タイトル:「プリズン・ブレイク」シーズン1第3話[セルテスト]
放送局:FOX
放送期間:2005年8月29日~2006年5月15日
キャスト:ウェントワース・ミラー、ドミニク・パーセル、ロビン・タニー、サラ・ウェイン・キャリーズ、ピーター・ストーメア
閲覧したVOD:dTV(2018年9月30日までは視聴可)
リンカーンの証拠を嗅ぎまわるベロニカを、シークレットサービスのケラーマンがマークし始めました。
黒幕らしい女性もベロニカの行動を抑えるように、ケラーマンに指示を出します。
ベロニカにシークレットサービスによる妨害が起こる気配を感じます。
一方、マイケルはアルブリッチらに作業場に連れ込まれ、フィバナッチの居場所を教えるように拷問を受けたのです。
マイケルは無事にこの局面を切り抜ける事が出来るのでしょうか?
それでは紹介して行きましょう!
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あらすじ
作業場でマイケルは拷問を受ける
マイケルは作業台に押さえつけられ、アルブリッチから拷問を受けています。
だが、マイケルはフィバナッチの居場所を話しません。
アルブリッチはマイケルの左足の人差し指を枝切りバサミで切り落としました。
そこに刑務官達が駆けつけて、マイケルは医務室に運ばれます。
医務室にて
タンクレディは、マイケルに何があったのか、尋ねるがマイケルは話そうとしないのです。
彼女はマイケルの応急処置を終え、医務室の外で待っている刑務官に事情を聞いたものの、刑務官は「ただの事故だ」とはぐらかします。
後日グラウンドで
グラウンドでマイケルはリンカーンと話します。
リンカーンはマイケルに「アルブリッチに仕返しをするか、フィバナッチの居場所を話さないとお前が殺される」と忠告します。
また、リンカーンは「どうしてアルブリッチを仲間にする必要があるのか?」と尋ねました。
するとマイケルは、リンカーンにアルブリッチの必要性を話すのです。
アルブリッチは“トップフライト・チャーター”という航空会社を持っていて、その飛行場が刑務所の近くにあると話します。
よってマイケルは、脱獄後に高飛びをするためにはアルブリッチの協力が必要だとリンカーンに説明します。
またマイケルは、スクレの協力も必要だとリンカーンに話します。
ところがリンカーンは「スクレは泥棒で信用出来ないから計画を彼に話さない方が良い」、「彼は口が軽いから計画の足を引っ張ってしまう」とマイケルに反対しました。
マイケルは「牢屋に穴を開ける為には、スクレを仲間にする必要がある」とリンカーンに話します。
スクレが電話で
スクレは懲罰房から出て、恋人のマリクルースに電話をかけます。
しかし彼女はスクレからの電話にでません。
何度か電話をかけていると、マリクルースの母親が電話に出て、「娘はヘクターと付き合い始めたから、娘をそっとしてくれ」とスクレに告げます。
ヘクターが以前からマリクルースを口説いていた事をスクレは知っていました。
スクレは、今の自分ではマリクルースを取り戻す事が出来ないと、嘆くのです。
マイケルは牢屋で、ティーバックは金物工作室で
マイケルは自宅に貼り付けていた数々のメモの中から“セルテスト”という言葉を思い出していました。
その時、マイケルはどうやって調達したのか、手には携帯電話を握りしめています。
その頃ティーバックは、金物工作室で刑務作業をしている手下から、突起が鋭く造られた手作りのナイフを受け取ります。
ベロニカが面会室に現れマイケルに
ベロニカはマイケルに、ある女性に「リンカーンは陰謀にハメられた」と教えられたことを伝えました。
するとマイケルは、その女性がルティシア・バリスという名前である事を知っていたのです。
マイケルは、1年前に彼女の恋人に降りかかった陰謀を暴こうとしていた事実を、ベロニカに話しました。
ベロニカはマイケルに「ルティシア・バリスにリンカーンの事件について証言するよう頼んで、再審請求をする」と、提案します。
作業場の清掃作業中
マイケルとスクレは刑務作業場の清掃作業を2人で行なっていました。
作業が終わる頃に、マイケルが携帯電話を布に包んでロッカーにしまおうとしたところを、スクレは見てしまいます。
