「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」のあらすじ・感想・ネタバレ~運命の恋を拾ったヒロインと謎に満ちた青年の純愛物語~ | VODの殿堂

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「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」のあらすじ・感想・ネタバレ~運命の恋を拾ったヒロインと謎に満ちた青年の純愛物語~

   
 

タイトル「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」
公開:2016年
監督:三木康一郎
出演:高畑充希、岩田剛典、阿部丈二、今井華、ダンカン、大和田伸也、宮崎美子 ほか
視聴したVOD:dTV(2018年6月10日時点では視聴可)

有川浩原作、泣ける純愛映画として大ヒットした作品です。

職場では怒られてばかり、恋人もいない、毎日が孤独だったヒロイン、さやか。
しかし、ある雪の夜にマンションの前で一人の青年、樹を拾ってしまう。
この不思議な出逢いが、二人の運命を大きく変えていくのだった!

主演は、高畑充希がヒロインのさやかをピュアな魅力全開で演じています。
謎の青年、樹は3代目J Soul Brothersの岩田剛典が爽やかな笑顔で好演。

不思議な出逢いから始まった二人の同居生活とロマンチックなラストに胸キュン必至!
あらすじと感想を書いてみましたのでご覧ください。

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【あらすじ】

『俺を拾ってくれませんか?』

河野さやか(高畑充希)は思っていた。
「神様は不公平だ。幸せな人とそうじゃない人がいる」
そして、当然私はそうじゃない人だ、と。

さやかは、不動産屋に勤めていたが、仕事はミスばかり。
恋人もおらず、何もかも上手くいかない毎日。
実家に帰りたいと思っても、もう待っている家族はいない、
築30年の2DKのマンションが、さやかの唯一の居場所だ。
コンビニ弁当を半分以上残し、一人チューハイを飲むさやかは孤独だった。

その夜、さやかは夢を見た。
雪の降る夜、買い物から戻るとマンションの前で一人の若い男(岩田剛典)が倒れていた。
驚いて声をかけると、男は身を起こしニッコリと微笑んで言った。
「お嬢さん、良かったら俺を拾ってくれませんか?噛みません、しつけの出来た良い子です」
さやかは思わず笑いだし、男を部屋に上げてカップラーメンを食べさせてあげた。
美味しそうに食べる姿は、本当に捨て犬のように愛らしい。
そんな男に、さやかの顔も自然とほころんだ。

翌朝、美味しそうな匂いに、幸せな気持ちで目が覚めたさやか。
すると、台所で夢の中の男が朝ごはんを作っていた。
夢じゃなかった・・・と驚くさやかに、男は人懐こい笑顔で「おはよう」と言う。
男が作った温かく美味しい味噌汁を飲んで、さやかは涙を一粒こぼした。
朝食後、出て行こうとする男にさやかは思わず言ってしまった。
「あなたが作ってくれるご飯、明日も明後日も食べたい、うちにいなよ!」
さやかは半ば強引に男性を引き留めてしまった。
こうして始まった不思議な同居生活が、さやかの人生と未来を変えていくのだった。

 

『期間限定の同居』

男の名前は「樹」、苗字は嫌いだから内緒だと言って教えてくれなかった。
樹は「半年お世話になってもいいですか?」と言い、さやかは承諾した。
ちょうど半年後の8月15日は、さやかの誕生日だった。
樹は、家事が得意で、植物に詳しい、さやかが彼について知っているのはそれだけだった。

家事、食事は全部樹が担当し、さやかに毎日弁当まで持たせてくれる。
樹は、夜はコンビニでバイトを始めたので、さやかとはすれ違いの生活だったが、誰かと暮らす温かさがさやかは嬉しかった。
ある日、樹はバイト代でお揃いの自転車を買ってくれた。
そして、さやかを近所の河原へ連れ出し、たくさんの野草を教えてくれたのだ。
フキ、つくし、フキノトウ、それらを持ち帰って料理をし、さやかにご馳走してくれた。
美味しそうに食べるさやかを、樹は満足そうに安心した顔で眺めていた。

そんな二人の「野草狩り」は恒例となり、週末には出かけるようになった。
さやかにとって、樹と過ごす時間が活力となっていく。
会社ではいつも上司に一方的に叱られていたさやかだったが、ちゃんと自分の意見が言えるようになった。
樹はさやかにとって、とても大事な存在になっていく。
いなくならないでね、次の春、樹はいる?
自転車をこぐ樹の背中に、さやかはそっと胸の内で聞いてみる。
しかし、さやかは樹の苗字もまだ知らない、友人でも恋人でもない関係なのだ。

