ウォーキング・デッド シーズン2/第12話のあらすじ・ネタバレ・感想 ~シェーンの大暴走とその最期~ | VODの殿堂

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ウォーキング・デッド シーズン2/第12話のあらすじ・ネタバレ・感想 ~シェーンの大暴走とその最期~

   
 

タイトル:「ウォーキング・デッド」シーズン2 第12話
放送局:AMC
キャスト:アンドリュー・リンカーン、ジョン・バーンサル、サラ・ウェイン・キャリーズ、ローリー・ホールデン、ジェフリー・デマン、スティーヴン・ユァン、チャンドラー・リッグス、ノーマン・リーダス、メリッサ・マクブライドほか
視聴したVOD:Amazonプライム・ビデオ(2018年5月29日時点では視聴可)

まさかのデール退場で静かに幕を閉じた前回のエピソード…。
今回のエピソードは、喪に服したかのように、静かで、かつ平和を暗示するように穏やかなスタートを見せるのですが…???
やっぱりあの人、我慢できないみたいです…(涙)。
というわけで、シェーンのトンデモぶりを最後まで堪能できるこちら、お楽しみくださいませ!

『ウォーキング・デッド』シーズン2配信先一覧
動画配信サービス 配信状況 見放題 配信先
U-NEXT 視聴ページ
hulu 視聴ページ
dTV 視聴ページ
Amazonプライム・ビデオ 視聴ページ
※配信状況は2019年10月4日(金)時点のものです。
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あらすじ

デールを弔う

リックはデールの埋葬を迎え、弔事を述べていた。


「デールにはてこずらされた。厄介だった。思ったことを口に出すからだ」
でも、それは彼への最大の賛辞だった。
「率直だった。その正直さはまれで、勇敢だ。彼は最後に人間性を訴えた。彼に恥じぬためにも、違いを越えて1つになろう」
そして、シェーンやダリル、アンドレアやTドッグたちは警備を強化するためにも、農場周辺のパトロールをし、見つけたウォーカーたちにとどめを刺していくのだった。

ハーシェルの決断、カールの告白

ハーシェルはついに、リックたちグループを家の中に迎え入れることにした。
見張りや監視、パトロールなどの指示をてきぱきと出すのはリックだ。
だが、シェーンはそれを呆れたような表情で見つめ、リックが相棒としての役割をすべてダリルにまかせようとしていることに不満を持っているようだった…。
ハーシェルもシェーンには我慢ならないという気持ちは変わってないようだ。
ハーシェルに「彼も変わり始めている」と言いリックがなだめるが、アンドレアにはシェーンを見ていてほしいと頼む。
シェーンの子守を頼まれたようだとアンドレアは不満を言うが、秩序を守る協力をしてほしいとリックに言われて、しぶしぶ承知した。

カールは「両親には言わないでくれる?」とシェーンのところにやってきて、ダリルのバイクから銃をくすねたことを告白する。
「デールのこと僕のせいなんだ」とさらに告白を始めたカール。


泥にはまったウォーカーを見つけ、石を投げたあとに銃で撃とうとしていたが、撃てずに逃げたということを打ち明けると、シェーンは「自分を責めるな。お前は悪くない」となだめ、ダリルから盗んだ銃も「自分を守るために持ってろ」とカールに返そうとする。
だが、カールは銃なんて二度と持たない、と受け取ることを拒否し、「ダリルに返して」と言い残してその場を去った。

目隠しをされ、手錠を後ろ手にかけられた状態で監禁されているランダルは、手錠を外そうとしているが外れそうもない…。
その頃、リックたちのグループはハーシェルの家へと移動を始めていた。
ハーシェルは「みんなの家だ」とローリに言い、妊婦と子どもは床に寝かせられないと、自分がソファで寝ることを申し出る。


農場で、新たに平和な生活が始まろうとしているように見えた…。

ローリの謝辞、シェーンの助言

農場の風車を修理しているシェーンのもとにローリがやってくる。
ソフィアの死後、「じきに解決する。もとに戻れる」と考えていたが、デールが亡くなることになって、私たちは目をそらしてはいけないんだということを実感したと語るローリ。
お腹の子は誰の子か分からず、自分をアトランタから連れ出してくれたシェーンを苦しめていることも実感していたローリは、アトランタから逃げ出したころに「シェーンがいるから大丈夫」と思っていたこと、自分が連れ出してくれたことに感謝を告げる。


