実写版『銀魂』のあらすじ・ネタバレ・感想~その男、侍につき~ | VODの殿堂

映画

実写版『銀魂』のあらすじ・ネタバレ・感想~その男、侍につき~

   
 

タイトル:銀魂
公開年:2017年
監督: 福田雄一
キャスト:小栗旬/菅田将暉/ 橋本環奈
視聴したVOD:dTV(2018年9月27日時点で視聴可)

2017年、アニメを除く邦画興行収入ランキングで1位を獲得したのが、この実写版【銀魂】です。
【銀魂】とは、週刊少年ジャンプにて2018年9月15日に連載が終了(実際には移籍)した国民的ギャグ漫画です。

江戸時代末期、かつて侍の国と呼ばれたものの、今は宇宙からやってきた天人に侵略され、侍は衰退の一途をたどっていました。

物語は、かつて攘夷志士として天人と最後まで戦った過去を持つ「坂田銀時」と、廃刀令によって実家の道場が経営破たんしている「志村新八」、宇宙最強を誇る戦闘種族・夜兎族の「神楽」を中心に展開していきます。

こちらの映画では、原作の中でも人気が高い【紅桜編】がベースとなり、監督は【勇者ヨシヒコ】シリーズでおなじみの福田雄一さん、坂田銀時を小栗旬、志村新八を菅田将暉、神楽を橋本環奈が演じ、その他キャラクターも豪華俳優陣を起用し、【銀魂】の世界を再現しているのです。

もちろん、原作ファンの中では賛否両論ありましたが、マンガ原作の実写映画として華々しい成功を収めた【銀魂】を紹介します。

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あらすじ

出会い

【侍の国。僕らの国がそう呼ばれたのは、今は遠い昔。】

20年前、突如現れた宇宙人【天人(あまんと)】によって江戸は征服され、幕府は傀儡と成り下がった。
しかし、すべての人間が天人に屈服したわけではなく、かつて起こった攘夷戦争では数多くの攘夷志士たちが天人に立ち向かったが、結果は敗北。
侍は廃刀令によって刀を奪われ、衰退していったのである。

とあるレストランでレジ打ちをしている少年も、その影響を受けた一人であった。
彼の実家は剣術道場だったが、廃刀令の影響で門下生が集まらず、アルバイト先で天人やプライドを捨てた人々に虐げられる日々を送っていた。

そんな彼の前に現れた男こそ、かつて攘夷戦争で【白夜叉】と恐れられた坂田銀時であった。

【その男は、侍というにはあまりにも荒々しく、しかし、チンピラというにはあまりに…まっすぐな目をした男だった。】

これが、銀魂という物語の始まりであった。

謎の歌とカウントダウン◯V

突如流れ出す、謎の歌。
そのメロディーは明らかに、反町隆史の「ポイズン」をオマージュしたものある。

新八「おいー!!」

そして突然始まる「カウントダウンTV」風のアニメーション。

新八「なんなんですか、なんであんたしか出てこないんだよ!」

銀時「だって、主役だから?かっこよかったでしょう」

新八「いやいや、クオリティ低すぎですよ。」

神楽「出来の悪いカラオケビデオアル。」

こちらのコーナーでは、「原作のファンは超辛口のレビューを書いたりするけど、そうじゃないお客さんはとっても甘やかしてくれるから。」と銀時が話したあと、3人の自己紹介が始まるのだが、新八の紹介時には「グラブってまーす。」と新八を演じる菅田将暉のCMネタが入って来たり、神楽の時には「かーぐら!」「まーきの!みたいな言い方すんなよ。」と、かつて小栗旬が出演していたドラマネタが入ったりする。

銀時「それじゃあ!最初で最後の実写版銀魂。途中で出ちゃった人は出口で名前聞いて、◯ジョの奇妙な◯険も入れてあげないからね。」

新八「そういうこと言わない。それでは~。」

3人「カウント~~~ダウン!」

神楽「これ絶対、TBSに怒られるやつアル。」

かぶと狩り

「かぶと狩りじゃ~~~~!!!」

テレビを見ながら寛いでいる銀時と新八に、神楽が腹の底から大声を出して叫ぶ。
何でも彼女は、勝負に負けてマッカートニー28号が奪われたため、そのかわりを探しに行きたいと訴えていたのである。
しかし、神楽と違っていい大人の銀時と新八はその主張を無視し、決して動こうとはしない。

「あのね~神楽さん。僕たち大人なのよ。カブトムシを純な心で追いかける心がもうないのよ。」

「取り戻せよ、その心を。いつまでも少年の心を忘れない男が、モテるんやで。」

神楽はそういって、やる気のない銀時に揺さぶりをかけるのだが、ソファーで寝転がった彼にそんな気持ちは一切芽生えそうになかった。
その時である。
テレビのなかで、森の中で車一台を購入できる価値をもったカブトムシが捕獲されたニュースが流れたのだ。
それを聞くや否や、だらけきっていた銀時の目に光が宿る。

「かぶと狩りじゃぁぁぁぁぁ!!!」

「「えぇぇぇぇぇ!!」」

常に金欠で、金に目が眩んだ銀時は、2人を連れて森へ向かう。
神楽はマッカートニー28号の代わりが欲しかっただけなのだが、こうなった彼が言うことを聞かないことを百も承知の新八に「とにかくカブトムシが捕まえれればいいんだろう?」と宥められ、銀時に付き合うことにしたのであった。

