『ジュマンジ/ネクスト・レベル』のあらすじ・ネタバレ!おじいちゃんもゲームの世界へ!? | VODの殿堂

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『ジュマンジ/ネクスト・レベル』のあらすじ・ネタバレ!おじいちゃんもゲームの世界へ!?

   
 

監督:ジェイク・カスダン
脚本:ジェイク・カスダン、ジェフ・ピンクナー、スコット・ローゼンバーグ
製作:ドウェイン・ジョンソン、ダニー・ガルシア、ハイラム・ガルシア、マット・トルマック、ジェイク・カスダン
出演者:ドウェイン・ジョンソン、ジャック・ブラック、ケヴィン・ハート、カレン・ギラン、ニック・ジョナス、オークワフィナ、アレックス・ウルフ、ダニー・グローヴァー、ダニー・デヴィート、コリン・ハンクス、他
音楽:ヘンリ・ジャックマン
製作会社:コロンビア映画、スティーヴン・バックス・プロダクションズ、ハートビート・プロダクションズ、マット・トルマック・プロダクションズ、ザ・ディテクティブ・エージェンシー
公開:2019年12月13日

あらすじ

高校生だったスペンサー、マーサ、フリッジ、ベサニーの4人がジュマンジの世界から生還して2年。

かつてのプレイヤーたちは大学生になり、それぞれの道を歩んでいた。

その世界に入り込むと、命を賭けてクリアしないと出てこられなくなるゲーム『ジュマンジ』は、クリア直後に粉々に破壊…したはずだったのに…!?

ゲーム機をこっそり保管していたスペンサーが、修理を始めたところ案の定ゲームの世界に吸い込まれてしまう…。

スペンサーを救出しようとかつての仲間も迷わずログイン!

でも、ゲームは壊れてバグっていることから、スペンサーのおじいちゃんエディ(ダニー・デヴィート)と、そのおじいちゃんの友人マイロ(ダニー・グローヴァー)までゲームの世界に入ってしまって…!?

『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』の続編

2017年に公開された『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』は、1995年公開の『ジュマンジ』の続編。

かつてボードゲームだったジュマンジは、プレイすると止まったマスの内容が現実となり、ゲームの世界の動物たちが現実世界へ飛び出してくる…という、トンデモなものでした。

ボードゲームは20年の時を超えてテレビゲームとなり、プレイする者たちがゲームの世界に取り込まれると、クリアするまでそこから抜け出せないという設定に。

ゲーム内のキャラクターを演じたのは、“ロック様”ことドウェイン・ジョンソン

ほかにも一流コメディ俳優のジャック・ブラックケヴィン・ハートに、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のネビュラを演じたカレン・ギランがゲームの中で大暴れします。

高校生たちが大人になって(しかも結構無茶ができる!)ゲームの中で命がけの大冒険をするというストーリーは、大人から子どもまで楽しめるファンタジックなファミリー・エンタテインメント作品となり、世界中で大ヒット(世界興行収入9億ドル超え…!)となりました。

それから2年後の世界を描いたのが本作『ジュマンジ/ネクスト・レベル』です!

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さえない大学生となったスペンサー

ニューヨークで大学生活を送っているスペンサーは、あんまりその生活がパっとしない様子…。

つきあっているマーサとは、別れたわけではないけれど“冷却期間”と称して距離を置いているため、ホリデイシーズンに地元で会おうというほかの仲間の申し出にも、いまいち乗り気ではありませんでした…。

しぶしぶスペンサーも会いに行くと返信したものの、待ち合わせているレストランに結局来ずじまい。

心配した3人がスペンサーの家にやってくると、そこにはスペンサーの祖父エディと、エディのかつての仕事仲間で友人のマイロがいます。

エディとマイロはかつて2人で店を経営していた親友だったのですが、マイロが店を売却したことをエディは許すことができず、15年間疎遠になっていたのです…。

すると…、あのドラムの音がどこからか聞こえてくるではありませんか!

ここから先はネタバレになります。問題ない方は読み進めてください。

またまたゲームの世界へGO!

