「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」のあらすじ・感想・ネタバレ~彼女の涙の理由がわかった時に誰もが切なくなるラブストーリー!~ | VODの殿堂

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「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」のあらすじ・感想・ネタバレ~彼女の涙の理由がわかった時に誰もが切なくなるラブストーリー!~

   
 

タイトル:「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」
公開:2016年
監督:三木孝弘
出演:福士蒼汰、小松菜奈、東出昌大、宮崎美子、他
閲覧したVOD:dTV(2018年2月23日時点では閲覧可)

七月隆文の小説を、青春映画の名手、三木孝弘監督が映画化した作品です。

恋愛に晩生なマジメな美大生の高寿が一目ぼれした女性は、まさに理想の彼女でした。
しかし、彼女の秘密がわかった時に二人の過ごした幸せな時間は全く違う意味を持つようになります。

主演の二人には、福士蒼汰と小松菜奈、邦画界の若手ホープが熱演しています。
柔らかな春の日差しのような映像が美しく、物語の切なさにより情緒を持たせています。

涙もろい彼女の涙の理由に必ず泣ける映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」
あらすじと感想をまとめましたのでご覧ください!

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』配信先一覧
動画配信サービス 配信状況 見放題 配信先
U-NEXT 視聴ページ
hulu 視聴ページ
dTV 視聴ページ
Amazonプライム・ビデオ 視聴ページ
※配信状況は2020年4月1日(水)時点のものです。
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【あらすじ】

『一目惚れをした』

美大に通う南山高寿(福士蒼汰)は通学の電車の中で一人の瞳の綺麗な女性に一目惚れをしてしまった。
唐突に「この人だ」と直感したのだった。
これは厄介だ…だって二度と会えないかもしれない相手なのに…
高寿は逡巡するも、よし!彼女が同じ駅で降りたら声をかけようと決意する。

高寿の降りる駅で彼女も降りた。
高寿は晩生で今までナンパなどしたことないが、勇気を振り絞って「メアド教えてくれませんか?」と声をかけた。
すると、彼女は困ったように携帯を持っていないと言う。
これは断りの常套句だと思い落ち込む高寿に、彼女は「違うんです、本当に持ってなくて…」と慌てて言うのだった。

彼女の名前は福寿愛美(小松 菜奈)、美容師の専門学校に通っている。
一目惚れをしたという高寿に嫌な顔もせず、嬉しそうな様子の愛美に高寿は嬉しくなる。
しかし、電車を乗り過ごしたからと次の電車に乗ろうとする愛美に「また会えるかな?」と聞くと、なぜか愛美は涙を流す。
驚く高寿に、少し悲しいことがあって…と言い、「また、明日会えるよ」と去っていくのだった。

翌日、同じ電車でまた会えると思っていた高寿だったが愛美は乗っておらずがっかりする。
しかし、高寿が動物園で課題のスケッチをしていると、なぜか愛美が現れた。
驚く高寿だが「また、明日って言ったじゃないですか」と笑う愛美。
高寿の描くキリンのスケッチを褒め「これ、教室に貼り出されるやつだね」と呟いたが高寿は特に気に留めなかった。

高寿は愛美をお気に入りの場所の宝ヶ池に連れて行く。
5歳の時、ここで溺れかけて女の人に助けられた、ぎゅっと抱きしめられたことを今で覚えているという高寿に、愛美も「私も5歳の時に死にかけたんだよ」と言うのだった。

高寿と愛美は連絡先の交換をしたが約束もせずに別れたと聞いて、親友の上山(東出昌大)はあり得ないだろ!とツッコむ。
上山はマジメな高寿と逆で軽いノリで恋愛上手、高寿はアドバイスを受ける。
すぐにデートに誘え!という上山に従って高寿は愛美に電話をする。
何を言っていいのかわらない高寿にカンペを出す上山、なんとか無事に映画を観る約束をし二人は歓声をあげて喜びあった。

愛美との初めてのデートは驚くほど楽しかった。
上山の教えに従って、デート前に街を散策しおすすめスポットや美味しい店をチェックしたのだが、高寿が気に入ったものや美味しいと思ったもの、全てが愛美を喜ばせた。