天下の真選組

3人は森の中を進み続けるが、一向にカブトムシの姿はなかった。
しかし、変人を見つける事には成功する。

蜂蜜を体に塗りたくった真選組局長、近藤勲。
木にマヨネーズを塗りたくる真選組副長、土方十四郎
巨大カブトムシに擬態した真選組一番隊長、沖田総悟。
そして、真選組の隊員たちである。
彼らは森を徘徊する、銀時たちに警戒心を露わにする。

「怪しいことをしていたら、ただちにしょっ引くぞ!」

「お前らの方が五億倍あやしい。」

銀時の主張はもっともで、彼らは秘密任務の真っ最中だったのである。

「なにしてるんですか!みなさん!」

新八の問いに、土方は「貴様らに説明する必要なねぇ。」と突っぱねる。
しかし、真選組のトップからその情報は露見してしまうのだ。

「カブトムシ取りだ。」

「今ちょっと言っちゃったけど…これ以上はぜってぇに教えねぇぞ!」

「将軍のペットのカブトムシ、瑠璃丸が逃げた。」

「全部言いましたね。」

若干呆れた様子の新八からツッコミが入る。

「これ以上は言わねぇ。」

「瑠璃丸は金色に輝くカブトムシで…。」

「近藤さん!!これ以上は!!」

天下の真選組がカブトムシ狩りと聞いた銀時は、すぐに「いいご身分だな。」と詰め寄るが、そこに金色に輝くカブトムシが出現すると、状況は一変する。
銀時は瞬時に「将軍のペットを捕まえたら、ギャラがいくらだよ、オイ!!」と叫び、瑠璃丸を捕まえるために走りだしたのだ。
もちろん真選組も、一般人に瑠璃丸を捕獲されたとあって名折れということもあり、万事屋に負けてたまるかと走りだしたのだ。

瑠璃丸

瑠璃丸を追い、万事屋と真選組は森を抜け、市街地を走りぬける。
その途中、近藤は愛すべき新八の姉を見つけ、「お妙さ~ん!!」と戦列を抜けてしまった。

ライバルが減った銀時は、さらに速度を上げて瑠璃丸を追う。
すると、今度はかつて攘夷戦争で共に戦い、現在はテロリストとして指名手配されている桂小太郎とそのペット、エリザベスに遭遇したのである。

桂は、かつての仲間が真選組に追われていると勘違いし、助太刀に入ることに。
その結果、弱い真選組の隊員は排除され、沖田も桂を捕縛するため列を抜けたため、瑠璃丸争奪戦は万事屋VS土方という構図になった。

「早い!金に目が眩んだ銀さんは、通常の6倍のスピードだ。」

「シャアの倍アルか!?」

銀時は圧倒的なスピードで3人を置き去りにし、橋の上で瑠璃丸を待ち構えることに。
しかし、瑠璃丸は銀時の手に入る直前、川に住んでいた巨大な魚に丸呑みにされてしまったのであった。

「うそでしょ…?」

その後、銀時は真選組の職務を邪魔した罪で拘留されたが、すぐに釈放。
彼を心配して訪れた桂には「別に俺らは奴らに追われるようなことはしねぇよ。」と、鼻くそをほじりながら返したのだ。

しかし、「新八や神楽に心配をかけるな」と忠告にきたかつての友に、餞別として「最近このあたり、辻斬りが出るから気をつけてね。」と伝え、別れたのだった。

消えた桂

銀時と別れた桂は、忠告された辻斬りに遭遇し、そのまま姿を消したのである。

桂が辻斬りに襲われたことを悟ったエリザベスは、早々に万事屋へ。
しかし何もしゃべらないエリザベスに、事情をしらない万事屋の一同は大変戸惑った様子を見せる。

「なんだろう…マンガとかアニメだと違和感ないけど、実写になると極端に着ぐるみ感でるね。」

「完全にオバQだよね。ご飯50杯とか食いそうだよね。めちゃくちゃ犬を怖がりそうだよね。もしかして、このままこいつが主役をやって、オバQ実写版が始まるんじゃない?やばいよ…そっちの方が面白そうだよ…。絶対近くにドロンパいるよ!どこだ!?ドロンパ!ドロンパ!ドロンパーー!!」

「落ち着いてくださーーい!!たぶん本物のエリザベスですから。」

何も話さないエリザベスにしびれを切らし、静寂な空気に耐えられなくなった銀時に新八がツッコむ。
しかし、その間もエリザベスを一言も話すことなく、銀時は別件の依頼を片付けに向かい、彼の事は新八と神楽に任されたのであった。

