タイトル【愛してたって、秘密はある。】第一話
放送局 日本テレビ
放送期間 2017年7月16日~2017年9月17日
キャスト 福士蒼汰、川口春奈、鈴木保奈美、遠藤憲一、賀来賢人 他
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今や日本を代表する若手俳優、福士蒼汰くんが初の“殺人犯”を演じたこの作品。
今まで彼が数多く出演してきた恋愛ドラマとは打って変わって、完全なるサスペンスとなっています。
主人公 奥森黎(おくもり れい)(福士蒼汰)は中学生の頃、母親(鈴木保奈美)が父親(堀部圭亮)からDVを受けているところを目撃し、母を守るために父を殺害する。
母と共にその証拠を隠蔽(いんぺい)し、他の誰にも打ち明けることなく月日が経っていった…。
そんな中、大学時代に出会った女性(川口春奈)と結婚することを決意した奥森黎。
しかしその時から、秘密を知る何者かから恐ろしいメッセージが黎の元に届き始める…。
あなたは愛する人に秘密をさらけ出すことができますか?というメッセージが含まれた新しいサスペンスドラマ、この先どうなっていくのか楽しみですね!
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あらすじ
オープニング
マンションの一室。
花火を窓から見ながら、物憂げな表情を浮かべる奥森黎(福士蒼汰)。
ここは、交際中の彼女である立花爽(さわ)(川口春奈)の部屋。
飲みながら、“秘密を一つずつ話していくゲームをしよう”と提案する爽に、戸惑いを隠せない黎。
そんな黎をよそに、爽は一つずつ小さな秘密を話していく。
少し和やかな雰囲気で進んだあと、真剣な表情で何かを打ち明けようとする爽。
しかし黎は「無理に言わなくていいよ」と、爽が話そうとするのを制した。
爽と別れて一人になった黎は、“愛する人だからこそ、言えるわけがない…”と、中学生の時に起こしてしまった父親・皓介を殺害した時のことを思い出していた。
一見普通の青年のように見えますが、黎は人には言えない大きな過去を抱えていたんですね。
爽は淡々と話をしていきますが、黎は笑顔を見せながらも苦しそうです…。
中学生の記憶
「花の色が違うんだよ!」
リビングに飾ってあった黄色いバラを放り投げ、妻の晶子にひたすら暴力をふるい続ける黎の父・皓介。
黎は晶子を守ろうと、咄嗟に皓介の後頭部を自宅のリビングに飾ってあった皓介のトロフィーで殴り、殺害。
リビングには、その時流していたレコードの曲が鳴り続けている…。
息子として、このまま母親を放っておくわけにはいきませんよね!
無我夢中で、このような行動に出てしまったんですね…。
遺体とそのトロフィーを母の晶子(鈴木保奈美)と一緒に自宅の庭へと埋めた。
皓介の車は黎と晶子の二人で海へと突き落とし、皓介を失踪したように見せかけたのだ。
「嘘はつき続けると真実になるの。罪はなかったことにすれば罪じゃなくなるのよ」と晶子が黎へ諭します。
晶子は、母として黎を守ろうとしたみたいですね…。
黎も晶子に従って証拠隠滅を図りますが、今も黎はその過去を引きずっているようです。
逆プロポーズ
場面は変わり、図書館で黎と爽が勉強をしながら他愛もない話をしていた。
その会話の流れで突然爽が「私たち結婚しない?」と逆プロポーズをする。
黎は突然のことで驚いたが、黎からも「ずっとそばにいてください」と爽に話した。
その夜、黎は母・晶子に結婚することになったことを報告する。
晶子はすごく喜んだが、黎は“本当にいいのかな…”と複雑な思いでいた。
黎は爽の逆プロポーズに素直に喜びながらも、過去のことがどうしても引っ掛かっているようですね。
爽の気持ちをよそに、黎の不安は膨らんでばかりのようです…。
修習生の黎
地方検察庁の修習生として担当している事件。
所持品をひったくりされた女性を守ろうと、そのひったくり犯に対し肋骨の骨折などを負わせるなどの暴行をした容疑者(桜田通)の取り調べをする黎と、黎の修習生仲間、安達虎太郎(白洲迅)。
容疑者(桜田通)の“やっていない”という訴えを聞き、また、ひったくり犯人の様子に違和感を感じた黎は、捜査をし直してもらうよう警察に取り合った。
黎の訴えに渋々捜査に応じた警察官・一ノ瀬義男(矢柴俊博)と井上大吾(佐伯大地)は再捜査を始める。
一方で、女性を襲ったひったくり犯を再度取り調べをする黎と虎太郎。
ひったくり犯が“骨折をした”と嘘をついているのではないかと疑う黎と虎太郎に対し、“一度失敗した人間に人権はねぇのか”と二人に怒鳴る。
すると虎太郎は「あるわけねぇだろ」と呟き、黎の表情を曇らせた。
その後、ひったくりがあった現場で聞き込みをし、様々な証拠をもとに捜査を続けた。
同じような過去を経験した黎だからこそ、容疑者の訴えをどうしても聞捨てることができなかったようですね。
熱い気持ちが警察官にも伝わった?ようですが、果たして黎は真実を暴くことができるのか?!