デートの最後に高寿は愛美に「付き合ってください」と告白をする。
愛美は「私、癒し系じゃないよ、自分は自分って感じだし、我儘だし、食べ物によってかなり機嫌が左右される」と言うが高寿はそんな愛美も全て愛しく思える。
そして、愛美はまた涙をこぼして言う。

「あと一つ、私、だいぶん涙もろい」

『理想の彼女』

高寿は引っ越しをすることになり、愛美と上山が手伝うことになった。
上山は「いい子じゃないか、大事にしろよ」と愛美を気に入ったようだ。
上山が帰った後、二人で荷解きをしていると愛美が小さな箱を見つけた。
箱には小さな鍵がかかっていて開けることができない。
高寿は、前に話した5歳の時に助けてくれた女性と、5年後にバッタリ出会い、その時に「次に会うまで預かっててほしい」と渡されたのだと言う。
「なんだか謎めいてるね」と愛美は少し遠い表情をするのだった。

荷物も片付き、12時が門限だという愛美を送る帰り道、二人は初めて手をつないだ。
また愛美は涙をこぼし「ほんとすぐ泣くなぁ」と高寿に言われてしまうのだった。

愛美は初めて高寿の部屋で手料理をふるまった。
手作りのビーフシチューに感激し「うちの味に似てる」と言うと「隠し味にチョコを入れたからね」と言う愛美。
チョコが隠し味なんて話したことないのになぜ愛美が知っているのか不思議がる高寿。
そして、以前にも愛美が「教室に貼り出される絵だ」と言ったキリンの絵が後日本当に貼り出されたのを思い出した。
「愛美ちゃんてもしかして予知能力ある?」と聞く高寿。
愛美に「あなたの未来がわかるって言ったらどうする」とマジメな顔で聞くも、すぐに冗談と笑って終わらせた。

二人の交際は順調で、毎日のように会っていた。
そして、二人は遂に高寿の部屋で結ばれる。
高寿にとってはまさに幸せの絶頂であったが、抱き合ったあと窓の外の月を見上げる愛美はまた涙をこぼしてしまう。

門限の時間が迫ったので愛美を駅まで送り届け、帰宅すると部屋に愛美がメモ帳を忘れていた。
中を見てみると日記のように綴られているが、1ページ目にこう綴られていた。

「3月16日、私の最初の日(高寿にとっては最後の日)」

今日は3月1日なので、15日先の日付から始まっているのもおかしいし、メモはどんどん日付をさかのぼるように書かれている。
混乱していると愛美から着信があった。

愛美は「メモ帳はもう見たよね?明日の朝、あなたの教室で待ってる。あの箱を持ってきて」と言い、訳の分からない高寿は「ちょっと、待って!」と言うが、時計が12時を指すともう愛美の返事は無かった。

『彼女の秘密』

翌日、教室で待ち合わせた愛美から高寿は奇妙な説明をされる。
愛美は、この高寿がいる世界の隣の世界から来た、と言うのだ。
そして、私の世界はこの世界とは時間が逆方向に進んでいる、と。

高寿にとっての明日は、愛美にとっては昨日。
つまり、今目の前にいる愛美は昨日共有した時間を知らない愛美であり、高寿がまだ知らない明日を知っている愛美なのだ。
信じられない高寿、しかし愛美に「箱、持ってきた?」と言われ渡すと愛美が持っていた鍵で箱を開けた。
箱の中には愛美と高寿、そして高寿の両親が一緒に写っている写真が入っていた。
愛美と両親は会ったことがないのに何故…?と混乱するが、しかし愛美はすでに高寿の実家へ行き両親に会っているのだ。

高寿が5歳の時に出会って命を助けてくれた女性は、35歳の愛美だった。
そして、10歳の時に30歳の愛美に再会し箱を渡された。
愛美が5歳の時に、初めてこっちの世界に来た時にお祭りの爆発事故に巻き込まれそうになったのを助けてくれた男性、それは35歳の高寿だった。
二人は5年に一度、月が満ちて欠ける30日の間だけ会えるという運命だったのだ。
愛美は15歳の時に25歳の高寿に会い、二人が同い年の二十歳になった30日間を恋人同士として過ごすことを教えてもらい、高寿から聞いた二人の過ごした日々をメモに書き留めていたのだった。

