タイトル【愛してたって、秘密はある。】第七話
放送局 日本テレビ
放送期間 2017年7月16日~2017年9月17日
キャスト 福士蒼汰、川口春奈、鈴木保奈美、鈴木浩介、賀来賢人 他
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結婚式の準備が順調に進んでいく中、黎に対する“警告”がどんどん大胆になっていきます。
黎と晶子の不在中に庭へ張り巡らされた立ち入り禁止のテープ…黎の部屋に仕掛けられた盗聴器…。
そして、晶子と皓介の指輪の謎。
また、この事件と共に動いているのが、病院側の贈収賄疑惑。
そして爽が風見を見て“犯人”とつぶやいた真相も気になるところです。
風見や爽の過去には一体何があったのでしょうか…?
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あらすじ
倒れた爽
風見と顔を見合わせた爽は、突然苦しそうにし始め、そのまま倒れた。
風見は爽の顔を見て逃げるように病院に入ろうとするが、爽が倒れたことに気づき引き返し、手当をする準備をした。
病室で点滴を打ってもらう爽。
軽い貧血だったと晶子より報告を受ける黎。
晶子が退室したあと、爽は重い口を開く。
「高校のとき…帰り道に誰かに後ろから突然…気づいたら知らない場所にいて…でも、擦り傷ぐらいで…。大学に入った頃には一人で夜道も歩けるようになったし…大丈夫だと思ってたんだけど…あの人の顔……。」
震えながら話す爽をそっと抱きしめる黎。
病室のすぐ外には、二人の話に聞き耳を立てる人影が。
晶子だったー。
爽が茜に連れられて帰ったあと、黎は病院に戻り風見の姿を発見する。
風見は黎に近づき、
「彼女、大丈夫?想像以上に美人さんで驚いたよ。」
黎が話しかけようとすると、「会議だから行くね」と言って足早に去っていく風見。
立ち去りながら風見は、荒くなった息を整えるような仕草をしていた。
爽は高校生のころ、風見に襲われた過去があるようですー。
黎や晶子に対してはとても良くしていた人だったように思うのですが…どういうことなのでしょうか。
暁人に報告
爽は暁人に、風見が犯人で間違えないということを報告した。
暁人は怒って、「警察に突き出してやる!」と言うが、爽は「私、あの人と話がしたい…。今警察に話しても、証拠不十分で釈放になるだけだよ…。」と言って止めた。
爽、そして風見の事件の真相
夜ー黎が一人でリビングにいると、外から何か気配を感じた。
そっと玄関のドアを開けると、そこには暁人が。
暁人は、爽の事件の真相を黎に語った。
「学校帰り、あいつは実家近くで何者かに薬品を嗅がされて意識を失った。目が覚めたら倉庫にいて…暴行された形跡は見当たらなかった。」
犯行の目的は、弘晃への復讐だと予想していると暁人は話した。
暁人「襲われる前…立花弘晃の娘か?って聞かれたらしい。」
当時、容疑者の心当たりを聞かれた弘晃は、「心当たりがありすぎて分からない。今まで何百人もの被疑者を起訴して有罪にしてきた。そいつら全員から恨まれてもおかしくない。」と話したと言う。
「結局犯人は見つからないまま…今年の9月3日で時効だ。」と言う暁人。
それを聞いた黎はハッとした。
果凛にもらった爽の写真…あの写真の日付が“9月3日”だったのだ。
時効までに必ず犯人を捕まえて、犯行の理由を聞き出したいと暁人は話した。
爽が犯行の理由を知りたがっているのだ。
果凛に渡されたあの写真。
どうやらこの事件と関係があったようです。
爽はこんな過去を隠していたんですねー。
晶子は何かに気づいた?
夜。病院の待合室で、晶子は日記帳を開いて眺めていた。
『2006年6月27日 今日も同じことの繰り返しだった。いつまで続くのだろうか。』
と書かれている。
晶子を見かけた風見が声をかけると、晶子は急いで日記を閉じ、背中に隠した。
晶子「風見先生が今まで私たちのことを見守ってくれていたこと、本当に感謝しています。私は…何があってもあなたの味方ですから。」
そう言って風見に笑いかけた。
風見は目を丸くして驚いているー。
“何があっても”と話す晶子。
風見が犯した事件のことを知っていたのか、気づいたのか…。
風見をかばおうとしているのでしょうか?
お父さん、どーこだ?