依頼

万事屋を出た銀時が訪れたのは、刀鍛冶を営む兄妹のところだった。
銀時は作業中の兄妹に、大きな声で何度も呼びかけるが一向に返事をする様子はない。

「すいませーん!!万事屋ですけどー!!」

「あんだってー!?」

何度も呼びかけて、ようやく兄が返事を返す。
しかし、一切銀時の方は見ず、一心不乱に刀を鍛え続けていた。

「万事屋ですけど!!」

「隣の晩ごはんなら他をあたれー!!」

「ヨネスケじゃありませーん!!」

「不倫とかしてないですからー!!」

「週間文春でもないっつーの!!聞こえてねぇのかー!ばーか!ばーか!ばーーか!!」

そう言葉を発した後、銀時に向かってまっすぐトンカチが投げられたのだった。

そしてようやく、腰を落ち着けて話ができるようになった。
声が大きい兄の名は村田鉄矢。
声が小さく、引っ込み思案な妹の名は鉄子というそうだ。

彼らの依頼は、亡くなった父親が作った【紅桜】という刀を探してほしいというものだった。
【紅桜】は紅色に光る妖刀で、それを作った父親の死を皮切りに、関わった人間の命を吸ってきたそうなのだ。
その話をきいた銀時は、そんな物騒な依頼を受けるわけにはいかないと、懸命に断り続けるが鉄矢は全く耳を貸さない。
鉄子によると、鉄矢は耳元で大きな声で叫ばれないと聞こえないらしく、銀時は「先に言ってよ。」としぶしぶ席を立つ。

「おにいさーーーん!!」

「ちょっとしゃくれて。」

「おにいさーーーん!!」

「もっと猪木っぽく。」

「おにいさん!!元気ですかーー!!」

「うるさーーーーい!!」

殴られた銀時の顔は、まさに猪木という風体だった。

「こい!コノヤロー!!」

辻斬り

一方、万事屋に残された新八と神楽は、桂が辻斬りにやられたであろう場所を訪れていた。
そこには血濡れの財布が落ちており、それを発見したからこそ、エリザベスは辻斬りに遭遇したのではないかと確信したのだった。
新八と神楽は二手に分かれて桂の捜索に乗り出すことに。
神楽は定春と共に桂の匂いを追い、新八はエリザベスともに辻斬りを調べることにしたのだ。

その頃、村田兄妹の依頼を断れなかった銀時は、紅桜を探して質屋を転々としていた。
そこへ沖田が現れ、最近世間を騒がせている辻斬りが、月明かりの下で紅色に光る刀を持っていた、ということを告げたのである。

「旦那…何をかぎまわってらっしゃるんで?」

その質問に、銀時は沖田の方へ向き直り、ひきつった笑顔で「別に。」と返す。

「嘘つけ!!明らかに嘘つくときの顔だろ!!」

沖田はそう指摘するが、銀時は何も答えず、そのまま走りだしたのだ。

同時刻、新八とエリザベスは辻斬りを待ち構えて、暗い路地裏で待機していた。
その怪しい行動に不信に思った奉行所の人が声をかけると、2人と話している途中に背後から何者かに刺殺されてしまう。
さらに、悲鳴を上げた新八を庇ったエリザベスも、真っ二に両断されて消えてしまったではないか。
そして、その男の手には、紅色に輝く刀が握られている。

「今度はこっちの兄ちゃんだ。辻斬りって言うのはね、誰でも!!」

路地裏で腰を抜かし、動けなくなった新八に刀を振り上げるが、寸でのところで銀時が刀を弾き飛ばし、新八の危機を救ったのだ。

「おいおい…うちのお客さんに何してくれてんだ。」

その問いに、辻斬りは答えることなく、ゆったりとした動作で銀時に弾かれた刀を拾い上げる。

「お前は…人斬り似蔵!!」

辻斬りの正体は、お尋ね者として有名な人斬り似蔵だったのである。
紅桜を手にした彼は、桂を切った証拠として長い髪を切り落とし、次は銀時に狙いを定めていた。
2人はすぐに斬り合いをはじめる。

「ズラはてめぇみたいなザコにやられるヤツじゃねぇんだよ。」

しかし、似蔵は銀時の言葉に「フフフ。」と笑っているばかり。

「確かに、俺ならば敵うまいよ。ヤツを斬ったのは俺じゃない。俺はちょいと体を貸しただけでねぇ…なぁ、紅桜。」

一方、定春と共に桂の匂いを追っていた神楽は、巨大な軍艦の元に辿りついていた。
周囲は物々しい雰囲気に包まれており、岡田さんと呼ばれる人物がいなくなったこと、その人物が桂を切ったと触れ回っていたことを聞いた神楽は、すぐに定春を銀時の元へ向かわせることに。

「可愛い雌犬がいても、寄り道しちゃだめだよ?上に乗っかって、腰ふっちゃだめだよ!」

そして、定春を見送った神楽はそのまま船の中へ…の前に、近くで美味しそうなラーメン屋台を発見し、「腹が減っては戦はできぬ。」と言って、まずは腹ごしらえをすることにしたのであった。