全てがわかってからも、愛美は以前と変わらなかった。
二人は毎日会っていたが、愛美はメモに書かれた通りの行動をしているというのがわかってしまった今、高寿は以前のように心から楽しむことができない。
愛美はいつもと変わらない笑顔で高寿に接してくるが、高寿に笑顔はなかった。

デート中、メモに書かれた通りに昼食を取りに行こうとする愛美に「全て同じようにしなければいけないのか?」と切り出す。
二人の繋がりが切れてしまわないためなのはわかるが、メモを忠実に行動する愛美のことがわからなくなってきた高寿。

昨日一緒にすごした僕を君は知らない、思い出を共有することもできない、こんなのはもう嫌だ、と立ち去ろうとする高寿を愛美は引き留める。
しかし「こうなることも予定通り?」と言い捨てて高寿は一人帰っていった。

『彼女の涙の理由』

愛美と喧嘩別れし、一人コインランドリーで洗濯をしていると上山がやってきた。
浮かない顔を見て「喧嘩でもした?」と聞く上山に「すれ違いかな」と答える高寿。
すると上山は「地球と月もすれ違っているようで近くを回ってるんだ」と言う。
高寿が「地球と月は年に4センチ離れていっている」と言うと「じゃ、今近くにいないとな」と返され愛美のことを想う。

なんでこんな辛いことを愛美は平気で続けられるんだろう?
いや、平気じゃなかった。
愛美はいつもおかしなタイミングで泣いていた。
初めて会った時、初めて手をつないだ時、初めて名前で呼び合った時…
高寿の初めては愛美にとっては全て最後だったのだ。
愛美は辛くても、ずっと頑張っていた。

高寿は12時を過ぎたのを確認し愛美に電話をかけた。
明日の君に、僕はひどいことを言ってしまうけど、でも乗り越えたから。
こんなに辛いのも、乗り越えようと思うのも愛美のことが好きだからだ、と自分の気持ちを伝える。
明日、また会おう、昨日の君に…
始発でやってきた愛美を力いっぱい抱きしめる高寿。
愛美は「こんなの聞いてないよ…」と呟き嬉しい涙をこぼすのだった。

愛美と高寿は残された時間、予定通りのデートを楽しむようになった。
たとえ、思い出が共有できなくても二人でいるこの時間が幸せだ。
高寿は、明日からの愛美が困らないように知らないことも細かに教えていくようにした。
高寿の友人達とのバーベキューでも、愛美にとっては初対面だがもうすでに顔を合わせている上山を教えると、愛美もすぐに「上山くん、久しぶり!」と上手くやることができた。

楽しい時間を過ごした帰り道、二人は星空を見上げて語り合う。
5歳の愛美を助けた35歳の高寿に、愛美は直感で「この人だ」と思ったと言う。
今のあなたに会うために辛くても頑張れたという愛美に高寿は「愛してる」と伝えるのだった。

29日目、あと2日。
愛美を両親に会わせるために高寿は地元に帰った。
子どものころからあるたこ焼き屋でたこ焼きを頬張り、熱さで思わず足をじたばたさせる愛美を見て、高寿は思い出す。
10歳の時、30歳の愛美と一緒にここでたこ焼きを食べて、その時もやはり愛美は足をじたばたさせていた、と。
その思い出は、愛美にとってはまだまだ先の話だ。

高寿の両親は愛美を歓迎してくれ、夕飯にはビーフシチューをふるまってくれた。
愛美が「美味しい!」と言うと、隠し味にチョコを使ってるのと母親が嬉しそうに話す。
隠し味の情報はここで得たのか、と高寿は納得するのだった。
食後に4人で記念写真を撮り、この写真が後にあの箱に入れられることになるのだ。
帰りのバスの中で「いい両親だね」と言う愛美の言葉に、高寿は思わず「どうして愛美とは家族になれないんだろう」と泣き崩れてしまう。

