原作:ロバート・カークマン、トニー・ムーア、チャーリー・アドラード
脚本:イーライ・ヨルネ
出演者:ノーマン・リーダス、ダナイ・グリラ、メリッサ・マクブライド、ジョシュ・マクダーミット、クリスチャン・セラトス、セス・ギリアム、ロス・マーカンド、ジェフリー・ディーン・モーガン、サマンサ・モートン、ソーラ・バーチ、他
放送期間:2019年10月7日~ 毎週月曜22時
制作:AMCスタジオズ、サークル・オブ・コンフュージョン、ダークウッド・プロダクションズ、ヴァルハラ・モーション・ピクチャーズ
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目次
前回のおさらい
第4話では、アレクサンドリアで大事件が勃発!
リディアがリンチを受け、それをとっさに助けたニーガンが、その際にアレクサンドリアの住民を傷つけて(死なせて?)しまったことで、処刑するかどうか、という話になったのです…!
ただ、処遇を地下牢で待っていたはずのニーガンは、朝になって姿を消してしまいました。
カギを開けなければ出られないはずの地下牢から、彼はどうやって姿を消したのか…?
逃げたのか、もしくは、ニーガンに恨みを持つ住民が連れ去ったのか…。
正しいことをしたはずなのにニーガンが罰を受けるという事態に、心を痛めるどころか落胆とあきらめを感じるリディアも、これからどうなるのか怪しいところです。
やっぱりチラホラと登場しては、いい動きをしていたニーガンがストーリーのポイントになって動き出しましたね…!
この第5話でニーガンの行方は分かるのでしょうか?
ここから先はネタバレになります。問題ない方は読み進めてください。ケリー危機一髪!?
ヒルトップで生活しているケリーが1人で森に出ていますが、彼女の耳はほとんど聞こえない状態になっているようです…。
イノシシをパチンコで仕留め、とどめを刺そうとしていたところ、背後にはウォーカーたちが迫っていました!
なんとかその場から逃げ、難を逃れるものの、その先で足をくじいてしまい、さらに木を失うことになったケリー。
彼女のすぐそばには、ウォーカーが近づいてきています!
どうなるケリー!?
…とハラハラドキドキしたいのですが、以前にも書いたように、シーズン8以降に登場したキャラたちに、全然感情移入できないんですよ…。
これを冒頭に持ってきて、ちょっと視聴者の心をつかみたいのは分かるのですが、私の心は全く動かされませんでした。
ごめんよ、ケリー。
悪気はないんだよ。
あ、でも唯一、ケリーのお姉ちゃんで、ダリルがちょっと惚れているらしきコニーの動向は気になるなぁ。
ニーガン無事です!逃亡中です!
さて、地下牢からいなくなっていたニーガンですが、元気に森を逃走中であることが判明します♪(←なぜか音符を使ってしまう)
もしかすると、ハイウェイマンの残党たちがニーガンを引きずり出して、どっかで勝手に処刑してるんじゃないか…なんて、私、心配してたんですよ。
でも、そうじゃなくて、まんまと逃亡したようです。
なぜかニーガンと一緒にいるのは、ニーガンの監視役だったらしい若者ブランドン。
ブランドンの父親は元救世主だったようで、父親からニーガンの武勇伝をいろいろと聞かされていたブランドンは、合図の口笛を披露してみたり、リックのことを偽善者と呼んだりして、ニーガンを喜ばせようとしていました。
しかし、ニーガンは微妙な表情。
さらに、ブランドンがリックの息子であるカールのことを話し始め、ニーガンがカールを撃ったんだ、と言うと、ニーガンは真剣な表情で「俺はそんなことをしない、カールは…子どもは殺さないんだ」ときっぱりと言い放ちます。
ニーガンの真剣な表情にも気づかないブランドンは、「ああ、そうだよな…。とにかく俺は味方だから。俺たちは…ニーガンだろ」などと能天気に話し続けるんですが…(笑)
ニーガンがブランドンのこと、すでにめちゃくちゃウザがってることが分かって、なんだか笑えます。
