「最強のふたり」のあらすじ・感想・ネタバレ~最強のふたりが出会ったら、どんな人生もハッピーに変えていける!~ | VODの殿堂

映画

「最強のふたり」のあらすじ・感想・ネタバレ~最強のふたりが出会ったら、どんな人生もハッピーに変えていける!~

   
 

タイトル:「最強のふたり」
公開:2011年
監督:エリック・トレダノ/オリヴィエ・ナカシュ
出演:フランソワ・クリュゼ オマ-ル・シ- アンヌ・ル・ニ オドレイ・フルーロ クロティルド・モレ 他
閲覧したVOD:dTV(2018年1月4日現在無制限で視聴可)

日本では2011年に公開されたフランスの映画です。
数々の映画賞を受賞した名作で、日本アカデミー賞でも最優秀外国作品賞を受賞しました。
日本におけるフランス映画の歴代一位の興行収入を記録した大ヒット作です。

障害を持つ大富豪の男と、無職の黒人男性が、被介護者と介護人として雇用関係を結ぶところからスタートする物語。
身分も境遇も全く違う二人の間に生まれる友情が、観るものに圧倒的幸福感を与えてくれます。

観ると笑えて、心がほんのり熱くなり、爽快になること間違いなし!
そんな「最強のふたり」のあらすじと感想をまとめてみましたのでご覧ください。

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【あらすじ】

『プロローグ~ふたりの男』

フランスの夜道を猛スピードで走る一台の車。
すぐに警察に捕らえられ、運転手の黒人の男は取り押さえられる。
しかし、男は障害者の男性が発作を起こし、急いで病院に行く途中だったと訴える。
助手席の男は痙攣し一刻をあらそう容体だ。
緊急事態のため、警察は救急病院まで二人の車を先導する。

しかし運転手の男、ドリス(オマール・シー)と助手席の男、フィリップ(フランソワ・クリュゼ)は、カーステレオから流れるEarth, Wind& Fireの「September」に合わせてゴキゲンに歌いながら車を走らせる。
病院に到着し警察が去ってしまうと、2人はそのまま笑い合って再び車を飛ばすのだった。

『とんでもない介護人、誕生!』

スラム出身のドリスは、失業中で大家族の中のはみ出し者。
そんなドリスが失業保険のためのサインが欲しくて形式的に介護人募集の面接を受けに来た。

募集主のフィリップは大富豪だが、10年以上前の事故で首から下が麻痺をして動かすことが出来ず、介護なしでは生活できない身だ。

介護人の面接では他の面接者は「人助けをしたい」「介護の仕事が好きだ」と至極まっとうな動機を述べ、みんなフィリップを可哀想な障害者として見ている。
そんな中、ドリスは敬語も使わずフィリップに対して全く遠慮ない態度だった。
フィリップは逆にそれが気に入ってしまい、ドリスを介護人に決めた。

ドリスの介護人としての生活が始まった。
一か月の試用期間が設けられたが、住み込みで豪勢な部屋を与えられたドリス。
しかし、介護の経験など全くないため失敗も多いが、ドリスはどんな時にもフィリップを憐れむこともなく対等に接するのだった。

ドリスの破天荒な介護の数々は、足用のクリームでフィリップの洗髪をしたり、フィリップの足に誤ってお湯をかけてしまっても感覚がなく何も感じないフィリップに驚き「実験だ!」と故意にお湯をかけてみたり…
また、外出時に障害者用の車に車いすごと乗せるのを「馬じゃあるまいし!荷台に乗せるなんて!」と、フィリップの愛車マセラッティにノリノリで乗せたり、そんなドリスと過ごす日々にフィリップは次第に楽しい気持ちになってくるのだった。

『信頼と友情が芽生える』

ある夜中、モニターで呼ばれ部屋にいくとフィリップが発作で苦しんでいた。
呼吸の荒くなったフィリップにドリスは冷たいタオルで汗を拭き「大丈夫だ、落ち着いて。ゆっくり呼吸して」と優しく介抱する。
次第に落ち着いたフィリップだが、再び発作が起こりドリスはフィリップに新鮮な空気を吸わせるため外に連れ出す。

明け方の街をドリスに車いすを押され、フィリップはだんだん正気を取り戻した。
2人はレストランに入り、まるで友人同士のように笑いながら食事をする。
フィリップはドリスに、亡くなった最愛の妻のこと、パラグライダーの事故で頸椎を損傷し今の身体になったことなどを語って聞かせる。
2人の間にはすっかり信頼関係が築かれ、試用期間を経てドリスは本採用となった。

