「青空エール」のあらすじ・ネタバレ・感想~つばさと大介の約束、そして二人の夢~ | VODの殿堂

映画

「青空エール」のあらすじ・ネタバレ・感想~つばさと大介の約束、そして二人の夢~

   
 

タイトル:「青空エール」
公開:2016年
監督:三木孝治
キャスト:土屋太鳳、竹内涼真、葉山奨之、山田裕貴、上野樹里 他
視聴したVOD:Hulu(2018年11月7日時点では視聴可)

気の小さい内気な性格のつばさは、子どもの頃に見て憧れた甲子園の応援をする吹奏楽部に入るべく、吹奏楽の超名門・白翔高校に入学します。
そこで出会ったのは、同じように甲子園の舞台を目指す野球部の大介でした。
二人はある約束を交わし、お互いの夢を叶えるため、そして約束を果たすために努力し続けます。
挫折しそうになりながらも励まし合いながら乗り越えていく、ザ・青春ストーリーです!
眩しいくらいにキラキラした「青空エール」、ぜひチェックしてみてください。

あらすじ

つばさと大介の出会い

白翔高校に入学した小野つばさ(土屋太鳳)は、内気ですぐにうつむいて自分の靴ばかり見てしまうという臆病な性格。
そんなつばさは、小学生の頃に見た、ある甲子園の試合に心を惹かれた。
点差を広げられても諦めない白翔高校の野球部員と、そんな部員たちを応援する吹奏楽部の演奏。
その試合を見て、つばさは白翔高校の吹奏楽部に入ることを決意する。

同じクラスの山田大介(竹内涼真)もまた、つばさが心惹かれた同じ試合を見ていた。
白翔高校の野球部に入り、甲子園へ行くことを目指している。

二人は出会い、
「俺絶対甲子園行くから、そしたらスタンドで応援してくれる?約束ね。」
大介はつばさにそう言った。

白翔高校吹奏楽部の、厳しい練習

つばさは吹奏楽部に入部しようと練習場所を訪れるが、厳しい練習の様子に圧倒されてしまう。
勇気を振り絞って顧問の杉村容子(上野樹里)に入部希望と伝えるが、つばさが初心者と知り、杉村はジェット風船を手渡す。
「これが吹けるようになってから出直して」と言われ、つばさは帰されてしまった。

落ち込むつばさだが、厳しい練習にも前向きに頑張る大介を見て、筋トレに励むなどつばさも努力を続けた。
ついにジェット風船を吹けるようになり、入部が決まる。

早速練習に参加するが、他の1年生はみんな推薦で吹奏楽部に入っている。
中でも、水島亜希(葉山奨之)は1年生の中で唯一ホールメンバー入りを果たしている。
初心者はつばさだけで、3年生の森優花(志田未来)に基礎から個別レッスンを受けた。

しかしつばさは、水島から「下手な人が入ると迷惑だから、辞めてほしい。」と冷たい言葉を浴びせられていた。
それでも、大介との約束を胸に日々練習に励む。

一方で大介も、校舎から聞こえてくるトランペットの音色に励まされ、野球の練習に精を出していた。

定期演奏会での出来は…?

定期演奏会に向け、つばさも練習に参加するようになった。
つばさは一人だけ遅れを取り、みんなの足を引っ張ってしまう。

そして迎えた本番。
つばさも演奏に参加するが、自信がないからか実際には音は出さず、吹き真似で演奏会を終える。
水島にそのことを見破られ、「このままずっと吹き真似するつもり?」と言われてしまう。

教室で一人落ち込んでいたつばさに、大介が声をかけた。
つばさは、本番で怖くなり吹けなかったこと、そして何かあるとうつむいて靴ばかり見てしまうことなどを大介に打ち明ける。

すると大介は、つばさの上靴にスマイルの絵を描き、「これで下見ても大丈夫。俺は小野がやれるって信じてる。」と励ました。

お祭りで急接近?

つばさは、3年生の春日瞳(小島藤子)や森、そして水島たちに、定演で吹き真似していたことを謝る。
厳しく叱られるも、再び練習へ参加することになった。

定演の後は、コンクールが待ち受けている。
さらに厳しい練習に入る前に、特別に休暇を出した杉村。
つばさは吹奏楽部の1年生の友人と共に、この日催されていた神社のお祭りへと繰り出した。

そこで、中学からの友人で現在同じクラスの脇田陽万里(松井愛莉)と偶然会う。
陽万里はつばさを大介の元へ連れて行き、わざとつばさと大介を二人きりに。

少し気まずそうにしながらも、二人はお参りをした。
つばさは絵馬に【めざせ!普門館!】と書いた。
「吹奏楽部の甲子園みたいなところ。やるからには上を目指したい。」とつばさ。