ピンチ

銀時と似蔵の戦いは、激戦となっていた。
紅桜に侵食された似蔵の腕は変貌し、化け物の類に姿を変えて、銀時を追い詰める。

銀時は体術も組み合わせて似蔵に反撃するが、ついにその腹に紅桜が突き刺さり、石垣に縫いとめられてしまった。

「白夜叉も桂も…攘夷戦争の伝説はどこへやらだねぇ…。あの人もさぞやがっかりしてるだろうよ。」

「かつて共に戦った盟友たちが、揃いも揃ってこの様だ。」

似蔵が話している間も、紅桜は銀時の血をどんどん吸い上げていく。

「士道だ節義だ…くだらんものは侍に必要ない!!侍に必要なのは、剣のみさね。」

2人の足元には、銀時が愛用している洞爺湖と書かれた木刀が、無残に折れて川の水にぬれていた。

「剣の折れたあんたらはもう侍じゃないよ。惰弱な侍はこの国から消え失せるがいい!!」

その言葉に、これまで黙っていた銀時が口を開く。

「剣が折れたって…?カハッ…剣ならまだあるぜ…。とっておきのがもう一本…。」

「うわぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

先ほど、似蔵に怯え腰を抜かしていた新八が、抜刀して橋から飛び降りてきたのである。
新八の刀は銀時の腹を刺す紅桜ごと、似蔵の腕を切り落としたのだ。
その後、騒ぎを聞きつけた沖田が参入。

「真選組沖田だ。貴様、岡田似蔵だな。」

腕を斬り落とされ、勝負に水を差された似蔵はそのまま撤退。
沖田は隊員たちに追うように指示を飛ばした後、虫の息である銀時の元に新八と駆け寄る。

「銀さん!!」

「旦那、やっぱりこうなったんすかい!」

「しっかりしてください、銀さん!!」

「新八…おめぇはやればできる子だと思ってたよ…。」

銀時はそう呟いて笑ったあと、スッと目を閉じたのだった。

鬼兵隊

真選組に戻った沖田は、愛用のアイマスクを持って木刀を振る近藤の元へ。
土方もある情報を持って、近藤の元を訪れる。

「高杉が、江戸にもどってきた。」

「なに!?」

一心不乱に木刀を振り続けていた近藤は、眉間にしわを寄せて土方に視線を向ける。

「攘夷浪士でもっと過激で危険な男…高杉晋助。」

アイマスクを装着して休んでいた沖田も、そのままの体勢でポツリとつぶやく。
高杉は、岡田似蔵、来島また子、武市変平太を取り込み、鬼兵隊を復活させたそうなのだ。

高杉の目的は、強力な武装集団を率いたクーデターであろうと土方は推測。
岡田似蔵だけでも、銀時がまったく歯が立たなかったのである。
それほどの力を持つ武装集団に、勝てる見込みはほとんどない。

「攘夷浪士を片付けてくれるだけなら一向にかまわんが…クーデターとなるなら話が別だ。トシ…奴らの情報を全力で集めろ。」

真選組局長としての指示に、土方は頷く。

「了解だ。…それから近藤さん。」

土方は再び木刀を振り始めた近藤に、一つ忠告。

「素振りは全裸じゃなくてもいいんじゃね?」

一方、ラーメンを食べ終わった神楽は、桂がいるかもしれない軍艦に乗り込み、月明かりの中で三味線を弾く男に銃が内臓された仕込み傘を向ける。

「ちょっと中、案内してもらおうか。」

しかし、男は全く動じた様子はない。

「今日はまた随分と…でけぇ月が出てるな。かぐや姫でも降りてきそうな夜だと思っていたが、とんだじゃじゃ馬姫が降りてきたもんだ。」

戦闘民族としての本能が、【こいつは危険】と訴える。
この軍艦は、高杉晋助が復活させた鬼兵隊のものであり、神楽が仕込み傘を向けた相手こそ、鬼兵隊の親玉だったのだ。
神楽はその場を後にしようとするが、その前に侵入者に気が付いた高杉を崇拝する来島また子の襲撃を受ける。

「貴様ー!!何者だぁぁぁ!!晋助様を襲撃するなんて、絶対許さないッス!」

しかし、神楽は質問に答えることはなく、「また子の股が見えてるよ?染みつきパンツが丸見えネ。」や「また子のまた~は染みだらけ~染みつきパンツのまた子さん~。」と謎の歌を披露し、また子を挑発したのである。

「ねぇねぇ、これ見てみ?染みすんげーのー!」

そんな神楽の挑発に乗ったまた子は、一瞬だけ自分の股を覗き込む。
その隙を見逃さなかった神楽は、また子を蹴り飛ばし走り出す。

しかし、そんな神楽を武市変平太とその部下が取り囲む。
武市はフェミニストとして「女子供を殺めたとあっては、侍の名が廃りますよ。」と言って、彼女を捕えるように指示を飛ばす。

神楽は向かってくる相手を蹴散らしながら、船内にいるであろう桂に向かって叫ぶ。
そして、出口に向かって走るのだが、また子の2丁拳銃に撃ちぬかれ、その場に崩れ落ちる。

