『君に届け』のあらすじ・ネタバレ!淡い恋と友情を描いたピュアな青春ラブストーリー!【無料動画情報もあり】 | VODの殿堂

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『君に届け』のあらすじ・ネタバレ!淡い恋と友情を描いたピュアな青春ラブストーリー!【無料動画情報もあり】

   
 

監督:熊澤尚人
脚本:根津理香,熊澤尚人
原作:椎名軽穂
製作:里吉優也
出演者:多部未華子,三浦春馬,蓮沸美沙子,夏菜,桐谷美玲,青山ハル,富田靖子,勝村政信,ARATA,他
音楽:安川午朗
製作会社:映画「君に届け」製作委員会
公開:2010年9月25日

あらすじ

地味で陰気な見た目から「貞子」とあだ名をつけられ、みんなから怖がられている黒沼爽子(多部未華子)が、自分とは真逆なクラスの人気者・風早翔太(三浦春馬)を助けたことから爽子の周辺が賑やかになっていきます。
お互いに好意を持ちながらも、想いを届けられない純な二人とそれを取り巻く友人たちの青春物語です。

原作は大人気コミック

映画『君に届け』は、椎名軽穂原作の大人気コミックを実写化した作品で、コミックは累計部数1400万部を突破し、テレビアニメシリーズも大好評でニンテンドーDSでゲーム化もされるなど、今なお幅広い年齢層に親しまれています。

原作者の椎名軽穂さんは北海道出身で15歳のときから漫画を描き始め、別冊マーガレットに収載された『君からの卒業』で本格的に漫画家デビュー。
『君に届け』は2005年に別冊マーガレットで読み切り漫画として発表され、翌2006年から連載が始まりました。

また2008年に第32回講談社漫画賞少女部門を受賞していて、 北海道出身での受賞者は2003年の山下和美さん以来5年ぶりで、少女漫画部門では1985年の西尚美さんが受賞して以来、まさに23年ぶりの快挙を成し遂げました。

原作ファンの評価

“実写化してほしい漫画作品ランキング”でいつも上位に入っていましたが、コアな原作ファンは「どうせがっかりするだろう」という意見が多くありました。
また、原作を2時間に収めるには無理があると思っていた人が多い中、「巧みに収めた秀作で完成度が高い」「予想以上に良かった」「役者さんの表情からしぐさ、話し方まですべてにキュンキュンした」など好意的な評価をする人が多かったということです。

監督の話

監督の熊澤尚人さんは、『おと・な・り』や『ユリゴコロ』などホラーから恋愛映画まで、幅広いジャンルでヒットした作品を多数手がけています。
『君に届け』については、「人に勧められて原作を読んでみたら、すごくピュアな内容で気に入った。雰囲気や適度な距離感がすてきなので、実写化する際もそこに気をつけて進めていこうとプロデューサーと話した」ということです。

ピュアな雰囲気を持つ主人公に多部未華子さんと三浦春馬さんを選んだ理由については、「しっかり芝居ができて、リアリティーが出せる俳優だから」と大絶賛。
多部さんについては、「真面目なイメージがありまだ若いですが、多くの経験値を持っていて新人の共演者のフォローもしてくれていました。直前までシャイでいても芝居に入ると一瞬で役になりきれるところはすごい!」と話しています。

原作者の椎名さんも太鼓版

撮影終了後には、原作者の椎名さんからそれぞれが演じたキャラクターのイラストをプレゼントされた多部さんと三浦さん。
「春馬の頑張りは絶対に日本中に届くよ」「爽子が未華子ちゃんでよかった」と嬉しい言葉も添えられたそうです。

多部さんと三浦さんの役者魂

多部未華子さんは、シリアスなものからユーモア溢れるものまで自然な演技に定評がありますが、最近まで放送されていた『これは経費で落ちません!』は、純情、真面目で悪を見逃せないという役どころで、こちらも見ていて痛快でした。
今回の作品もまっすぐで純情…もうこれは多部さんご本人からあふれ出ている自然な演技だといえるのではないでしょうか。

