原作:瀧波ユカリ
脚本:坪田 文
出演者:新木優子,高良健吾,浜野健太,田中みな実,よしこ,山口紗弥加,森田甘路,関口メンディー,他
放送期間:毎週木曜夜10時
制作:フジテレビ
前回のおさらい
無事正社員になれた難波ユリカ(新木優子)は、マコチこと福盛真(高良健吾)が自分にキスをした理由を聞こうとLINEをしますが既読スルーをされます。
また丸の内さくら(山口紗弥加)も元カレ駒込和真(淵上泰史)を忘れようと彼との思い出の場所をユリカと巡って『がんそば』を完結させるつもりでいました。
マコチは、仕事でミスをしたモヤモヤからさくらにもキスをしようとしたことが原因で、さくらとの同居を解消することになりました。
ユリカに、キスしたのに付き合わないと言ったことを謝りに行きますが、「終わりにしましょう」と振られました。
山下章生(浜野謙太)に告白した加賀千鶴(趣里)は、来栖むぎ(田中みな実)の仕事場に山下を連れて行き無理やりキスをして…?
第5話では、ユリカに拒否されたマコチを救ったのは、山下でした。
マコチは、しばらく山下のマンションに身を寄せることに。
温泉旅行が当たったユリカは、さくらを誘って傷心旅行へ。
そこで偶然むぎに遭遇し、山下とよりを戻させよう頑張るユリカですが…?
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第5話 あらすじと感想
ここから先はネタバレになります。問題ない方は読み進めてください。モトカレマニアの傷心旅行
マコチは、髪の毛を七三分けにしメガネをかけて出社し、白井(関口メンディー)と大沢(森田甘路)に仕事でミスをしたことを謝り、これからは心を入れ替えて仕事に励むことを約束します。
ユリカ不在の机を見るマコチに、安藤社長(小手伸也)が「難波はしばらく休む」と告げます。
その頃ユリカは、さくらと“傷心旅行”と題して温泉に向かうバスの中でした。
親友、周防ひろ美(ガンバレルーヤよしこ)の提案で申し込んでいた“温泉旅行”が当たり、ひろ美を誘ったのですが旦那と旅行に行く予定が入っていたので、さくらを誘ったのです。
旅館に着くと、“草木染めの体験講座”というポスターが目に留まります。
ユリカが草木染めのパンフレットを取ろうとすると、偶然にも山下の元カノ“むぎ”と遭遇します。
山下と知り合いだというユリカに、「話すことなどありません」とツンとして去って行くむぎ。
モトカレマニアが集結しての温泉旅行、楽しそうです。
新婚のひろ美は、やっぱり傷心旅行には参加しなくて正解だなって思います。
楽しい温泉
山下が勤めている“花丸フーズ”では、山下章生を“おいしいニッポンプロジェクト”のリーダーに任命するという内示が出ていて、それを見つめる千鶴。
一方さくらとユリカは、旅館で足つぼマッサージを受けながら話をしていて、ユリカがむぎと初めて会ったのは本屋で、丸の内さくらの恋愛小説『がんばらなくても、そばにいて』を取り合ったときだという話をします。
足つぼマッサージ師に、さくらは“腰、肩、胃腸”が悪いと言われ、ユリカは“頭”が悪いと言われます。
さくらとユリカが温泉に入ると、再びむぎと遭遇。
ユリカは自分を“モトカレマニア”だと言い、山下はむぎを忘れられない“モトカノマニア”だと言います。
むぎは、山下が自分の仕事場に来て、見せつけるように他の女とキスしていたことを告白します。
「せっかく忘れようとしたのに」と言うむぎに、ユリカは「あなたもモトカレマニアですね!」と嬉しそうに言いました。
その後ユリカは、「山下がむぎと別れたことをすごく後悔していた。私は山下に助けてもらったから力になりたい」とさくらに話します。
ユリカは、何とかお互いに忘れられないでいる山下とむぎの恋が、復活するようにと考えているのでした。
ユリカとさくらは食事中のむぎのところに行き、わざと『がんそば』を終わらせるという話をして、食いついてきたところで『がんそば』の作者だと明かすさくら。
むぎさん、『がんそば』にそこまで興味はないと言ってましたが、終わらせると聞いてすごく残念そうな顔してたから相当好きなんだと思います。
男同士、女同士
山下は、落ち込んでいるマコチに、ユリカがいる温泉に行こうと誘います。
そこでユリカに写真を送ってもらうと、そこには“むぎ”が写っていて驚いた山下は「やめましょう」と言い、マコチが見てみると“さくら”が写り込んでいたのでやめることに。
一方、カラオケルームに移ったユリカたち、ユリカがむぎになぜ東京に来たのかと聞くと、「長めの出張みたいなもので、来月には北海道に帰る」と言います。
