タイトル:獣になれない私たち(7話)
放送局:日テレ
キャスト:新垣結衣、松田龍平、田中圭、菊池凛子、黒木華、山内圭哉、犬飼貴丈、伊藤沙莉、近藤公園、松尾貴史、一ノ瀬ワタルなど
視聴したVOD:hulu(2018年11月21日時点では視聴可)
前回、呉羽が恒星と別れた理由が、明らかになった。
呉羽にとっての大事な事を、恒星も同じように大事に思ってくれないという価値観の違いからだった。
未だに、朱里と同棲解消した事を告げられぬまま、京谷は晶と喧嘩し、不穏なムード。
今回は、恒星が怪しい大金を持っているのを見た晶が、事情を聞く。
恒星は誤魔化すが、晶は助けになる事が出来るのだろうか?
また、晶の家に朱里が押しかけて来て…。
7話のあらすじです。
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あらすじ
〈嘘をつく恒星〉
晶は、封筒に入った怪しそうな札束を恒星が持っているのを、目撃する。
戸惑いを隠せない晶を見て、恒星は
「この金で、粉飾決算に加担するよう脅迫されて…。一回、手を貸してしまって、やむを得ない状況から抜け出せない…っていう映画の話。」
と、本音混じりに誤魔化す。
晶は真剣に聞いていたが、心配して損したと、呆れる。
〈会社の悪い雰囲気〉
晶の会社では、九十九が社員を監視する為に、録音機能付き監視カメラが取り付けられている。
夢子や上野は、常に見張られているという息苦しさと緊張で、疲れていた。
社員の疲弊を目の当たりにした佐久間は
「仕事って信頼だよ。それを諦めちゃったら、良い関係性なんて作れないよね。」
と、晶に話す。
〈晶を待っている朱里〉
千春から留守電があった晶は、千春に電話をかけ直すが、連絡がつかない。
京谷に聞きたいが喧嘩中で、千春の状況が分からず、心配していた。
自宅に帰った晶は、ドアの前で座り込んで眠る朱里を見つける。
朱里は盗んだ荷物を返し、終電がない為、晶の部屋の玄関先で寝る。
そんな所で寝られては困る晶は、朱里を部屋へ入れ、寝させた。
朝になっても起きない朱里を部屋に残し、晶は出勤する。
起きた朱里は、晶の部屋を物色していた。
〈部下を育てる晶〉
京谷の会社と合同会議があり、晶と夢子、上野が担当している。
会議室には、監視カメラがなく、夢子と上野が率先して、準備する。
晶が様子を確認しに行くと、夢子は
「何やっても上手く出来ないから、頑張る事をやめたの!期待されなきゃ、ガッカリされる事ないもん。」
と言い、上野は
「期待…。生まれてこのかた、期待された事がない…。」
と、言っているのを耳にする。
晶がロビーへ迎えに行くと、京谷しか来ておらず
「自分を諦めた部下と、期待された事がない部下には、どう接したらいいと思う?」
と、思わず聞いてしまう。
京谷が答えようとすると、京谷の部下がやって来て、話は中断した。
晶が資料を元にECサイトの提案をするのだが、上野を期待の部下だと説明し、上野に発表させる。
夢子にも意見を求め、2人は動揺する。
そんな2人を見て、京谷は
「この場で失敗しても、いいじゃないですか。ミスは全員でカバーすればいい。仕事はチームでするもんです。」
と言い、上野は緊張しながらも、上手く発表する事が出来た。
会議が終わり、京谷に礼を言う晶。
千春と連絡がつかない事を話すと、父の容態が悪化しているが、千春が入院を拒否している為、兄夫婦と揉めている事を話し、次の仕事へ向かった。
〈本音で話す晶と朱里〉
晶の部屋を出た朱里は、5tapへ立ち寄ると、恒星がいた。
感情的、自己中心的に話す朱里に、恒星は
「頭おかしいの?君さ、自分が1番不幸と思ってるでしょ。不幸の背比べは楽しいですか?」
と言う。
怒った朱里は、恒星にビールをぶっかけ、晶の家に帰る。
晶は朱里にビールを渡し
「本音で話そ。」
と言う。
晶は今まで、京谷が望む、明るくて、物分かりのいい、優しい女を演じ続けていた。
朱里も京谷の為に、晶みたいになろうとしたが、出来なかった。
晶は
「私達、誰の人生を生きてきたんだろうね…。」
と言う。
朝起きると、朱里は帰っていた。
〈別れを告げる〉
千春から連絡があった晶は、千春に会いに行く。
千春は1人で苦しんでおり、涙を堪えて、笑顔で振る舞う。
晶は何も言わず、千春を抱きしめると、千春は晶の胸で、声を出して泣いた。
京谷も実家に帰り、入院させるように説得する。
千春は何年も前から、ケアマネジャーと相談し、自宅で看取る覚悟を決めていた。
その事を千春から聞いていた晶は、千春の気持ちを尊重し、覚悟を共有するよう、京谷と京谷兄に意見する。
千春の覚悟を知った兄弟は、父を自宅で看取る覚悟を決めた。
京谷は晶に感謝し、礼をする。
晶は京谷に歩み寄り
「私、京谷が好きだった。
初めて愛される事を知った。
京谷と別れる事は、人生を捨てるのと一緒だった。
別れたくなくて、しがみついてた。
本当の事、何にも言えてなかった。
でも、それってもう自分の人生じゃないよね。
自分の人生、投げたくない。
だから、京谷とは終わりにする。」
と、別れを告げ、去った。
〈恒星を追及する〉
5tapで酒を飲む晶は、気持ちがスッキリしていた。
マスターに恒星が話していた粉飾決算の映画の話を聞くと、そんな映画はないと教えてもらう。
晶がやっぱり恒星の嘘だったかと、思っていると、恒星が来店する。
晶は恒星を見つめ
「不正の書類はいつ出すの?」
と、核心を突く質問をすると、言い逃れ出来ないと思った恒星は
「11月末…。」
と、気まずそうに、答えるのであった。
感想
晶の優柔不断な行動に賛否あり、晶にイラつく視聴者がいるそうですが、私は観ていて、共感する部分もあるし、なかなか一歩踏み出せない晶の気持ちも分かります。
少しずつですが、社会や恋人、上司に反撃、反論している晶が成長してるので、最終回につれて、もっとスッキリする展開になってほしいです。
今回は、京谷に自分の思いを告げ、キッパリ別れる事が出来ました。
別れを告げられた京谷は、去って行く晶に、朱里との同棲解消を伝えようとしますが、千春に邪魔され、言えないまま、別れてしまいました。
朱里との同棲解消を知らないまま、別れるのは、少し勿体無い気もしますが、今後も知らないまま、恒星との恋に発展するのでしょうか?
夢子と上野に発表を任せる晶でしたが、京谷もフォローしてくれて、いい男だなと思いました。
朱里と本音で語った晶は、京谷の為に自分を押し殺してきた事に気付いたので、結婚しなくて良かったかもしれませんね。
晶の悪口を言う朱里に恒星は、晶はいつも無理して、死にそうな、周りに都合よく使われるギリギリ女と、説明していて、晶の事をよく分かっているなぁと思いました。
次回、朱里が晶の会社に面接に来て、九十九に即採用されます。
朱里は何故晶がいる会社を選んだのでしょうか。

子育てと節約を頑張るアラサー主婦です。子供の頃からテレビっ子で、日々のストレス解消はドラマとバライティ番組を観ることです。
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