地下室に行くと、壊したはずのあのゲームが完全に修理されていないにも関わらず起動しています。

しかし、スペンサーの姿は見当たりません。

スペンサーはゲームの中だと確信した3人は、意を決してジュマンジの世界へログインすることにします!

この3人がゲームの世界に入ったと思いきや…?

マーサは前回同様にルビー・ラウンドハウス(カレン・ギラン)に落ち着いているのですが、ブレイブストーン博士(ドウェイン・ジョンソン)はスペンサーではなく、おじいちゃんのエディに!

前回フリッジのキャラクターだったムース・フィンバー(ケヴィン・ハート)は、エディの友人マイロに、そしてフリッジは、前回ベサニーがプレイしていた、シェリー・オベロン教授(ジャック・ブラック)になっていたんです。

ベサニーはゲームの中に入ってきていません…!

バグだらけのジュマンジの世界で、おじいちゃんまで参戦することになって、てんやわんやとなる一行。

おじいちゃんたちだけが「関節が軽くなった…」とその変化を楽しんでいる模様で、なんだか笑えますけど、これは無理ゲーがますます無理ゲーになっちゃいますね…(汗)

今回も各自3つの“ライフ”を持ち、ステージクリアを目指して先に進んでいきます。

肝心のスペンサーはどこにいるのでしょうか!?

ジュマンジの世界を牛耳るラスボスのセルゲン

今回の世界でクリアするためには、ジュマンジの世界を支配する悪党セルゲンから、平和の象徴とされる宝石ファルコンを取り戻し、太陽の光を浴びせ「ジュマンジ」と唱えることが条件。

砂漠で無数のダチョウに追われるも、命からがらなんとか逃げ切った一行がたどり着いたのは、セルゲンが牛耳る砂漠のオアシスにある市場でした。

セルゲンも、目当ての宝石も目前にしながら、宝箱のカギを盗んだ女性のコソ泥を発見。

セルゲンに突き出し、コソ泥はあっさり処刑されるのですが…実はこのコソ泥=ミン(オークワフィナ)というキャラクターがスペンサーだったのです…!

スペンサーは「ブレイブハート博士をプレイしたときの感覚が忘れられずにゲームを起動してしまった…」と白状します。

結果はバグのせいで、新しいキャラクターをプレイする羽目になるという全くの予想外の展開。

でも、ここまで来たからにはプレイしなければ脱出することはできません…!

市場ではマーサとフリッジがなんとか「ジュマンジ・ベリー」をゲットし、次のステージに進むことになりますが、セルゲンは宝石とともにずっと先へと移動しているようです。

トラップまみれのステージを先へと進む

動物学を得意とするムース・フィンバーの新たなスキル言語学を駆使して、ラクダをゲットした一行が先に進むと、巨大な崖に張り巡らされた無数の吊り橋のステージへ到達。

ここでオベロン教授の新しいスキルである幾何学が役立ちます。

吊り橋を渡るだけなら簡単に見えたこのステージも、何百頭にもおよぶマンドリルの群れが行く手を阻みます

スペンサーとマーサはライフをそれぞれ1つずつ失いますが、なんとか全員が渡り切り、無事クリアかと思いきや…マンドリルの群れはまだあきらめていませんでした…。

ここで登場したのは馬に乗ったシープレーン(ニック・ジョナス)

シープレーンによってマンドリルは蹴散らされ、このステージもクリアとなったのです!

ログインできなかったベサニーが助けを求めたのは、前作で20年間ジュマンジの世界で生き延びたところを救出されたアレックス(コリン・ハンクス)だったのです。

そして、ベサニーはなんと馬としてゲームに参加することになりました…。

人間だけじゃなく、まさかの動物もプレイヤーとして追加されるという展開に、思わず噴いてしまいました(笑)

キャラクターチェンジ!

吊り橋の先にあったのはピカピカと光る川。

実は同じように光る泉が、ジュマンジの果実の木が生えているところにもあり、ここでマーサとフリッジのプレイヤーが入れ替わるというハプニングが発生。

キャラクターチェンジができることが分かっていました。

ここでキャラクターはみんな川へダイブ!