また三浦春馬さんは子役でデビューした『あぐり』や『恋空』、『永遠の0』など、数々の映画やドラマに出演しています。
2007年の『恋空』では、第31回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しました。
最近では、韓国ドラマのリメイク作品『TWO WEEKS』で初の父親役や、主題歌を歌ったりダンスも披露するなど多才ぶりを発揮しています。
歌って踊る三浦さん、私も見たことがありますがすごくカッコいいです。

配役が素晴らしい

私は映画とアニメの1と2をhuluで見たんですが、爽子役の多部さんと、風早役の三浦さんは「お見事!」としか言いようがないくらいピッタリだと思いました。
多部さんはアニメの声優さんとしゃべり方までそっくりで、面白くてアニメも映画も一気見してしまいました。
続きも気になるし、『君に届け』3もぜひやってほしいなと思います。

映画を観た感想ですが、爽子は孤立しているのにみんなの役に立ちたいと考える…本当に健気なんですよね。
それに、みんながやりたがらないことも率先してやっているんです。
それは、誰かに認めてもらいたいと思ってやっているんじゃなくて、そうすることが当たり前だと思ってやっているのが、涙が出そうなくらい愛しくなりました。(年を取ると涙腺が緩みます)
ひとりで黙々とこなしているところが、凛としていてちょっとカッコいいなと思ったし、またそれに気づいた風早くんもすばらしいと思いました。

ツイッターの意見も、チェックしてみましょう。

そっか~、爽子を見ていると女子力が上がる…いいこと言いますね。
爽子がやっていたことは、女の子らしいお手伝いでしたもんね。
私も見習わないと。

ほんとに、アニメから飛び出してきたみたいにリアルでしたよね。
私も、多部ちゃんと春馬くんはリアルにお似合いだなと微笑ましく見ていました。

原作ファンには、やっぱりそんな意見が多いのは確か。
でも原作ファンの中にも大絶賛している方がいらっしゃるのも事実。
実写化は、生身の人間が演じるものだから原作と全く一緒っていうのは難しいですよね。
それを大半の人にすごい!と言わせた熊澤監督は、改めて映画作りの才能があるんだなと思います。

ここから先はネタバレになります。問題ない方は読み進めてください。

『君に届け』をもっと知りたいあなたへネタバレです

爽子の素直さは両親ゆずりだった

爽子は、小学校高学年のときに「貞子」というあだ名を付けられます。
でもそのもっと前、幼稚園のときに爽子の髪型が黒髪のおかっぱ頭だったため、友達に「座敷わらしみたい」と言われるんです。

父親の喜多男(勝村政信)に、「座敷わらしは人を幸せにするんだよ」と教えられ、嬉しくなって一日一善を実行するようになりました。

普通だったら「誰がそんなこと言ったの?」とか聞きそうなものですが、それを逆手に取っていい方に考える力をつけてくれたお父さんってすてきだと思います。
このお父さんがいてこそ、素直でピュアな爽子があるんですね。

爽子の親友

主人公・爽子と親友になる役で、お調子者だけど義理と人情を大切にする吉田千鶴(通称・ちづ)役を演じているのは蓮佛美沙子さんで、主役にも引けを取らないぐらいマッチしていてとてもよかったです。
“ちづ”は、一見不良っぽいんですが曲がったことが大嫌いで、何でも真正面から立ち向かっていく涙もろい女の子。

もうひとりの親友、“やのちん”こと矢野あやね役は夏菜さんが演じています。
“やのちん”は、千鶴の親友で耳にピアスをたくさん付けているギャルで、大学生の彼氏がいましたが作中で別れました。

「風早から告白されたけれど、返事ができなかった」と自分を卑下する爽子に、「自分を信じないってことは、自分を好きだって言ってくれてる風早も、あんたを好きだって言ってる私たちのことも、信じてないってことなんだよ!」と、“ちづ”が必死で訴えるシーンは感動ものです。
親友にも真っすぐに自分が思ったことを伝える“ちづ”、本当にいい友達ってこういう人なんだろうなぁと思いました。

爽子がクラスに馴染めた理由は風早のおかげはもちろんですが、“ちづ”と“やのちん”が自然に接してくれた優しさを忘れては語れません。
こんな友達がいたら、百人力ですね。

ライバル役には?

