【ネタバレ】MCU派の私が『アクアマン』を観た感想。ぶっちゃけ面白かったのかを暴露! | VODの殿堂

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【ネタバレ】MCU派の私が『アクアマン』を観た感想。ぶっちゃけ面白かったのかを暴露!

   
 

日本では2月8日(金)に封切られ、全世界で興行収入10億ドル(約1,200億円)を突破している『アクアマン』。DCコミックの実写映画としては『ダークナイト・ライジング』(2012)以来の10億ドル超えとなります。

DCコミックを原作とした実写映画で10億ドルを突破しているのは『ダークナイト・ライジング』以外には『ダークナイト』(2008)のみで、それらを押さえて歴代1位に。

ワーナー・ブラザース作品としても、10億ドルを突破しているのは上記2作品と『ホビット 思いがけない冒険』(2012)、『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(2011)の4作品のみなので、快挙と言えます。

『アクアマン』は公開されて間もないので、この記録はまだまだ伸びるでしょう。

そんな『アクアマン』ですが、当然、私タカノツメは公開すぐに観に行きました!

4DXやScreenX(スクリーン・エックス)、IMAXとさまざまなスクリーンで公開されていますが、私はIMAXで堪能してきました!

公開前にもDCEUに関する記事内で『アクアマン』について触れており、公開前は期待大!と書きました。




ちなみに、私はアメコミ作品では断然マーベル派です。実写映画で言うとDCEU派ではなくMCU派。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』が楽しみすぎてどんな展開になるかの考察もしています。




そんなMCU派の私でも満足できる内容になっているのか…

前評判や興行収入に違わない作品に仕上がっているのか…

率直な感想を述べます!

『アクアマン』最高!は本当?

満を持して日本でも公開された『アクアマン』。

早速観た人の感想がTwitterでもたくさんツイートされています。

もちろん、「『アクアマン』つまらない。観ない方がいい」といったツイートもありますが、見たところ少数。

個人的な感想としては…

これまでのDCEU作品の中ではナンバーワン!です。

CG使いまくりで…とか、心理描写が浅いといった声もありますが、個人的には全然ありでした。

ジェームズ・ワン監督はやはりすごかった!

本作の監督を務めたジェームズ・ワンは予告では「『ワイルドスピード』の」となっていますが、メガホンを取ったのはシリーズ7作目となる『ワイルド・スピード SKY MISSION』(原題:Furious 7)のみ。

個人的には『SAW』シリーズの監督という認識が強いのでその打ち出し方には正直違和感を覚えていたのですが、本作を観たら納得の一言でした。

DCEUを含め、DCの実写映画は『ダークナイト』の成功以来ダーク路線で作品を展開、結果としてマーベルとは対照的に暗い印象の作品ばかり続いているのはアメコミ界隈では周知の事実。

今回の『アクアマン』はどうかというと、予告の時点から見て取れるように、これまでのダークな雰囲気を一切感じさせない明るい雰囲気の作品となっています。

また、スピード感あふれるバトルシーンや海中シーンはまさに『ワイルドスピード』そのもの。

全体を加味して、そりゃ「『SAW』シリーズの監督、という言い回しを使わないよね」という感想。

CGを駆使して描かれる美しい世界

予告からも映像の美しさには期待感がありましたが、本編でもその美しさは健在。

とくに海底王国アトランティスを始めとする海中のシーンが顕著にあらわれています。こちらも予告を見ていただくのが一番早いです。

本作では多くのシーンがCGで描かれているため、水中シーン以外も実際にはグリーンバックを背景に演じられています。どこが実際の映像でどこがCG?と考えてしまう場面も多々あります。

私はモノクロを含めた古い作品もDVDをレンタルして見るので、映像の進化のすごさに驚かされます(古い作品でもいい作品はたくさんあるので、映像がキレイだからいいっていうことではありません)。

ちなみに、この水中シーンでは「ドライ・フォー・ウェット」という手法を用いて撮影がされています。第90回(2018年)アカデミー賞で作品賞、監督賞、美術賞、作曲賞の4冠を達成した『シェイプ・オブ・ウォーター(2017)』でも用いられており、水を使わないで水中シーンを表現する手法です。

