「仮面ライダーフォーゼ」第45話　【天・秤・離・反】のあらすじ・ネタバレ・感想～12個のホロスコープススイッチ～

「仮面ライダーフォーゼ」第45話　【天・秤・離・反】のあらすじ・ネタバレ・感想～12個のホロスコープススイッチ～

2018.06.13

タイトル　「仮面ライダーフォーゼ」第45話【天・秤・離・反】
放送局　　テレビ朝日
キャスト　福士蒼汰、吉沢亮、高橋龍輝、ほのかりん、天野浩成　他
視聴したVOD　Hulu（2018年6月5日時点では視聴可）

ホロスコープススイッチの力により、ユウキは闇と光、二つの人格に分離してしまいます。
闇の人格である闇ユウキは、ホロスコープスのジェミニゾディアーツとなり、暴れ出しました。
一方で、光としての人格である本物のユウキは、闇ユウキの存在が濃くなるにつれて少しずつ存在が薄くなっていきます。
とうとう立場が逆転しそうになりますが、弦太朗が思い出したユウキとの約束のおかげで、ユウキは無事に自分自身を取り戻すことに成功したのです。
しかしその裏で、速水が何やら我望に対して不満を頂いているようですよ。

ホロスコープスゾディアーツは次々と覚醒し、残るは一体、ピスケスゾディアーツのみとなりました。
江本という強力な助っ人がいなくなった後も頑張るライダー部員たちを、最後まで応援していきましょう！

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※配信状況は2019年10月31日（木）時点のものです。

前回のあらすじをチェックするならこちら

「仮面ライダーフォーゼ」第44話　【星・運・儀・式】のあらすじ・ネタバレ・感想～弦太朗とユウキの約束～

https://vod-halloffame.com/kids/18240.html

1 あらすじ
2 第45話【天・秤・離・反】まとめ

あらすじ

我望の言葉に驚く弦太朗たち

学園は、夏休み真っただ中。
食堂に集まった仮面ライダー部員たちは、賢吾の誕生日を祝っていた。
ライダー部から賢吾へのプレゼントは、部員全員の似顔絵が入ったキーホルダーだ。

一人暮らしの賢吾のために、鍵をなくさないようにと派手なキーホルダーをプレゼントしたようだ。
「こんなに賑やかな誕生日は初めてだ。ありがとう。」
賢吾がそう言うと、「賢吾が『ありがとう』って言うなんて、本当に変わったなぁ！」と口々に部員たちは話す。

そこへ、「賢吾くんの誕生日かね？」と、食堂にいる男性が部員たちへ声をかけてきた。
それはなんと、我望だったのだ。

新メニュー【特製野菜スープ】の試食を弦太朗たちにして欲しいそうで、部員一人一人の皿によそって差し出した。
我望は「生徒たちの可能性を限界まで伸ばすためには、どんな苦労も厭わない。」と言い、このメニューを自身で開発したそうだ。

我望の話を聞いた弦太朗は、「えらいぜ理事長！！」と、我望の心意気に感動している様子。
また、「人に任せられずにどうしても一人で抱えこんでしまう」と我望が言うと、弦太朗はいつものように、
「寂しい！一人でやるよりみんなでやろう。
今日から俺がダチだ。何でも手伝う！
俺はこの学園の全員と友達になる男だ！」と自信たっぷりに話した。

すると我望は、
「若いということは素晴らしい。自分の価値観だけが絶対だと思いこめる。
人間には、友達を必要としない人種もいる。」
そう言って弦太朗たちの元を去ろうとした。

その我望の言葉を聞き、部員たちは驚いてしまう。
「それはどういう意味…」と賢吾が我望に問おうとした瞬間、いつもの頭痛が賢吾を襲う。
我望は倒れそうになった賢吾の体を支えながら、あることを思い出した。

ーーー
20年前
宇宙服を着て、月で何かを探索している我望と歌星緑郎の姿があった。
我望が月面の凹凸部分でつまずきそうになると、緑郎は我望の体を支える。
その後すぐに二人は、光輝くスイッチを見つけ出した。
「これが、プレゼンターからの…！」と、緑郎はスイッチを手に取り嬉しそうにしている。
我望は「そうだ！人類を宇宙へ導くコアスイッチだ！」と話し、二人はハイタッチをして喜んだ。
ーーー

なるほど…！
全てが分かったわけではありませんが、我望が思い返したシーンにて、前々から気になっていた二つのワード「プレゼンター」、そして「コアスイッチ」が出てきましたね！
この二つが、今後の展開に大きく関わる重要なキーワードとなりそうです。
しかし、賢吾が苦しんだことと、このコアスイッチを発見したこと、これがなぜ我望の頭の中で繋がったのでしょうか？

