タイトル:獣になれない私たち(9話)
放送局:日テレ
キャスト:新垣結衣、松田龍平、田中圭、菊池凛子、黒木華、山内圭哉、犬飼貴丈、伊藤沙莉、近藤公園、松尾貴史、一ノ瀬ワタルなど
閲覧したVOD:hulu(2018年12月5日時点では視聴可)
前回、朱里が晶の働く会社で、働く事になった。
仲が悪かった恒星兄弟は、本音でぶつかり、良い関係になった。
今回は、朱里が社長秘書に任命される!?
会社の機密データが漏れ、大混乱になり、気まずそうな顔をする朱里。
一方、カイジと結婚している呉羽が、恒星に抱きつく写真が週刊誌に載る。
大混乱する9話のあらすじです。
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あらすじ
〈社長秘書に任命される朱里〉
晶と恒星は、夜通しボードゲームをし、晶はいつの間にか眠ってしまった。
恒星は晶をベッドに運び、自分はソファで眠った。
目覚めた晶は、恒星を起こし、2人で朝食を食べた。
たわいもない話をした後、晶は不正の書類に、サインしたのかと、恒星に問う。
1度始めた悪事は、続けるしかなく、どうする事も出来ないと、答えた。
晶が出勤すると、夢子と上野が初めて契約を取ってきて、晶は部下の成長を喜んだ。
九十九は、晶を呼び出し『特別チーフクリエイター営業部長』に昇進させ、朱里を『社長秘書』に任命する。
〈呉羽のスキャンダル〉
呉羽が恒星に抱きつく写真が、週刊誌に掲載された。
呉羽を追う為に、5tapの前には、記者が張り込み、店内に不穏な空気が漂う。
呉羽は店の外に出て
「ここ迷惑なんで、解散!私が誰としようが、関係なくない?貴方もセックスくらいするでしょ?」
と、隠さず、本能のまま話す。
〈本音でぶつかる3人〉
京谷の元のマンションに遊びに来た千春。
京谷はマンションを出ており、朱里が住んでいるが、千春はそれを知らない。
合鍵でドアを開けると、朱里と鉢合わせし、驚く。
朱里は、なんとかマンションを抜け出し、晶の部屋へ逃げ込む。
気が動転した千春は、晶の家を訪れるが、隠れようとする朱里を見つけた。
3人は、5tapへ行き、これまでの経緯を全て千春に話した。
千春は
「育て方、間違っちゃったかしら…。」
と、落ち込む。
朱里が
「そんな事言わないでください。私、京谷さんがいなかったら、死んでたかもしれなくて。だから、私が生きていたのも、間違いになっちゃうんで…。」
と言い、晶も
「朱里さんが生きてて良かった。生きて、今ここで、3人でビール飲んでる…。」
と言い、3人で泣いた。
本音で話した3人は、いつの間にか打ち解け、仲良くビールを飲む。
そこに、京谷が遅れてやって来るが、女子の輪に入れず、カウンターで飲む恒星の隣に座る。
〈晶の存在〉
恒星は、京谷に晶と男女の関係になっていない事を話す。
京谷は、男と女の間に友情はないと意見すると、恒星は
「性別関係なく、人間同士でいられる相手だとしたら、貴重じゃないですか。壊すにはおしい…。」
と言う。
それを聞いた京谷は
「なんか、すごい大事そうに聞こえるんですけど。」
と言い、戸惑っていた。
〈逃げ出す朱里〉
九十九は社長秘書である朱里に、仕事の連絡を送りつける。
休日だったので、朱里は通知オフにして、休日を楽しんだ。
出勤すると、九十九は怒っており、晶がフォローしようとすると、九十九は
「長門に言うとんねん!」
と、晶にキツくあたる。
晶は、九十九がいない時に、朱里のフォローをし、社長秘書の仕事を優しく教え込む。
それでも、九十九は次から次へと仕事を頼んでくるので、朱里はいっぱいいっぱいになってしまう。
焦らされ、売り上げデータを他者に送ってしまうという、重大なミスを犯す。
朱里は事の重大さを察知し、会社から逃げ出し
「働けなかった…。」
と言い、泣き崩れた。
〈吠える晶〉
晶が朱里の代わりに謝罪しに行き、なんとか許してもらえた。
会社に帰ると、九十九が
「入ったと思ったら、すぐ辞めるって、今時の奴、あかんなぁ!あんなミス、普通するか?やる気が足らんのんじゃ!」
と言っており、晶は
「はぁ?
やる気があれば、何でも出来るんですか?
ゴミ出しも雑用も、毎日のコーヒーも、無茶苦茶な要求にも耐えます。
社長に怒鳴られると、怖いから、面倒だから。
目の前で誰かが怒鳴られても、誰も助けない。
これが平和ですか?
皆にそうさせてるのは、社長です。
そんな会社で、どう働けって言うんですか!?」
と、意見する。
九十九は
「ほな、辞めたらいい。さっさと、辞め!今すぐ辞め!文句しか出ぇへん社員、いらんのんじゃ。深海1人おらんでも、どうとでもなる!皆、それが分かってるから、何も言わへんねん。なぁ!?」
と言い、他の社員は黙りこくり、誰も晶を庇ってくれなかった。
晶は
「出すぎた事を言って、申し訳ありませんでした…。」
と、謝罪し、会社を後にする。
〈結ばれる2人〉
恒星は粉飾決算から、手を引く決意を固めた。
晶が、恒星の事務所を訪れると、恒星が土下座した状態でいた。
恒星は粉飾決算を辞めさせて欲しいと、頼んだが、辞めさせてもらえなかった。
訴える事も出来たが、そうすると、自分が粉飾決算に加担していた事が公になる為、恒星は全てを失ってしまう。
そうなったとしても、恒星は辞めたいと、土下座で頼んでいたのだ。
恒星が
「晶さん、どうしたの?」
と聞くと、晶は九十九に言われた事を話していると、涙が溢れてきた。
恒星は晶の涙を拭い、抱きしめる。
2人はキスをし、そのまま結ばれた。
翌朝、晶は恒星の事務所から帰る途中
「間違った…?」
と、呟くのであった。
感想
晶が九十九に言うセリフは、観ていて震えました。
晶が言っている事は正しいのに、誰も声を上げてくれない環境で、辛いし、息苦しいし、惨めですよね。
ドラマを観ている側としては、九十九に「さっさと、辞め!」と言われた時に、辞表を出し、辞める事が出来れば、スカッとしたのにと思いました。
でも、このドラマはリアリティを追求しているので、あえて辞めなかったのが、リアル過ぎて、観ていて辛かったです。
朱里も変わる為に、頑張っていたのに、九十九の下では無理ですよね。
また、心を閉ざしてしまわなければいいのですが。
なんと、次回は最終回です。
獣になれない私たちを見始めた頃は、いつ晶と恒星の恋に発展するのかと、毎回期待していましたが、このドラマは、純愛とかそういうものではないようです。
ドラマにならないような、大人のリアルな恋愛を描きたいのかなぁと、思いました。
純愛を期待していたので、少し残念です。
最終回目前で、晶と恒星が結ばれました。
お互い辛い事があり、それを忘れるような形での行為だったので、好きという感情ではなさそうです。
そうなると、最終回で、付き合う展開にもならないし、モヤっとした終わり方になりそうですね。
最終回では、九十九をギャフンと言わせてくれる事を願っています。

子育てと節約を頑張るアラサー主婦です。子供の頃からテレビっ子で、日々のストレス解消はドラマとバライティ番組を観ることです。
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