検察庁。
黎が呼ばれ、慌てて資料を持ち出し廊下を歩いていると、何かを落とした気配がして振り返る。
1枚の写真を見つけて拾った黎。
その写真には、赤い布でラッピングされた箱が写っていて、下には
『お父さん、どーこだ?』と書かれていた。
黎は壁を強く殴ったー。
黎は虎太郎に写真を見せた。
心当たりないか、と尋ねる黎に対し、虎太郎は「は?意味わかんないんだけど」と笑って見せた。
黎は、出て行く虎太郎のあとを追う。
虎太郎を疑う黎。
検察庁は簡単に出入りできる場所ではありませんから、疑ってしまいますよね。
虎太郎の本当の思い
黎は虎太郎のあとを追うと、果凛と待ち合わせをして二人で会っているところを目撃。
二人の前に立ち、「どういうこと?」と黎は問う。
果凛「たまたま知り合って。」
黎は爽の高校生時代の写真をを二人に見せる。
虎太郎は果凛を帰し、黎と二人になった。
「ついにバレちゃったかー。」と話す虎太郎。
黎は爽にメールを送ったのも虎太郎なのか、と聞くが、それは知らないと言う。
虎太郎は、爽の事件のことを大学の時から知っていたとのこと。
「罪にはそれぞれ事情がある。加害者の味方になりたい。お前がそう言うの、今までどんな気持ちで聞いてたんだろうな。その残酷な理想にこれからもずっと付き合わされるんだと思ったら、あまりに爽がかわいそうで…一番近くにいるやつの痛みに気づかないで、犯罪者の気持ちばっかり考えて…。結局、誰かを傷つけることでしか誰も守れねぇんだよ!」
と虎太郎は言った。
黎は、皓介を殺害することで晶子を守った…ということを思い出す。
「けど俺は…そういうやり方しかできない」と黎が言うと、
「最低だな!お前…」と、虎太郎は声を荒げた。
虎太郎が今までしていた裏には、こんな思いがあったようです。
爽のことを思っているんですね。
虎太郎の言っていることもよく分かるのですが、黎のことを思うと切ないですね。
爽の思い
その日の夜、爽が黎の自宅にやってきた。
黎は、「今まで何も知らなくてごめん…爽の気持ちも知らずに…加害者の味方になりたいなんて言い続けて…ごめん。」と話す。
すると爽は、「私ね、黎に会うまで…自分はおかしいんじゃないかって思ってた。」と言った。
当時、風見に襲われて気を失った爽は、犯人の泣き声で目が覚めた。
「今でも耳に残ってる…胸を切り裂くような声だった…どんな気持ちで泣いてたんだろうって気になって…私を殺そうとした人のことを気にするなんて、おかしいのかなって…。」
でも大学の授業で、黎の“加害者の気持ちを理解したい”という言葉を聞いて救われた気がした、と爽は話した。
「黎は人の弱さに寄り添える人…みんなを守って、幸せにできる人だよ」
黎はそれを聞き、涙ぐんだ。
この爽の言葉には、黎は本当に励まされたことでしょう。
爽は、黎にとって一番の理解者ですね…。
風見の犯行理由
黎、爽、そして暁人の3人は風見の元を訪れた。
10年前のことについて話を聞きたいと話す暁人。
「何とか言えよオイ!」と声を荒げて風見の胸ぐらを掴み、取り乱す暁人を黎が阻止する。
爽は冷静に、「あの時…どうして泣いてたんですか?」と風見に問う。
風見の父はこの病院のドクターだった。
患者のことを一番に考える、優しい人だったそうだ。
しかしある日突然、前園への贈賄を疑われて特捜に逮捕されたという。
一切関係していなかったのに、信ぴょう性のない内部告発だけで犯人にでっち上げられたと話す風見。
父はやっていないと否定したが、当時の検事である立花弘晃に“罪を認めろ”と脅され続けた。
300日以上拘留され、その間に体調を崩した風見の父親。
執行猶予がついて出てきたときには、末期のすい臓がんだった。
「犯罪者のレッテルを貼られたまま死んだ。立花に殺されたんだ。
悔しくて悔しくて、あいつの心を切り裂いてやろうと思った。理不尽に家族を奪われた気持ちをあいつにも味わせてやりたかったー。
でもこの子(爽)は違う。土壇場でそう思って…。バカなことをした。」
そう言って風見は爽の前に土下座をし、「申し訳ございませんでした…」と言った。
風見の犯行の裏には、こんな真相が隠されていたようです。
風見の父が本当に無実なら、弘晃のしたことは…やはり許しがたいことですね。
風見ではなかった?
