「ストロボ・エッジ」のあらすじ・感想・ネタバレ~好きな人には彼女がいる、むくわれない片思いの行方は?~ | VODの殿堂

映画

「ストロボ・エッジ」のあらすじ・感想・ネタバレ~好きな人には彼女がいる、むくわれない片思いの行方は?~

   
 

タイトル:「ストロボ・エッジ」
公開:2015年
監督:廣木隆一
出演:福士蒼汰 有村架純 山田裕貴 佐藤ありさ  他
視聴したVOD:dTV(2018年11月10日時点では視聴可)

咲坂伊緒原作のラブストーリーコミックの実写映画化です。

好きな人に、好きな人がいても好き!のキャッチコピーの通り、切ない片思いが交差する物語。
主演の有村架純と福士蒼汰の爽やかな演技が話題になったヒット作です。

学校一の人気者の蓮に恋をした仁菜子。
しかし、蓮には年上の綺麗な彼女がいた。
フラれてもなお、友達でいてと言ってしまった時から、仁菜子の切ない片思いが始まった。

沢山の「好き」が詰まった胸がキュンとする物語はどんな展開を見せるのか?
あらすじと感想を書いてみましたのでご覧ください!

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【あらすじ】

『恋した時はすでに失恋』

木下仁菜子(有村架純)、高校一年生。
恋愛経験はないが、中学からの同級生の大樹(入江甚儀)とは周囲からは両想いと思われている。
大樹とは確かに気が合うし仲良しだが、果たしてこれが「恋」なのか?仁菜子はピンとこないのだった。

ある日、仁菜子は電車の中で、落とした携帯のストラップを男子高生に踏まれて壊されてしまう。
しかし、その男子は学校で一番人気の一ノ瀬蓮(福士蒼汰)だった。
蓮は「すいません、弁償します」と仁菜子に名前と学年、クラスを聞き電車を降りて行った。
後日、蓮は仁菜子にストラップを渡しにやってきた。
「俺なりに選んでみた」と言う蓮、自分のために選んでくれたことが仁菜子には嬉しかった。
それ以来、仁菜子と蓮は校内で会えば挨拶をするようになり、仁菜子は徐々に蓮を意識し始める。

菜子の蓮への気持ちに気づき始めた大樹、ダメ元で告白するがやはり仁菜子は断ってしまう。
大樹は「一ノ瀬のこと、好きなの?あいつ彼女いるよ」と仁菜子に教える。
さらに、蓮の彼女は実は大樹の姉だったのだ。
仁菜子が大樹をふり、蓮に惹かれていること知った友人達は「やめちゃいな、そんなむくわれない恋」と忠告する。
しかし、仁菜子は蓮への想いを募らせていく。
そして、ある日の帰りに電車内で一緒になった蓮が降りるのを追いかけ告白してしまう。
やはり、蓮からは「付き合ってる人がいる」と断られる。
仁菜子は、伝えられてスッキリした、これからも友達でいてとお願いするのだった。

 

『複雑な想い』

そして仁菜子達は高校二年になった。
蓮と同じクラスになれたが、フラれたばかりなので複雑だ。
勇気を出して教室に入ると、いきなり一人の男子に「春休み直前に蓮にフラれてた子だ!」と大声で言われてしまう。
その男子、安堂(山田裕貴)は蓮の親友で駅のホームでの告白を目撃していたのだ。
しかし、仁菜子の告白は安堂だけでなく沢山の生徒が目撃しており学校中に知られていた。
新学期早々、仁菜子は撃沈するが蓮は「一年間よろしくね」と仁菜子に対してさりげなく接してくれた。

放課後、蓮にフラれたという女生徒達が仁菜子に近寄ってきた。
フラれた腹いせに蓮の悪口をいい始めるが、仁菜子は同調しない。
蓮のことは悪く言うなと言う仁菜子に一同はしらけて行ってしまい、仁菜子は一人悔し泣きをするのだった。
そんな仁菜子を見ていた安堂は「あの子、お前を庇って泣いてるんだぞ」と蓮に言う。
安堂はクールな蓮と正反対のチャラい印象の男だったが、蓮に対して一途な仁菜子に興味を持ち始めた。