そして、自分の仕事を無視して「東京についてこい」とプロポーズした山下を許す気はないと…言いながら、部屋に帰る途中、山下の食べログをブロックしようと思ってもできない自分に気づきます。
山下とマコチはサウナで趣味を語り合ったり、元カノに対しても“ああすればよかった、こうすればよかった”と、うじうじと後悔するのです。
ユリカが旅館の庭でマコチとの思い出に浸っていると、近くの茂みがガサガサと揺れ、驚いたユリカが悲鳴をあげるとむぎとさくらが駆けつけます。
茂みから出て来たのは、草木染め作家の蓮沼桃香(矢田亜希子)でした。
桃香は「明日の体験講座に使う木々を集めていた」と言い、ユリカたちによかったら草木染めを体験してみないか、と誘います。
矢田亜希子さん、久しぶりに見ましたがキレイですね~。
フジ木曜10時枠の恋愛ドラマに出演は17年ぶりだそうですが、そんなことは感じさせない自然な演技です。
正解はない
翌日、ユリカたちは、草木染め体験講座に参加します。
「草木染めは、同じ植物で染めてもそれぞれ違う色が出る。正解はないの」と説明する桃香。
ゴム手袋をはめて布を縛りながら、ユリカは“正解は…ない”と、気になった言葉を繰り返します。
一方出社したマコチは、自分が休んでいる間にユリカが仕事のフォローをしてくれていたことに気づきます。
山下の会社では、山下がリーダーになったプロジェクトの会に、千鶴も参加しています。
会の終了後、千鶴はいきなりキスをした非礼を詫び、プロジェクトリーダー就任祝いとしてプレゼントを渡しました。
その日の昼休み、山下はマコチとランチをしながら「会社の同僚に告白されたけど、今は付き合うとか考えられない。でも加賀さんの気持ちを考えると…」と話しだします。
マコチは「エスパーでもない限り、人の気持ちなんてわからない」と、自分の気持ちを素直に言えばいいと諭します。
山下くん、モテる男はつらいみたいな相談してましたが、千鶴への気持ちはないみたいですね。
千鶴も本気にならない相手を探していましたから、振られてもそこまでショックはないと思われます。
諦めないで
ユリカが散歩していると、草木染めを施した布がたくさん干してある奥で、桃香がタバコを吸っているところを見てしまいます。
「見られちゃった。ナチュラル系の工房やってるのに、矛盾してるよね。そんなことってない?」と聞く桃香。
ユリカは激しく同調し、マコチとの終わらせようとしても、いつまでも悩んで終われない矛盾した恋を話します。
“もう恋なんてしない”と考えているユリカの話を、桃香は優しい目をして聞いています。
自分がした行動を、後になってあれやこれやと反省してしまうと言うユリカ。
桃香は「そのときした行動がきっと正解、これは元旦那の言葉なんだけどね」と自分はバツイチだと告白しました。
桃香は、なかなか満足がいく物は作れないが、何度でも諦めないで頑張っていれば、いつか満足できる結果が出る…と、恋愛を草木染めに例えて話すのでした。
旅館のロビーで話すさくらとむぎ。
むぎは「ちゃんと山下くんと話し合った方がいいとユリカさんに、しつこく言われる」と話します。
さくらは、「私もこんな状態を続けるより、会って話した方が楽だと思うよ」と諭します。
マコチと別れてから、モトカレマニアとして辛かった5年間を、むぎに味わってほしくないと考えるユリカは優しいですよね。
本当の気持ち
山下は、千鶴にきちんと自分の気持ちを伝えます。
「僕には忘れられない人がいる、何を考えているかもわからない人です」と言う山下。
そんな人と一緒にいてしんどくないのか?と聞く千鶴に「しんどいけど、どうしようもないんです。この気持ちを“恋”と呼ぶなら、あなたに恋はしてないと思う。ごめんなさい」と告げ、プレゼントを返しました。
そしてむぎに“もう一度、話がしたい”とLINEを送ります。
千鶴は、廊下のゴミ箱にプレゼントを捨て「“恋”だって?ダッサ…あんな男もいるんだ…」とつぶやくのでした。
ロビーでむぎにきたLINEを見ていたユリカは、それを消そうとするむぎに「なんで消すの?何でもいいから返信してあげて」としつこく言います。
「消そうと無視しようとむぎちゃんの勝手だけど、自分の気持ちからも逃げていると本当に欲しい物が何なのか見えなくなるよ」と諭すさくら。
ユリカも人のLINEを見て、そんなに必死になるなんて「?」と思ってしまいました。
昔からの友達でもないのに、山下くんの力になりたいのはわかるんですけどね…。
卓球で決める!?
