「ソラニン」のあらすじ・感想・ネタバレ~彼に、そして明日からの自分に響けこの歌!~ | VODの殿堂

映画

「ソラニン」のあらすじ・感想・ネタバレ~彼に、そして明日からの自分に響けこの歌!~

   
 

タイトル:「ソラニン」
公開:2010年
監督:三木孝浩
出演:宮崎あおい・高良健吾・桐谷健太・近藤洋一・伊藤歩・美保純・財津和夫・永山絢斗 他
閲覧したVOD:dTV(2018年9月11日時点では視聴可)

浅尾いにお原作の漫画を映画した2010年公開の青春音楽ラブストーリーです。

主演の高良健吾と宮崎あおい扮する恋人同士の恋愛模様を中心に、音楽を愛する若者の想いと現実との葛藤、仲間たちとの友情、そして大事な人との突然の別れに揺れる心情が描かれた作品です。

エンディングの劇中歌「ソラニン」を宮崎あおいがギターを弾きながら歌ったことも話題になりました。
言葉にならない想いが込められた歌声が、若者を中心に感動を呼んだ映画「ソラニン」。
あらすじと感想をまとめてみましたのでご覧ください!

『ソラニン』配信先一覧
動画配信サービス 配信状況 見放題 配信先
U-NEXT 視聴ページ
hulu
dTV 視聴ページ
Amazonプライム・ビデオ 視聴ページ
※配信状況は2019年10月14日(月)時点のものです。
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【あらすじ】

「芽衣子と種田」

井上芽衣子(宮崎あおい)と種田成男(高良健吾)は大学の軽音サークル時代からの恋人同士で一緒に暮らしていた。
芽衣子はOL、種田はフリーター、仕事の時間帯も違い二人の生活はすれ違いも多く、収入の安定しない種田との生活は芽衣子の収入でなんとかなっていた。

しかし芽衣子は会社では雑用程度の仕事、上司からは「お前の代わりなんていくらでもいる」と言われたり…やりがいも存在意義も見いだせず悩んでいた。
そんな芽衣子は種田の「きっとなんとかなる、芽衣子と俺はずっと一緒なんだから。俺がなんとかする!」という言葉に背中を押され、芽衣子は会社を辞める決心をするのだった。

会社を辞め、自由の身になった芽衣子。
種田は大学卒業後も軽音時代の友人とバンドを続けていたがライブ活動はしておらず、毎月練習だけはやっていた。
芽衣子は友人のアイ(伊藤歩)とその練習を見に行き、久しぶりに学生時代の仲間と会い楽しい時間を過ごすが、種田から「これからの生活が不安だ」と言われ現実に戻るのだった。

「夢とは?人生とは?」

芽衣子の母親が同窓会のため上京し、突然芽衣子を訪ねてきた。
仕事を辞めたことを母に知られ、実家に帰ってきなさい!夢ばかり追わずにちゃんと考えろと言われてカッときた芽衣子は部屋を飛び出してしまう。

種田のバンドのドラマーのビリー(桐谷健太)を訪ねる芽衣子。
ビリーは実家の薬局を継いでおり、芽衣子はビリーに「人生、納得してるの?」と問いかけるも、そんな話は種田としろ、と相手にしてもらえない。

種田のことはもちろん大好きだ。
だけど、音楽に対しても人生に対しても中途半端な種田の姿勢に不安を感じていた。

種田はバンドのベースの加藤(近藤洋一)から「そろそろ本気でバンドやらないか?」と言われるも、ちゃかしてしまう。
音楽を真剣にやりたい気持ちがあるものの、なかなか踏み出せない種田。
芽衣子からもどうしたいのか詰め寄られ、本気じゃないから、才能がないからっていつも逃げてばかり!と怒られてしまう。

バイト先でも仕事が手に付かず、思わず叫び出す種田。
「あ~!ギター弾きてぇ!」

バンドの練習でも演奏に自然に力が入る。
種田はバンドのCD制作に専念するためにバイトを辞めた。

「突きつけられた現実」

遂にCDが完成し、レコード会社やライブハウスに送ることにした。
すると、大手のレコード会社から声がかかり、期待に胸を膨らませて向かう種田と芽衣子とビリー。

しかし担当者から、今度歌手デビューするグラビアアイドルのバックバンドとしてやらないか?と言われ、バンドが認められた訳ではなかったと落胆する三人。
芽衣子は即座に断ったが、種田はその担当者が昔自分が好きだったバンドのメンバーであることに気づき話しかける。
「あんなアイドルの音楽誰が聴きたいんだよ!」と言う種田にその担当者は「じゃあ、君の音楽は誰が聞きたいんだ?」と言われる。
結局、そのレコード会社以外からはCDの反応はなかった。