「今だ!捕えろー!!」

「ふんごぉぉぉぉぉぉぉ!!」

神楽は気合で立ち上がり、そのまま船の奥へ走りだす。
そこには怪しげな工場があり、その異様な光景に思わず足を止めてしまう。

「な…なんだ…ここ…。」

「そいつを見ちゃ…もう生かして帰せねぇな。」

過去と夢

【自分を守るためだけにふるう剣なんて、もう捨ててしまいなさい。】

【己を守るのではない。己の魂と、大切な何かを守るために。】

幼い銀時は吉田松陽に拾われ、桂や高杉といった面々と過ごし、後にある目的を果たすため攘夷戦争に参加したのだった。

「銀時。」

景色が一変し、成長した銀時と高杉が対峙。

「てめぇには聞こえねぇのか…この声が。俺には聞こえるぜ。俺の中には未だに…黒い獣がのた打ち回ってるんでな!!」

高杉の刀が、銀時の体を貫く。

「俺はただ壊すだけだ。獣の呻きが止むまでな。」

覚醒

そこで銀時は目を覚ます。
似蔵に受けた傷のせいで、彼は包帯でぐるぐる巻きにされており、傍らにはなぜか長刀を持った妙の姿がある。

「お前なんでここにいるの?」

「新ちゃんに頼まれたんです。看病してあげてって。」

新八は妙に「出て行こうとしたら、止めてくれ。」と頼んでいたようだ。
しかし、新八と神楽が勝手な行動をしている事に気がつき、布団をどけて起き上がる。

「アイツらズラを…っ!?!?」

銀時の股間スレスレに、長刀が刺さる。

「動くなっつってんだろ?傷口ひらいたらどうするんだこの野郎…。」

「なーんちゃって。てへペロ。」

紅桜の真実

一方、銀時を妙にまかせた新八は、桂の捜索を続けていた。
その途中、雌犬の上で腰を振っていた定春を発見し、その案内で神楽が潜入した軍艦へとたどり着いていた。

その軍艦の中では、江戸で派手に暴れ、その上紅桜を勝手に持ち出し深手を負わされた似蔵が、また子と武市に責め立てられている。
しかし似蔵はまったく反省しておらず、さらに融合率を高めた紅桜でまた子に反撃する始末であった。

同じ頃、紅桜を探してほしいと依頼していた吉田兄妹の妹、鉄子が万事屋を訪れ、事の真相を銀時に伝えていた。

【紅桜】とは、吉田兄妹の父が作った紅桜をひな形に作られた、対戦艦用カラクリ起動兵器のこと。
人工知能を有し、使用者に寄生して体を操ることも可能で、戦闘データを学習してその能力をどんどん向上させていくことができるそうだ。

「あんなものを作れるのは、江戸には一人しかいない。頼む、兄者を止めてくれ!!」

鉄矢が銀時に紅桜を探してほしいと依頼した理由も、紅桜に銀時の血を吸わせ、戦闘データを学習させるための作戦だった。
彼は、紅桜という名刀を打った父と比べられ、より大きな力を手に入れようとカラクリにまで手を出して刀を打ち続けたのである。
そして、鉄矢の噂を聞いた鬼兵隊がやってきて、彼は対戦艦用カラクリ起動兵器【紅桜】を生み出してしまった。

鉄子は兄がこれ以上罪を重ねる前に止めたいと考え、銀時に助けを求めたのだ。
しかし、銀時は現金が入った封筒を受け取らず、鉄子に返して追い払ってしまう。

「安心しました。行くんじゃないかと思ってたから、そんな体でも。そんな体で行っても、死んじゃいますもんね。」

鉄子が去り、再び布団に横たわる銀時の背中に、妙はそう声をかける。

「あの女の子には申し訳ないけど…仕方ないですよね。」

「そうだな~。」

「銀さん。あんまり無茶するのは、もうやめてくださいね。銀さんがいなくなったら、新ちゃんも神楽ちゃんも困りますからね。」

「そうだな~。」

「昔は銀さんも、いろいろを悪さしていたようだけど、もうそんなことする年じゃないですもんね。」

あまりにしつこい妙の物言いに、さすがの銀時も「しつけぇんだよ!この野郎!」と言って起き上がる。
そして、「もうどこにもいかねぇから、ジャンプ買ってこい!」と告げ、微笑みを浮かべたままの妙を追い出してしまった。

しかし、それは口実で、銀時は先ほど鉄子に返した封筒に【鍛冶屋で待ってろ】とメモを入れており、妙がいなくなった隙をついて万事屋を出て行こうと考えていたのだ。

「すまねぇな…俺だっていい年こいてやんちゃなんてしたくはねぇけどよ。」

ただし、そんな考えはお見通し。
銀時が玄関に向かうと、服一式と傘、そして【私のお気に入りの傘。あとでちゃんと返しに来てくださいね。】と書かれたメモが置かれていたのである。

(可愛くねぇ女。)

銀時は、妙が用意した兎がプリントされた傘をさして出かけていく。
そして、その背中をこっそり見送る妙は、「馬鹿な人。」とつぶやいたのだった。

ストーカーとゴリラ女

銀時の背中を見送った妙は、万事屋の中へ。
そして、先ほどまで銀時が眠っていた布団を見つめ、憂いをおびた表情をが漂う妙の前に、床下からにストーカーが出現する。

「いっ!?」

「話は全て聞かせてもらいました。」

「なんでカッコイイ顔して言ってんだよ、お前!警察官だろ!?なぁ?やっていいことと悪いことわかってるよなぁ!?」

しかし近藤は妙の言葉に耳を貸さず、「後は我々、真選組にお任せください。」とキメ顔を決めて去って行った。

楽して勝ちたい!!