ドライ・フォー・ウェット

部屋全体を煙で充満させ、俳優や小道具などを操り人形のように糸で吊り上げ、送風機で風を送りながらスローモーションで撮影を行う。

同じ手法を用いられているだけに、『アクアマン』での水中でのシーンを見た時は『シェイプ・オブ・ウォーター』が頭をよぎりましたが、本作を観て同じ感覚に陥った方は少なからずいるでしょう。

また、アトランティスなどの海中シーンは美しいビジュアルで描かれていますが、それとは対照的に気味の悪い海溝王国やそこに行きつく前に遭遇するクリーチャーのトレンチなど、ダークな部分もしっかり描けるのはさすが『SAW』の監督と言わざるを得ません。

躍動感があるアクションシーンの数々

今回、アクアマンは大きくふたつの敵と戦うことになります。

一人は冒頭でアクアマンの前に敗れる海賊の残党、デイビッド・ケイン。戦いの中で父を失い、復習に燃える彼は、アトランティスの技術力を搭載したスーツを身に付け、ブラックマンタとしてアクアマンに襲いかかります。

もう一人はアクアマンことアーサー・カリーの義弟であるオーム。アトランティス帝国の王であり、自然を荒らす地上人に戦争を仕掛けようとしますが、それを阻止しようとするアーサーと対立し、戦うことになります。

それぞれの敵と戦うことはもちろんですが、それだと単純に二つの勢力に立ち向かうスーパーヒーローの映画で片付いてしまいますが、『アクアマン』ではヒロインの活躍があることによって、よりアクションシーンが見ごたえのあるものになっているのです。

多くの場合、ヒロインはヒーローに守られる弱い存在ですが、本作のヒロインであるメラもアクアマンの母であるアトランナもそれぞれがたくましく、襲い来る敵に自らも立ち向かいます。

メラを演じたアンバー・ハードも最初はヒロイン=守られる存在といったイメージを持っていたようで、メラ役のオファーが来たとき、そういったか弱い存在を自分が…と戸惑ったとのことですが、コミックを読んで「こんな強い女性がいるのか!」と驚いたそうです(コミックはオファーを受けた後に初めて読んだとのこと)。

本作のテーマのひとつに男女平等があり、ヒーローと肩を並べて戦うヒロインはまさにその象徴と言えます。

アクアマンのバトルシーンというと当然『ジャスティス・リーグ』(2017)を思い浮かべる方が多いと思いますが、その時の水中バトルはどことなくゆっくりとした動きでした。

『アクアマン』ではそれとは対照的にもの凄くスピーディーです。

バトルシーンはジェームズ・ワン監督が力を入れた場面のひとつです。「従来とは別次元のバトルシーンを作り出したいと思った」と語り、これまでとはまったく異なるビジュアルで見せたかったとのこと。

海中のバトルシーンはジェームズ・ワン監督が『アクアマン』を引き受けるのを決めたきっかけでもあるとのことで、気合が入るのは当然と言えます。

これらが上手く噛み合ってDCコミックの実写映画歴代No.1に輝いたといって過言ではないでしょう。

本作は2時間22分と少々長めの映画になっていますが、「あれ?もう終わり?」というぐらい一瞬で終わりました。

私はIMAXで観ましたが、4DXで観た方の感想を見ると、めちゃくちゃ濡れるわ、終始席が動いているわ、といった感じみたいです。

なんか、一回見たけど、4DX版観に行くのもありでは…!? と思ってしまうところですが、超残念なことに吹き替え版しかないとのこと。

吹き替えは絶対観ない派なので観ない確定。そもそもで言うと、4DXは酔いそうという理由から一度も観たことありませんが…

知っているとさらに面白い!? アクアマンのアレコレ

ここからはアクアマンの雑学をいくつか挙げていきます。

これから観る方はもちろん、既に観たという方も豆知識として目を通してみてください。

1.アクアマン役のジェイソン・モモアの経歴が…

アクアマンを演じるジェイソン・モモアですが、実は大学で海洋生態系を学び、ドラマ『ベイウォッチ』(1989〜2001)に出演するために私生活でもベイウォッチ(水難監視救助隊)として働いたという経歴の持ち主です。

