タイトル:「ウォーキング・デッド」シーズン1 第5話
放送局:AMC
放送期間:2010年10月31日~12月5日
キャスト:アンドリュー・リンカーン、ジョン・バーンサル、サラ・ウェイン・キャリーズ、ローリー・ホールデン、ジェフリー・デマン、スティーヴン・ユァン、チャンドラー・リッグス、ノーマン・リーダスほか
閲覧したVOD:Amazonプライム・ビデオ(2017年10月29日時点では無制限で視聴可)
結局メルルは右手を失ったまま、単身でアトランタを脱出し行方は分からないまま。
その一方で、ウォーカーの大群にキャンプが襲われ、アンドレアの妹エイミーをはじめ、多くの仲間が失われてしまった…。
キャンプももはや安全ではなくなったとわかった今、みんなはどう決断し、行動するのか?
シーズン1も佳境に入りました!
5話目のストーリーはどう動くのか、固唾をのんで一緒に観ていきましょう♪
『ウォーキング・デッド』シーズン1配信先一覧 | |||
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あらすじ
夜明けのキャンプ
リックは自分を助けてくれたモーガン親子に向け、トランシーバーで通信を試みていた。
生存者を見つけ、自分の家族とも再会できたこと、アトランタは安全な場所ではなかったこと、市内から北西に数マイルのところにある採石場で待っていることなどを伝えるが、返答はない…。
アンドレアは息絶えたエイミーのもとから離れられずにいた。
ローリが他の者に任せるように語りかけても身じろぎすらしないアンドレア。
キャンプのみんなは、ウォーカーの死体を焼き、自分たちの仲間については埋葬を進めていた。
アンドレアのもとに近づいてきたリックに、彼女は銃を突きつける。
「安全装置を外したわ」
アンドレアとエイミー、姉妹の別れのとき
息絶えたエイミーをそのままにしていることを危惧するダリルは、離れたところから頭を撃ちぬくようにリックに言うが、ローリはそっとしておくようにと伝える。
早く片付けたいという気持ちだけで行動するダリルは、仲間の遺体もウォーカーと一緒に燃やそうとするが、グレンは涙ながらに仲間は燃やさずに埋葬するんだと強く訴え、ダリルもしぶしぶそれに従う。
そうこうするうちに、ジムがわき腹から出血していることを発見。
みんなが問い詰めたところウォーカーに噛まれたことがわかる…。
ジムは「俺は大丈夫だ」と言い張るが、キャンプの仲間を守るためにはどうすべきか話し合いが持たれる。
ダリルはエイミーもジムも早く頭を撃ちぬいてウォーカーへの転化を防ぐことを優先すべきだというが、リックは薬を作っているという情報があることからCDC(疾病対策センター)へ行くことを、シェーンは軍の基地があるフォートベニングを目指すべきだと意見が割れる。
そうこうしているうちにも、ダリルはジムにとどめを刺そうとするが、リックとシェーンが「生者は殺さない」と彼を止める。
ウォーカーたちに殺された仲間たちを転化しないようにとダリルが処理しているところに、キャロルがやってくる。
「私の夫よ。私がやるわ」とつるはしを手にしたキャロルは、1度ならず、2度3度…と夫の頭につるはしを振り下ろすのだった…。
一方、アンドレアに見守られているエイミーは何かをしゃべるかのように動き始め、ゆっくりと目を開けるが、その目はウォーカーのそれだった。
エイミーに、いままで誕生日を一緒に祝えなかったことを謝るアンドレア。
今年の誕生日の今日は、そばにいることができたと語りかける。
エイミーはいよいよアンドレアを襲おうと動き出し、それに気づいたリックたちがアンドレアのそばに駆けつけようとしたとき、アンドレアは「愛してるわ」と言い、エイミーの頭を銃で撃ちぬいた…。
キャンプの決断
シェーンは、リックが街に出ていたことでウォーカーの襲撃から多くの仲間を失うことになったとリックを責める。
リックは武器を取りに行かなければもっと死んでいたと反論。
その後、リーダーと規則がないことが問題だというダリルは、死者はすべて燃やすべきだと主張していた。
ローリは規則がないことで死者を悼む時間もないということを嘆き、死者を埋葬することが、人としての規則だと言い残してその場を去る。
そのころ、ジムは高熱にうかされ、ウォーカーたちの幻影を見るようになっていた…。
リックはローリと2人で話し、ローリは自分の味方だということに確信を持ちたいと思っていた。
自分がいなかったことでキャンプで犠牲が出たとシェーンに責められたことを明かし、ローリの意見を尋ねると「どっちの言い分も正しい」というのがローリの答えだった。
CDCに行っても病人が助かるかどうかは不確かで、みんなはただ恐怖におののいているだけなのだというローリ。
愛しているということは確かだと返すリックに、ローリも愛していると返して強く抱きしめる。
CDCに行くことには反対のシェーンは、ローリにリックを説得するように頼むが、ローリは消極的だ。
そこで、シェーンとリックは森の中の見回りに出る。
CDCに行くことは危険を冒すことになるというシェーンに対し、助かるためには最善の方法をとるべきだと訴えるリック。
「自分の家族なら意見も違うだろ」と言うリックに、シェーンは腹を立て「2人を守ったのは俺だ。自分の家族と同じようにな」と詰め寄る。
そのとき、少し離れたところから枝を踏みしめるような音がし、シェーンとリックは二手に分かれる。
そのとき、シェーンが銃を向けて狙いを定めた先にいたのは…、なんとリックだった…!
