現地時間4月25日(日本時間4月26日)にアメリカ・ネバダ州ラスベガスのマンダレイベイ・リゾート&カジノにおいて、WBA・IBF世界バンタム級王者、井上尚弥(26)=大橋と、WBO同級王者ジョンリエル・カシメロ(30)=フィリピンによる3団体王座統一戦が行われます。
なお、3団体王座統一戦は、WOWOWにて生中継放送されます。
急遽、新型コロナウイルスの感染拡大により、4月25日にネバダ州ラスベガスで予定していたWBOジョンリール・カシメロ(フィリピン)との3団体王座統一戦が延期になったことを井上尚弥自身のインスタグラムで報告しました。
「中止ではなく延期という形になったのでカシメロを倒す準備を続けます。楽しみにしていてください」と、前向きのメッセージでつづっているのです。
4月25日に予定されていたラスベガスでの試合は新型コロナウィルスの影響で延期となりました。楽しみにしてくれてた全てのファン方々、申し訳ございません。ですが、世界的な状況を踏まえれば今は延期の決定を受けざるを得ません。中止ではなく延期という形になったのでカシメロを倒す準備を続けます。 pic.twitter.com/c2vQ0epFCK
— 井上尚弥 Naoya Inoue (@naoyainoue_410) March 16, 2020
それでは井上選手の功績を振り返ってみましょう。
井上尚弥がモンスターと呼ばれる理由
井上はプロ20戦目にして、初のラスベガス進出となるこの試合で、日本人初の3団体統一王者を目指すのです。
2014年のプロ6戦目にして、世界王座に輝いて、同年に世界最速で2階級制覇しています。
そして、バンタム級転向し、WBA、IBFの世界王座を獲得するなど記憶に新しく、2019年11月にノニト・ドネアとの死闘を制した階級最強を決める大会WBSSで、優勝を果たしたのです。
どの階級でも負けないので、モンスターと呼ばれるようになったのです。
井上は昨年11月に行われたワールド・ボクシング・スーパーシリーズで優勝しましたが、その試合において、顔2カ所を骨折しました。
現在は順調に回復しており、次戦に向けて調整しています。
対戦相手も最強レベル?
対戦するカシメロは、あの6階級制覇王者で有名なマニー・パッキャオのまな弟子であり、井上と同様に3階級を制覇しています。
2019年にはタイトルマッチ3戦ともにKO勝利と大躍進しています。
カシメロもまた、ラスベガスでの対戦は初めてなのです。
多くの専門家の評価では、スキル面で井上が大きく上回っていて圧倒的有利と見ていますが、プロキャリア13年を持って、世界各国で戦ってきているカシメロの経験値はあなどることはできません。
カシメロは思い切りの良いハードパンチャーであり、井上との攻防はスリル満点の好ファイトになるに違いないと思われます。
井上尚弥の野望
井上はプロ20戦目となるこの試合で、日本人初の3団体統一王者を目指すのです。
日本人初の3団体王座統一、そのうえにWBCを合わせた4団体王座統一という野望を掲げており、井上にとって大きな意味を持つ一戦となります。
本場ラスベガスのリングおいて「モンスター」の実力を見せつけることができるのか。全世界における歴史的一戦は見逃せない試合となりそうです。
筆者独自の予想
世界中を飲み込む勢いで感染し続ける新型コロナウイルス。
そのために統一戦は延期になりましたが、試合日程が決まったなら井上のラスベガスデビュー戦は、華々しいものになりそうな予感がします。
前回の試合で負傷してからの復帰戦ではありますが、井上にはKO勝利してもらいたいのです。
怪我がどれぐらい回復しているのか?後遺症はないのか?など、マイナスイメージは確かにあるでしょう。
しかし、井上自身そんなことなど計算内の事であり、試合には影響ないと思われます。
よって筆者は7回KOで井上勝利と予想します。
本場ラスベガスのリング上で、モンスターとして実力を見せつけることができるのか、全世界大注目の歴史的一戦をお見逃しなく。
この試合はWOWOWにて4/26(日)午前11時より生中継されます。
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いよいよ4・26ラスベガス決戦!「井上尚弥」最強王者への道
3/29(日)午後2:00 WOWOWライブにて放送
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