スクレはマイケルに「携帯電話の所持がバレると刑期が伸びるから処分した方が良い」と忠告しますが、マイケルは「黙っていてくれ」と言ってロッカーに入れてしまいます。
ベロニカはルティシアの自宅を訪れる
ベロニカは1人でルティシアの自宅を訪れました。
ルティシアはシークレットサービスに怯えているのか、
始めはベロニカに銃を向けて、誰にも後を付けられていないか、ベロニカがシークレットサービスとグルになっていないか、と疑います。
ベロニカはルティシアに「再審請求の際に証言して誓約書にサインしてくれたら、身を隠すための場所まで行ける飛行機を用意する」と彼女に証言を頼むのです。
アルブリッチは面会室で
アルブリッチは面会室で、組織の部下のファルゾーニと話しています。
ファルゾーニはアルブリッチと家族ぐるみで長い付き合いの仲、しかし今はアルブリッチのポストを受け継いでいます。
ファルゾーニはアルブリッチに「フィバナッチの居場所をどうして吐かせられないのか?」と問いただすと、アルブリッチはマイケルの切り落とした指を入れた箱をファルゾーニに見せたのです。
それを見たファルゾーニは、「肉体的な苦痛で吐かないのならば、他の手段を使え」とアルブリッチに話しました。
その時に幼い子供が2人面会室に入ってきます。
なんと、その子供達はアルブリッチの子供でした。
子供達はアルブリッチに「おじさんと湖の別荘に泊まりに行くの」と無邪気に話します。
ファルゾーニはアルブリッチに「フィバナッチの居場所を何がなんでも聞き出せ」と言い捨て、子供達と面会室を後にしました。
スクレは刑務官と話した
スクレは刑務官からマイケルについて、不審な動きがあったら教えるように命令されます。
刑務官は何か情報を探らないと、スクレに恋人のマリクルースとの面会を「夫婦面会だと認めず、二度会わせない」と脅してきました。
一方、マイケルとリンカーンが刑務作業をしている所に、スクレは刑務官に連れられて入って来ます。
リンカーンとマイケルは、スクレが携帯電話の事を密告したのかと様子を伺っていると、何事も無かったかの様に、刑務官は作業場から出て行きました。
スクレがマイケルに「携帯電話を貸してくれ」と頼むと、マイケルは携帯電話をスクレに渡して「それでは電話が出来ない」と告げるのです。
スクレが手に取った携帯電話をよく見ると、石鹸で作った偽物でした。
マイケルはスクレに「おまえが信用できるのか試した」と話します。
また、脱獄する計画をスクレに持ち掛けました。
しかしスクレは、「俺は後16ヶ月で釈放されるのだから、脱獄には協力しない」と断ります。
ベロニカの事務所
ベロニカはルティシアを事務所に連れて来て、調書を作成していました。
ルティシアは以前、リンカーンに貸した9万ドルが、突然陰謀を企てた連中から返された事をベロニカに話しました。
恋人であるクラブ・シモンズとの取り引きをしに来ていた人物の中に、ケラーマンがいた事もベロニカに話し、タバコを吸うために退出します。
数分後、ベロニカの部屋のドアが開きます。
ベロニカはパソコンの画面を見ながら「タバコは吸って来たの?」と尋ねると、「私はタバコは吸わない」と男性の声が返って来ました。
ベロニカが顔を上げると、目の前にはケラーマンがいたのです。
ケラーマンはベロニカに、リンカーンの事件の再調査を辞めるよう、持ち掛けてきました。
そしてベロニカに自分の名刺を渡すと部屋を後にします。
ベロニカはルティシアの事が心配になり、事務所の喫煙室に駆けつけると、部屋にはまだ煙が出ているタバコだけが灰皿に置いてあり、部屋には誰もいませんでした。
ベロニカが建物の外に出ると、車に乗り込むケラーマンの姿を見つけます。
しかし、その車はベロニカからは中が見えないまま走り去って行くのです。
スクレが去る
スクレは自分の荷物をまとめて牢屋を出て行きます。
脱獄のために牢屋に穴を開ける手伝いは出来ないとマイケルに告げて、他の房に移ってしまいました。
アルブリッチとティーバック
アルブリッチはティーバックに「マイケルに恨みがあるのか?」と尋ねます。
するとティーバックはアルブリッチに手を組んでマイケルを脅す事を提案しました。
受刑者の移動する列の中を歩いているマイケルは、通路の脇にある部屋の中にアルブリッチの手下に押し込まれてしまいます。
部屋にはアルブリッチと数人の手下、そしてナイフを持ったティーバックが待ち受けていました。