でも、さらにブランドンは、“囁く者”たちとの境界線に設置されている有刺鉄線をバットに巻いて、ニーガンの最愛の武器“ルシール”を作ったり、アレクサンドリアの貯蔵庫からくすねてきたニーガンのライダースジャケットを差し出したりと、ニーガンを次々とかつての姿に仕立て上げてくれます。
ブランドン、そこは褒めてつかわそう(笑)
ヒルトップの怪
数時間ごとに襲ってくるウォーカーを対処することで精いっぱいのヒルトップ。
ユミコが指揮を執りながら、なんとかウォーカーの侵入を食い止めているようですが、それと同時にヒルトップの保管庫からは物資や医療道具が消えるという謎の事態も発生しています。
ユミコはマグナに話を聞きに行きますが、ユミコに愛想を尽かしたらしいマグナはまともに対応をしません。
さらに、狩りから帰ってきたメンバーの中にケリーがいないことが分かり、コニーはダリルとマグナとともに、ケリーの捜索へと向かいます。
ケリーを捜索する途中、ダリルは一生懸命に手話を使いながら、コニーに兄のメルルの話をしました(メルル、あなたのことは決して忘れないよ…)。
メルル兄貴と盗んだボートで釣りに行ったこと、酒を飲みながら釣りをしていたメルルは湖に落ちたこと、ダリルはメルルをなんとかボートに乗せて命を救ったこと、でも、メルルは「マヌケ、ビールを取ってこい」と言ったこと…。
ダリル、あんたも不器用だけど、ほんとにいいヤツだなぁ…(しみじみ)。
不安そうだったコニーに、少し笑顔が戻るのでした。
エゼキエルは病魔に襲われていた…
ヒルトップの診療所で話すエゼキエルとセディク。
診療所からは医療用品が4分の1も盗まれているという状況でした。
エゼキエルは咳き込み、心配そうな表情のセディクに自分の腫れあがった首を見せます。
セディクは慌てて、すぐ検査をしようと言いますが、エゼキエルはこの首の腫れの原因は、自分の祖父も父親もかかった甲状腺がんだと告白します。
まだ世界が普通だったころ、化学療法や手術ができた当時は、甲状腺がんの生存率は98%だったけれど、今の結果は一つだ…と、淡々と語るエゼキエル。
だが、セディクは鍼治療や睡眠療法などの方法もあるし、仲間が存在するのは頼るためだとエゼキエルを励ましました…。
優しいニーガンがステキすぎる…
ニーガンとブランドンが先を進むと、バスの中で女性と子どもがウォーカーに襲われているところに遭遇します。
ニーガンはウォーカーを倒して、親子を救出します。
ブランドンは何も手伝わず「すげぇ!やっぱニーガンだぜ!」と叫ぶだけ…。
しかも、この親子から物資を盗もうとニーガンに提案するブランドン…。
いよいよ我慢ができなくなったのか、ニーガンはブランドンに街へ戻れと伝えます。
でも、嘘が苦手だというブランドンはすぐには首を縦に振りません。
ニーガンはついに「お前の青白いつまらん顔さえ見なくてすむなら、どこにでも行ってくれていいから」と、自分の居場所を言おうが何をしようがかまわないから、目の前から消えろとブランドンに告げました。
ニーガンは、さっき助けた子どものところにやってきて、飛行機のオモチャで遊ぶ彼に、かつて自分が乗った飛行機の話を面白おかしく話します。
さらに、高い壁に囲まれて農地もある安全な町があるから、その近くまで連れて行くことを約束。
やっぱりニーガン、めちゃくちゃええヤツやん…とほっこりさせられるのでした。
ニーガンがブチギレて覚醒しちゃう…!
親子と火を起こそうと薪を拾ってきたニーガンに聞こえてきたのは、あの口笛。
なんと、ブランドンが母親と幼い息子を殺害していたのです…!
アホのブランドンは「ニーガンは人を手なずけて服従させる男だろ。これはテストだったんだろ?手を下す根性があるかどうか試したんだろ?」と、自分はテストに合格したと思い込んでいる様子。
ニーガン、もちろん、ブチギレます。
地面にあった大き目の石を手にすると、「俺はニーガン…」と言いかけたブランドンの頭に、容赦なく一撃を食らわせました!
倒れたブランドンの頭に何度も何度も石を振り下ろすニーガン。
そして、ライダースジャケットとルシールを手にして、ニーガンはその場を後にするのでした…。
ああ…ついにニーガン、おバカな若者のせいで、覚醒しちゃったよ…。
“囁く者”たちの作戦やいかに?
