ウォーキング・デッド シーズン3/第3話のあらすじ・ネタバレ・感想 ~新たなコミュニティとボスが登場!~ | VODの殿堂

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ウォーキング・デッド シーズン3/第3話のあらすじ・ネタバレ・感想 ~新たなコミュニティとボスが登場!~

   
 

タイトル:「ウォーキング・デッド」シーズン3 第3話
放送局:AMC
キャスト:アンドリュー・リンカーン、サラ・ウェイン・キャリーズ、ローリー・ホールデン、ノーマン・リーダス、スティーヴン・ユァン、ローレン・コーハン、チャンドラー・リッグス、ダナイ・グリラ、メリッサ・マクブライド、スコット・ウィルソンほか
視聴したVOD:Amazonプライム・ビデオ(2018年6月26日時点では視聴可)

シーズン始まって2話にして、刑務所のリックたち一行には怒涛のような大波乱が押し寄せました。
チラチラと姿を見せる、アンドレアと女剣士ミショーンはいつクロスオーバーするの…?
そう思っていたら、今回はリックたち刑務所の話は皆無で、アンドレアとミショーンの状況が明らかに!
そして、まさかのあの男も久しぶりに登場です!

『ウォーキング・デッド』シーズン3配信先一覧
動画配信サービス 配信状況 見放題 配信先
U-NEXT 視聴ページ
hulu 視聴ページ
dTV 視聴ページ
Amazonプライム・ビデオ 視聴ページ
※配信状況は2019年10月4日(金)時点のものです。
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あらすじ

まさかの再会!

どこかの上空を飛んでいるヘリコプター。
その中に乗っているのは軍人たちなのか、武装している男たちが複数乗っている。
だが、ヘリコプターは故障したのか、黒煙をはきながら森へと墜落。
その煙を見たアンドレアとミショーン、そしてミショーンが連れたペット状態の2体のウォーカーは、墜落現場へと向かう。

墜落現場へ到着する2人だが、アンドレアは体調が悪く嘔吐するほどだ…。
アンドレアを休ませ、ミショーンが墜落したヘリコプターの様子を見に行くと、1人は無残にも身体が切断された状態で息絶えていた。
まだ機内には何人かがいるようだが…、そこに車が数台やってきたので、ミショーンは慌ててアンドレアのもとに戻り息を潜める。

車でやってきたのは屈強そうな男たちで、彼らも武装し、手慣れた様子で現れたウォーカーたちを始末していく。
アンドレアとミショーンは男たちの行動を、陰から監視していたのだが、ペットのウォーカーが暴れ出して物音を立て始めたため、自分たちが見つかってしまう危機に…!
ミショーンは迷いなく、ペットの2体のウォーカーを切り落として始末したのだった。
見つかることなく、男たちが退散すると思ったとき、ミショーンたちのところにやってきた男が1人いた。
日本刀を下ろすように言われ、それに従うミショーン。
アンドレアとミショーンの前に現れたのは、シーズン1で自ら手首を切り落とし、行方不明になっていたダリルの兄であるメルルだった…!


