ウォーキング・デッド シーズン1/第6話(最終回)のあらすじ・ネタバレ・感想 ~CDCの真実やいかに?~ | VODの殿堂

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ウォーキング・デッド シーズン1/第6話(最終回)のあらすじ・ネタバレ・感想 ~CDCの真実やいかに?~

   
 

タイトル:「ウォーキング・デッド」シーズン1 第6話
放送局:AMC
放送期間:2010年10月31日~12月5日
キャスト:アンドリュー・リンカーン、ジョン・バーンサル、サラ・ウェイン・キャリーズ、ローリー・ホールデン、ジェフリー・デマン、スティーヴン・ユァン、チャンドラー・リッグス、ノーマン・リーダスほか
閲覧したVOD:Amazonプライム・ビデオ(2017年11月12日時点では無制限で視聴可)

突如ウォーカー(ゾンビ)が闊歩するこの世の終わりとなってしまった世界に放り出されながらも、仲間たちと生き延びようとする人々を描いた人気ドラマのシーズン1最終話!

最初は終末を迎え様変わりした世界に戸惑いながらも、徐々に生きる術を学んで愛する家族を探すリックは、様々な境遇を持つ人間が集まって暮らすキャンプで妻と息子、元相棒の親友とも再会。

ほどなくして、キャンプはウォーカーの大群に襲われ多くの仲間を失い、イチかバチか、特効薬を作っているという噂があるCDC(疾病対策センター)を目指してアトランタを目指す。

たどり着いたCDCには人気もなく、周囲にはウォーカーがうようよ…。

みんながあきらめてそこから立ち去ろうとしたときに、シャッターが開いて…?

どういう結末を迎えるのか、そしてシーズン2はどうなるのか。

このエピソードを観終わっても、次のシーズン、次のエピソード…と睡眠不足になること間違いなしですが、まずはシーズン1の最後を一緒に見届けましょう!

『ウォーキング・デッド』シーズン1配信先一覧
動画配信サービス 配信状況 見放題 配信先
U-NEXT 視聴ページ
hulu 視聴ページ
dTV 視聴ページ
Amazonプライム・ビデオ 視聴ページ
※配信状況は2019年10月4日(金)時点のものです。
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■あらすじ

Xデイ…そのときシェーンとリックは…?

混乱が起こったそのとき、シェーンはまだ意識が戻らないリックを連れて、病院から脱出しようとしていた。

軍が突入し、院内の人々を射殺しはじめ、停電も起こるなか、いまだ目を覚まさないリックを目の前にして途方に暮れるシェーン。

ウォーカーたちが院内になだれこんできているのを見て、ストレッチャーをリックの病室のドアの外に置いて、その場を後にする決断を下すのだった。

CDCの中へ

中へ入りしばらく進むと、銃を構えたCDCのジェンナー博士がみなを出迎える。

何を求めてここへ来たのかと尋ねるジェンナーに対し、「生きるチャンスだ」と答えるリック。

「今となっては難しいな…」と返すジェンナーは入場料代わりに、みなに血液検査を課すということを伝え、みなをCDCの奥へと案内する。

ゾーン5にたどり着いた一行は、そこに誰もいないことを疑問に思い、「他のスタッフは?」と尋ねると、ジェンナーは、人間は自分ひとりだけで、バイというAIがドアのロックなどのシステムのサポートをしていることを話し、みんなの血液採取を始める。