蘭とハルのその後

弦太朗とユウキは、以前ムスカゾディアーツになってしまった草尾ハル（荒木次元）のお見舞いのため、病院を訪れていた。
ハルはムスカになった後の後遺症で入院し、一度は退院していたものの、今度は盲腸になり再入院していた。
ちょうどお見舞いに来ていた黒木蘭（ほのかりん）とも再会し、二人は「早く仮面ライダー部で活動できるようにしたい！」と意気込んでいた。

蘭、弦太朗、ユウキの3人が病院を出たところで、突然速水が姿を現す。
速水は「急用がある！ついてきなさい！」と、慌てた様子で蘭を車に乗せようとした。

速水いわく、蘭はアメリカへの特別留学が決まっているが、先方の都合で大至急渡米しなければいけない、とのことだった。
「いいなぁ、アメリカ！頑張れ～！」
とユウキからの応援を受けた蘭は、少し戸惑いながらも速水の車に乗った。
近くで話を聞いていた弦太朗は、何やら険しい表情をしている。

ハルは入院中ではありましたが、二人とも元気そうで良かったですね！
ただ、至急渡米することになったからって、ほぼ強引に車へ乗せるなんて、ちょっと考えられません。

速水が驚きの行動へ！

蘭を助手席に乗せて速水が車を走らせていてると、突然車の前にレオが立ちはだかる。
「逃げるつもりか？そうはさせん！」と、レオは車に向かって攻撃をしてきた。

停車せざるを得なくなり、速水は車を停めて蘭を避難させようとした。
しかしレオは速水に攻撃をし、蘭を捕らえる。
「最後の一人はお前か。」とレオは言う。

するとそこへ、バイクに乗った弦太朗とユウキが駆けつけた！
「その子に触るな！」

弦太朗がそう言うと、速水は「仕方がない…！如月弦太朗！その子を守りたかったら、私と共に戦え！」と言ってリブラに変身したのだ！

「校長先生がリブラ！？」と、弦太朗とユウキは驚く。

「貴様…我らホロスコープスを裏切るつもりか？」
レオがリブラに問うと、リブラは
「あぁ、自分の愚かさに気づいたんだ。」そう言って、レオに攻撃をし始めた！

びっくりしました！ここでまさかの展開ですね。
数話前から我望に不満を感じていた様子の速水がなんと、ホロスコープスを裏切って弦太朗と手を組むなんて！

前代未聞の戦い！

「何だか分かんねぇが、蘭を守る！」
弦太朗はそう言って、フォーゼに変身！
リブラと共に、レオへの攻撃を開始した。

フォーゼはコズミックステイツになり、順調にレオへとダメージを与える。
リブラとフォーゼは協力してレオにとどめをさそうとするが、失敗に終わってしまった。
レオが姿を消し、リブラは速水の姿へと戻る。

まさか、敵のリブラと手を組んで戦う日が来るなんて思いもしませんでしたね！
でも、レオとの戦いはそう簡単にはいきませんね。

速水が弦太朗たちに打ち明ける真実

「さっきは嘘をついて悪かった。一刻も早くあの子（蘭）を逃がしたかったんだ。」と速水は弦太朗たちに話した。
蘭は、速水がハルにスイッチを渡したことを知り、怒って速水に手を出そうとする。
しかしそれをかわした速水は、「今は自分の心配をした方がいい。君が最後のホロスコープス、うお座のピスケスだ。」と打ち明けた。

「心配するな。なんとしてでも君を守る。
12個のスイッチが揃えば、私の命も危ないのだから。」
速水がそう話すと、「自分の命を守るために仲間を裏切ったのか？」と弦太朗は尋ねる。

速水はうなずき、「こうなったら全てを話す。一緒に戦ってくれ。」と弦太朗たちに頼んだのだ。

校長先生が生徒たちをゾディアーツにしていた、という事実を知ったユウキは、速水のことを信用できないようだ。
しかし弦太朗は、
「言ってることは信用できないが、蘭を必死で守ろうとしてる。
その態度は信用できる！
今日からあんたも、俺のダチた！」
そう言って速水に手を差し出す。

