「愛してたって、秘密はある。"僕は誰だ?"」後編のあらすじ・ネタバレ・感想~黎は消えるのか?~ | VODの殿堂

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「愛してたって、秘密はある。“僕は誰だ?”」後編のあらすじ・ネタバレ・感想~黎は消えるのか?~

   
 

タイトル【愛してたって、秘密はある。“僕は誰だ?”】後編
放送局  Hulu限定
キャスト 福士蒼汰川口春奈、矢柴俊博、佐伯大地、賀来賢人
視聴したVOD Hulu(2017年10月31日時点では閲覧可)

日本テレビで放送されたドラマ、「愛してたって、秘密はある。」は10話で完結を迎えました。
黎への警告として送られていた不審なメール、贈り物…これらはすべて、黎の中にいるもう一人の人格・朔と母親の晶子であることが最終話で発覚しましたね。
朔という存在が分かり、罪を償うことになったと同時に黎は朔と向き合うことになるのですが…その展開がhuluオリジナルストーリー、「僕は誰だ?」で配信されました。
今回は、その「僕は誰だ?」の後編。
つまり本当にこれが最後のストーリーとなります。
前編では、取調室にある鏡になぜか朔の姿が写し出され、鏡の中の朔と初めて対話をした黎。
朔に「体を譲って」と言われてしまいましたね。
このあとの展開が非常に気になります!
では早速チェックしましょう!

『愛してたって、秘密はある。“僕は誰だ?”』配信先一覧
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dTV
Amazonプライム・ビデオ
※配信状況は2019年10月10日(木)時点のものです。
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あらすじ

黎 VS 朔


「その体…俺に譲ってよ?どう?」
と朔に言われた黎。
黎「どうって言われても…」
朔「お前は何だかんだ言って、楽しんできたわけじゃん?」
すると黎は、11年前のあの日から自分は幸せになる資格なんてないと思いながら生きてきた、と話す。
それを聞いた朔は、いい大学に入って、弁護士になるための勉強もして、彼女まで作って…超リア充じゃん!?と言う。
朔は「いーなー!ずるいなー!俺も楽しいことしたぁーい!」と口をとがらせ、椅子をくるくる回しながら話した。

朔「言ったじゃん?ごめん…一番辛い記憶を君に押し付けて…って!
悪いと思ってるならさ…ここらで交代しようぜ?」と言う朔に対し、
「塀の中だけどいいの?」と黎が聞くと、
朔「俺、務所に長くいる気はねーから!
裁判なんて、ここ次第でどうとでもなるだろ?」
そう言って朔は、自分のこめかみ辺りを指さした。
「そこだけはお前に感謝してるよ。
ちゃーんと法律勉強しておいてくれて。
あとは俺がやる!」
そして、解離性同一性障害のことを晶子に証言させるなどと話した。

すると黎は
「爽と約束した。
罪を償ったら結婚しようって。」

朔「出たよあのうぜー女!俺、生理的に無理なんですけど!
てか普通さ、あの日記読んだら、あいつの方から身を引くんじゃね?」
黎「じゃあ…あの日記のコピーもお前が…?」
うん。と答える朔。
あの日記を読んだのに立花の娘と一緒になろうなんてよく思えるね?と聞いてくる朔に対し、
「あの人も罰は受けたよ…」と話す黎。

また、“結婚することで爽を不幸にすることになる、結婚すると殺人犯の嫁になるんだ”、と
言ってくる朔に対し黎は、“自分もずっと考えた、それでも爽は受け止めてくれた”と話す。

朔は、“人の気持ちは変わる。自由に会うこともできないし、指切りすらできない、そんな男のことをずっと愛せるか?”と黎に問いただしたー。
黙り込む黎。
朔「あの女は100パー(パーセント)、お前と約束したことを後悔する。
でもいい子ちゃんだから、そういう自分が許せなくて、自分自身を責めるようになってさ、そうやってどんどん老け込んで、とっくに愛はないのにお前には本当のこと言えなくて、100の嘘を重ねて…。
くっくっくっくっく…いいねー!!最悪の展開だねー!」

黎「分かったようなこと言うなよ!」

朔は静かに、
「今ならお前が、爽ちゃん救えるよ。
お前が消えれば、あの女だって諦めるしかねーだろ?」と言い始める。
朔「そりゃ最初は悲しむかもしれねーけどさ、傷って癒えるじゃん?
優しいお母さんやお兄さんがいるから安心だし…。
で、新しい恋をする。
いつもそばにいて守ってくれる男と。
少なくとも人殺しじゃねぇ、人格も分裂しねぇ男と。
虎太郎でもいいんじゃねぇの?
アイツ金持ってるしさー、みーんなに祝福されて、可愛い子どもが生まれて…
爽ちゃんは予定通り検事になって、虎太郎は一流弁護士。
仕事も家庭も超ーハッピー!!」

朔は机をバンッと両手で叩き、
「お前にはそんな人生与えてやれねーだろ?
今あの女に甘えて一生縛るのと、
あの女のために解き放ってやんのと…
どっちが本当の愛情なんだろうな?