シェーンは「感謝する必要なんてない」と言うが、「心から悪いと思っているわ」と謝るローリを黙って見送ることしかできなかった…。

ランダルの処遇について、以前と同様に農場から遠く離れたところまで連れて行き、そこで解放する方向でリックとダリルは相談していた。
ダリルはリックと争っても意味がないから、と全面的にリックに協力する姿勢を見せている。
そこにシェーンがやってきて、カールがウォーカーに出くわしたこと、またそのウォーカーがデールを襲ったことを打ち明けたのだとリックに告げる。
リックは、ローリにカールと話をさせるというが、シェーンは「父親と話すべきだ」とアドバイスをする。
だが、リックはランダルの件で忙しく、手が離せないと言う。
シェーンはそれでも引き下がらず、ランダルの件は後に回せるだろう、とリックには息子と向き合うことを進めるが、「俺の判断だ」と冷たい目でシェーンに言い放つリック…。
大事な役目を自分には任せられないのだと悟ったシェーンは、「自身の息子よりも囚人のことが優先とはな…」と吐き捨ててその場を去るのだった。

納屋の2階に腰かけているカールのもとにやってきたリック。


リックはシェーンが言ったことと全く同じことをカールに言った。
「デールのことはお前のせいじゃない」と、カールがダリルからくすねた銃もカールに渡す。
そして、もう子ども扱いはしないことを告げ、カールは必要な存在であること、そして誰でもいつかは死ぬが、それを避ける努力をする必要があるのだと語った。

シェーンの暴走、ついに始まる…!

ランダルのもとにやってきたのはシェーンだ。
しばらく周囲を歩いたあと、ランダルの前にイスを置き、そこに腰かけ、ランダルの頭に銃を突きつけた。
だが、銃を撃つことはせず、ランダルの手首の傷を見てどうにか逃げようとしていることを知ると、何か思い立った様子だった…。

Tドッグがランダルを解放するために小屋へ行くと、ランダルはそこにはいなかった…。

シェーンはランダルを連れて、森の中へと入っていった。
助けてやると言い、ランダルの仲間たちの情報を聞き出そうとする。
ここから約8キロの、ハイウェイ近くに仲間のキャンプがあるということを聞き出すと、シェーンは今のグループにうんざりしていて、新しいグループに入りたいのだと、ランダルに自分をキャンプまで案内するようにと言う。
シェーンなら自分がいたグループにすぐになじむよ、などとしゃべりながら歩いていくランダル。
周囲に誰もいないことを確認すると、シェーンはランダルの背後から襲い掛かり、首の骨を折って殺すと、自ら大木に頭を打ち付けて自身の顔を負傷した。
襲われたように見せかけるためだ…。

農場へ戻り、茂みから様子をうかがうシェーンは、ランダルが小屋からいなくなっていることで大騒ぎになっていることを知る。
そこでシェーンは、顔から血を流した状態でみんなの前に登場。
ランダルに背後から襲われ、銃を奪われたと言い、リックはすぐにグループのみんなに指示を出して厳戒態勢をとる…。

シェーンの狂言に振り回されるメンバーたち

シェーンの証言から、森へと入ったリック、ダリル、グレンは、ランダルを追跡することに。
シェーンは二手に分かれて探索するよう提案するが、追跡の達人であるダリルは、ランダルが逃げた形跡は見つけられず、「あんな小柄なガキにやられたのか?」とシェーンの話をいぶかしがる様子も見せる。


ダリルとグレン、リックとシェーンの2組に分かれるのだが…???

夜になっても、追跡班の4人は戻らず、ハーシェルの家でほかのメンバーたちは心配そうだ。
夜の森で追跡を続けるリックたち。
暗闇の中で、ダリルが2人の足跡を見つけるが、それは2人が並んで歩いたことを示している。
そしてついに、ダリルとグレンは、ランダルがシェーンに襲われた場所へとたどり着く。
すぐそばで物音がし、現れたのは1体のウォーカーだ。
グレンが襲われたところを、ダリルがなんとかしとめると、そのウォーカーはランダルだった…!
ウォーカーに噛まれた形跡はないにもかかわらず、ウォーカーになっているランダル…、そしてその死因は首が折れたことだと断定するダリル。
ということは…???
ダリルとグレンは静かに顔を見合わせることしかできない…。