右手には改造された剣をはめ込み、やすやすとウォーカーを倒すメルル。
アンドレアはそこでついに気を失ってしまう…。

新たなコミュニティの存在

アンドレアとミショーンは、墜落したヘリコプターを偵察にきていた、メルルの仲間たちに連行されていた。
連行された先には医療設備も整っているようだ。
診察を受けた上、点滴を施されるアンドレアのところにメルルがやってきた。
当時発見されたときは失血死寸前で自殺も考えていたというメルルだが、なんとか生き延びていたというのだ。
「助けに戻ったのよ」というアンドレアの話を信じる様子もなく、いまだにリックを恨んでいるらしいメルル。
だが、アンドレアはメルルがいなくなった後、たくさんの仲間がなくなり、たどり着いた農場でダリルは中心的存在になったことを告げる。
メルルは弟の生死が気になっているようだが、7~8か月前にはぐれてしまったアンドレアは、他の仲間たちがどうなったのかは定かではないと伝え、「私もあなたと同じで置いてきぼりよ…」とつぶやいた。
「何が望みなの?」と言うアンドレアに、呆れた様子で「助けてやって、安全なところに連れてきて、薬まで打ってやったのに、何が望みだと?」とメルルは詰め寄る。
「ありがとうの一言はないのか?」
ミショーンは、メルルが自分たちに銃を向けたことを咎めるが、メルルはこんな世の中で少しでも怪しいと思ったときには警戒するのが当たり前だと持論を展開する。
メルルの弁が白熱していく途中で、アンドレアは一言「ありがとう」と言い、議論を終わらせたのだった。

普通の街として機能しているウッドベリー

アンドレアとミショーンのもとに、このコミュニティのリーダーらしき男がやってくる。
メルルもその男の側近として働いているようだ。
アンドレアとミショーンは、武器を返してもらって今すぐにここから出たいと申し出るが、夕方以降は外のウォーカーを刺激させることになるし、体調も万全ではないのだから外には出るなと禁止される。


朝になれば武器だけでなく、弾や食料に薬、必要なら車も渡すという男の申し出に、2人は驚く。
「ウッドベリーへようこそ」と、建物の外へと案内された2人は、そこが普通の街として多くの住民たちとともに機能していることを知るのだった。
街の周囲は重装備で武装し、常に見張りを立てるという本格的な警備をしている。
そして、リーダーの男はみんなから「総督」と呼ばれているのだった…。

廃墟と思われた家々は、きれいに管理されているだけでなく、温水が出るシャワーもあれば、食料も潤沢にあり、アンドレアとミショーンは驚きを隠せない。
だが、ミショーンはこの街と総督のことを信用できない様子だ…。

「総督」と呼ばれる男

一夜明け、73人の住民が普通に生活を送るウッドベリーの街を案内されるアンドレアとミショーン。
総督が時間をかけてここを作り上げたのだといい、もう冬からこちらは犠牲者も出ていないのだと1人の住民の女性が説明をしていた。

一方その頃、総督はアンドレアとミショーンと一緒に助けた、ヘリコプターのパイロットから情報を得ようと話をしていた。
手当がうまくいったのか、しっかりしゃべれており、命に別状はなさそうだ。
物資も食料も十分だったところに、1人のウォーカーが現れ騒ぎになったことで、軍は壊滅的な被害を受けたのだと語るパイロット。
「残りの隊員をここへ迎えよう。どこにいるか教えてくれ。救出するから…」とパイロットに持ち掛ける総督だが…。

その後、総督が向かったのは、研究室のような薄暗い部屋だ。
そこには研究者風の男とメルルがいるが、研究者とメルルの折り合いは悪いらしい。
だが、総督の一声で、メルルでさえも総督への服従を見せるほど、総督の影響力が強いことがうかがえる。
アンドレアが、メルルがかつて一緒だったアトランタのグループに属していたことを知った総督は、もっと彼女から情報を引き出せとメルルに命令。
そして、総督は、研究をしているミルトンに、ミショーンが連れていたペット風のウォーカーを調べて分かったことを報告させるのだった。
ペット風のウォーカーは、あごと腕をもがれることで食べる能力を失い、その結果として食欲も消えておとなしくなり従者となったのだと報告するミルトン。
ウォーカーを避けるためにカムフラージュとして2体のウォーカーを連れていたということを知り、総督は感銘を受けているようだ。

メルルと犬猿の仲であるミルトンは、メルルだけにアンドレアと話をさせるのは間違っているといい、役割分担について総督に意見を述べていた…。

総督は善か、悪か…?