風早と同じ中学だった“くるみ”こと胡桃沢梅役で、桐谷美玲さんが出演しています。
“くるみ”は、風早のことを中学のときからずっと好きでしたが、風早が爽子のことばかり気にしていることに気づき、意地悪をするようになります。

“くるみ”は、学校では猫をかぶっていて友達思いのぶりっ子を演じていますが、本当は腹黒く計算して動いています。
爽子の親友・“ちづ”と“やのちん”に対する悪い噂を流したりして嫌がらせをしますが、最終的には風早に告白してふられました。
しかし後半には、神社で風早を探す爽子に居場所を教えるなど、吹っ切れたようすでした。

さすがに桐谷さんは、“世界で最も美しい顔2016”に選ばれたことがあるだけあり、どんなに意地悪なことを言ってもかわいかったです。
顔がいいって、本当に得だなぁと思いました。

原作と違うところ

やはり漫画を実写化するには、ある程度駆け足になったり省いたり変更したりするのは致し方ないものです。
そこで、本作品では原作とどういうところが違うのかを調べてみました。

細かい部分は置いといて、まず風早と爽子の出会いのシーンに桜の花びらが登場するのは映画オリジナルです。
爽子の頭に付いていたハート形の花びらを「変な形」と言って、風早が爽子の手に置きました。
爽子は、この花びらを押し花にして大切に取っておくんですが、映画のクライマックスシーンでは、重要な役割を果たすことになるのです。

それから、原作では爽子の家は学校から近いという設定ですが、映画では家が遠く冬にはバス通学に変わるんです。
あと、原作に登場する犬のマルチネスも、映画ではカットされていました。
他にもいろいろあるので、「へぇ」と思った方はぜひチェックしてみてくださいね。

結末はどうなったの?

ネタバレといえば結末です。
結末がどうしても気になる方に、風早と爽子の恋の行方はどうなったのか、ご紹介しましょう。

先ほども書きましたがクリスマス前に、一度風早に告白されて返事ができずにいた爽子。
その後、ギクシャクしたまま大晦日になってしまいました。

風早は年越しで賑わう神社で、担任の荒井(ARATA・現在は井浦新)から「これ、黒沼に返しといて」と、爽子の生徒手帳を渡されます。
生徒手帳には、入学式で自分が爽子に渡したハート形の花びらが、大事そうに挟んでありました。

爽子は父・喜多夫(勝村政信)が所属する楽団のカウントダウンコンサートに来ていましたが、父親に「今、会わなきゃいけない人がいる」と打ち明けます。
父親は、「会いたい人がいるなら、何かも放り出して行かなきゃ」と背中を押してくれたのです。
無事、風早に会えた爽子は「風早くんが好きです」と告白。
風早も「俺もずっとずっと黒沼が好きだ」と言って笑顔になり、ハッピーエンド!
エンドロールの後もおまけがあるので、お見逃しなく。

こうして見てみると、家族や友人、先生がいろんな形で応援してくれた恋です。
未華子ちゃんと春馬くんの優しい笑顔が、雪が降って寒そうな場面を温かくしてくれ、見ているこちらの心もほっこりしました。
“恋が実ってますます楽しい高校生活が待っているんだろうなぁ”と思うと、「羨まし~」のひと言です。

まとめ

とにかく配役が、本当にピッタリで映画の中に入り込んだように没頭できました。
見ていて心が温まるし、ただただ頑張る爽子に「がんばれ!」と応援してしまいます。

大晦日、思い切って父親に話して神社に走っていなかったら、この恋は実らないまま終わっていたかも…。
ちょっと過保護気味のお父さん、よく爽子の背中を押してくれました、ありがとう(笑)

お互いに好き同士なのに純粋すぎて気持ちがすれ違ったり、なかなか前に進まないところも逆に自然な感じがしてよかったです。
相思相愛になっても、急がずゆっくり愛を育んでほしいですね。

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