血液検査のあとは、みなで食卓を囲み、ワインと食事を楽しんだ。

久しぶりにウォーカーの襲撃を警戒する必要の環境で、何不自由ない食事を取ることができ、みなははしゃいでいるが、傍らのジェンナーの表情は曇ったままだ…。

シェーンが、他の博士たちはどこなのか、CDCで一体何が起こったのかを尋ねる。

危険が迫ってきて、多くの研究者が家族の元に戻り、さらに状況が悪化したときには大勢が自殺したと語るジェンナー。

彼だけは、何か役立つことがしたいと残ったのだと言う。

居住スペースに案内され、ソファや折り畳み式のベッド、娯楽室はもちろん、シャワーはお湯が出るということに感激する一行。

シャワーを浴びたあと、嘔吐するアンドレアのところにデールがやってくる。

アンドレアは「人生が終わったの。もう何もない」と泣いていた。

彼女はジェンナーの表情や言動から、もはやこの世界に望みはないと悟ったようだった…。

ジェンナーに、何度も死にかけ、みんなが死ぬのは時間の問題だという、外の世界の状況を語るリック。

みんなを誘導するために、そんな自分の気持ちを妻や息子にさえも話さずにいたという事実を語る。

娯楽室で本を探すローリのところに、シェーンがやってきて「ちょっと話がある」と言う。

ローリはシェーンに対して、リックが死んだと嘘をついたことについてまだ許す気持ちはなく、話をするつもりはないとその場を去ろうとするが、半ば強制的にシェーンはローリに話を聞かせる。

1人では意識のないリックを助けられなかったこと、胸に耳を当てても心音が聞こえなかったこと、ローリとカールをアトランタに逃がし、命を救うためにはリックは死んだというしかなかったということ…。

そして、ローリに愛していると伝え、「君(ローリ)もオレのことを愛しているだろ?」とローリを襲う勢いで迫るシェーンを、ローリは力いっぱい引っかいて撃退する…。

唯一の望みだったCDCの真実は…

翌朝。複数の人間が二日酔いで苦しんでいるなか、シリアルやベーコン、スクランブルエッグといった朝食を食べるみんな。

そこにジェンナーがやってきたので、アンドレアたちは状況を説明するようにと彼に頼む。

ジェンナーは、TS(被験者)19号の脳のシナプスの動きを記録した映像をみなに見せる。

その被験者はウォーカーに噛まれ、そのあと自分を検体にと体を差し出したのだと言う。

髄膜炎のように冒され、副腎が傷ついて脳と主要組織が侵されていき、死が訪れる。

その後、最短3分、最長では8時間でウォーカーに変わるというのだが、その次の変容する段階も映像はとらえていた。

生きていたときは、シナプスの動きは活発で、脳全体が光り輝くように見えていた脳だが、ウォーカーになると脳全体は暗く、反射中枢が存在する脳幹だけが動く状態だという。

ただ、その原因についてはジェンナーも特定はできていない。

そして、特効薬はおろか、他の施設なども1つも残っていないということを否定しないジェンナー…。

そこでデールは、その部屋でずっとカウントダウンを続けている時計をみて、ゼロになったらどうなるのかをジェンナーに尋ねる。

ゼロになったら燃料が切れるのだというジェンナー、そして、燃料が切れた場合、施設ごと汚染除去をするということを答えるAIのバイ…。

『汚染除去』へのカウントダウンが始まったCDC

壊れた発電機と、空の燃料缶がたくさんある発電室。

いよいよ燃料も底をつきかけ、館内は非常灯に切り替わり、エアコンなども止まってしまう。

そんなときジェンナーは、妻らしき女性の写真に「やれるだけやったよ、褒めてくれるだろ?」と語りかけ、「解決できると思っていたが、時間切れだ」とつぶやいていた…。

ジェンナーのところに発電施設を確認してきたリックたち一行がやってきて、どういうことなのかと詰め寄る。

コンピューターの稼働が最優先され、明かりや空調が停止し、カウントダウンをしている時計は残り30分を切った。

無情にも、ブザーが汚染除去まで残り30分ということを告げる。

リックは危険を察知し、みんなに荷物をまとめて脱出する準備をするように言うが、ジェンナーは部屋の入口に強硬なシャッターをおろし、玄関入り口のドアはもう二度と開かないと言う。

非常事態に電力が切れた場合は、HITを展開して、あらゆる有機体を除去するようになっていると説明するジェンナー。

HITとは熱圧力を放つ燃料帰化爆弾で、2段階にわたって核爆弾に匹敵するほどの激しい爆発を引き起こすというのだ…!