ま、考えといて~。」
そう言いながら手をひらひらさせ、朔はいなくなった。
黎は呆然と鏡を眺め続けているー。

全ての様子を静かに見守っていた一ノ瀬と井上はゆっくりと席を立ち、
「奥森…?奥森黎!!!」と黎に向かって叫んだ。
黎はハッとして二人に顔を向ける。
一ノ瀬「大丈夫か?」
黎「ちょっと気分が…。」

まだ、黎と爽の結婚を潰そうとしている朔…。
そして“爽の幸せを考えろ”という言葉は、真面目な黎の心にかなり刺さったようです…。
黎は、本心ではどう感じているのでしょうか…。

黎の思いは…


部屋で一人、今まで爽が言ってきてくれた言葉、そして朔に言われた言葉をぐるぐると思い浮かべる黎ー。

爽との面会


爽が面会にやってきた。
爽は笑顔で、他愛もない話をする。
黎は無表情のまま、ただ返事をするだけだ。

黎「俺、もう少しでいなくなるから…。」
爽「どういうこと?」
黎「俺のことは忘れて…。」
爽「そっか、取り調べ続いて弱気になっちゃったんでしょ?
香坂先生に言われたの。
自分の犯した罪を確認していく作業は…真面目な人ほどきつい。
精神的に追い込まれることが多いって。
大丈夫だよ。私は何があっても変わらない。
みんな黎の味方だから。」

すると黎は突然頭を上下にゆっくりと動かし、
「バラの香りがするー。」
そう言ったかと思えば、頭を抱えて苦しみ始めた。
爽「黎!?どうしたの!?」
黎「うぅっ…あっ…爽…ありがとう…ううぅっ……」
苦しみながらそう言ったあと、突然静かになった。

朔「くっくっくっくっく…嫌だねー偽善者は!」
そう言いながら前髪をかきあげ、目を見開き顔を上げた。

爽「朔…?!」
朔は目を見開き、“本当は黎のこと怖いと思ってるんでしょ!?でも法律家のの卵として、こんな時でも婚約者を見捨てちゃいけないって!自分を騙してるだけ!”と爽に向かって言った。
爽「そんなことない!」
朔「出たー!偽善者ー!」
爽は、何度も自分に“なんで黎じゃなきゃだめなのか”聞いてみた…黎は変なとこ頑固だし、縦列駐車できないし…と言い始めると、
朔「はいはい、そういう何気ない一つ一つが好きーみたいなの…本当うぜーから。
あいつの気持ちは考えねーのかよ?」
爽「え?」

朔「あんたの幸せを本気で願ってるからこそ、あいつは自分で自分を消したの。
そこんとこ分かってやんねーと…。」
爽「分かるわけないじゃん!!!」
朔は呆れたような表情で「は?」と言う。

爽「そんなの全然意味ない!!」
爽はネックレスにはめた指輪を握りしめる。
爽「私の幸せは…私が決める!
黎も私も…たくさん辛いことがあって、それでも一緒に生きていきたいって、そばにいたいって…気持ち変わらなかった。
理屈じゃないから…」
朔「わっかんねー女だなー」
爽「どんなにあなたが黎を隠しても、どこにいたって、黎は必ず見つける!!
だって、会いたいから!
好きだから!
私には黎が必要だから!」

朔は何も言わず爽を見つめる。

爽はバッグの中から婚姻届けを取り出し、ガラスに押し付けて見せた。
黎に別れようと言われたけど、これを捨てようと思ったことは一度もない、と朔を見ながら話す。
爽「ずっと待ってる。何年かかってもいい。
黎にサインしてもらって、一緒に出しに行く。
それが私の決めた幸せで、二人の幸せだって信じてるから。
待ってるからー。黎。」

静かに爽の話を聞いていた朔は、少しずつ穏やかな表情へと変わっていった。
そして、婚姻届けのまだ空欄になっている『届出人 夫』の欄へとゆっくりと右手を伸ばした。

朔が現れようとした瞬間、もう黎は消えてしまう覚悟だったんでしょうね…。
でも爽が話しているのを聞いている朔は、まるで黎のようにも見えました。
黎と朔が一つになったような…黎が朔に勝ったような…。
ただこの場面では、黎に戻ったのかどうかがはっきり分かりません。
黎、どうなっちゃうの!?

半年後


裁判の傍聴席には、最前列に爽の姿が。
彼は警察官にゆっくりと手を引かれて入ってくる。
爽を見た彼は静かに
「爽」と言った。
爽も「黎」と答える。
二人は穏やかに微笑みあった。

そして裁判が始まった。

よかった!!
黎でした!
入ってくるところでは、まだどちらか分からない状態でした。
でも、あの「爽」と言って微笑みかける姿ー。
黎に戻っていました。
爽もあの瞬間、黎だと確信したのかもしれませんね。
裁判に挑む黎の姿もなんだか凛々しかったです。

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僕は誰だ?後編まとめ

ホッとする結末となりましたね!
私もどうなることか本当に気になっていたのですが…
ここぞ!という場面で必ず黎を呼び戻してくれる爽。
黎への真っ直ぐな思いと強さがとても滲み出ていますね。
どんな理屈よりも、最後の最後まで二人の愛が勝つ!という結果になりました!
二人はきっとどんな困難にも立ち向かっていけることでしょう。

 

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