「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」第7話 のあらすじ・ネタバレ・感想~幸人のこと、よろしく~ | VODの殿堂

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「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」第7話 のあらすじ・ネタバレ・感想~幸人のこと、よろしく~

   
 

タイトル 「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」第7話 
放送局  日本テレビ
キャスト 石原さとみ菅田将暉本田翼、青木崇高、和田正人 他
視聴したVOD Hulu(2018年7月1日時点では視聴可)

Lassyの人気投票で見事1位を獲得した幸人は、晴れて初代専属男性モデルに選ばれました。
しかし、作家での仕事では行き詰まり、担当編集者である貝塚からの電話も無視してしまうように。
そんな中、一度は仕事を離れながらも諦めずに書き続け、こども向け雑誌にて小説の採用が決まった桐谷と出会います。
「納得できる仕事が出来てよかった」と話す桐谷を見た幸人は、初めて貝塚に対し「どんなに頑張っても書けない」と、今の現状を伝えたのです。

一方、森尾は不倫の彼と別れることになりました。
森尾と幸人が同居していることを知り、動揺していた悦子も、幸人のことを知ろうともがきます。
そして、「えっちゃんのことが好きだよ。」と幸人から告白をされた悦子は…。

『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』配信先一覧
動画配信サービス 配信状況 見放題 配信先
U-NEXT 視聴ページ
hulu 視聴ページ
dTV 視聴ページ
Amazonプライム・ビデオ 視聴ページ
※配信状況は2019年10月9日(水)時点のものです。
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あらすじ

幸人、プロモデルとして始動!

Lassy編集部では、専属モデルに選ばれた幸人のお披露目が行われた。
スーツに身を包んだ幸人が現れる。

「彼の魅力をどんどん引き出す企画を考えてね。」と亀井編集長は編集部のメンバーに伝えた。

「パパッと撮ってパパッと帰りたい…。」などと、だるそうにつぶやく幸人に対し、森尾は「出た!素人発言。もうプロなんだからね!」と活を入れる。
幸人は、プロのモデルになったことにまだ実感がわいていないようだ。

幸人と悦子の温度差

大将のおでん屋で、悦子と常連客は専属モデルになった幸人を祝っていた。
壁に貼ってあるメニューを見た幸人が「大将、松茸ってあるんですか!?俺キノコ類大好きなんですよ~!」と発言。
その言葉を聞いた悦子は、幸人に告白されたことを思い出した。

ーーー
「えっちゃんのことが大好きだよ。」
幸人はそう言うと、「えっと…じゃ、俺、こっちだから。」と、すぐに帰ってしまった。
ーーー

「夢が広がるね!ミラノのファッションショーとか歩いたりするかもよ!?」

悦子が嬉しそうに幸人に話すと、「でもお尻痛そう。ミラノって飛行機長いでしょ?」と一言。
悦子は幸人の言葉を聞き、黙り込んでしまう。

なんだか気まずそう?

以前、悦子が担当した校閲をいたく気に入った本郷が校閲部を訪れた。
「今度執筆するエッセイの校閲を、河野さんに担当して欲しい。」と、本郷が直々に悦子へ頼みに来たのだ。

話を終え、本郷の帰りを悦子と貝塚が見送るためロビーを3人が歩いていた。
そこに現れた幸人を、本郷に紹介した悦子。

しかし幸人は戸惑い、貝塚は焦っているようだ。

本名は嫌だ!

Lassy編集部ー
森尾や亀井編集長らは、幸人を紹介するページのレイアウトを考えていた。
【モデル 折原幸人】、そして【作家 是永是之】と大々的に掲載された文字を見た幸人は、モデル名を【yukito】に変更して欲しいと言い始めた。

「本名だと恥ずかしい」と話す幸人に、亀井は「謎めいていて、いいんじゃない?」と快くOKした。

レンゲをスミレと間違えている本郷

早速悦子は、本郷が書いたエッセイの校閲に取り掛かる。
そのエッセイには、別れたきりになってしまっているという本郷自身の息子とのエピソードがつづられていた。

その中には、【ラーメンの具をスミレですくって】という記述が。
どうやら本郷は、レンゲのことを誤ってスミレと書いているようだ。
しかし、あの本郷がレンゲのことをスミレと書き間違えるなど考えられない、と悦子は不思議がる。

事実確認してみたけど、謎のまま

悦子は、エッセイの内容に出てくる場所一つ一つを、事実確認のために訪れた。

妻に任せきりだった息子と、丸一日二人きりで過ごすことになった日のことをつづっていたエッセイ。
本郷とその息子は、お昼ご飯を食べるためラーメン屋を訪れる。
その部分の記述に、【ラーメンの具をスミレですくって】という箇所があるのだ。
店員に聞いても、「スミレと呼ぶことはない」と聞き、悦子は不思議がる。

幸人の様子がおかしい!

