書に悲鳴を上げる志保(須藤理彩)が、真奈子を追いかける場面で第5話は終わり。

調査のために追いかける側だった真奈子が、今度は志保に追いかけられるという…。

多額の請求書…「私、失敗しちゃった」という真奈子の決め台詞とは反対の某医療ドラマに、ここまで寄せてきましたか(笑)

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第5話を観たTwitterの声は?

2話に渡った今回の医療ミスの事故調でしたが、続きが楽しみという声が多く、病院側の隠ぺいを暴く場面はわかりやすくスッキリしたようですね。

現実もわかりやすく勧善懲悪であってほしいですよね~。

あり得ないことが起こるから、”失敗”を糧に人間は成長してきたんですよね。
特に今回の医療ミスの事故調では、真奈子の言葉に考えさせられる人、共感する人が続出しています。

医療現場からの声が生々しいですね…。
実際の医療現場も過酷な勤務形態のようなので、このような事故が起きないように改善していってほしいですね。

『ミス・ジコチョー』第5話は、ココに注目!

今後の真奈子と守康の関係

NHKの『土曜スタジオパーク』という番組内に、松雪泰子さんと4話5話のゲスト俳優である寺脇康文さんが、『ミス・ジコチョー』の番宣を兼ねて生出演しました。

寺脇さんは、2話を通して真奈子と対立する事故調の委員長で弁護士の守康を演じ、真奈子は苦戦を強いられることになりましたよね。

スタジオパークには松雪さんは真奈子のまんまで出演し、寺脇さんとの今後の絡みについて5話以降もどこかで出演することを明かします。

その後「仲良くなっちゃうんだよね~」と松雪さんが口を滑らしてしまい、寺脇さんは「それ、言っちゃいけないやつ!」と大慌てする場面が。

「ウソです!ウソです!」と二人が取り繕おうとしましたが、生放送ですからね~編集することができず(笑)

第5話で味方同士になった二人ですが、この先もっと仲良くなるようですよ!

愛されキャラ野津田を演じる堀井新太

なんとも頼りない真奈子の助手である野津田を演じる堀井新太さんは、ワタナベエンターテインメントの”D-BOYS”という若手イケメン俳優集団のメンバーとして活躍している俳優さんです。

NHKでは、朝ドラ『マッサン』や大河ドラマ『西郷どん』などに起用されており、NHK好みの俳優さんだなという端正なお顔立ちですよね。

”D-BOYS”からは瀬戸康史さん、山田裕貴さん、志尊淳さんといった戦隊ヒーローものを演じた方が多く、次世代の俳優を続々排出しているので、堀井新太さんもさらなるブレイクが期待できそうです!

まとめ

第5話は、第4話から続く医療ミス調査が、真奈子に送られてきた送り主不明の映像により新たな展開を迎えました。

病院側が医療ミスを隠ぺいしていたことがわかり、真奈子は守康とタッグを組んで真相究明することができましたね。

ヒューマンエラーで一人の人間の命が簡単に奪われ、病院側やオペ関係者たちの保身によって、真実が闇に葬られることになったかもしれないという今回の事故調は、重い内容でした。

そして、病院側の過酷な勤務実態が今回の医療ミスを引き起こしたとも言える事故は、またしても企業側(病院側)の圧力により文句を言えない雇われの身の従業員が”失敗”を積み重ねた結果ということ。

”失敗”をすることは悪いことじゃないけど、命がかかっている”失敗”はしちゃだめですよね。

真奈子の「今回の失敗が始まりだってほしい」という言葉が胸に深く刺さりました。

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