万事屋を出た銀時は、カラクリ技師、平賀源外の元を訪ねる。
本来であれば、【唐獅子牡丹】のようにケガをした侍が敵地に向かうべきなのだが、銀時は怪我が痛いことを理由に「楽して勝ちたい。」と訴えたのだ。

「侍映画の主人公が、100%言っちゃいけない台詞はいてるな。」

「しかし…あいにくじゃが今のうちにあるのは…。」

源外は貸せるようなカラクリはないと言うが、銀時は無視して奥にあった布を引っ張る。

「うわぁぁぁ!!」

それは明らかに、シャア専用ザグだった。
銀時はすぐに貸してほしいと懇願するが、それは修理依頼で持ち込まれた品のため、結局銀時が借り受けることはできなかった。

突入

その頃、鬼兵隊に捕獲された神楽は船の先で縛り上げられていた。
神楽を救出するため、軍艦に忍び込んでいた新八は、敵陣に単身で乗り込むことに。

「ちょっと待って…くださいな。女のヒステリーで仲間を殺されちゃ…たまったもんじゃないぜ。」

しかし、彼はあまりにも無計画で敵陣に乗り込んでいた。
それを武市に見破られ、銀時や神楽のような武力をもたない新八は慌てふためくが、タイミングよく真選組の軍艦から砲撃が始まったのである。
新八はその隙に神楽を救出、また子たちは下っ端に戦闘配置につくように指示を飛ばし、軍艦を空高く飛ばしたのだ。

「よーし!!乗り込めぇぇぇぇ!!」

しかし、真選組の軍艦はすぐに鬼兵隊の軍艦に横付けし、隊員たちが続々と乗り込んでいく。
そして近藤も隊員たちに続こうと足を進めるが、それに沖田が待ったをかける。

「近藤さんは船に残ってください。これは命がけの戦いです。たくさん犠牲がでます。近藤さんにもしものことがあったら…これから先、真選組はどうするんですか。」

沖田は真選組の今後という建前を言い、近藤を生かす道を残そうとしたが、彼は真選組を作った時から「生きるも死ぬもお前らと一緒。」という信念をもっていたのだ。

「さて…鬼退治と行こうじゃねぇか。」

バシッと決め台詞も決まり、近藤は鬼兵隊の軍艦へと足を進める…のだが。

「あらぁぁぁぁぁあ!!」

「「近藤さぁぁぁぁぁん!!」」

真選組局長、近藤勲はそのまま海へ落下していった。

「行くぞ。」

「へい。」

ギリギリ

鉄子と合流した銀時は、すでに軍艦同士の戦闘が始まっている様子を見て、自分の出番はないのではと考える。
しかし、使い込んだ紅桜は、軍艦10隻分威力を持つ兵器であるため、あの程度で済むはずはないと鉄子は忠告。
そして、使い込んだ木刀をなくした銀時に、自分が打った刀を手渡したのだが、そのディテールはあきらかにウンコであった。

「銀の字!さっきは悪かったな、これを使え。」

現れたのは平賀源外で、先ほど何も貸してやることができなかった銀時を不憫に思い、空高い場所で戦う軍艦に向かう足を用意してくれたのだ。

それも源外の元に合った修理品なのだが、お客さんが好意で貸してくれるらしいのだ。

「どうぞ。」

「ここ…風の谷じゃないですけど、飛びます?これ。」

「これ、本当にいいのか!?絶対に手を出してはいけないところに踏み込んではないか!!」

明らかにナウ◯カという風体に、鉄子はパニックを起こす。

「オウムが怒り出す前に早く!!」

「甘えます。」

銀時はしっかり頷き、操縦席へ。

「ほ、ほんとに甘えてもいいのか!?」

「絶妙じゃろ?ぜつみょ~に、アレしない感じじゃろ?さあ!行くのじゃ、銀の字!」

「ありがとう。ナ◯◯◯!!」

「ほ、本当に!?甘えて…いいんだな??」

鉄子の言葉に、源外は声に出さず「大丈夫大丈夫。」と伝えたのだった。

生還

軍艦の中では、真選組と鬼兵隊による激しい戦闘が続けられていた。
似蔵と対峙した土方と沖田は捕獲を試みるが、圧倒的に分はあちらにあった。

一方、騒ぎに乗じて逃げ出した神楽と新八は、紅桜の生産ラインへやってきていた。
しかし、それを高杉に発見され、危機的状況に陥ってしまうのだが、エリザベスの救援によって難を逃れる。

さらにいうと、エリザベスの中に入っていたのは、本来のエリザベスではない。
岡田似蔵に切られ、消息不明だった桂小太郎だった。

「ガキじゃない。桂だ!!」

桂が似蔵の剣から生還した理由は、懐にいれていた松陽先生からもらった本があったからこそである。
その本は、たった今、桂に反撃された高杉の命も救ったようだ。

宇宙一

高杉の相手は桂にまかせ、新八は武市に、神楽はまた子と対峙する。
フェミニストとして、これまで温厚な一面だけを見せていた武市は、綿密な計画を崩されたことに対し、苛立ちを露わにしていた。