クラスでは文化祭の係を決めており、みんなが嫌がる買い出し係は出席番号順で蓮と仁菜子に決まってしまう。
すると、すかさず安堂も立候補した。
三人で買い出し中に、蓮の彼女の麻由香(佐藤ありさ)に偶然会ってしまう。
麻由香は雑誌の人気モデルをしており、スタイルも良く美人だ。
仁菜子が蓮にフラれたと知らない麻由香は仁菜子に親しげに話しかけてくるし、蓮との親密な様子も隠さない。

仁菜子にとっては、残酷な時間だった。
そんな仁菜子を救ってくれたのは安堂だった。
「あとの買い出しよろしく!」と仁菜子の手を取って一緒に逃げてくれたのだ。
仁菜子は安堂に「(二人を)見てるの辛かった。連れ出してくれてありがとう」と感謝する。

 

『抑えられない気持ち』

仁菜子は大樹から父親が再婚すると聞かされた。
大樹が中学生の時に両親は離婚していたのだった。
姉の麻由香は、両親の離婚にかなり心を痛めていたので、父親の再婚にショックを受けているらしい。
そんな麻由香のために蓮はバイトが終わった後も毎晩励ましに来ていると聞かされ、心配になる仁菜子。

案の定、蓮は無理がたたり駅で倒れてしまった。
目を覚ますと、目の前に仁菜子がいた。
偶然通りかかったので側に着いていたという仁菜子に、蓮は不意に弱音を吐く。
麻由香を支えたいのに何やってるんだよ、と自分を責める蓮。
しかし、「いいんだよ、たまには頑張らなくても」と言う仁菜子の言葉に蓮の気持ちはほぐれていく。

帰りの電車で、蓮の肩にもたれ居眠りしてしまう仁菜子。
蓮は仁菜子を起こさぬよう自分の降りる駅を乗り過ごしてしまう。
蓮も仁菜子の寝顔を見ているうちにまどろんでしまうのだった。
仁菜子といると不思議と気持ちが安らいでいく。

別れ際、駅の階段につまずき転びそうになった仁菜子を蓮が受け止めた。
そして、不意に仁菜子を抱きしめてしまう。
お互いに驚いたまま気まずく別れた。
友達でいいと抑えてきた仁菜子の想いは爆発しそうになる。
蓮も仁菜子に芽生えた気持ちに動揺するのだった。

 

『花火大会の夜』

安堂は仁菜子に、自分も中学の時に辛い恋をした経験を話す。
本当に好きだった彼女が、自分ではなく親友目当てで近づいてきたこと、結局好きな子と親友に裏切られたのだ、と。
だからこそ今の恋は頑張る、と言う安堂に仁菜子はエールを送った。
しかし、安堂の恋の相手は仁菜子だ。
安堂は仁菜子を本気で好きになったと蓮に告げるのだった。

月末の花火大会、仁菜子は安堂と一緒に行くことになった。
二人で楽しく歩いていると、一人の女の子が安堂に話しかけてきた。
屈託なく話す彼女に「よく俺に話しかけられたよね」と怒って走り出す安堂。
その彼女は、例の裏切った彼女、真央だったのだ。
安堂はみっともないところを見せた、と仁菜子に謝る。
優しく励ます仁菜子を、安堂は抱きしめ告白するのだった。
「蓮を想う気持ちなんか俺が全部消してあげる」という安堂に仁菜子は答えることができない。

返事は急がないから、と言う安堂と別れ、仁菜子は蓮のバイトするレストランの前に来てしまった。
店内では、蓮と麻由香が笑い合っている姿があり、仁菜子は涙を流し見つめる。
それに気づいた蓮、そんな蓮に気づき麻由香も窓越しの仁菜子を確認する。
麻由香は二人の間に芽生えている感情に気付くのだった。

 

『告白されたのに…』

麻由香は蓮を呼び出し「もう父親の再婚のことは平気だ」と話す。
そして、モデルの仕事を優先したいからと別れを切り出すのだった。
納得しない蓮の胸に手を当てて「ここに違う誰かがいるでしょ?」と言う麻由香。
自分が守ってきたのは麻由香ではなく、麻由香を支えると誓った自分自身。
その思いが仁菜子に惹かれていく気持ちを消そうとしていたのだと気づくのだった。
蓮は麻由香と別れたことを仁菜子に話す。
二人の距離はどんどん近くなり、仁菜子は蓮への想いが膨らんでいく。