その日、悦子と幸人は大将のおでん屋で一緒に食事をした。
その時になんと、幸人がレンゲのことを「スミレ」と言っていたのだ。
幸人の母が昔からレンゲのことを「スミレ」と呼ぶそうで、幸人もその癖が染みついているという。

悦子は驚き、「今校閲している本郷先生のエッセイにも、レンゲのことを「スミレ」って書いてあるところが出てくるの!」と話した。
すると幸人は不機嫌そうな態度を見せ、「その話、やめてくれないかな?」と一言。

「もしかして、本郷先生のこと嫌いなの?」などと幸人に言葉をかけるが、幸人は「えっちゃん、ちょっとウザイ。」と言って帰ってしまった。

真実を知った悦子

悦子は、校閲していたエッセイに出てくる息子についての内容と、幸人の共通点が多かったことで、二人が親子だということに気が付いた。

貝塚に確認すると、実は二人が親子だということを知っているのは幸人だけで、本郷は知らないとのこと。
景凡社の中でも知っているのは貝塚と悦子だという。
「このこと、絶対誰にも言うなよ!」と貝塚。

さらに、「是永に対して本郷先生の話は絶対にするなよ!是永に本郷先生の話はタブーなんだ。是永と先生の間には、深い闇があるんだよ。」と貝塚から聞かされた悦子は驚きを隠せない。
なんと幸人が覆面作家になったのは、本郷の息子であることを隠すためだというのだ。

本当は聞きたい!

幸人にとんでもないことを言ってしまったのだと悟った悦子は、頭を抱えていた。
しかし、幸人から「この前はヒドイこと言っちゃってごめん…。」と電話が。
さらに、幸人からデートの誘いを受け、二人は次の日曜日に水族館へと出かけた。

悦子はデートの終始、幸人に対して本郷のことを何度も聞こうとする。
しかしその衝動を抑え、なんとか話をそらし、幸人の前で本郷のことを喋らずに済ませた。

リスクよりも、やりたい仕事を!

そんな折、貝塚は休日返上で仕事をしている森尾の元を訪れる。
悦子が以前校閲した【嫌われタケ子の毎日】という小説をLassyで連載してはどうか、ということを頼むためだ。
一見、地味な主婦のようだが、実はキラキラとした夢を持つ女性が主人公の話となっており、「Lassyの読者に絶対刺さる!」と悦子が言っていたそうだ。

以前、是永是之であることを公表したいと相談を森尾から受けた時に、断ってしまった貝塚。
そのため森尾に嫌われる覚悟で頼みにきたという貝塚だが、森尾は前向きな返事をする。
さらに、そんな貝塚を見て森尾も、「失敗するリスクを恐れていたら何も出来ない!」と、自分が良いと思う幸人らしいコーディネートを選ぶ決意をする。

米岡も、勇気を出して

米岡は、北野という作家のミステリー小説を校閲していた。
現実に実在する建物や電車などを使って考えられたトリックが持ち味である北野の作品だが、北野は2016年にダイヤが改正されたことを知らないようで、電車の時刻に間違いがあることに米岡は気が付く。
しかし、電車時刻を指摘出ししてしまうと、トリックが成立しなくなってしまう。

正宗にも協力してもらい、案はないかと必死に考える米岡だが、ついに他の方法を探し当てることが出来なかった。
米岡は悲しそうにその旨を付箋に書いて、原稿に貼りつけた。

その原稿を見た北野は、校閲部に電話。
北野は米岡の指摘出しを見た時、「正直知りたくなかった」と思ってしまったようだ。
しかし、「長年作品を愛してくれたファンをガッカリさせたくない」として、大幅に原稿を書き直す決意をしたとのこと。

「リスクのある指摘出しは勇気がいる。しかし、リスクを恐れてその指摘を引っ込めてしまうのは作品のためにならない。」と茸原は言う。

思い切って事実確認!

【左利きの息子のために、左利き用のグローブを買った。】という記述を見つけた悦子は、疑問に思った。
幸人は右利きだと思っていたからだ。

この事実確認を幸人にすると、もう二度と幸人と会えないかもしれない。
そんな不安がよぎる悦子だが、意を決して幸人と会うことにした。

幸人を公園に誘い、キャッチボールを始めた幸人と悦子。

幸人は右手を使ってボールを投げたりキャッチしたりしていた。
何度かボールを投げ合った後、悦子は勇気を振り絞った。

「景凡社校閲部の河野悦子として、折原幸人くんに事実確認したいことがあります。
あなたは小さい頃、左利きでしたか?
父親である本郷先生から、グローブをプレゼントしてもらった3歳の頃、あなたは左利きでしたか?」

幸人は少し戸惑いながらも、笑顔で左手を使ってボールを投げた。
「小さい頃は左利きだった。でも身の回りのものって何でも右利き用に出来てて不便だったから、右利きに変えたんだ。」
幸人はそう話した。

キャッチボールを再開し、悦子は幸人にこんな話をした。
「ここからは、えっちゃんとして言うね。
本郷先生、幸人くんのことずっと待ってるよ。
小さい幸人くんと一緒にお散歩した、立日(たっぴ)橋で。
まだ舌足らずだった幸人くんが「たったばし」って言ってたあの橋で。
本郷先生に会ってあげて。
先生と幸人くんの間に、深い闇があるってことは知ってるけど…。」

