タイトル:勇者ヨシヒコと魔王の城(1話)
放送局:テレビ東京
放送期間:2011年7月8日~9月23日
キャスト:山田孝之、木南晴夏、ムロツヨシ、宅麻伸、佐藤二郎、岡本あずさなど
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ドラゴンクエスト風の勇者ヨシヒコが魔王を倒すために旅をする。
しかもドラクエ発売元の会社も協力しているというからスゴイ!
この説明をみただけで、どんなドラマなんだぁ!?と興味をそそられました。
監督・脚本は福田雄一さんでシリアスな戦いのシーンなどでもコメディー要素たっぷりのドラマになっています。
純粋な心をもった勇者を演じるのは山田孝之、熱血漢な戦士を宅麻伸、突っ込み強めの娘を木南晴夏、インチキな魔法使いをムロツヨシという豪華俳優陣が福田監督の世界観のドラマを作り上げています。
笑いなしでは見られない、ハマると何度も見たくなるドラマ。
勇者ヨシヒコの第1話のあらすじです。
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あらすじ
【真の勇者登場】
カボイの村では疫病が蔓延し、村人たちが苦しめられ、死者もでている。
その疫病に効くと言われている幻の薬草を取りに行った勇者テルヒコは半年経ったにもかかわらず、未だに戻って来ない。
村人たちには次なる勇者が必要なのだ。
カボイの村には岩に突き刺さったまま何者にも抜きさることのできない剣がある。
この剣を岩から抜くことができる者こそが真の勇者なのだ。
村人たちが挑戦するが、誰1人剣を抜きさることができない。
そこに主人公 ヨシヒコ(山田孝之)と妹のヒサが(岡本あずさ)が登場する。
ヨシヒコは争いごとが苦手で、おっちょこちょいの純粋な若者だ。
半年前に薬草を探しに行ったきり帰ってこないテルヒコの息子である。
ヒサに1つのおっちょこちょいで命を落とすことがあると言われ、剣を抜きに行くのを止められる。
しかし他の村人たちは全くダメで、ついに剣を抜くのに挑戦する村人はヨシヒコだけとなってしまった。
いざヨシヒコが剣に手をかけた瞬間、抜くというより倒れたように抜けた。
動揺するヨシヒコだったが、村人たちに勇者とはやし立てられて、村のために幻の薬草を探しに旅にでることになる。
【ダンジョーとの出会い】
占いで旅に出る方向を決められたヨシヒコは1人で村を出る。
ヒサは父にも兄にも旅立たれ1人になってしまうことを兄に告げる。
ヨシヒコは
「必ず戻ってくるから、待っていてほしい。」
と告げ、旅立った。
行き着いた先に青いスライムに遭遇する。
スライムは
「最初の敵は俺でしょうよ?」
と言うが、ヨシヒコは理解していない。
スライムがヨシヒコに体当たりをするが、少し痛いだけで全く効いていない。
もう一発体当たりを仕掛けて来た際に剣が少しぶつかり、魔物は消えた。
歩いていると次はダンジョー(宅麻伸)に出会う。
ダンジョーは戦士で話が長いため、ヨシヒコは通り過ぎようとするが止められ、長い決め台詞を言い終わった後、疲れているヨシヒコの事を襲うと言う。
付き合いきれないので、ヨシヒコは無視をして行こうとするが、ずっと付いて来て話をしてくる。
ダンジョーはヨシヒコの持っている剣をみて驚いた。
この剣はいざないの剣。
人を切っても死ぬことはなく、眠るだけの剣、平和の神が与える伝説の剣だ。
【ムラサキとの出会い】
2人が森の中を歩いていると背後からムラサキ(木南春夏)が襲ってきた。
ムラサキは父を殺された敵討ちのためヨシヒコを殺すと言う。
ヨシヒコは人を殺めたことはなく、心当たりがない。
なぜヨシヒコが敵討ちの相手だと思うのかと聞くと、父の仇の似顔絵とヨシヒコそっくりだからだと言う。
その似顔絵をみると、ヨシヒコとダンジョーは唖然とした。
ヨシヒコとは似ても似つかず、幼稚園児が描いたような似顔絵で判断ができないレベルの絵だったからだ。
ヨシヒコは純粋なためその似顔絵を見て、見ようによっては自分なのかもと言う。