 

『本当の気持ち』

ある日、野草狩りに行った時に足を滑らせて川にはまってしまったさやか。
樹はハンカチを貸してくれたが、そのハンカチはブランド物だった。
「バイト仲間から貰った」と言われ、さやかはヤキモキしてしまう。
そして、ある夜さやかは樹のバイト先のコンビニをこっそり覗きにいく。
そこには、女性店員と笑い合う樹の姿があった。
その店員から「日下部くん」と呼ばれているのを見て、さやかは初めて樹の苗字を知る。
樹に見つかり、思わず逃げ出してしまったさやかだが、すぐに樹が自転車で追ってきた。
「私は知らないのにあの人は苗字を知ってた!」と思わず感情をぶつけてしまったさやか。
自分はやっぱり、ただの同居人で樹のこと何も知らない・・・と、さやかは思い知るのだった。

自分の樹に対する気持ちは恋なのだろうか?
さやかは悶々としてしまい、いつもは断る会社の飲み会に参加する。
帰り道、以前からさやかに対して何かと声をかけてくる先輩社員の竹沢が「送る」と言ってきた。
さやかは断ったが、友人がさやかの家の近くに住んでるからと言われ、仕方なく一緒に電車に乗った。
しかし、駅で樹がさやかを待っており、竹沢はそそくさと帰ってしまった。

家に帰っても樹は不機嫌な態度で、さやかは思わず「樹だって女の子からハンカチもらってるくせに!」と言ってしまう。
「関係ないだろ!」と言う樹に思わず「だって、私は樹が好きなんだもん!」と言ってしまった。
さやかはすぐに、酔っ払って言ったことだと誤魔化すが、樹は真剣な顔で言った。
「引き金引いておいて、忘れろなんて都合いい事言うなよ」
そして、自分はずっとさやかに対してそういう気持ちにならないようにしていた、と言う。
樹も、さやかのことが好きだったのだ。
やっと自分達の気持ちに素直になれた二人は、キスをした。
二人は結ばれ、翌朝同じベッドで朝日を浴びながら、お互いの気持ちを言葉にし抱きしめ合う。
もう、半年経っても樹はどこにもいかない、さやかは幸せに包まれていた。

 

『突然の別れ』

さやかと樹は幸せな日々を送っていた。
そして、最初に約束した同居の最終日、8月15日がやってきた。
私と樹はもう恋人同士なんだもん、だから今日が最後じゃない、さやかはそう思うのだが、不安でたまらなくなってしまう。
仕事が終わり、急いで家に帰ると樹の姿はなく、部屋も暗いままだ。
そんな・・・、と立ちすくすさやかに「ハッピーバースデー!」と樹がクラッカーを鳴らして現れた。
誕生日のサプライズだったと知り、さやかは安堵する。
しかも、樹は手作りのバースデーケーキまで用意していてくれた。
大好きな人に祝ってもらう幸せな誕生日、さやかは幸せだった。
しかし、次の日、樹は「ありがとう」という置手紙を残していなくなってしまった。

目の前が真っ暗になったさやかは、樹のバイト先のコンビニに向かった。
しかし、樹は一昨日でバイトを辞めていた。
そこで、以前樹がハンカチを貰ったという女性を思い出したが、その女性ユリエも一か月前に店を辞めていたのだ。
さやかは樹に関して、もう知っている情報は無く、途方に暮れた。

樹がいなくなり、さやかの生活は以前に戻った。
一人で寝て起きて、一人でご飯を食べる、半年前の自分に戻っただけ。
それだけのことだ。
だが、樹に出会い温かい幸せな日々を知ってしまった今は、その孤独が辛くてたまらなくない。

 

『一人になったさやか』

さやかは駅で偶然にユリエを見かけた。
彼女なら樹のことを知っているかもしれない、そう思いユリエの後を付けた。
しかし、ユリエは「誰かに付けられてる」と交番に駆け込み、さやかはストーカー扱いされてしまう。

警察はさやかの家族に連絡を取り、母が迎えに来た。
さやかの母は再婚しており、さやかはずっと母の新しい家族に遠慮してずっと交流を断っていたのだ。
久しぶりに会う母は、さやかの暮らしぶりを心配し、正月には帰ってくるように言う。
母の見せる自分への愛情に、さやかは生活を立て直そうと決意した。
そんな矢先、職場で竹沢から「つきあってほしい」と告白される。
しかし、さやかは樹への想いが消えておらず、申し出を断った。

二人で行っていた野草狩り、さやかは一人で行くようになった。
そして、樹が残してくれた野草のレシピで自炊し、前向きに暮らして行くようになった。
樹、今どこにいるの?私はここにいるよ。またいつか会えるよね?