悦子がそう言うと、幸人は「深い闇…??」と、ポカンとする。

距離が少し縮まった二人

貝塚が森尾に持ち込んだ原稿は、見事Lassyに採用されることが決まった。
貝塚は喜び、ダメ元で「今度ご馳走するよ!」と森尾を誘う。
森尾は、初めて貝塚の誘いを受けることに。

父親、そして息子としての再会

その後、悦子は本郷のエッセイに出てきたエピソードを幸人に話していた。
すると幸人は、「それ、自分の都合のいいように記憶塗り替えてるよ。よし、どっちの記憶が正しいか、事実確認しに行こう。」

悦子は喜び、貝塚に連絡した。
そして悦子と幸人は、立日橋にいる本郷の元を訪れる。

「幸人か。大きくなったな。やっと会えたな。会いに来てくれて嬉しいよ。」
本郷がそう幸人に伝えると、幸人は「はい。」と返事をする。

「こんな半人前の作家が、あなたの息子だということを世間やあなたに知られるのが怖くて。あなたの名前を傷つけるのが怖くて、コソコソ逃げ回っていた。」と幸人は話した。

「お前が生きてそこにいる、それだけで十分だ。」と本郷は答える。

そして、昔は全く違う作風の小説を書いていたが、当時の担当編集者に勧められて書いた本が、今の自分の作風の元となったことを本郷は話した。
「元々自分のいたところと違うところに行くの、キツくなかったですか?」と幸人が尋ねると、「自分が認められる幸せ、書くことの喜びを感じることができた。そこを私の居場所にしたんだ。」と本郷は言う。

「作家としては以上。父親としては…女性の趣味がいいな。付き合ってるんだろ?」
本郷の問いに、幸人と悦子は顔を見合わせてオドオドする。
悦子は「幸人のこと、よろしく頼むな。」と本郷に言われ、最初は戸惑いながらも、笑顔で「はい!」と返事をした。

幸人、ついに家を出る

幸人はモデルとしての仕事も始まり、新しく住む場所を見つけ、森尾の家を出ることになった。
「森尾さんと暮らせて、良かった。
森尾さんみたいなちゃんとした人でも、悩んだり傷ついたりしていることとか、そういうのを身近に見られて良かった。
自分の居場所が分からなくて、もがいてるのが自分だけじゃないって分かって良かった。
ありがとう。」

幸人がそう話すと、森尾は少しだけ目に涙を浮かべながらも「湿っぽくなっちゃうじゃん!」と笑顔で幸人を送り出した。

結果良ければ全てよし!?

悦子が校閲したゲラが、悦子の元に帰ってきた。
幸人が「自分の都合いいように記憶を塗り替えてるよ」と話していた記述の部分は、幸人が話していた通りに書き換えられていた。

悦子の校閲は完璧だと話していたという本郷。
その話を聞き、「指名してくれるなんて羨ましい」と米岡は言う。
すると茸原が、「北野先生、次も米岡くんに校閲して欲しいと言っていましたよ。」と話す。
米岡はそれを聞いて喜び、さらに藤岩も別の作家から指名が入る。

そして、校閲部に姿を現した貝塚に対し、「何が深い闇だよ!!」と悦子は文句を言う。
「まぁまぁまぁ…結果良ければ全てよし!」と貝塚ははぐらかすのだった。

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地味にスゴイ!第7話 感想

前回のお話で、幸人が悦子に告白をしたシーンがあったので、ついに二人の関係が進展するのか!?と期待していたのですが、どうやらそういうわけでもなさそうです(笑)。
まさか、幸人ったら、告白した後すぐに帰ってしまうなんて!
かなりストレートな表現だったので、照れくさくなってしまったのかもしれませんね。
なので、一方通行の幸人からの告白で終わってしまい、悦子は気持ちを伝えることが出来ませんでしたね。

そんな少し気まずい状態に、さらに追い打ちをかけるように、幸人と本郷の親子問題が勃発してしまいました。
本郷に是永是之のことを紹介してしまう悦子ですが、何も知らなかったわけですから、こればっかりは仕方ないですよね。

いつも温厚な幸人が「ちょっとうざい」なんて言って出て行ってしまうのは、よっぽどですよね…。
貝塚から「深い闇がある」「本郷の話はタブー」などと聞いてしまったがゆえに、悦子は幸人に対して余計な気を回してしまうことになりました。
しかし、貝塚が言っていたほどの闇はなかったので、良かったです!(笑)

親子として幸人と本郷が対面したシーンは、とても心に残りました。
幸人にとって本郷は、作家としてとても大きな存在で、尊敬していたんですね。
二人の間にずっとあったわだかまりがなくなって、本当に良かったです。

悦子と幸人がこれからどう進展していくのか、楽しみですね!
ところで幸人は、どこに住むのかな…!?

 

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