仇を見つけられないムラサキは落ち込んでしまう。
そんなムラサキを見て、ヨシヒコは仲間になろうと誘う。
自分のことを本当に仇と確信すれば、いつでも斬っていいから、一緒に行こうと言うと、ムラサキは「そうさせてもらう。」と言った。
3人は次の村に向かう。
その途中でムラサキは何度も斬ってくるため、ヨシヒコは刺しても引っ込むナイフに変えた。
【メレブとの出会い】
行き着いた村でインチキな教祖メレブ(ムロツヨシ)と出会う。
インチキな教祖と見破ったヨシヒコは、メレブを怒らせてしまう。
しかしメレブはヨシヒコに「一緒に旅に連れて行って欲しい。」と言う。
大きな魔法は使えないが、魔法が使えるのは本当らしい。
ムラサキにハナブーという呪文をかけた。
するとムラサキの鼻が上を向き、ブタみたいな鼻になってしまった。
ダンジョーやムラサキは、こんなしょうもない呪文は必要ない、使うことがないと言うが、ヨシヒコは驚き、メレブを尊敬する。
【旅の終わり】
仲間になった4人。
ヨシヒコは父を見つけるために、そして薬草を見つけるため、ただそれだけのために旅を続けると言う。
他の3人もどんなに長い旅になろうとも付いていくと意気込んでいる。
しかし、次の旅先であっさりヨシヒコの父テルヒコ(きたろう)とたくさんの薬草を見つけてしまう。
テルヒコは薬草を見つけるために出た旅先で新しい家族ができてしまったと言う。
【新しい使命】
父も薬草も見つけたヨシヒコ。
仲間たちはあっけなく終わった旅に不満顔だが、解散しようとする。
旅はこれで終わりかと思ったが、空からヨシヒコを呼ぶ声が。
仏(佐藤二郎)がヨシヒコを呼んでいたのだ。
他の3人は見えるのに、ヨシヒコは仏の姿が見えていない。
3Dメガネをメレブに貰ったヨシヒコはようやく仏の姿を確認できた。
思ったより顔が大きいことに驚いている。
仏は、いざないの剣を手にしたヨシヒコは魔王を倒すという使命があることを告げる。
疫病は魔王の仕業、魔王は人々の心を操り下界を支配しようとしているという。
これによりヨシヒコ達の旅は続くことになった。
仲間達は共に旅に付き添い、魔王を倒すと言う。
ヒサはその兄の姿を木の陰から心配そうに見ていた。
感想
たくさんパロディーがあって面白いドラマでした。
文字で書くあらすじではなかなか伝わりづらいと思いますが、クスッと笑えるシーンが多いです。
ヨシヒコは純粋なゆえに冗談で言っていることでも本気にしたり、真顔でおかしい事を言っていて、それが面白いです。
仲間のキャラも強烈でしたね。
仲間になるときのエピソードも長話を聞かせて疲れたときを襲うとか、そんな戦い方どうやって思いつくの?と思ったり。笑
またムラサキが持っていた父の仇の似顔絵はうちの3歳の息子のほうが上手いでしょ!と思ったくらいの絵で笑ってしまいました。
それを本気でヨシヒコだと思っているからまた面白い!
仲間になってからも何度もヨシヒコを襲っていて学習能力がないってヨシヒコに怒られていましたね。
第1話なのに、父や薬草をあっさり見つけてしまい最終回のような感じだったので、えっ?終わりー!?と思いましたが、そんなわけないですよね。
主人公なのに仏が見えずに、しかも3Dメガネで見えるってなんで!?と思いましたが、今後このやり取りでいろんな面白い道具を使って仏を確認するのではないかと思っています。
仏はほぼアドリブのような感じがしました。
これから新しい旅が始まるための大事なお告げをしていたのですが、ちょっと何を言っているかわかりませんでした。(笑)
福田監督は役者さんにアドリブを要求することが多いと聞いたことがあるので、これからもムロさんや佐藤さんのアドリブを期待しています。
2話は仲間になったばかりの皆んなとの絆が深まるシーンが増えるのではないのでしょうか。
2話も楽しみです。

子育てと節約を頑張るアラサー主婦です。子供の頃からテレビっ子で、日々のストレス解消はドラマとバライティ番組を観ることです。
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