速水は戸惑いながらも、弦太朗の手を取ろうとした。
しかしその時、バガミールでその様子を見ていた賢吾が「待て！」とストップをかける。

「信じるために情報が欲しい。
速水校長！あんたらのボス、サジタリウスの正体は誰だ？」
賢吾が速水に尋ねると、速水はサジタリウスの正体が我望であることを告げた。

おぉっ…まさか速水からこんな情報を手に入れることになるなんて…！
速水はあっという間にホロスコープスを裏切りましたね！

速水の思いを知った部員たち

ライダー部員たちと蘭は、速水から詳しい話を聞いていた。

「10年前、我望は12個のホロスコープススイッチを集めるために、コズミックエナジーが降り注ぐザ・ホールの下に天高を作った。
膨大なコズミックエナジーを制御し、ザ・ホールからワープゲートでダークネビュラを作る。
そしてそこからプレゼンターの元へ一気にワープする。
だが、ワープの際に生じるダークネビュラの衝撃波により、地上には大きな被害が及ぶ。
日本など軽く壊滅するほどの被害だ。
だからこそ、黒木くんをピスケスにしてはいけない。」

話を聞いた後も、蘭は「信用できない！」と言い張る。
そこで流星は、リブラスイッチを速水から預かることに。

速水は流星にリブラスイッチを手渡し、
「確かに私は我望に心酔していた。
私のことを理解してくれるのは彼だけだ、と思っていた。
でも、彼の支配から逃れた今、どれだけの生徒を傷つけ、どれだけの生徒の夢を食い物にしてきたか分かったんだ…。
できるなら、その罪滅ぼしをさせてくれ。」
と、悔しそうに訴えた。

リブラスイッチを預かることができれば、信用度も増しますね。
ここまで言われると、さすがに信用できるかもしれません。
まだ少し、信じ切るのが怖い気もしますけどね…。

賢吾が見つけた物

賢吾は、「我望たちの目から黒木を隠そう。」と提案し、美羽の豪邸で蘭をかくまうことに。
美羽の豪邸で蘭を守ることになったのは、弦太朗、流星、ユウキ、美羽、隼、友子の6人だ。

一方で賢吾とJKは、速水と共に江本の部屋を訪れていた。

賢吾は、「『江本教授は12個のスイッチを集めることを阻止しろ』と言っていたが、その一方でヴァルゴとして我望たちと共にスイッチを集めていた。このヴァルゴの行動には何か意味があるのではないか？」と疑問を抱き、江本の部屋を調べ回る。

賢吾は江本の部屋に置いてあった【月からのメッセージ】と書かれた小さなケースを見つけ、それを手に取った瞬間、苦しそうにし始めた。
その時の衝撃でケースを落としてしまい、その中に入っていた【KENGO】と書かれたUSBメモリを見つけた賢吾。

賢吾は速水やJKに気づかれないよう、そっとそのUSBを胸ポケットに入れた。

これは一体何なのでしょうか？
早く何が入っているのか見たいです！気になります。

思いもよらない事態に！

蘭の隣にいた友子はふと、いつもの霊感で何かを感じたようだ。
友子が蘭を見ると、蘭のポケットの中には不気味に動く謎の青い物体が入っていた。

不審に思った弦太朗は、電話で速水に確認する。
その物体はなんと、フォーゼとリブラ、レオの3人で戦っていた時にレオが使ったアクエリアスゾディアーツの水の破片だというのだ。
3人が戦っているのをそばで見ていた蘭のポケットに、知らないうちに侵入してしまったようだ。

「この破片に導かれて、ここにレオたちが来るかもしれない。」
弦太朗がそう予感したすぐに、アリエスゾディアーツの姿でレオがやって来た！

レオは、アリエスの眠りの攻撃を弦太朗たちに撒く。
逃げ遅れた隼、美羽、友子の3人は、その攻撃を受けて眠ってしまった。

外に脱出した弦太朗、流星、蘭、ユウキの4人の目の前には、先ほどまで室内にいたはずのレオがワープして姿を現す。
レオはスイッチをオフし、弦太朗たちの前で立神の姿になる。
「挨拶がまだだったな。立神吼だ。」

「あんた、理事長の秘書の…！！」弦太朗たちは驚く。

「分かったらその女を置いて逃げろ。さぁ、スイッチを押してもらおうか！」
立神はそう言って蘭に近づこうとした。

これだけの最強メンバーでかくまえばなんとかなるかな…なんて思っていたのに、こんなにも早く居場所を探り当てられてしまうなんて！
レオはかなり手強いですが、大丈夫でしょうか！？

レオに苦戦するフォーゼとメテオ

「そうはさせるか！！」
弦太朗と流星は、フォーゼとメテオに同時変身する！
二人はレオに攻撃を開始する。

しかし、レオの攻撃を食らってしまったフォーゼとメテオは倒れてしまった。
メテオは倒れた際に、リブラスイッチを落としてしまう。

レオはリブラスイッチを拾い、フォーゼとメテオに忍者姿のレオ・ダスタードを二体繰り出す。

ホロスコープスゾディアーツがいつも繰り出す忍者よりも遥かに上回る戦闘能力を持つ、レオのみが生み出せるという特殊な忍者だ。

「お前らの相手はこいつらで十分だ。」
そう言ってレオは姿を消してしまった。

まずいですよ！
こんな奴らに構っている場合ではないというのに、フォーゼとメテオはレオ・ダスタードに苦戦しているようです。
レオを逃がしてしまって、大丈夫でしょうか！？