そして、今日が終わっていく。

『最後の日』

30日目、ついに最後の日がやってきた。
この日は高寿の学校の教室で愛美をモデルに絵を描くことになっていた。
教室で待つ高寿の元へやってきた愛美は、恥ずかしそうにしている。
愛美にとっては、これが一日目なのだ。

愛美は高寿に、この30日間の二人のことを詳しく教えてほしいと言う。
15歳の時に聞いた話は大まかなので、まだ記憶が新しいうちに詳しく聞いておきたいのだと。
高寿は、この一か月の楽しかった日々を話し愛美も楽しそうに聞きメモを取る。
しかし、高寿は「これじゃ、愛美が全然楽しめないじゃないか!」と突然泣き始める。
最初から何が起こるか知らされて、その通りに行動しなきゃならないなんて…
だが、愛美は知っていてもそれでも二人で過ごすのだから楽しみだと言うのだった。

もうすぐ最後の日が終わる時間、二人は駅のホームのベンチに座っている。
「私、いい恋人だった?」と聞く愛美。
今がピークで、私はこれからどんどん高寿と恋人じゃなくなる日々に向かっていくんだねと言う愛美に、高寿は「僕たちはすれ違ってなんかない。はしとはしを結んだ輪になって一つに繋がっているんだ」と愛美の手を握り締める。
「僕たちは二人で一つの命なんだ」

時間は12時を指し、二人の前を電車が通過した後、もう愛美は消えていた。
二人が恋人として過ごした30日間が終わってしまった。

『運命の彼』

愛美にとって高寿は初恋の相手だった。

5歳の愛美が、お祭りの爆発事故から救ってくれた35歳の高寿に「また、会える?」と聞くと
笑って「また会えるよ」と去っていった彼。
それ以来、彼は運命の人になった。

15歳になった愛美は25歳になった高寿に会い、自分と高寿の運命を知る。
高寿から二人の30日間の話を聞き、最後に書いた愛美の似顔絵を見せられて、これが彼に愛された自分なんだ…と見つめる愛美。

愛美は二十歳になり、高寿と恋人同士として過ごす30日間が始まった。
聞いていた通りの楽しい日々、かけがえのない時間を過ごす。
そして、高寿との最初の出会いの日、つまり愛美にとっては30日目の最後の日がやってくる。

今日、彼は電車の中で私を見つける。
電車に乗る前にまだ高寿が入居する前のアパート、愛美にとっては二人で過ごしたアパートのドアにそっと手を触れ別れを告げる。
電車に乗り込み、顔を上げると高寿の視線が自分をとらえているのがわかった。
彼は見つけてくれた。
今、彼の元へたどり着いた。

感想

まず、最初に一言。
「小松奈々、めっちゃ可愛い~!!」です。
もう、惚れてしまうやろ~!です。
顔が可愛い、いや違う(いや、可愛いですが)、なんかもうよくわからないけど可愛い生き物でした(笑)

タイムワープの恋愛ものは結構ありますが、その中でもかなり優秀な内容だと思いました。
私の弱い頭では最初ちょっとわかんなくて、
「愛美の昨日が高寿の明日で、え?愛美はもう明日を経験してる?あ、でも昨日は知らない?わ~!!わからん!」ってなっちゃいました。

事実がわかると、愛美の涙がとても切ないですよね。
高寿の場合は、時間の経過通りに流れてるけど逆ですからね。
また、明日、って言って最後なんだけど、でも高寿が愛美に会う本当の最後、5歳の愛美に言うセリフもそうなんですよね。
本当に切なくて悲しい、でも壮大なラブストーリーだなぁと感じました。

30歳の高寿は10歳の愛美には会いに行ってないのか?
25歳の愛美は15歳の高寿とは会ってない?
とか、ちょっと謎な点もあるんだけどそこはまぁスルーした方がいいかな。

福士蒼汰くんの最初のダサメンが結構ツボでした。
イケメンがダサメンを演じるのってなぜこんなに萌えるのでしょうか?

十代や二十代のストライク世代じゃなくても、アラフォーの私でも純粋な気持ちで観られる、とても素敵な映画でしたね。
映像がとっても綺麗なのもよかったです!

 

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