現実は甘くなかった。

 

種田は芽衣子に別れを切り出す。
バンドも辞める、という種田に憤慨する芽衣子。
その日、種田は「ちょっと出かけてくる」と言ったきり帰ってこなかった。

戻ってこない種田を待つ芽衣子の日々。
種田が作った「ソラニン」というCDを見つけ聴く芽衣子、食欲もなくすっかり落ち込む芽衣子を励ます仲間たち。
しばらくして突然種田から電話がかかってきた。

自分はミュージシャンになりたかったのじゃなくてバンドがやりたかっただけなんだと解った、という種田。
前のバイト先で再び働くことになり、働きながらバンドも続けると。
みんながいて、芽衣子がいて、それだけでよかったんだという種田に芽衣子はうれし泣きをする。
「最後にもう一言、愛してる」と種田は言いかけたが携帯の充電が切れてしまった。

種田は芽衣子に会いにバイクを飛ばす。
俺は幸せさ、ホントに?ホントさ…

心の中でくりかえす種田、泣きながらバイクのスピードを上げたその先は赤信号だった。

 

「ソラニンを歌いたい」

バンドの卒業ライブで種田は最後に観客に向かって言う。
「たとえそれが険しい道で世界の果てまで続いていたとしても、僕は僕の道を行くんだ」
そしてライブも終わり、手をつないで帰る種田と芽衣子。
―帰ろう、早くうちに帰ろうー

バイクで事故に遭い、瀕死の種田の最期の残像だった。

種田を失ってから二カ月、芽衣子は悲しみから立ち直れずにいた。
そんな芽衣子の元に種田の父親が訪ねてくる。
部屋で荷物を整理しながら「あいつは東京で大事なものが見つかったって。それは芽衣子さんのおかげだろう」と言う。

種田の父親が帰った後、一人部屋で種田のギターと向き合う芽衣子。
そして、ビリーと加藤を呼び出しバンドの練習を始める。
つたないギターを一生懸命練習する芽衣子。

加藤の後輩のバンドのライブで対バンをする話がきた。
芽衣子は、やってみたい、ソラニンを歌ってみたいとその話を請ける。
ソラニンは恋人との別れの曲だと思っていたが、もしかしたら過去の自分との別れの曲かもしれない、と芽衣子は思うのだった。

そして、ライブの日がやってきた。
緊張で冒頭で動きが止まってしまう芽衣子だったが、ビリーと加藤に励まされ無事に演奏を始める。
そして、種田を想いながら最後の曲「ソラニン」を歌い上げるのだった。

渾身のライブから三か月後、芽衣子は仲間たちに手伝ってもらい引っ越しの準備をしていた。
種田のギターを手に部屋を後にする芽衣子の明日はまたやってくる。

感想

青春だなぁ、もう自分には遠い青春だなぁ、としみじみ鑑賞してしまいました。
夢を追いかけたり、現実や将来への不安との天秤、そういうの今はすっかり忘れてしまって、ただただ日常に追われてしまってる毎日だけど、自分にもこんな時期はあったなと思いだしました。

もちろん、こんなキラキラしたドラマチックなものではかったけれど(笑)

宮崎あおいさん、見るたびに「くぅ!こんな感じに生まれたかった~」と思ってしまいます。
顔が好き、とかよりも全体的にすごーく好き。
こんな女の子になりたかったなぁ。

この映画でも彼女の魅力は存分に発揮されています。
普通っぽくて柔らかな雰囲気なのに、奥に秘めてるものが熱くて、でも、儚くて、そんな芽衣子を彼女特有の空気で演じていました。

この映画の魅力は最後に芽衣子が歌う「ソラニン」
このシーンのために映画が存在しているといっても過言じゃないほどの圧巻のシーンでした。

高良健吾が演じる種田も「あぁ、こんな男の子いるなぁ」って思わせる役でした。
バイクで芽衣子の元に向かう種田の涙の意味が私はいまだに解りません。
全体的に先が読める素直なストーリーの映画ので、このシーンが私には強く印象に残ってしまいました。

青春時代の真ん中に音楽があった人に、そうでない人にもあの頃の何かを思い出せせてくれる、そんな作品でした!

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