ごたごたしたトレードもようやく決着!
前田健太のトレードが正式に決定しました。
ドジャースとツインズの間で、前田健太+金銭と若手選手もセットにして、B・グラテオル+ドラフト指名権でのトレードが日本時間2月10日にMLB公式サイトで報じられたのです。
当初の予定は、ドジャース、Rソックス、ツインズの3球団の大型トレードでした。
前田健太の交換要員だったB・グラテオル投手の身体検査において、最終的な移籍先であるRソックスが先発に向かないと問題視したことで、3球団トレードは破談と報道されていました。
トレード自体消滅するかと思われましたが、今回の決定で、前田健太の先発によるフル回転が実現しそうです。
トライアングルトレードは白紙に!
レッドソックス、ドジャース、ツインズによる大型の三角トレードは、日本時間2月5日に合意が報じられてから5日目に、B・グラテオル投手のトレードが白紙になり、ドジャースから追加要員を求められたツインズは、撤退する可能性が高まりました。
そのため、最終的なトレードの形はトライアングルトレードにならず、「レッドソックスとドジャース」、「ドジャースとツインズ」というように、2つのトレードに分裂する可能性があると報じられていました。
筆者もこのトレードの行く末を見守っていましたが、2月10日ついに、ドジャースとツインズで 間で条件付きでのトレードが成立したのです。
前田健太が担うこととは?
ツインズにおいて前田健太は、25歳のエースの「ホゼ・べリオス」、スプリッターの使い手である「ジェイク・オドリジ」に続く先発の3番手を狙うことになりそうです。
現在、リッチ・ヒルが肘を怪我しているため、前半は欠場することになるようです。
ボルデリ監督は左腕のルイス・ソープらをオープナーとして起用することもあり、新鋭左腕のデビン・スメルツァーやランディー・ドブナクがベイリーといった選手は、裏ローテを務めるとみられています。
しかし、昨年の開幕直後には不確定だった救援投手陣は、30セーブを挙げた左腕のテイラー・ロジャースと、同17ホールドを挙げたトレバー・メイが今季もセットアッパーを務める予定です。
今回の前田健太のトレードに絡んでいた、救援のブルスダー・グラデロール(現レッドソックスに移籍)の放出は何の影響もないと思われているのです。
前田健太加入でワールドシリーズも夢じゃない!?
ア・リーグ中地区では、タイガースとロイヤルズが昨シーズン100敗以上を喫するなどしており、「そんなに競争力が高くない地区」と巷では見られています。
ツインズの構想では、前田健太が普通に中4日で先発ローテーションできれば、メジャー移籍後、最高の成績を残せる可能性があり、基本給300万ドル(1ドル110円換算で3億3千万円)に加えて、満額で650万ドル(同7億1500万円)になるパフォーマンス・ボーナスがに加わる可能性がありえるため、ドジャース時代より年俸が高くなるのです。
予想通りにツインズが勝ち進み続けると、10月に(ポストシーズンで)田中将大投手がいるヤンキースと当たる可能性だっておおいにありえます。
ア・リーグを制し、1991年以来のリーグ優勝を果たして、ワールドシリーズに出場するなんて夢も思い描けたりするのが、ミネソタ・ツインズというチームなのではないでしょうか?
筆者が思い描く前田健太の活躍
前田健太は広島東洋カープ時代からピッチャー人をけん引し、さらに自身が登板した試合はほぼ負けないという、自他ともに認める看板ピッチャーと言えるでしょう。
ドジャースで先発から中継ぎにと配置転換され、不本意の中、野球をしていたのではないでしょうか?
本人にしてみれば、先発投手として活躍したい気持ちは失わずに耐えたことにより、今回のトレードで思い描いていた先発投手として再出発できます。
きっと、ローテンションの一角を勝ち取り、ワールドシリーズ進出を実現してくれるでしょう。
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