スペンサーはブレイブストーン博士に、フリッジはムース・フィンバーに、ベサニーはオベロン教授に…と、前回プレイしたキャラクターへと無事収まりました

ベサニーは前回、オベロン教授のむさ苦しいオッサンになったことを極度に呪っていたにも関わらず、馬からオベロン教授に戻れて大喜び(笑)

エディおじいちゃんはミンに、そしてマイロは馬へとキャラチェンジをして、いざラストステージへと向かおうとしたところ…馬とミンはセルゲンの手下に見つかってしまい、拉致されてしまうのでした…。

いざセルゲンの要塞へ侵入…!

いよいよセルゲンの要塞は目の前に…。

スペンサーとマーサは崖側から要塞を目指します。

このとき2人は、気まずかった2人の関係について話しました…。

スペンサーは大学に行ってもパっとせず、マーサのSNSを見て充実している姿を見て自分に嫌気がさしていたということ、マーサは大学で注目を浴びることになって戸惑っているものの、本当に自分のそばにいてほしい人は変わらないということ…。

ここで2人は離れていた心の距離をまた一気に近づけることができたのでした♪

アレックスは単身で要塞に乗り込もうとしていたのに、フリッジとベサニーが一緒になり、さらにフリッジとベサニーは、セルゲンが同盟を結ぼうとしているバビック兄弟に間違われるという事態に…。

一方、スペンサーとマーサは捕まっていたミンを助け出すと、セルゲンの金庫を開けることに成功!

でも…その金庫は空っぽで、そこにファルコンはなかったのです…。

これはマズい…とマーサは急いでセルゲンのいる広間へと向かいます。

カバビック兄弟として扱われているフリッジとベサニーに、セルゲンは「ファルコンの代わりに差し出すと約束していたお前たちの妹はどこだ?」と詰め寄っていました。

ルビーが「私よ!」とセルゲンのもとへ向かい、セルゲンが首にかけているファルコンはもうそこに…というところで、本物のカバピック兄弟から「足止めされている」という旨の手紙が届き、なりすまし作戦は失敗に…。

ここでブレイブストーンとローズ(スペンサーとマーサ)という屈強キャラの2人の無双がスタート♪

ただし、ブレイブストーンの力を持ってしても、悪の権化セルゲンを倒すことはできず、返り討ちにあい殴り倒されてしまうのでした…。

ラスボスのセルゲンとの最終決戦

セルゲンは怒り狂い、自身の飛行船でカバビック兄弟のところへ向かうことにしました。

この飛行船から垂れ下がるロープに必死に食らいつき、飛行船に乗り込んだスペンサー。

またしてもセルゲンとブレイブストーンの一騎打ちとなりました。

セルゲンの左胸を押すことで、彼の弱点は「ベリー」ということが分かり、先のステージで手に入れていた「ジュマンジ・ベリー」をセルゲンに投げつけると、弱り切ったセルゲンをついに倒すことに成功しました…!

ただ、飛行船はもう壊滅状態…。

スペンサーの危機を救ったのは、なんとスキルは「飛行」ということだった馬=マイロにまたがったミン(エディおじいちゃん)でした。

スペンサーを救って、そのまま空高く舞い上がると、スペンサーはファルコンを太陽にかざし「ジュマンジ~~~!!!!!」と叫んで、見事クリアすることができたのです…!

平穏な日々へと戻る…のか!?

現実世界へ戻ろうということになったとき、馬となったマイロは「ここに残る」という決断を下します。

15年間けんか別れしたままだったエディのところに無理やり会いにきたのも、実は自分の命がもう長くないと知ったがゆえのことでした…。

エディはマイロとかつての友情をしっかりと取り戻し、マイロが悠々と空を駆けていく姿を見送っていました…。

現実世界に戻った大学生の4人は、改めてレストランでの再会を果たし、変わらない友情を誓い合うのでした♪

すべて一件落着かと思いきや…、スペンサーの母親がヒーターの修理業者を地下室へと案内。

ゲーマーを自称する修理業者が、ジュマンジのゲーム機に触ろうとして…!?

その後、修理業者の男性がどうなったかは描かれませんでしたが、スペンサーたちが聞いたのは地の底からとどろくような地響きの音。

そして、店の外を走っていったのは、なんとダチョウの大群だったのです…!

