タイトル:Chapter.6ミュージカル『刀剣乱舞』 ~阿津賀志山異聞~ 大千秋楽
演出:茅野イサム
脚本:御笠ノ忠次
振付:本山新之助
キャスト:三日月宗近/黒羽麻璃央,小狐丸/北園涼,石切丸/崎山つばさ,岩融/佐伯大地,今剣/大平峻也,加州清光/佐藤流司,武蔵坊弁慶/田中しげ美
視聴VOD:dアニメストア(2018年12月17日時点で視聴可)
2018年NHK紅白歌合戦の企画枠に出場が決定した、『ミュージカル刀剣乱舞』のChapter.6です。
シリアスな雰囲気だった第1部から一転し、ここからは『ミュージカル刀剣乱舞』の目玉ポイントであるライブパートを紹介します。
舞台パートとは違い、観客はサイリウムを構え、歓声を上げて推しを応援できるようになるため、かなり開放感がある雰囲気が最高です。
NHK紅白歌合戦で歌うのも、ライブシーンの曲が多いと予想されますので、今から推し刀剣男士を探してみてはいかがでしょうか?
『刀剣乱舞~阿津賀志山異聞~ 大千秋楽』(ミュージカル)配信先一覧 | |||
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Chapter.6ミュージカル『刀剣乱舞』 ~阿津賀志山異聞~ 大千秋楽
ライブパート
観客席はきらきら輝くサイリウムで溢れていて、ステージが始まるのを心待ちにしていることが見てとれる。
そこへ、ホラ貝の音が鳴り響き、『出陣せよ、我が刀剣男士たち!』という審神者の号令のあと、ステージに軍服のような衣装を身にまとった人たちが現れた。
彼らは【刀】という文字を作ったあと旋回し、ステージの下へ移動。
すると一番上の舞台に、ミュージカル『刀剣乱舞』オリジナル衣装を纏った、加州清光、今剣、小狐丸、石切丸、三日月宗近、岩融が現れ、観客席から黄色い悲鳴を上がる。
舞台の下では、彼らにかしずくように、先ほどの軍服の者たちが跪く。
mistake
音楽がどんどんビートアップし、刀剣男士たちは踊りながら舞台下へ移動。
一曲目に歌うのは、『mistake』だ。
この曲は、アップテンポなダンスミュージック(音楽もダンスも詳しくないので違うかも)で、動きがすごく早いのが特徴ですね。
サビはかなり覚えやすいリズムの曲なので、1度聞くとしばらく耳から離れませんよ(笑)
第1部と第2部の間に多少休憩時間があったとはいえ、歌って叫んで殺陣までやったキャストの体力ってすごいと圧倒されてしましました。
そして、何より加州くんが可愛い!!
あざとくて可愛いので、この感想を書きながら心臓を抑えています。
あとその瞬間を収めることができなかったのですが、「そう琥珀色のグラスの中に」と今剣が歌うときにウインクしているのがすごく可愛いので、ここも注目ポイントです。
それから、こちらの曲は曲の中盤にラップがあるのですが、衣装もまさにラップ担当という小狐丸と岩融も最高です。
この二人のラップ、声がいい上に、背丈が高いので動作が大きく動くからすごくステキ!
最後に三日月宗近は、さすが天下五剣ですね。
第1部もかっこいいと思いましたが、歌って踊るとセクシーすぎます。
曲の終盤で、三日月が加州に近づくシーンがあるのですが、もうそのシーンがずるいんです。
おじいちゃん、その手を離しなさい(いいぞ、もっとやれ)!!
しかし、この衣装なんか着ぶくれしてるような気がするのは気のせいなのでしょうか??
トークタイム
※加州→加 三日月→月 小狐丸→狐
石切丸→石 岩融→岩 今剣→今
今「あるじさま!たのしんでくれていますか!!」
その言葉に、観客は歓声を上げる。
岩「もっともっと楽しむといい!そして俺を楽しませろ!」
狐「主様たちに楽しんでいただけることが、何よりの褒美。」
石「参拝者の笑顔のために、今日も励むとしよう。」
4人の様子を階段上部で眺めていた加州が、頷きながら降りてくる。
加「この時代での俺たちの戦い方も、だいぶ板についてきたよな。」
加州の言葉に4人は同意するが、階段に座っていた三日月が立ち上がり釘をさす。
月「油断だぞ、加州清光。我々がこの時代で歌って踊っている理由、よもや忘れてはおるまい。」
歌って踊るのも、武士の嗜みであり、民を楽しませることが剣の道を究めることに通じるらしい。
月「この中に!!」
ここで三日月がめずらしく大声を出し、加州が驚いて尻もちをつく。
月「この中に、日々の鍛錬を怠っている者がいるようだ。」
観客が「だーれー!!」と三日月に問いかける。
すると、加州を除く面々が舞台前方で整列。
加「え?何みんな均等に並んでるの?三条ルール?知らないよ俺、三条ルール。」
三条「…………」
加「無視?鍛錬怠ってるの誰?」
月「それでは発表しよう。鍛錬を怠っているのは…。」
ここで舞台は暗転し、ドラムロールが鳴り響き、スポットライトが目まぐるしく回り始める。
加「何急に…何この音と光…。」
加州は戸惑いつつ、三条派に習って整列。
そしてドラムロールの終わりと共にスポットライトを浴びたのは、三日月宗近である。
月「ははははは、これは一本取られたな。」
三日月は楽しそうに笑っていると、岩融が「天下五剣である三日月宗近殿が鍛錬を怠るわけはない。」とフォローを入れる。