ミルトンの助言を聞き、総督はアンドレアとミショーンに食事をふるまって、今までどう生き延びてきたのかなどを尋ねつつ、ミルトンはウォーカーについての見解も聞き出そうとする。


ミルトンはウォーカーと化した人間たちにも、かつての記憶が残像のように残っているのではないかと考えているらしい。
ここには家があり、学校もあり、それぞれが役割ももっていて、目的のあるコミュニティなのだと主張する総督は、「コミュニティの安全をを脅かして破壊するようなことがあれば、死んでも許さない」と言うのだった。
「失ったものを取り戻すんだ。文明だよ。俺たちは再生するんだ。互いを食うことなくね…」


持論を展開する総督に、ミショーンはどうしても信用ができない様子で、武器を返してほしいと要求するが、食事のあとで返すと総督は言う。
「焦らずくつろいでくれ。体調を整え、散歩でもすればいい。ここが気に入るかもしれないし…」

「信用できない」とアンドレアに言うミショーンに対し、アンドレアは1~2日ぐらいいいじゃない、と楽観的になっていた。
7か月もの間2人で生き延びてきたにもかかわらず、ミショーンはアンドレアのことを理解しているのに、アンドレアはミショーンのことがわからないでいるのだった…。

ヘリコプターのパイロットの証言から、軍人たちが残る場所へ1人で白旗をかかげながらやってきた総督。
墜落したヘリコプターからパイロットを助け出し、残る君たちも助けに来たんだと告げ、安心させたその直後、総督が取り出したのは銃だった…。


周囲を囲んでいた総督の仲間たちが、軍人たちを銃撃で一掃し、武器や物資を回収するのだった…。

軍の重装備の車両複数台とともに、総督たちが凱旋する。
総督は住民たちに向かって演説をし、ヘリコプターのパイロットの証言に従ってそこへ向かったが、そこはすでにウォーカーたちに壊滅させられていたと告げ、彼らがもたらしてくれた物資に感謝しようと言うのだった…。
アンドレアは総督に笑顔を見せるようになり、心を開き始めたようだが…。

総督は自宅にある秘密の部屋へと入る。
そこには、無数のウォーカーの生首が入った水槽が並べられており、助けたはずのヘリコプターのパイロットの生首もそこに並べられていたのだった…!


その生首をじっと眺める総督は、一体…???

まとめ・感想

リックたちのその後も気になるのに、それはすっぽりと置いといて、アンドレアとミショーンの状況にクローズアップする回となったシーズン第3話。
何がびっくりって、あのメルルが帰ってまいりましたよ!
まあ、手首を切り落としてまで生き延びようとするガッツのある男ですから、生きてるだろうとは思ってましたけれど…。
でも、もっとヤバいのがどうやら登場してしまったようなのです…。
狂犬メルルでさえも、従順になっちゃってるぐらいなんだから、このウッドベリーの総督は、たぶんとんでもないヤツだということが、ところどころで垣間見えました。
でも、とにかくこのシーズンの展開の早さは半端ないですね…。
総督の本性については、もうちょっと後から明らかになるのかと思いきや、このエピソードの終盤でどっかんどっかん披露しちゃうんですから…!
「助けに来たどー!」と軍人たちを信用させた上でぬか喜びさせておきながら、1分も経たないうちに速攻で皆殺しにするという冷酷さには「ぎょえーっ」て感じでしたが、最後の最後でウォーカー生首コレクションinぶくぶく水槽を見せられたら、観ているこちらは「ポカーン」となるしかありませんでした。
これまた強烈なキャラ出してくるよね、ウォーキング・デッドさんよ…!
ダークサイドに陥りつつあるリックが、たぶんこの狂人総督と対峙することになるんだとは思いますが、もはやそれを思い描いて、恐怖におののいたらいいのか、ドキドキワクワクすべきなのか、自分の身の振り方も分からなくなてしまうほど、結末が全く読めません!
というわけで、このシーズンはこれまためちゃくちゃ面白い展開です!

 

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