 

『樹の正体と恋の行方は?』

樹がいなくなって、ちょうど一年が過ぎた。
さやかの元に一冊の「植物図鑑」送られてきた。
差出人は日下部樹、その図鑑の撮影も樹本人だった。
さやかは、ネットで日下部樹を検索し、ちょうど今日ホテルで図鑑の出版記念パーティーが開かれることを知った。
急いで身支度をし、パーティーに向かうさやか。
そこには華やかな場で立派なスーツ姿の樹が、周囲から祝福を受けていた。
樹は、有名な華道家、登来柳明の息子だったのだ。
檀上で堂々とスピーチをする樹を見て、さやかは「樹は別世界の人だった」と諦めて会場を後にした。

しかし、さやかが家に戻ると、最初に出会った場所に樹がいた。
スーツ姿のままの樹は「自転車ってまだある?」と、さやかを連れていつも野草狩りをしていた河原へ行った。
さやかは、一緒にいられなくても樹の成功が嬉しい、と言った。
さやかがパーティーに来ていたことを知った樹は、「スピーチを最後まで聞いた?」と聞く。
途中で帰ったと言うさやかに、樹はスピーチの最後に込めた想いを聞かせた。
「自分を変えるきっかけを作ってくれたある方へ感謝を言いたい」と、樹はさやかへの想いを話していたのだ。

華道よりも地に根を張る野草が好きで、父の跡を継ぐことに抵抗があり、逃げていた自分。
父から半年という猶予を貰い、家を出て転々としていた時に、さやかに拾われた。
さやかの純粋さ、ひたむきさ、明るさに触れ、一緒にいると心がどんどん素直になっていった樹。
さやかと一緒にいたいと思えば思うほど、こんな中途半端な自分ではいけないと思うようになった樹は、自分の生き方にケリをつけるために姿を消したのだった。
「さやかの隣にいる、雑草好きの男でいさせてよ」
涙をこぼすさやかに樹はそっと口づけ、「二人で一緒に生きていきたい」と言い、強く抱きしめた。

後日、野草の写真を撮影する樹の左手の薬指に光る指輪。
そして、会社で弁当箱を開くさやかの指にも、お揃いの指輪があった。
旦那の手作りのお弁当を同僚からひやかされる笑顔のさやか。
家に帰れば、樹の作ったワラビの味噌汁が出来上っており、さやかがフキごはんを作る。
二人で料理を作り、ごはんを食べ、笑い合い、これからも一緒に生きていく。
さやかと樹のささやかな幸せはずっと続いていく。

 

感想

高畑充希って、こんなに可愛かったんだ!とビックリしてしまいました。
可愛い女子ウォッチャーの私ですが、今まで完全にノーマークだったので、これからは注目しよう!

樹の正体について、「もしかして昔さやかが飼っていた犬?」とか「もしかして、元植物?」とかSF的展開かと思っていたのです。
樹は人にあらず、と完全に思い込んでしまってたので、正体がわかって「人間だったんかーい!」と勝手にツッコんでしまいました。
でも、ツッコまれるのは勘違いしていた自分の方ですね(笑)

心が温かくなるようなシンデレラストーリー、樹とさやかの生活は野草で作った料理と同じく、素朴でほっこりとしていて、とても可愛らしいです。

でも、ツッコみたくなるところは満載です。
いくら爽やかなイケメンでも「拾ってください」って言われて知らない男を家にあげちゃダメでしょ!
※よいこのみんなはマネしないように、ってテロップいれないと(笑)
あと、ケリやらケジメやら付けたかったと言うのは良いとして、少しは事情説明してから出て行かないと!
突然消えてしまった謎の男が、実は由緒ある家柄で、身を引いてみたけれど、王子様はやっぱり迎えにきてくれた!というお約束の王道のラブストーリー。
だけど、高畑充希と岩田剛典のフレッシュさと、美味しそうな手作り料理でめちゃ癒される作品になっています。
料理が得意で、野草を拾ってきて食費を浮かせてくれるイケメン、どこかに落ちてないか、探してみようと思います。

実はフキが苦手なんだけど、フキごはんがあんまり美味しそうだったので、作ってみようかなと思ってしまいました。
日常に疲れた時、この映画を家で鑑賞し、その日のごはんは身体に良いレシピを作って食べる、そんな心と身体を癒す休日の過ごし方はいかがでしょうか?

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