Twitterでの反応は…?

フェロモンだだ漏れのドウェイン様を観に行こうと…じゃなかった、超ヒット作の続編ということで、話題になっている本作。

ツイッターでの感想を少し拾い出してみました。

ブレイブストーン博士やムースになるのはまさかのおじいちゃん!
そんな新しい発想がよかったですねぇ。

今回はちょっと、ライフの無駄遣いっぷりが残念だったなぁ…。
あと1回死んじゃったら、もう現実世界に戻れないんだよ…! っていうハラハラドキドキ感が描けてた気がする。
でも、また新たに続編ができるのは間違いなさそうですね…(興行収入がいいといいんだけれど…)。

そうなんですよ。
みんな見落としがちなポイントですが、キャラクターの中身がコロコロと入れ替わっても、それが違和感なく観られるのは、役者さんのスキルなんです…!
特にジャック・ブラックとケヴィン・ハートはやっぱり超一流コメディアンだってわかりますなぁ。
あ、もちろんロック様もイイんですよ。
でも、彼は見えてるだけでもういいんだから…(笑)

まとめ

この手の映画は、ほんとに何も考えずに楽しめる作品なので、特にストーリーの細部がどうとか、設定がどうとか、小言を言いたくはありません。

だって、そもそも設定がゲームの世界なんだもん!

しっちゃかめっちゃかで当然だろがい(笑)

ただね…先にも書きましたけれど、ちょっとプレイヤーがライフを大切にしない感じが今回見受けられたのがダメダメポイントかなぁ…と。

仲間うちでのケンカでライフ失くしたりするのはダメでしょう、さすがに!

やっぱりアクション作品で失くしてはならないものは“ハラハラドキドキ感”であって、もうあと1回ライフ失っちゃったら現実世界に戻れないかもよ…って設定は大切にしないといけないでしょ、とこれは制作陣に苦言を呈したいところ。

あと、今回新たに加わった「おじいちゃん巻き込まれ設定」については、私としては大歓迎

ゲームがなんたるかを分かっていないおじいちゃんが巻き起こすウザったらしさや、だんだんとゲームにハマっていくところなどは見てて笑えたし、最終的には大人の友情とはなんぞや、というところを説いてくれるところも好印象でした。

しかも、このおじいちゃん2人がダニー・デヴィートとダニー・グローヴァーという、80~90年代の映画を観て育った人間からしたら、感涙モノのキャスティング…!

あともう1つ、日本語吹替版についての話もさせてください。

私、普段は字幕版で映画を観るのが当たり前で、吹替版はイマイチ派。

でも、今回は時間の関係で日本語吹替版でしか鑑賞することができず、ちょっと残念に思ってたんです。

ただ観ているうちに、全く吹替であることは気にならなくなってたんだけれど、1つだけどうしても心に引っかかってたのはおじいちゃんマイロの喋り方。

なんだかゆっくりでちょっと違和感あるかも…と思ったものの、やたら落ち着いていて、深みがあって、だんだんツボにハマってきてたんですね。

で、エンドロールの最後の最後で吹替版キャストを見ていて仰天したのは、そのマイロの吹替やってたのが、御年82歳となる加山雄三だったこと!

先月軽い脳梗塞を発症したらしいけれど、問題なくすぐ退院していたようでよかったです!

ちなみに加山雄三さんといえば、めちゃくちゃテレビゲームが好きで、あの『バイオハザード』シリーズもプロ級の腕前というゲーマー(だからジュマンジの吹替に抜擢されたのも、なんだか納得)。

しかも、今回改めて加山雄三さんの経歴を見ていてびっくりしたのは、慶応ボーイだったというだけじゃなく、英語もペラペラで、まさかの米国永住権(グリーンカード)も保持しているということ…!

さらに、ビートルズが来日したときに、すき焼きで会食したこともあるんだってぇ…!

加山雄三さん、タダものじゃねぇよ…!

…と、最後は加山雄三氏トリビアになってしまったことをお許しくださいませ。

ちなみに、日本語吹替版では、エンディングで岡崎体育がマジメに作ったクリスマスソングも聞けますよー。

 

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