ここから楽しみです!
爽の両親
翌日は、爽の両親に挨拶に行く約束の日。
待ち合わせ場所に行くと、爽から、父親は黎が修習生として出入りしている地方検察庁に勤める検事、立花弘晃(遠藤憲一)だと告げられる。
爽の自宅。
爽の母親・立花茜(岡江久美子)、そして父・弘晃に挨拶をする黎。
弘晃は、黎に家族構成を尋ねた。
父は病気で10年前に亡くなった、と嘘をつく黎。
将来は、“やむにやまれず追い詰められて犯罪を犯してしまった人を助ける弁護士になりたい”と語る黎に対し、
「もし目の前で爽が殺されたら、そいつのことも助けるのか」と問う弘晃。
黙り込む黎。
弘晃はさらに、「どんな事情があれ、罪は罪だ。犯罪に手を染めた人間は悪人なんだよ」と続ける。
黎は、爽の父親・弘晃に厳しく意見されてしまいましたね…。
弘晃に黎の思いが伝わる時が来るのでしょうか!?
帰り道…二人になった爽と黎。
「結婚が嫌になったんじゃない?」と不安そうな爽に対し、黎は
「まさか」と笑った。
“最後の秘密を打ち明けられてよかった、スッキリした”と爽は笑顔になった。
爽に、「お父さんはどんな人だったの?」と聞かれた黎は、
「優しい人だったよ。患者さんのためにいつも一生懸命で…」とまた嘘を重ねた。
過去のことを打ち明けるどころか、嘘に嘘を重ねていくようになっちゃいましたね…。
爽に打ち明けるというのはやはり、とてもハードルが高いことだと思います。
でも、そのまま嘘をつき続けちゃっていいの!?
この先、どんな展開を迎えていくのでしょうか…。
黎と晶子を取り巻く人たち
晶子は黎が結婚することを周りの人たちに報告していた。
晶子が勤める病院の医師・風見忠行(鈴木浩介)にも報告する。
黎の父・皓介は、風見、晶子と同じ病院に勤めており、昔から3人は親交があったようです。
このシーンを見て私は、風見先生はとても晶子のことを心配そうにしている印象を受けました。
黎の結婚をとても喜んでくれて、さらには晶子のこの先についても気にかけてくれているみたいですね。
一方、黎が家庭教師をしていた頃の生徒だった浦西果凛が黎の家を訪れ、勉強を教わっていた。
「やめなよ、結婚。弁護士と検事がうまくいくわけない」と言い放つ果凛。
それに対し、「理屈じゃないんだよ」と告げる黎。
黎の家を後にした果凛は、意味深な表情を黎の家に向かって浮かべた。
う~ん、なんだかすごく気になる人物が登場しました!
果凛はすごく黎に懐いているようですが…黎の結婚を反対している様子がうかがえましたね。
そして、最後に見せた果凛の表情にはどんな意味があるのか!?気になります。
黎の捜査の行く末
その後、黎の捜査によりひったくり犯が嘘をついていたことが分かった。
その旨を、ひったくり犯を暴行したとされていた容疑者に伝える黎。
そしてそれを聞き安心する容疑者。
「ずっと不安で…。自分がおかしいんじゃないかと思っていた…。」
と話す容疑者に対し、
「おかしくなんかない、普通ですよ。僕もそうしていたと思います。」と黎は語った。
どうやら黎の睨んだ通りの結末となったようです。
ひったくり犯は嘘をついていたんですね。
これで、彼も容疑が晴れたようです。
黎、よく頑張ったね!