ハワイ生まれのアイオワ州育ちということもあり、周囲に馴染めないアーサーの境遇に共感するところがあったとも語っており、いろいろな面でアクアマンと共通するところがある存在なのです。

2.実は『ジャスティス・リーグ』以前にも…

アクアマンが初めて銀幕に姿を見せるのは『ジャスティス・リーグ』ですが、実はDCEU第1作目である『マン・オブ・スティール』(2013)でも出ているということをご存知ですか?

『マン・オブ・スティール』で油田事故が発生し、その際クラーク・ケント(スーパーマン)が作業員たちを助けます。作業員救出後、海に浮遊するクラークを海岸まで運んだのがアクアマンなのです。

この話は『マン・オブ・スティール』を手掛けたザック・スナイダー監督からジェイソン・モモアが聞いた話とのことです。

また、この時の油田事故が海が汚染されたことが、地上に戦争を仕掛ける理由であることをアクアマンことアーサー・カリーの義弟でありアトランティス王であるオームが挙げていますいます。

3.コスチュームが原作に忠実に!

『ジャスティス・リーグ』ではグリーンとゴールドをダークトーンにした原作とは異なるコスチュームが用いられました。

ちなみに、アクアマンを実写で観るのが初めてという方は一瞬「んっ?」となるかもしれませんが、原作では金髪の白人です(画像左)。

DCEUのオープニングアニメーションでは原作のアクアマンになっています。

4.カラセンの声はメリー・ポピンズ

本作のキーとなる伝説のトライデントを守るクリーチャー、カラゼン。このカラゼンの声を務めたのは『メリー・ポピンズ』(1964)や『サウンド・オブ・ミュージック』(1965)で有名な大女優ジュリー・アンドリュースです。

起用に際して、プロデューサーのピーター・サフランは以下のように語っています。

We wanted the Karathen to have the voice of a classic British actress, albeit somewhat digitally altered, and when we found out Julie was interested and available and excited to do it, casting her was a no-brainer.

訳「カラセンの声はクラシックなイギリス女優の声をデジタル加工したいと考えていました。ジュリーが興味を示してくれたので、すぐさま彼女に決めなのです」

5.続編とスピンオフが決定!

日本で公開されて間もない『アクアマン』ですが、既に続編の制作が決定しています。

さらに、海溝王国で遭遇した海のクリーチャー、トレンチを中心としたスピンオフも制作が決定しています。原題は『The Trench』。

トレンチはアトランティスが海に沈む際、その環境に適用できずに化け物となってしまった人々であることは『アクアマン』の中で語られていますが、トレンチになるまでを描くのか、クリーチャーであるトレンチそのものを描くのか…いまはまだ謎に包まれている状態です。

現時点で決定していることは以下。

  • 『The Trench』にはアクアマンは登場しない
  • 脚本は新人のノア・ガードナーとエイデン・フィッツジェラルドが担当
  • ジェームズ・ワン監督とピーター・サフランはプロデューサーとしてプロジェクトに参加する。ただし、監督は現時点では未定
  • 本作は他のDC作品に比べて低予算作品になる
  • ホラー色を帯びた作品になる

トレンチを主役に置いた作品になるということで正直想像ができませんが、『アクアマン2』と共に情報解禁を待つばかりです。

『アクアマン』が公開されたばかりのDCEUですが、4月19日(金)には『シャザム!』が控えています。

コメディ・アクション映画ということで、『アクアマン』とはまったく違った作品になりそうです。

正直に言うと、『シャザム!』は観に行って後悔するやつじゃないかと思っているのですが、DC作品ということで公開されたら観に行くのは確定です。

単独作品として制作した『アクアマン』で成功を収めたDCEU。今後の展開にも期待したいところです。

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