リックとシェーン、最後の対峙

リックとシェーンはさらに森を進み、広い野原にたどり着く。
リックはシェーンに、ランダルに襲われた状況を静かに尋ねるが、シェーンも冷静にウソの返答を続ける。
リックはシェーンが襲われたということには疑問を持っている様子であり、シェーンもそれには気づいている。
だが、リックはさらに、シェーンの本当の目的にも気づいていた…。
シェーンは自分と2人だけで、この場所にたどり着くために連れ出されたことを…。

月明かりに照らされた野原で、背後を取られた状態となったリックは静かにつぶやく。
「ここが目的地か…」


シェーンも「格好の場所だ」と返す。
「お前がやろうとしていることは殺人だぞ! 1人で帰ったとして、お前のたわごとを誰が聞くんだ?」とリックが問いかけると、シェーンの中ではすでに完璧な筋書きが出来上がっていた。
ランダルがリックを撃ち、シェーンが追いかけてランダルの首を折る…、そしてローリとカールは以前と同じように悲しみを乗り越えるというものだ。
そして、シェーンはついにリックに銃を向けた。
「妻を寝取って、俺の子どもに自分を『パパ』と呼ばせるのか? お前は耐えられないよ」と静かに怒りをぶちまけるリック。
だが、シェーンも負けてはいない。
「俺がどれだけ我慢しているか、お前には分かるもんか!」と、リックに銃を取るように促すと「俺が父親になる。ローリにもふさわしい。お前と違って俺は彼らのために闘える。お前がすべてをぶち壊したんだ!」と叫んだ。
さらに罵倒を続け、シェーンはリックに銃を向ける。


リックは自分の銃を下に置こうと手に取り、「今なら戻れる。何もなかったことにし、銃を下ろすんだ。農場へ戻ろう。一緒に…」と語りかけながら徐々にシェーンのところに近づく…。
リックがシェーンに自分の銃を渡した瞬間、リックは隠し持っていたナイフを手に取り、すばやくシェーンの腹に突き刺した。
直後に銃声も響いたが、リックは無傷だった…。
「お前がこうさせた! 俺じゃなく、お前のせいだ!」と悲痛な叫びをあげながら、元は親友だったシェーンが息絶えていくのを見て、リックは絶望の涙を流す…。

リックに殺されたシェーンが野原に横たわっている。
そこにカールがやってきた…。
カールは涙を流しながら、なんと父親であるリックに銃を向けた。

だが…カールが狙っていたのは、リックの後ろに迫る、ウォーカーとなったシェーンだったのだ…!


カールはついに銃を撃ち、一撃でシェーンを倒した。
ウォーカーに噛まれたわけでもないのに、ウォーカーとなったランダルとシェーン。
そして、銃声におびきよせられるかのように、無数のウォーカーが農場へと向かっていた…。

まとめ・感想

セカンドシーズンも残すところあと2話となって、とんでもない展開を見せたこのエピソード!
ヤバイヤバイ…と思ってましたが、ついにシェーンの狂気(?)が暴走を始めました。
私が思うに、ローリがシェーンに優しい感謝の言葉をかけたのが、決定的な引き金になったんだと思うんですがねぇ…。
ランダルという脅威となる存在を排除するだけかと思いきや、実はそれはシェーンの一番の大義を全うするための小道具にすぎないということに、ラストで衝撃を受けることになります。
なんと…、シェーンは単純に、でも巧妙な手口でみんなからの信頼を失墜させることなく、リックを消したかったんです…!
シーズン1でも、まさかの生還を遂げて自分たちの前に現れたリックを殺そうとしたことはありましたが(そして、それをデールが目撃していた)、シェーン、本気だったんですな…。
というか、1話だけで次々に「え~っ、え~~~~~っ!!???」という展開の速さを見せたこの回は秀逸!
リックとシェーンの決闘の結末が、あまりにも汚いものであることもそうですし、なんとシェーンが死んだ直後にウォーカーへと転移するというオマケつき!
タダでは退場せんな、シェーンよ!
立つ鳥跡を濁しまくり…(涙)。
シェーンの暴走、始まったと思ったらものの10分で決着がついたというスピード感はあっぱれですが…!(笑)

最後の最後で、多くのウォーカーたちが農場の異変を察知したかのようにひたひたと迫る様子も最後に描かれており、次のラストエピソードがとんでもないことになりそうなのは間違いありません!
どんなエンディングになるのか、見ものです!

 

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