爽の弁護士事務所
離婚相談に来ていた女性と話す爽。
結婚しているのかと聞かれた爽は、“婚約中です”と答える。
「どうしようもない人だけど…、全部そのままでいて欲しいって思えるんです。」
と続けると、「そんなの最初だけよ。」と言う女性。
しかし、「このまま離婚していいんですか?」との爽の問いに対し、考え直して女性は弁護士事務所を後にした。
黎と爽の出会い
大学時代の講義で、“まずは容疑者がどんな思いで犯罪を犯してしまったか、そこを調べたい”等と発言し、他の学生から批難を浴びる。
しかし爽だけは、「私も奥森くんの意見に賛成だよ!」と黎のそばでいてくれた。
父を殺害して以来ずっと心を閉ざし、笑わなくなっていた黎だったが、次第に爽に心を開き笑顔を取り戻した。
そんなことを思い出しながら、爽の部屋で再び愛を誓い合った黎と爽。
そんな和やかな雰囲気の中、差出人不明の不気味なメールが黎の携帯に届いた!
黎にとって、爽は本当に救世主のような存在だったんですね!
中学生の頃から笑えなくなってしまった黎の笑顔を取り戻すことができたのですから!
黎と爽にはいつまでも幸せでいて欲しいな…。
父の殺害を知る人が近くに…?
『庭のお父さんには彼女を紹介しないの?』
差出人不明の不気味なメール。
慌てて爽のマンションから飛び出す黎!
ふと後ろに気配を感じ振り返るが、誰もいない…。
家に帰り、庭を見ると…父を埋めてある場所に黄色いバラの花束が手向けられていた…。
父親を殺害したことは、晶子と黎しか知らないはず…。
なのにどうしてこんなメールが来たのでしょうか!?
一体この送り主は誰なのか、気になって仕方がありません!
黎、爽…二人が予想もしない展開に
爽の事務所には、以前離婚相談に来ていた女性が再び訪れていた。
「旦那さんと話し合われたんじゃなかったんですか?」との爽の問いに対し、
「浮気相手との間に子供がいたんです!しかも勝手に認知までしていて…知りたくなかった!結婚なんてするんじゃなかった!」と女性は叫んだ…。
そして黎と虎太郎が担当していた事件でも新展開が起こった。
ひったくり犯を暴行したと疑われていたが、黎の捜査により容疑が晴れた男性がなんと殺人犯容疑で逮捕された。
実はひったくり犯に襲われた女性のストーカーで、ひったくり当日もずっと女性のあとをつけていたことが分かったという。
その女性の殺人犯として逮捕されたのだ。
「どうして…?」と黎がその男性に尋ねる。
「好きだったんです。でも拒絶されて…。気持ちを抑えることができなかった。彼女にとって特別な存在になりたかったんです。
でも、なんでだろう…ちゃんと沈めてなかったことにしたはずなのに…。
死体も…罪も…。」
「罪はなかったことにすれば罪じゃなくなるのよ」
と母の晶子に言われたことを思い出し、立ち尽くす黎…。
黎、爽…それぞれが自分の信念に従い、良かれと思ってした行為が仇となってしまう結末になりましたね。
まさか、あの時信じたはずの容疑者が殺人犯だったなんて…。
しかもその殺人犯は、“死体も罪も隠したはずなのに…”と黎に向ってつぶやきます。
黎にとっては、かなり心にぐさりときた一言だったようですね。
黎と晶子が過去に起こした罪は、一体どうなっていくのでしょうか…!?
黎と晶子に少しずつ近づく影!?
その日の夜、黎は父に首を絞められる夢を見て飛び起きた。
その時、晶子の叫び声がし、急いで駆け寄ると…
なんと、父を埋めていたところが掘り返されていた!
黎と晶子は驚きを隠せず、ただただ怯えて動けなくなった…。
“愛ある”第一話まとめ
デビュー当時からいろんな作品に出演してきましたが、福士蒼汰くん初の殺人犯役ということで、私としてもかなり楽しみにしていたものの一つです。
ただ、福士くん演じる奥森黎が中学生のときに起こした犯罪ということだったので、福士蒼汰くん自身が殺人している場面を演じるということはありませんでしたね。
(このドラマでは、奥森黎の中学生時代を演じた俳優さんが殺人を起こした場面を演じられています。)
愛する人に秘密を打ち明けることができるのか…というのが大きなテーマとなっているこの作品。
どのシーンも見どころ満載で、まとめるのが大変でしたよー!(笑)
一番気になるのが、やはり差出人不明の不気味なメール、そして最後のシーン…。
黎と晶子以外は誰も知らないはずなのに…一体誰の仕業なのでしょうか!?
次回に乞うご期待ですね!
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