月「そうだろそうだろ。」
岩融はスッと三日月の肩に腕を回し、ポンポンと叩くと、観客席からは歓声というよりも、悲鳴に近い声が上がっている。
加「でもさ、選ばれちゃったってことは、さぼってたってことだよ?」
月「そうなのか?」
加「そうだよ。」
岩「そうなのか?」
加州に言われ、岩融も三日月に視線を向ける。
月「…すまんな。」
三日月はにこにこと笑いながら謝罪し、岩融もつられて笑う。
加州も最初は笑っていたが、「何笑ってんの?」と注意。
鍛錬をさぼっていた三日月は、ある罰を受けることになった。
加「主たちが、三条派のみんなと、特に俺を。」
ここで加州は強調するように、自身の手を胸に当てる。
加「愛してくれるような、そんなかっこいいセリフがほしい。」
舞台にいる刀剣男士たちは、どこかニヤニヤ笑いながら三日月から距離をとる。
狐「では三日月殿、主様たちから歓声が起きたら勝ちですよ。」
今「よーし、それでは!みかづきさまの、あるじさまたちが、さんじょうと、とくにかしゅうさんを、すごくあいしてくれるほどにかっこいいキメセリフまで!」
3カウントで舞台が暗転し、三日月にスポットライトが当たる。
三日月のかっこいいセリフは、ぜひdアニメストアで視聴してください。
ちなみに、三日月宗近のかっこいいセリフを聞いた審神者たちは、会場が割れんばかりの歓声を上げ、無事勝利を収めることに成功しています。
刀剣乱舞は、そもそも設定がガチガチに固められている作品ではないので、キャラクターの性格も審神者によるのですが、黒羽麻璃央さんが演じる三日月は本当にかっこいいですね。
ビジュアルだけでみると、「うちのおじいちゃんじゃない!」って最初は思っていたんですけど、動いて踊って歌って戦う三日月を見てしまうと、もうすっかり虜です。
あと「阿津賀志山異聞」は、加州がメインで動くキャラクターなので、三日月との絡みが多いのがうれしい!
平安と幕末の刀剣だからこそ生まれるギャップとか、「三条ルール?知らないよ俺、三条ルール。」など、ほんわかしつつ笑ってしまうセリフ回しが最高です。
こういった瞬間も、ミュージカル『刀剣乱舞』の魅力なのでしょうね。
描いていた未来へ
「さぁ、頑張っちゃおうかな。」
加州の声を合図に、音楽が流れ舞台が暗転。
階段中央部が開き、そこから冒頭に登場した軍服の男たちが現れる。
男たちは刀剣男士の服に手をかけ、勢いよく引っ張って舞台袖へかけていく。
衣装が変わり、身軽になった刀剣男士たちが歌うのは、【描いていた未来へ】だ。
こちらの曲は、まさに王道アイドルソングという曲ですね。
楽しいことや悲しいことはいろいろあるけれど、僕たちは未来へ進んで歩いてくという内容となっています。
1曲目ほど派手なダンスがあるわけではありませんが、ここの魅力が発揮されているのではないでしょうか。
加州にばかり目がいく審神者ですので、曲の中盤で三日月と加州が背中合わせになった瞬間倒れそうになりました(笑)
そして、なんか着ぶくれしている理由は、瞬間衣装チェンジをするためだったんですね。
1曲目の衣装もなかなかクールですてきでしたが、こちらは華やかだし、個々の特徴が出ていて華やかなので、見ていてこういう衣装をゲームでも着てほしいと思ってしまいました。
えおえおあ
ここで加州と三日月が舞台袖へ消える。
「あるじさまー!ついはぼくたちのきょくですよー!」
今剣は、一緒に歌って踊ってほしい、と観客に声をかける。
舞台に残った今剣・岩融・石切丸・小狐丸が歌うのは、【えおえおあ】である。
こちらの曲は、ソロ曲を持っていなかったメンバーで構成されたもので、聴いているとなんだか幸せになるハッピーな内容です。
観客も一緒に楽しめるような演出になっているため、みんなが楽しいという雰囲気がすごく伝わってきました。
ファンサービスもかなり行われているようで、時折悲鳴のような歓声が上がるのもポイントですね。
感想
ミュージカル刀剣乱舞の目玉といえば、やはりライブステージですね。
サイリウムを振ってよし、歓声をあげてよしなので、観客がすごく楽しんでいる様子が伝わってきました。
こういうのを見ると、せめてライブビューイングに出かけたいと思わず思ってしまいますね。
第1部の刀剣乱舞の雰囲気を大事にした舞台もすごくおもしろかったのですが、歌って踊る姿はもっと見てみたいです。
しかし、キャストの汗が尋常じゃありませんね。
ステージの上はスポットライトのせいで、かなり熱いと聞いたことあありますが、あれだけ動き続けられるということは、日ごろから鍛錬をしているのでしょう。
さて、次回は第2部後半戦です。
刀剣男士だけではなく、義経たちもステージに上がります。
いったいどんなステージになるのか、お楽しみに!
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小学生と幼児のママ。常に娘のコスネタを模索中。育児のストレスはアニメ鑑賞と妄想でリカバリー中。今のブームは型月&刀剣乱舞。
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