ガンマは、ウォーカーを川まで導くと、そこで息の根を止め、腹から内臓をぶちまけています。
ウォーカーを使って、川をせき止めようとしているようで、どうやらこれはアルファたちの作戦のようです。
やはり、数時間ごとにウォーカーが攻めてくるのは、“囁く者”たちの仕業だったんですね…。
“囁く者”たちの1人が「大群を送り込んではどうか?」と進言するも、アルファは周囲に「賛成のものはいるか?」と尋ねます。
周囲が誰も反応しないと、アルファは「多数決で決まりだね」と、発言した男の脚をバッサリと切りました。
「倒したいなら、ちょっとずつ急所を攻めればいいんだ」とアルファは持っていたナイフをベータに渡し、ベータは足を切られた男の首を切ってとどめを刺すのでした…。
またガンマが、川にウォーカーを連れてきて、殺していたところ、ナイフを持つ手元が狂って、自分の手のひらを切ってしまいました。
そこに居合わせたのはアーロンで、自分が持っていた包帯をガンマに投げてよこします。
自己紹介をするアーロンを尻目に、ガンマは包帯を持って無言で走り去りました。
キャンプに戻ったガンマは、「義手の男に包帯をもらった」とアルファに報告します。
アルファは「義手の男は利用できる。お前は新しいマスクをかぶるといい」と、ガンマにアーロンに近づくように指示を出すのでした…。
ヒルトップネタがどうでもよすぎる
さて、冒頭でヤバい状態だったケリーですが、なんと…、ほぼ無傷で発見されました…!
本来なら喜ぶべきところなんでしょうが、私としては全く納得いきません…。
普通だったらウォーカーに食われて当たり前だろ!
そうしないなら、冒頭の演出いらんだろ!
…と、怒りがこみあげてきて仕方ありません…!
ちなみに、ヒルトップからちまちまと物資を盗んでいたのはケリーとマグナで、森に隠していたのですが、もうそんなことどうでもいいです(笑)
結局ダリルは盗品の犯人は黙っておくことにし、盗品とケリーとを無事ヒルトップに届けたのでした。
その後の会話から、どうやらユミコとマグナは、かつての弁護士とその依頼人という関係だったらしく、マグナは幼いいとこを虐待(?)していた男を殺したらしいことが分かるのですが…、それもマジでどうでもいいですから(笑)
ニーガンがついに新天地へ!?
覚醒したニーガンは、境界線を越えてウォーカーたちを次々と倒していました。
そこに現れたのはベータ。
ニーガンは、「やっと会えたぜ!」と、ベータとの対面に感激しているご様子です(笑)が、果たして次回どうなるんでしょうか…!?
さてさて、まだまだストーリー展開には不満が多いところではありますが、ついにニーガンが始動したことで、少しは面白くなってきましたね…!
ツイッター上ではニーガンカムバックの感想はどうなっているんでしょう?
ウォーキング・デッド
シーズン10 5話まで見たニーガンのこと許せないけど、いいキャラすぎてやっぱり好き😂
ダリルは相変わらず可愛い— 聖母(へい) (@2KOBAN06220915) November 10, 2019
そうなんですよね…。
ニーガンって、めっちゃ極悪で、今までやってきたこと考えたらマジ許せるわけないんだけれど、なんだか憎めない…。
ダリルは、まあ、不動ですな(笑)
「ウォーキング・デッド」シーズン10 5話。リディア(アルファの娘)はどうしようもない軋轢があるしヘンリー王子ももういないから荒れるのはわかるけど、なんでマグナが反抗期やってんだ。平和じゃないのに平和ボケしてんのかと。
そしてニーガン。来週は荒れそうだ。— せんべい猫 (@senbei_neko) November 5, 2019
あ、そっか。
マグナは単純に反抗期なわけですな!(なぜか納得)
ウォーキング・デッドシーズン10の5話観てる。そんな気はしてたけど、また新しい国ができるな。
— go (@go60925542) November 9, 2019
簡潔ですけど、深いツイートですね…(笑)
まとめ
まだまだ不完全燃焼のところは多々ありますが、やっとニーガンのストーリーが大きく動き出したので、それだけでもよしとしないといけませんよね(笑)
リック不在のアレクサンドリアやヒルトップがとにかく不甲斐なさすぎて…観るに堪えません…(涙)
もう、いっそのこと、ニーガンをメインの主人公にしちゃってください!と言いたくなる今日このごろ。
そう考えると…、次回は間違いなくニーガンが中心になるストーリーだと思うので、とっても楽しみです♪

子どものころから映画大好き! ヒマさえあれば、むさぼるように映画を観るアラフォー女子。いまはドラマ『チェルノブイリ』のビッグウェーブに飲み込まれてます。
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