「この船においてあなたたちだけが異質。攘夷浪士でなければ真選組の手先でもない。もちろん…私たちの味方でもない。」

「なんなんスか、お前ら!何が目的なんスか、一体だれの回し者ッスか!!」

武市とまた子の言葉に、2人は口角を上げて笑みを浮かべる。

「「宇宙一馬鹿な侍だ!このやろぉぉぉぉ!!」」

「ちわー。」

白夜叉

軍艦に乗り込んだ銀時は、土方からバトンタッチし、似蔵と再戦。
似蔵は銀時と戦った時以上の力を手にして、その強大なパワーに体が悲鳴を上げている状態であったが、それこそ似蔵の本望である。

そのことを兄から聞かされた鉄子は、「もうやめてくれ!!」と懇願。

「私は兄者の刀で血が流れるところを、もう見たくない!!」

「ならば!!何故あの男をここに連れてきた!!わざわざ死にに越させたようなものではないか!!」

鉄矢は鉄子が打ったなまくら刀が、紅桜勝てると思っていない。
しかし、それを坂田銀時という男が可能にしたのだった。

「っ!!」

鉄矢は目の前に起きた光景が信じられず、カッと目を見開く。
甲板に叩きつけられたのは、銀時ではなく似蔵だったからだ。

「馬鹿な!!紅桜と互角…いや、それ以上の力でやりあっているというのか!?」

(そんなはずは!!)

確かに似蔵は、紅桜の浸食によって体がぼろぼろではあるが、紅桜は戦闘データを収集し続けたことによって、その能力を飛躍的に向上させているのだ。
しかし、銀時は極限状態の命のやり取りによって、かつての戦闘経験が蘇ってきていたのである。

(あれが!!あれが!!…白夜叉…っ!!)

紅桜

銀時は確実に似蔵に攻撃を与えていく。
似蔵はもう体力の限界を超えていたが、ここでついに紅桜はその体を完全に侵食し、新八や神楽が戦っているフロアへ銀時を連れたまま落ちてきたのだ。

これこそ、紅桜の最終形態である。
鉄矢はその姿こそ、究極の剣であると喜んでいるが、似蔵の姿はどう見ても化け物だ。

「うあぁぁぁぁぁっ!!」

鉄子は自分が打った刀を持って、似蔵に向かって飛び落ちる。

「死なせない…こいつは死なせない…これ以上その剣で人は死なせない!!」

「そのモジャモジャを離せぇぇぇぇ!!」

新八と神楽もそれに続き、銀時を助けようと懸命に力を奮うが、紅桜の力を圧倒的なものですぐに弾き飛ばされ、鉄子に向かって刀が振り下ろされた。

「鉄子!!」

寸でのところで、鉄子の前に鉄矢が飛び出す。

「兄者…?兄者…兄者…?」

鉄矢が飛びだしたことで、銀時を拘束していた腕が緩み、彼は鉄子が落とした刀で紅桜に斬りかかる。

最強の刀を作るため、何もかも捨てて生きてきた鉄矢だったが、最後の最後で家族を捨てることができなかった。

「こんな生半可な覚悟で…究極の刀など…打てるわけもなかった…。」

「余計なもんなんかじゃねぇよ。」

鉄矢の言葉に、銀時が返す。

「余計なもんなんてあるかよ。全てを捧げて剣を作るためだけに生きる、それが職人だ?大層なことぬかしてんじゃないよ。」

銀時からしてみれば、鉄矢はただ面倒くさがっただけなのだ。

「いろんなもん背負って…頭抱えて生きる覚悟のねぇやつが…職人だなんだ、かっこつけてんじゃねぇ!!」

「見とけ。てめぇの言う余計なもんが、どれだけの力を持つか。」

銀時は彼がなまくらだと言った、鉄子の刀を抜いて紅桜をジッと見つめる。

「しかとその目ん玉に焼き付けな!!」

鉄子は止めるが、銀時は紅桜にまっすぐ振りかぶる。
その結果、刀は折れてしまったが、紅桜も道づれにすることができたのだ。

そして、紅桜は桜の花びらに姿を変える。

「鉄子…いい…鍛冶屋に…な…。」

紅桜の最後を見届けたあと、鉄矢はそう言い残してあの世に旅立った。

桂と高杉

高杉と対峙していた桂は、「昔からお前が嫌いだ。だが仲間だと思っている。」と告げる。
しかし、高杉は、「始まりが同じだっただけだ。」と返すだけだった。

「今のお前は、抜いた刃を鞘に納める気を失い、ただ悪戯に破壊を楽しむ獣にしか見えん。この国が気に入らんなら壊せばいい。だが江戸に住まう人々ごと破壊しかねん貴様のやり方は、黙ってみてられぬ。」