一方、大介は絵馬をつばさに見せたがらず隠し続けた。
つばさが「見せて!」とじゃれるうちに、大介の体にもたれかかってしまう。

そんな様子を、陽万里と同じくクラスメイトの城戸保志(堀井新太)が見守っていた。

1年生の夏、甲子園地区予選

そんな中、白翔高校の野球部は順調に地区予選を勝ち進み、ついに決勝の舞台へ。
決勝戦に進むと吹奏楽部も応援に行くことになっているため、つばさも嬉しそう。

野球部の3年生・碓井航太(山田裕貴)が予選試合で体を痛め、そんな航太の代わりに大介が決勝戦でキャッチャーを務める。
0対0で張り合う中、大介も大奮闘。
しかし、最後の最後で大介の送球ミスにより敗退となってしまった。

悔しさで動けなくなった大介に向けて、つばさは一人でトランペットを吹き始めた。

そのことで杉村からは厳しく叱られ、謹慎処分となってしまう。

そのことを知った大介は、「俺、もっと強くなって、小野一人に吹かせるようなこと絶対しない。」とつばさに伝えた。

そして「友達にそんな思いさせない」という大介から出た言葉に、つばさはショックを受ける。
「私は、友達じゃなくて好き。そう言ったら困る?」

大介は試合の後、叶えることが出来なかった航太の甲子園に行くという夢を託されていた。
「今は野球に集中したいから、小野とは付き合えない。ごめん。」
大介はつばさにそう言った。

普門館の厳しさ

つばさの謹慎処分が開け、部活動に参加できるようになった頃、森の腱鞘炎が春日にバレ、森はメンバーから外されることになってしまった。
「完治するまでメンバー入りは許さない」と春日に言われ、コンクール出場が絶望的となった森は家に引きこもってしまう。

つばさは毎日森の家に通い、「部活に来てほしい」と説得。
そんなつばさを見た仲間や春日も、森の家へ行って思いを伝える。

そしてコンクール当日。
仲間の思いを受け止めた森、そしてつばさら1年生が観客席で見守る中、白翔高校も出場した。
しかし、結果は銀賞となった。

初めて目の当たりにした、普門館への道のりの厳しさ。
つばさは大介に、「私、甘かった。もっと強くなる。だから、これからも大介くんのことを応援していてもいいかな?」と伝える。
大介は大きく頷き、「同じ場所を目指す者同士、握手をしよう。」と言い、二人は握手を交わした。

大介、つばさの苦難

2年の月日が経ち、つばさ、大介は3年生になった。
それぞれ、下級生を指導する立場に。
夏の甲子園への地区予選は2年連続準優勝、そして吹奏楽部のコンクールも2年連続銀賞だった。

吹奏楽部は、コンクールに向けて本格的な練習が始まる。
課題曲【ブルースカイ】、そして自由曲はかつて20年前に白翔高校が全国で金賞を取った【ベルキス】を杉村が選曲。
「この曲で白翔高校が全国を逃すことは絶対に許されない」と水島も気合が入る。

そんな中、金管、特に水島やつばさが所属するトランペットの音が出ていない、と木管メンバーに厳しく非難される。
一人遅れを取り、水島に叱られた1年生の瀬名のフォローにつばさが入っていた。
そしてホールメンバーの発表。
なんと1年生の瀬名の名前が呼ばれる中、つばさの名前はなかった。

一方、大介も紅白試合で足を負傷してしまう。
病院に駆けつけたつばさを見るなり、大介はつばさに抱き着いた。

大介は強がるが、自力で歩行できないほどの大けがで、予選に間に合いそうもない。

状況はどんどん悪い方へ

つばさは杉村の元へ行き、個別レッスンを受け始めた。
ホールメンバーから外されても、つばさは努力を惜しまない。
しかしそんな様子を見た木管のメンバーからは、「不公平」だと不満が出る。

部の中が荒れていき、上手く部をまとめられない部長・水島は不安を杉村に吐露する。

全国の常連だった白翔高校吹奏楽部が初めてそれを逃し、その代の部員らが【一心不乱】というテーマを掲げた。
その代にいたのが杉村だったと水島はその時に聞かされる。
さらに、杉村は今年が最後の顧問だということを知る。

一方、大介のケガは思ったよりも治りが悪く、「小野との約束、守れそうにない。ごめん。」と大介はつばさに告げる。

つばさからのエール

そんな折、偶然高校に顔を出した森に、つばさはケガをした時の辛さを尋ねた。
「ケガよりも心の方がキツかった。でもあんたらが励ましてくれたおかげで頑張れた。」と森は言う。

そして、神社に大介のケガが早く治るようにとお参りをするつばさ。
その時、1年生の時に一緒にお参りをした時、大介から見せてもらえなかった絵馬を見つける。

【小野を甲子園に連れて行く!】
大介は3年連続で同じことを書き、お参りをしていたのだ。

つばさは吹奏楽部のみんなに頭を下げ、演奏で大介を励ましたいと伝えた。
一部の部員が反対するも、水島、そして杉村も「人の心に届く演奏が出来なきゃ意味がない」とつばさの提案に賛成する。