思いとどまり、撃つことはしなかったシェーンだが、その異様な様子をデールは目撃。
「何してる?」と聞くと、シェーンは自分の殺意をはぐらかし、危うく間違って撃ってしまうところだったとデールに言い、何事もなかったようにリックとともにキャンプへと戻る。
みんなのもとに戻ったシェーンは、リックの案に賛同し、助かる保証はないが可能性もあることと、大事なことはみんなが一緒に行動すること、賛同するものは明日の朝に出発することをみんなに伝える。
CDCへ向けて出発、そして、ジムとの別れ…
出発の朝。
モラレスとその家族は、バーミングハムの親せきと一緒にいたいと、別行動することにしたと告げる。
子どもたちも含め仲間同士が別れを惜しみ、リックは彼らに銃と弾丸を分け与えて、モラレスたちの決断を尊重した。
スポーツカーにモーガンへのメッセージを残し、キャンプのみんなはアトランタを目指して出発。
ジムは車内でもいまだに高熱でうなされ、苦しんでいた。
ほどなくして、デールのキャンピングカーがオーバーヒート。一行は足止めされる。
そして、ジムの容態も悪化し、これ以上は厳しい、と看病していたジャッキーが一同に報告。
リックと話すジムは「今は正常だが、5分後は分からない」と言い、自分自身の決断として「ここで降ろしてほしい」とリックに頼む。
みんなで話し合った結果、ジム本人の意思を尊重すべきだということになり、ジムを近くの大木のところに休ませ、みんなはその場を後にするのだった…。
CDCに未来はあるのか?
CDCで研究を続けているらしき男ジェンナー。
疫病警報の発令から194日目、世界に飛び火してから63日目。
治療法開発に進展なしと通信報告している。
研究作業の途中、誤ってサンプルを溶かしてしまい、腐食臭が発生。
急いで退避すると、研究室のサンプルもろとも焼却処理がなされ、貴重なサンプルも失ってしまう…。
ジェンナーはどうやらたった1人で、CDC内で研究を続けているらしいのだが…?
そこにリックたち一行が到着。
CDCの入り口にやってきたことを、ジェンナーもカメラで確認する。
CDCの入り口で口論となるリックたち。
フォートベニングへ行こうというシェーンだが、125マイル先まで燃料も食料ももたないという意見も出、それよりも今夜をどう乗り切るかということで激しい議論となる。
そして、日も暮れ、ウォーカーたちがじわじわと迫ってくるなか、監視カメラが動いたと言い張るリックだが、ほかのみんなはとにかくここから逃げようと、ほぼパニック状態に!
リックはあきらめきれずに「扉を開けてくれ」と監視カメラに向かって懇願していると…突然、シャッターが開いた…!
まとめ・感想
第1話からキーワードとなっていたCDCに、いよいよたどり着いた今回のエピソード。
薬の開発が進められているということは嘘ではなかったようですが、ただ、現時点では特効薬が完成しているわけではないようです…。
とはいえ、ここにたどり着いたことで、ストーリーが大きく動くことは間違いないでしょう!
ほかにも今回、見逃せなかったのはシェーンが恐ろしい一面を垣間見せたこと…。
事故を装って、リックを森の中で射殺しようとしていたシーンがありました。
やっぱりダークサイドを見せましたね、彼は!
結局自分で思いとどまったようですが、彼の暗黒面が今後いつどこで解き放たれるのかと思うと、ウォーカーの出現以上にハラハラしてしまうシェーンの動向なのであります!
いよいよ次回が、シーズン1の最終エピソード。
今シーズンは6話で完結と、かなりコンパクトなボリュームながら、生ける屍のウォーカーが徘徊するこの世の終わりとも言える世界観をベースに、ウォーカーの恐怖だけではなく、複雑な人間模様を描くことで、単なるゾンビパニックアクションとは一線を画したドラマであることをしっかり定義づけてくれました。
エイミーの悲しい最後、ジムとの別れなど、みんなが直面したさまざまな苦難は報われるのか!?
CDCで何が明らかになるのか?
リックたちの運命やいかに!?
ここまで観てしまったなら、もう最後まで一気に観てしまわないとモヤモヤして寝るに寝られません!

子どものころから映画大好き! ヒマさえあれば、むさぼるように映画を観るアラフォー女子。いまはドラマ『チェルノブイリ』のビッグウェーブに飲み込まれてます。
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