ティーバックがマイケルに斬りつけようとした瞬間、マイケルは目をつぶってしまいました。しかしアルブリッチは突然、ティーバックに殴りかかったのです。
ティーバックは驚きましたが、そのままアルブリッチの手下達にリンチを受けるのです。
アルブリッチはマイケルに「2人で話そう」と、受刑者の列に戻り話を始めます。
アルブリッチはティーバックがマイケルに危害を加えないように彼をはめたと話しました。
そしてマイケルにフィバナッチの居場所を教えてもらう代わりに飛行機を用意すると、アルブリッチのほうからマイケルに取り引きを持ち掛けて来たのです。
その頃リンカーンは面会室で
リンカーンに息子のMJが面会に来て2人で話しています。
MJはマイケルの裁判に立ち会って心が傷つき、マリファナの所持で逮捕されて少年院に入っていたのです。
MJはマイケルやリンカーンに対する信頼を失いかけていました。
しかし、カウンセリングとしてリンカーンと会う事をカウンセラーから勧められ、面会室に足を運んできたのでした。
そこで、MJはリンカーンから「私が処刑される時には、おまえに立ち会って欲しい」と頼まれます。
MJは父親に涙を流しながら無実を信じていると告げるのです。
マイケルの牢屋に
マイケルの牢屋に精神病患者の監房から連れられてこられた受刑者が入って来ます。
その男の名前はヘイワイヤー。
目がギラギラして、いかにも精神病患者の風貌です。
刑務官はマイケルに「危険だからそいつと目を合わすな」と言って牢屋を閉めます。
森に車が
森の入り口に一台の車が停まりました。
中からはケラーマンと1人の部下が降りてトランクを開けます。
トランクの中にはルティシアが口をテープでふさがれ両手を縛られた状態で入っていました。
ケラーマンは部下に森の奥に連れて行くよう命じます。
部下の隙を突いてルティシアは逃げ出すのですが、転んだところで部下に追いつかれてしまいました。
部下がルティシアに銃を向け、撃つ事をためらっていると、彼らに追いついたケラーマンが彼女を射殺したのです。
夜マイケルの牢屋で
夜遅くにマイケルがボルトで牢屋の壁に穴を開けようとテーブルの下に屈み込むと、二段ベッドの上からヘイワイヤーがマイケルを覗き込んできました。
マイケルが「どうかしたか?」と尋ねると、ヘイワイヤーは「脳に損傷を負って、眠れない身体だ」と答え目を見開いたまま横たわるのです。
ここで今回の話は終わります。
〈感想〉
アルブリッチにとって、自分の子供の命を守る必要が出てきました。
彼にとっても子供を人質に取られては手段を選ぶ余裕が無くなったのでしょう。
彼のマイケルに対するフィバナッチは居場所をはかせる方法が変わりました。
マイケルが襲われないように周りに仕向け、彼からマイケルに取り引きをもちかける交渉術と行動力には、マフィアで培った彼の力量を感じます。
また、ケラーマンの情報収集の正確さや彼の迅速な行動から、陰謀を企てた巨大組織の強大な権力が動いていると推察します。
また、ルティシアを何のためらいもなく射殺する彼の非情な判断と落ち着き払った表情は驚きました。
今後ベロニカの身に危険が及ばないか、心配になってきます。
一方、思春期のMJはマイケルの裁判を目の前にして、信頼していた父ばかりか、おじさんまで刑務所に入る場面を目のあたりにしました。
MJの気持ちがマイケルとリンカーンから離れかけていました。
しかし、父親から死刑の期日が迫っていると告げられ、父親への想いに涙するMJの姿を見て、親子の絆と愛を感じました。
スクレが別の牢屋に移ってしまい、代わりに入って来たヘイワイヤーは脳の損傷で神経に異常があります。
彼が夜まともに眠れないと知ったマイケルは、彼の目を盗んで牢屋に穴を掘る事ができるのでしょうか?
または、精神疾患を抱えるヘイワイヤーを説得して、彼の協力を得る事にするのでしょうか?
ヘイワイヤーと言う難関がマイケルに立ちはだかってしまったのですが、どうマイケルが対処していくのか期待します。
それでは、次回のプリズン・ブレイクを楽しみにしてください!

シングルファーザーで美容師をしている私の楽しみは、帰宅後に趣味の合う子供と観る海外ドラマや洋画です。
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