封鎖されたドアを破ろうと必死でオノをふるうリックやダリル、シェーン。

ジェンナーは冷静に、外に出ても絶望的であること、ここで待っていたら痛みを感じずに死ぬことができるということを説くが、ダリルやシェーンは冷静さを失い、ジェンナーを殺そうとする。

「彼を殺してしまったら、本当にここからみんなが出られなくなる」とリックはジェンナーの顔に銃を突きつけるシェーンを止める。

そして、「望みがないなんてウソだ。あんたは研究を途中で投げ出さなかった」とリックはジェンナーに語り掛けた。

ジェンナーは「妻に約束したからここに残ったんだ」と返す。

その妻とは先に映像で見せたTS19だった…。

自分たちには選択肢があり、生き延びるチャンスがあるということ、そして、できる限り挑戦したいとジェンナーを説得するリックたち。

ジェンナーは観念して、部屋のシャッターのロックを解除し、開放する。

だが、正面玄関のドアはジェンナーでは開けられないことを改めてリックに告げる。

ロックを解除したジェンナーにリックは感謝するが、ジェンナーは「俺を恨む日が来る」と言い、握手をしたあと、何かをリックに耳打ちする…。

残り時間はあと4分だ!

ジャッキーはここに来てやっと正気になり、外に出て感染したくないということで残ることを決意する。

そして、エイミーを失ったアンドレアもここに残ると言う。

デールはみんなを先に行かせ、アンドレアを説得すべく残る…。

あと3分。

正面玄関までリックたちはたどり着くが、ドアは開かず、ガラスもショットガンで撃っても割れない。

だが、そこでキャロルが、リックの制服を洗ったときに出てきたという手りゅう弾を差し出す。

それを使い、窓ガラスは割れた!

デールは、君が残るなら俺も残る、とアンドレアのそばに寄り添うことにする。

アンドレアは早く逃げろと伝えるも、デールは聞く耳を持たない。

外に出たリックたちは、ウォーカーを倒しながら、CDCから離れようと車に乗る。

発進させようとしたとき、デールとアンドレアも出てきた。

残りのカウントダウンが10秒を切り、ジェンナーとジャッキーは静かに互いの手を握る…。

そして、大爆発…!

CDCの施設は粉々に吹き飛ばされたのち、炎に包まれ、瓦礫の山と化した。

無事脱出することができたメンバーは、キャンプから運転してきた車に乗り込み、その場を去る…。

彼らはこれから果たしてどこへ向かうのか…。

まとめ・感想

今では大ヒットシリーズとなり、2017年10月に始まったシーズン8からも目が離せない『ウォーキング・デッド』の記念すべき第1シリーズ、いよいよ幕を閉じることになりました。

希望をもってCDCへたどり着いたリックたちを待っていたのは、おいしい食事とワイン、そしてあったかいお湯の出るシャワー!

…だけではありませんでした…。

CDC自体の燃料が切れてしまい、『汚染除去』という名目の大爆発を起こすという事実が目前に迫り、パニックになる一行。

結局リックが抱いていた希望は、粉々に打ち砕かれた格好となってしまったのです…。

ただし、そんな状況でも冷静にジェンナーに語り掛け、封鎖された部屋のロックを開けさせたのは、やはりリックでした。

去り際に、リックに何かを耳打ちするジェンナー。

それを聞いて、少し呆然としたような表情をするリック。

ジェンナーが何を語ったのかは謎のまま、シーズン2へと引き継がれていきます。

たった6エピソードだけで、ここまでうまくまとめてストーリーを展開させたのは素晴らしいと思います!

かなり救いのない展開ではありましたが、リックたちが生き残ることで、画面の前にかじりつき、必死で観ている我々にも、「まだ希望はあるんだ!」と思わせるラスト。

そして…もちろんですが、すぐにでもシーズン2を観なきゃ…という中毒症状が出ています。

リアルタイムで観ていた方々は、ここから丸1年ほど待たないといけなかったんでしょうから、拷問だったでしょうね…。

さて…シーズン2の展開からも、ますます目が離せません!

 

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