しかし、安堂の元カノの真央が転校してきたことで二人の恋にブレーキがかかった。
真央は仁菜子に、自分が安堂を利用して近づこうとしたのは蓮だと伝える。
自分のせいで蓮と安堂の関係を壊してしまったことを後悔している、と。
仁菜子が蓮と結ばれたら二人の関係は今度こそ終わるだろう、だから蓮には近づかないでほしいと頼むのだった。

自分が蓮への想いを貫けば安堂は中学時代と同じ思いをしてしまう。
その思いから、仁菜子は蓮を避けるようになった。
急に冷たくなった仁菜子に蓮は焦りだす。
そして、文化祭当日に仁菜子に「俺じゃだめかな?」と想いを告げるが仁菜子は逃げだしてしまった。
仁菜子を追って教室まで来た蓮は、なぜ自分を避けるのか問いつめる。
そして「俺と付き合ってほしい」と告白するが、仁菜子は何も言わず帰ろうとする。
「答えてくれるまで帰さない!」と言われ、仁菜子は「もう嫌だ…私にだっていろいろあるの!」と叫ぶ。
蓮は拒絶されたと思い「焦ってこんなことして困らせるだけなのに…ごめん」と言い残して帰っていった。

 

『恋の結末は?』

安堂は蓮が仁菜子にフラれたと聞いて「なんで!?」と驚く。
「俺じゃだめだってことだろ?」と言う蓮に「じゃ、俺が告白する番だな!」と仁菜子の元へ向かう。

教室で一人蓮の席に座っている仁菜子。
安堂は「二度も蓮に負ける俺に同情しちゃった?俺にいい顔してどうするの?」と仁菜子に言う。
誰かのために自分が我慢するところ、蓮と仁菜子はそっくり。
だけど、それって自己満足だよ、と安堂は強引に仁菜子にキスをした。
怒って引っ叩こうとした仁菜子は気づく。
安堂は、わざと自分に嫌われるようなことをして蓮の元へ向かわせようとしているのだと。
安堂の優しさに仁菜子は正直な気持ちで応えた。
「もう安藤君にいい顔はしない、私は蓮君が好きだから!」
走ればまだ蓮に追いつく、という安堂の言葉で仁菜子は走り出した。

残された安堂は泣いていた。
しかし、そこへ真央がやってきた。
真央は、自分は本当は安堂のことが好きだったと後になって気づいたのだった。
「今度は私の番だから」という真央に「今の俺は簡単じゃないよ」と言う安堂。
「いいの、その方が私の本気が伝わるから」と真央は笑った。

仁菜子が蓮を追って駅へたどり着くと、電車は出た後だった。
しかし、仁菜子への想いが断ち切れない蓮はまだホームに残っていたのだ。
仁菜子は「聞いてほしいことがあるの」と泣きながら自分の本当の気持ちを伝える。
蓮に告白されて本当は嬉しかったこと、でも受け入れたら傷つく人がいると逃げていたこと、ずっと頑張り方を間違えていた、と。
「いろいろなんてない、一つしかないの。私、蓮君が好きです!」
蓮も「俺も木下さんが好きだよ、大好きだよ」と伝える。
やっと想いが通じ合った二人は強く抱きしめあった。

 

感想

こういう映画は若い頃に観たらキュンとするもの、と思うかもしれません。
しかし、自分のように高校時代は非モテで非リア充だったら?
観たらどんどん卑屈になってしまったかも(笑)

だけど、ウン十年と時が過ぎた今観ると、しっかり「キュンキュン」してしまいました。
自分にはなかったはずなのに、懐かしい感じさえするのは何故でしょう?
それは、こんな素敵な片思いではなかったけれど自分にも片思いの経験があるからですね。
苦しくて切ないけど「わ~!!」って叫びだしたくなるような気持ちはやっぱり誰にもあるものです。

仁菜子役の有村架純さんは、不思議な魅力のある女優さんです。
稀に見る美少女ではないし、身近にいそうだけど、いない。
自然で存在感がないようでいて、物語が進むにつれてどんどん魅力的に見えてきます。
彼女の演技は他の作品でも同じような感想があるので、持って生まれたものなのでしょう。
とても魅力的な仁菜子を演じていました!

福士蒼汰くんのイケメンぶりも堪能しつつ、安堂っていい奴だな~と感情移入。
あと、真央は最初は「史上最悪の女じゃ!」と思うほど腹が立ったのですが、ちゃんと安堂が好きだってオチがあって良かったです。
久しぶりにキュンキュンしたので観終わって少し若返った気がしますね(笑)

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