ウィンブルドン選手権が75年ぶりの中止に!今後の四大大会はどうなる?【動画配信情報あり】 | VODの殿堂

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ウィンブルドン選手権が75年ぶりの中止に!今後の四大大会はどうなる?【動画配信情報あり】

   
 

テニスの四大大会の中でもっとも古い歴史を誇るウィンブルドン選手権を主催するオールイングランド・クラブは4月1日に、6月29日~7月12日に予定している大会を中止にすると発表したのです。

米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、英国の新型コロナウイルス感染者は2万9842人、死者は2356人となっています。

現在英国では、食料品や生活必需品などの購入するためと、健康維持のための運動などを除き、自宅からの外出が禁じられている状態です。

このように、新型コロナウイルス感染の拡大を受け、1877年にウィンブルドン選手権が始まり、選手権が第二次世界大戦戦争以外の理由で中止したのは初めてで、1945年以来の75年ぶりになります。

中止になった経緯

主催者によれば、当初年内の延期も検討されていましたが今後数カ月において選手や関係者の安全が保証できない可能性があるためと判断したことで、開催を断念しました。

今年開催予定であった第134回大会は来年6月28日~7月11日に実施するとしているのです。

新型コロナウイルス感染拡大によりツアー大会は、男女ともに6月7日まで中断され、四大大会においては5月開幕予定でした全仏オープン(パリ)を9月開幕に延期されます。

東京五輪出場権の基準となる世界ランキングにおいては、現在凍結されています。

テニスプレイヤー達のコメントは

男子シングルスの最多8回優勝を誇るロジャー・フェデラーは、今季全豪オープンに出場したが、ヒザの状態が悪化したことで2月に手術を受け、6月に開幕予定だったウインブルドンで戦線復帰を視野に入れ、懸命にリハビリを続けていました。

それだけにフェデラーの喪失感は大きく、「自分の気持ちを表す方法がない」と心の内を明かしています。

また、女子シングルスで7度の優勝している元女王セレナ・ウィリアムズは、「ショックだわ…」と一言です。

そのセレナに憧れて、2019年のウインブルドンで史上最年少(15歳)で予選突破をした超新星コリ・ガウフは、「ウインブルドンでのプレーが恋しい。今年は心が折れる。みんな、無事でいて、愛している」とコメントしています。
 
そんな中、1987年大会の覇者であるオーストラリア・テニス界のレジェンドである、パット・キャッシュは大会関係者を気遣っています。

「今年はウインブルドンで優勝者が見られずとても残念だ。選手たちもつらいだろうが、プロの強みでもある順応性をもって、この苦難を乗り越えてほしい。」

とコメントしているのです。

また、クラブ側は、「大会の利益を地元の慈善団体に支援してきていただけに、その事を考えるととても悲しくなる。そして心底傷ついているのは、大会を今まで支えてきた縁の下の力持ちとも言うべき人々だろう…」

とコメントしています。

1877年の第1回大会以来に、ウインブルドンが開催中止に追い込まれてしまったのは、2度の世界大戦だけで、そんな伝統の大会を猛威で襲った新型コロナウイルスは、いまだに静まる気配を見せていません。

ウィンブルドン選手権が中止になったことを受けての筆者の思い

四大大会の一角が崩れてしまうことは、筆者もそうなのですがファンは残念な気持ちでいっぱいだと思います。

しかし、開催国の英国の状況を考えると、とても開催できる状態でないことは誰もがわかっていることではないでしょうか?

スポンサーや放映権の都合を加味しても、開催しようとは誰も言わなかったと思います。

しかし、1年遅れで今回の大会(第134回)を実施する予定となっているので、第134回の優勝者なし、ということにはならないようですね。

一日も早く、スポーツをする側も見る側も安心して楽しめる日がくることを祈っています。

世界四大大会をWOWOWで放送されます。

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