「俺の見ているもんは…あの頃と何も変わっちゃいねぇ。」

「高杉!貴様は!?」

桂は高杉に詰め寄ろうとするが、背後に忍び寄っていた天人に妨害される。
彼は目的を果たすため、かつて殺し合った天人と手を組んでいたのだ。

銀時と高杉

「天人と手を組むとはな…性根まで腐ったか?高杉。」

紅桜を片付けた銀時は、新八と神楽を真選組に預け、友だちの元へやってきたのだ。

「俺たちは…そいつら倒したくて戦ってたんじゃないのかよ。」

「銀時。俺はな、てめぇらが国のためだ仲間のためだ剣を取った時、そんなもんどうでもよかったのさ。」

高杉は、自分に戦う力を、生きる力を、生きる術を教えてくれた、たった一人の為に剣を取ったのだ。

「松陽先生だ。なのに、なのにこの世界は、俺たちからあの人を奪った。」

「だったら俺たちがこの世界にケンカを売るしかあるめぇ。俺たちからあの人を奪った世界を、ぶっ潰すしかあるめぇよ。」

「俺たちからあの人を奪ったこの世界を、どういうわけで、ノウノウと生きていける?」

「パフェが美味しいから。」

銀時の腑抜けた回答に、高杉は笑みを浮かべる。

「俺にな…この世界にぶっ潰したいものなんて、なんにもねぇ。俺には…守りてぇもんが、出来すぎた。」

その時、大きな爆発が起こる。
天人に捕えられていた桂は、隙をついて刀を振るう。

「高杉ぃぃぃぃっ!!」

そして、銀時と高杉は、刀を抜いて己の主張を剣に委ねる。

互いに引かない剣捌きを見せたが、最終的には肉弾戦で銀時が勝利を収める。
しかし、紅桜との戦いで満身創痍だった銀時も立つことができず、結果は痛み分けということになった。

結局、高杉は武市とまた子に連れられ天人の船へ。
起き上がることができない銀時は、桂に連れられ空へダイブすることに。

しかし、すぐにパラシュートを持ったエリザベスが追いかけてきたので、コードレスバンジーを地上まで続けるということはなかった。

「用意周到なこって…お前ら、ルパン一味か。」

「伊達に今まで、真選組の追跡をかわしてきたわけではない。しかし…まさか奴もまだこいつを持っていたとはな。」

桂の胸から出てきたのは、その命を繋いだ恩師の本である。

「始まりはみんな一緒だった。なのに…ずいぶんと遠くに離れてしまったもんだな…。」

高杉を乗せた宇宙船は空高く舞い上がり、鬼兵隊の軍艦は爆発によって粉々になる。

「銀時…お前も覚えているか?こいつを。」

「ああ…ラーメン溢して捨てた。」

感想

実写版銀魂、いかがでしたでしょうか?
冒頭から高いテンションで制作されたこの映画は、2017年邦画(アニメを除く)興行収入ランキングで1位を獲得した作品ということもあり、すごくすごく面白かったです。
公開直後は、あまりに過激な演出ゆえ、「上映中止になる前に見に言った方がいい!」という声がSNSにて飛び交いました。
もちろん、漫画原作の実写映画はこれまでも賛否両論であり、銀魂も「ガチ勢」と呼ばれるファンの中では否定的な意見も多かったのですが、それでもマンガの実写化を成功させた作品であるといえるでしょう。

しかし、これは銀魂という作風がもたらした結果でもあると私は思います。
映画公開前も、「失敗しても銀魂だから。」で終わるだろうという評価でしたが、それを含めて素晴らしい作品でした。
私は公開当日に劇場に足を運び、その後公開終了まで5回ほど映画館に出向き、のちに発売されたブルーレイも購入済みであります。

さて、今回あらすじを書くにあたり、すごく苦労したのはとにかくキャラクターのテンションが高いことと、ハイスピードで繰り広げられるテンポのいい言葉の応酬、ギリギリを攻める他作品ワード、そして原作キャラクターを俳優たちが頑張って再現した姿を、どうすればお伝えできるかという点です。

映画冒頭でいきなり流れる「ポイズン」風の歌や、明らかに「カウントダウンTV」風のキャラクター、俳優たちをネタにした言葉の応酬にも驚きました。

小栗旬と1000年に一度の美少女と評された橋本環奈の「鼻ほじりと変顔」、歌舞伎界を代表するスター中村勘九郎の「薄いモザイクの全裸」、そして明らかに手を出してはいけないジ◯リネタなど、映画公開後、話題となったシーンはできるだけ紹介しましたが、これもごくごく一部なのです。

ちなみに、中村勘九郎さんの全裸は、モザイクの下は前貼りをして隠すものらしいのですが、「近藤さんが前貼りなんかしてるわけねぇだろ!」と言って、本当に全裸で撮影に挑み、共演者を大変困惑させたという話もあります。

実写版銀魂の面白さは、文章だけですべてを伝えることはできません。
実際、もっとお伝えしたいシーンはたくさんあったのですが、今回泣く泣くカットしているところも多いのです。
俳優さんの迫真の演技、銀魂という世界観への敬愛、音楽、テンポなどを合わせて初めて100%堪能することができます。
そのため、きっと文章だけでは50%程度しか面白さが伝わらないでしょう(笑)
それほど面白い作品だったので、ぜひAmazonプライムビデオだけではなく、さまざまなVODで公開されている実写版銀魂を実際に見てほしいと思います!

銀魂を見るならdTVがオススメ!

配信中のシリーズ
・アニメ「銀魂」シリーズ
・劇場版 銀魂 新訳紅桜篇
・劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ
・銀魂 -ミツバ篇-(実写ドラマ)
・銀魂2 -世にも奇妙な銀魂ちゃん-(実写ドラマ)
・銀魂2 掟は破るためにこそある(実写版映画)

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