フィリップにはエレオノールという文通相手の女性がいた。
もう半年ほど、手紙だけでのやりとりをしており、ドリスはそれがじれったくてたまらない。
嫌がるフィリップを無視して、エレオノールに電話をするドリス。
最初は抵抗していたが、エレオノールと電話でしゃべり想像していた通りの女性だとフィリップは感激するのだった。

しかし、エレオノールから写真が欲しいと言われ悩むフィリップ。
障害者であることは彼女には言っておらず、しかしドリスは隠す必要なんかないと車イスに乗った写真を選ばせる。
けれどフィリップは健常者のように見える自分の写真に密かにすり替えるのだった。

『君がいるだけで楽しかった』

フィリップの誕生日が近づいてきた。
毎年、使用人達がサプライズパーティーを開くのだが、その内容はオーケストラの演奏会だ。
みんな動けないフィリップに気を使い、フィリップもサプライズに驚いたふりをする毎年恒例の退屈なパーティー。
しかし、今年は違った!
オーケストラの演奏が終わった後にドリスが「今度は俺のおすすめだ!」とEarth, Wind& Fireの曲を大音量で流し踊りだしたのだ。
ドリスは「フィリップの誕生日だ!みんな踊ろう!」と誘い、全員が楽しそうに踊りだす。
踊れないフィリップもそんなみんなの姿を見てとても楽しそうだ。

エレオノールからの手紙に、パリに来ることになったのでフィリップに会いたいと書いていた。
当日、フィリップは待ち合わせのレストランで待つもやはり本当の自分を知られるのが怖くなってしまった。
彼女が来る前にドリスと共に逃げだし、プライベートジェットで遊びに行ってしまうのだった。

2人が戻ると、ドリスの弟のアマダが訪ねてきていた。
アマダは素行の悪い連中との付き合いがこじれ、ドリスを頼ってきたのだった。
フィリップは、ドリスには彼の人生があり他に守るべきものがあると悟り、いつまでも自分の世話だけをさせてはダメだと思い介護人の辞職をすすめ、ドリスもそれを受け入れた。

ドリスがいなくなり、新しい介護人が付いたが事務的で退屈、自分を障害者扱いする態度に腹を立てフィリップは世話を断固拒否をする。
ドリスは自分を一人の人間として接し、決して同情をしなかった、そんな彼との生活を知った後では他の介護人の態度はたまらない。
髭は生え放題で自暴自棄になったフィリップを見かねて、屋敷の使用人であるイヴォンヌはドリスに連絡をする。

ドリスは髭だらけのフィリップを見て「文豪風か?」と大笑いをする。
そんなドリスにフィリップの表情も緩むのだった。

『エビローグ~最強のふたり』

冒頭でのドライブシーン、警官を騙して走り去った二人の車は夜通し走り海の見えるホテルに到着する。
そこでドリスに髭を剃ってもらうフィリップ、陽気に笑わせるドリスと一緒にいると強張っていたフィリップの心もほどけていく。

ランチをするためにドリスが予約をしていたレストランを訪れる。
しかし、ドリスは「俺はランチはしない」と言い、デートの相手がもうすぐやってくる、今度は逃げるなよ、と言って去ってしまう。

状況が把握できないフィリップの前に現れたのはエレオノール!
ドリスの粋な計らいに驚き、エレオノールとの初対面に感激するフィリップ。
ドリスは最高の笑顔で遠くから二人を見守るのだった。

感想

映画鑑賞中、私ずーっと口角があがりっぱなしだったようで観終わったあとに顔に疲労感が(笑)

一言で言うならば、圧倒的ドリスの顔力!!
ドリスを演じるオマール・シー、彼はなんていい顔をしてるんでしょう。
感情が顔にほとばしっているというか、彼が笑うとこっちまで楽しくなって、嬉しくなって、可笑しくなって…フィリップの毎日がどんどん楽しくなるのめちゃくちゃ分かりました。

この感覚は、なんというか赤ちゃんを見ている時のような感じなんです。
まるで生まれたて赤ちゃんの新鮮な表情を見ているようで目が離せなくなる、まさに「生まれたてのドリス」でした(笑)

フィリップを演じるフランソワ・クリュゼも偏屈で気難しくて、でも実はすごくユーモアがあって、そして障害を持つ身ゆえの不安な心情をすごく細やかな表情の変化で演じられていました。

主演の二人の演技がとても素晴らしいのと、挿入歌もとてもいいですね。
湿っぽくなりそうなテーマを、ドリスの趣味であるEarth, Wind& Fireらの軽快な曲達が映画をポップにしてくれています。

物語自体はよくありそうなヒューマンストーリーですが、これは実話なんだそうです。
映画の終わりに実際のお二人の映像もあり、胸が熱くなってしまいました。
笑えるエピソードもいっぱい、感動もいっぱい、出会うべき友達を得た人生は本当に幸せだ!と思える映画でした。

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