むぎが山下からのLINEに返信するかどうか、卓球で決着をつけることなりました。
ユリカが勝てば、“返信する”。
むぎが勝てば、“このままリアクションなし”となるようです。
小学校のとき、卓球クラブだったというむぎは、鋭いサーブでまず1点先取。
圧倒的に強いむぎは、卓球をしながら山下の欠点を言っていきます。
それでも諦めずに必死で戦うユリカは、「このままだと本当のモトカレマニアになっちゃいますよ。きちんとピリオドを打たないと、幽霊みたいにずっとついて来ますよ」と自分の経験から警告します。
むぎは、「彼は私が、何もかも捨ててついて来ると思っていたのよ。何があっても彼だけはわかってくれてると思ってたのに」とスマッシュを打ちました。
「そんなの言わなきゃわからない!」と、打ち返すユリカ。
むぎは、山下との楽しかった思い出が頭の中を駆け巡り、「楽しいことを思い出してしまったから私の負けです…」と負けを認めました。
むぎが負けを認めたということは、山下と会って話して復活するんでしょうか。
この2人はお互い好き同士だから、その可能性は強そうですね。
マコチはユリカの気持ちを知る
一方、マコチと山下はベランダに出ました。
山下は、むぎに連絡したと報告。
同じ職場だとお互い気まずいから、転職した方がいいのかなと悩むマコチ。
山下はユリカがマコチと別れてからの5年間、ずっとモトカレマニアでマコチのことを追い続けていたことを話します。
マコチは別れたときを思い出し「あれからずっと5年も…」と考え込み…。
マコチの頭の中は、ユリカとの楽しかった思い出でいっぱいになります。
そして山下に、「ユリカと会って話をしてみる」と宣言しました。
マコチも、ユリカがずっと自分のことを引きずっていたことを知りましたね。
でもマコチと再会してからのユリカは、マコチの態度に呆れてたのでそんなに簡単に戻るかどうかはわかりませんよね。
次のステップへ
ユリカが停留所でバスを待っていると、桃香が来ました。
ユリカの名刺を見て「不動屋さんなんだ。今度相談したいかも」と告げ、迎えに来た車に乗り込みました。
家でパソコンに向かうさくらは、『がんばらなくても、そばにいて』の最終巻を書き始めます。
そのとき、さくらの携帯に和真から“俺、たぶん離婚すると思う”と連絡が入りました。
約束の場所“北のジンギスカン”で山下と会ったむぎは、「東京にもあるんだね」と言います。
山下は、嬉しくて涙ぐみ「うん、あるよ」と答えます。
マコチは、ユリカのアパートの前で待っていると、タクシーでユリカが帰ってきました。
「ユリカ!」と駆け寄ると、ユリカの後から若い男が降りて来て「誰?」と聞いています。
ユリカがちょっと考えて「…仕事仲間」と答えると、後ろにぶっ倒れそうになるマコチ。
ユリカは、後から降りてきた男を「翔くん」と紹介しました。
ユリカは、以前自分のことを「バイト仲間」と言ったマコチにお返ししましたね。
ぶっ倒れそうなマコチの顔が、白目でおかしかったです。
翔くんって誰なんでしょうか?
Twitterを見てみましょう
#モトカレマニア 5話
どのカップルも一時の偽装不倫みたいな感じだったな~笑(伝わるといいな)
まこちの感情の機微だけ相変わらず全ては伝わりきらない。難しい。
ハマケン演技よいけど一番はさくら先生。何でもお見通し感あるけど最後の動揺よいね。
そして何でまこちと山下さん同棲してるんだよ!笑— ハッピーアイスクリーム (@happyicecream_2) November 14, 2019
山口紗弥加さん、ほんとにいろんな役ができますよね。
以前は悪女の役が多かったように思うんですが、最近はこんな普通の役が多くなってきました。
普通の役の方が難しいと思いますが、自然な感じでうまいと思います。
今日のモトカレマニア5話は
温泉。しかも今回は田中みな実の
シーンも多そうで楽しみ!— 上村貴哉 (@aodenVeqhias0xi) November 14, 2019
あ、そっちですね(笑)
田中みな実さん「はぁ?」ってところ、肩を見せてぶりっ子してましたね。
まとめ
前回が第1部終わりみたいに書いてあったので、この回が第2部の始まりなんでしょうかね。
山下くんとむぎちゃんの恋が、復活しそうです。
千鶴は、「こんな男がいたなんて」という不気味な言葉を残しましたが、あれで諦めはついたんでしょうか。
最後に出てきた「翔くん」の正体は、来週の放送を待たないとわかりませんが、ホームページにちょこっと書いてありました。
マコチの次にちょっとだけ付き合った、クズ男らしいです。
翔くんがユリカとマコチの間に入ってきて、おもしろくなりそうです。
ドラマ『モトカレマニア』作品概要はこちら
2019年秋ドラマ特集ページはこちら

平凡な田舎のおばさんですが、国内、韓流ドラマが大好きで知識も豊富だと自負しております!あと、和菓子洋菓子ジャンル問わずスイーツには目がありません。
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