屋上で黎と話す風見。
「大丈夫。逃げたりしないよ。明日ちゃんと自首するから…。彼女が僕の顔を覚えてるんじゃないかって、気が気じゃなくて…。何度も確かめに行ったりしていて…また怖い思いをさせたかもしれない。本当にごめん。」
黎は、初めて会った日に爽が倒れた時、どうして逃げなかったんですか?と尋ねた。
風見は、「目の前で苦しそうにしている人をほうっておけないし…それに…黎くんと晶子さんのそばにいたかったんだ。亡くなった奥森先輩の代わりに…。」
ハッとする黎。
黎「亡くなった……!?」
風見の表情が変わる。
黎「知ってるんですか…?あのこと…?全部、風見先生なんですか…?爽にしたことがバレないように…結婚を潰そうとしたんですか?」
風見は不思議そうな表情で「何の話…?ごめん、お父さん、帰ってくるかもしれないよね。」
続けて風見は、「全部話したらすっきりした…やっと息ができる。10年も隠し通せるはずなかったんだよ…」とつぶやいた。
皓介のことを“亡くなった”と話したとき、私も風見を疑ってしまいました!
そうすればつじつまが合いますよね?
ますます風見が怪しいです…。
対立する暁人と弘晃
「全部あんたのせいじゃねーかよ!」と怒る暁人に対し弘晃は、
「俺は俺の仕事をしただけだ」と言う弘晃。
暁人が弘晃を殴ると、「出てけ!二度と顔を見せるな」と弘晃は言った。
晶子は…
風見が過去に起こした事件を晶子に話す黎。
「全部…風見先生だったんじゃない?そう考えればつじつまが合うわ。よかった、これで何も心配いらないわね。」と晶子は笑って見せる。
黎が弁護するなら…
爽からの電話。
「もし…仮に私と黎が他人だったら…どう弁護する?」と聞く爽。
黎「風見先生が置かれていた状況を明白にして…10年間どんな思いで過ごしてきたかを訴える…」
爽「どんな気持ちだったんだろう…あの日からずっと…」
黎は「きっと後悔して…自分を責めて…心の底では…思ってた…思ってたんじゃないかな…罪を償って…できることなら、許されたいって…」と、涙を流しながら話した。
この最後の黎の言葉は、自分のことを語っているようでした。
とても胸が締め付けられるシーンでしたね。
風見、どうしたのか…
病院。
退職願いを用意し、自分の部屋で片づけを進める風見。
そこへ1本の電話が入る。
香坂に弁護を
爽は、香坂に「あの人の弁護、お願いします。」と頼む。
「もちろん、許せないと思っていました。事件のせいでうちの家族バラバラになって…。でもあの人も同じだったんです。恨む方も恨まれる方も、傷ついて、苦しんで…そういうの、終わりにしたいんです…」と香坂に訴えた。
爽、えらいです!
黎と同じ気持ちで、弁護を依頼したんですね。
被害者なのに…。
爽の訴えには、私も感動してしまいました。
お父さん…?
検察庁にいる黎へ暁人から電話が入る。
「風見と連絡が取れない。お前は今すぐ病院へ行け」
黎は風見の部屋を訪れるが、退職願いが置いてあるだけで風見はいなかった。
部屋の中に、不自然にドアが開いたロッカーに目を向ける黎。
そっと開くと、『お父さん、どーこだ?』と書かれていた写真に写っていた、赤い布でラッピングされた箱が入っていた。
警察にもちょうど、赤い布でラッピングされた同じような箱が一ノ瀬宛に届いていた。
箱の中には『ハズレ』と書かれた紙が一枚入っていた。
一方、風見の部屋にあった箱を開けた黎は驚いて座りこんでしまう。
そこへ暁人が駆けつけ、暁人も箱の中身を見た。
中には、頭蓋骨、トロフィー、そして黄色いバラの花。バラの茎には指輪がついていたー。
“愛ある”第七話まとめ
ついに!果凛が言っていた“爽の嘘”の真相が分かりましたね。
爽がまさか、風見に襲われていた過去があったなんて…。
黎にとってはかなり衝撃的だったと思いますが、風見も真相を話してくれたので良かったのかな…と思いました。
爽の家族はバラバラになってしまったけど、爽も前を向いて進んでいこうとした矢先ー
また、とんでもないことが起こってしまいましたね!
あの頭蓋骨は、皓介なのでしょうか…
風見がやはり怪しい!
次々と起こる黎への警告は、まだ続くようですー。
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2人のメンズを育てるシングルマザー。どんなに忙しくても1日1本はドラマを見て癒されています♪特にラブコメディーには目がありません!
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