そして病院の下から、屋上にいる大介に向けて演奏を届けた。

つばさたちの励ましを受け、大介はリハビリに精を出す。

その後、大介は完治とまではいかないものの、練習に復帰できるまでになった。
一方、つばさもコンクールのメンバー入りを果たす。

最後の地区予選大会、決勝戦

そして、つばさと大介にとって最後となる地区予選大会の決勝戦が始まった。
白翔高校のピッチャーは、1年の時から大介とバッテリーを組んでいた城戸だ。
しかし大介はケガのためか試合には出ず、ベンチから部員たちに檄を飛ばす。

もちろん、スタンドにはつばさたち吹奏楽部による応援も。

対戦チームと0対0の状態で迎えた9回表、相手チームの攻撃。
ツーアウトランナー1塁、城戸は疲れを見せている。
ここにきてバッテリーミスにより、ランナーは2塁へ。
次の打者が打ったボールは右中間へ、ランナーはホームに戻り先制点を取られてしまった。

ここで白翔はタイムを取り、キャッチャーは大介へ交代。
城戸は見事に三振を取り、9回裏、白翔高校の攻撃へ。

最初のランナーからヒットを打ち、ノーアウトランナー1塁。
次は大介の番だ。
水島の提案で、次のソロはつばさが担当することに。

うつむいても上靴には大介が書いたスマイルがあり、つばさはどんな時も大介に励まされていた。
そんな思いをトランペットの音色に乗せ、空に飛ばす。

そして大介のボールは大きく飛び、ホームラン。
逆転サヨナラホームランとなり、白翔高校は5年ぶりの甲子園出場の切符を手にした。

つばさと大介の約束、そして夢

大介とつばさは、1年生の時に約束を交わした場所にいた。
「甲子園が決まったら、小野に言おうと思ってたことがあるんだ。
俺、小野が好きだ。」

つばさはうなずき、「私も、大好き。」そう伝える。
そして二人はキスをした。

その後行われたコンクールでは、白翔高校が見事金賞を取った。
つばさ、そして大介の夢は、高校生活最後の年に叶えることが出来たのだった。

感想

以前見たことがあったので、今回二度目の視聴だったのですが、同じところで泣きました(笑)。
その先がどうなるか分かっていても、映像を見るとグッときちゃうんですよね。
主演が土屋太鳳さん、そして竹内涼真さんと、今をときめくお二人が出演されていて、しかも三木孝治監督作品ですから、それはもう素敵な映画でした。
なんだか眩しくて、見ている方が恥ずかしくなってしまいそうな青春映画でしたが、いろんな世代の方に好まれるような内容だと感じました。

主人公のつばさは、自分の気持ちを上手く表現するのが苦手で、内気な性格です。
高校生活なんて遠い昔話になっちゃった私ですが(笑)、私もどちらかというとそんなタイプなので、共感できるところがあります。
そして、トランペット自体触ったことがなかったほど初心者のつばさが、名門校の吹奏楽部に入部して甲子園の応援に行くという夢を持ちます。
今の生活からは想像もできないほどの大きな夢を抱えている人は、世代問わずたくさんいると思うので、そういった点からも色んな人の共感を呼ぶ作品なのでは、と思うのです。

私は、この作品を見て思わず泣いてしまうシーンが3つあります。
まず、つばさにとって初めての大きな舞台となった白翔の定期演奏会。
吹き真似をしてしまい、後に落ち込んで大介に弱音を吐いてしまうところです。
初心者から入って厳しい練習に耐え、なんとか吹けるようになったもののまだみんなからは遅れを取っている状態。
そんな中での大きな舞台での失敗はやっぱり怖いですよね。
そこで吹き真似をし、落ち込んでしまったつばさの気持ちがとても分かって、悲しいシーンでした。
そんなつばさを励ます大介に、すごく感動しました!
「うつむいてしまう」というつばさに、うつむいても笑顔になれるように上靴にスマイルを書くなんて…。
大介、めちゃくちゃ男前ですよね!

そして2つ目は、ケガの治りが良くなく夢を諦めかけていた大介に、病院の下から吹奏楽部のみんなが演奏を届けるシーンです。
水島や杉村先生がそれを認めてくれたことも嬉しかったし、あの演奏シーンは本当に感動しました。
「青空エール」の大きな見どころとも言える場面だと思います。
あんな風に励まされたら、弱音なんてもう吐けないですよね!

そして最後は、大介が打つ時にソロをつばさが吹くシーンです。
甲子園の舞台ではないけれど、二人が1年生の時に交わした約束が叶った場面です。
つばさのトランペットの音色が空に飛んで、大介がホームランを打つ…!
こんなドラマティックな展開、ありますか!?(笑)
涙なしでは見られない、素敵なシーンでした。

夢を追い続ける人、弱気な自分に自信がない人、青春ラブストーリーにキュンキュンしたい人…いろんな人に見てほしい、そんな映画です。

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