絶体絶命のピンチで、蘭が下した決断は！？

ユウキと蘭は必死になって逃げ、物陰に隠れる。
しかしすぐにレオはユウキたちの前に現れ、レオはユウキを投げ飛ばした。

蘭を捕らえたレオは、スイッチを押すよう指示する。
しかしそこでレオに立ち向かったのは速水だ！
「私の生徒に手は出させない！」

速水は、生身の姿でレオに立ち向かうが、次々とレオからの攻撃を受けてしまう。
蘭は心配して速水に駆け寄るが、「私のことは心配するな、早く逃げなさい。」と速水は言う。
「疑ってごめんなさい…私のために…！」
蘭はどうにもできず、物陰に隠れてただ様子を見守るしかなかった。

そこへ、JKと賢吾が駆けつけた！
二人は状況が飲み込めずにいる。
またここで賢吾はいつもの発作を起こしてしまい、「俺のことはいいから、黒木を頼む！」とJKに蘭を託す。
JKは蘭を連れて避難しようとするが、蘭は動かない。

「早く…連れて行けぇっ！！」
苦しそうにしながら速水がそう叫ぶと、蘭はJKを投げ飛ばし、落ちていたピスケスゾディアーツのスイッチを拾った！

「よせ！！！」
速水は必死でそう叫ぶが、「私にも戦える力があるんでしょ！？力があるのに見て見ぬ振りなんて私には出来ない！！！」そう言ってスイッチを押してしまった！

この作品序盤から常に登場している速水校長ですが、初めてかっこいいと思いました（笑）！
未だかつて、ここまで体を張って戦ったことってありませんでしたよね。
そして、蘭の正義を貫く姿勢もかっこいいです。
ただ、結果として最悪な状況になってしまいましたが…。

ついに揃ってしまったスイッチ

蘭はスイッチを押し、ピスケスゾディアーツの姿になってしまった。

レオはその姿を見て喜ぶが、「私は姿が変わっても仮面ライダー部だ！！」そう言ってレオに立ち向かった！

一方でフォーゼとメテオは、レオ・ダスタードに見事リミットブレイクを決め、二体とも消滅させることに成功した。
その後すぐに蘭たちの元へとやって来たが、蘭はピスケスの姿でレオよりもやや優勢で戦っていた。

そこへ現れたのは我望だ。
「ついに揃ったね、12個のスイッチ。」

「理事長！あんたが本当にサジタリウスなのか！？」
フォーゼが問うと、我望は「あぁそうさ。私は人類の進化の頂点に立ち、宇宙最高の知性プレゼンターに会う。」と話す。

「そのためにどんな犠牲をなしてもか！？」とフォーゼは言うが、我望は「人類の進化は常に犠牲を強いてきた。今回もそうさ。残された者たちに最悪が訪れようと、必ず再び立ち上がり、私の後を追ってきてくれると信じているよ。」と言った。

その話を聞き「自分勝手だ」と言うフォーゼに、「君の価値観だけが絶対ではないんだよ。」と我望は答えるのだった。

第45話【天・秤・離・反】まとめ

12個のスイッチが揃うことを絶対阻止しなければいけなかったのですが、最悪な事態が重なった結果、ついに揃ってしまいました。
これで我望がワープするための条件が揃った、ということになるのでしょうか？
こうなってしまえば、あとはワープするのを防ぐという方法しかないのかもしれませんね…。

しかし、今回から突然心強い味方となってくれたのが、意外にも速水でした。
江本のように我望たちの内部事情を知っているだけあって、ライダー部としてはかなり助かりますよね。
最初は、私も蘭のように心から信じることは出来ませんでしたが、体を張って蘭を守る姿勢には感動しました。
ここまで速水の心は動いていたんですね。

幹部ゾディアーツは次々と消滅し、実質フォーゼたちの敵として現在存在しているのは、レオとサジタリウスの二体、ということになります。
ピスケスはもちろん、蘭なので味方ですもんね。
たった二体とは言え、今までフォーゼやメテオにとって歯が立たなかった最強の敵。
ここからどういうふうに戦っていくのか、楽しみです。

また、最近賢吾の体調が悪化しているようにも思えます。
USBの謎や、賢吾の体調…他にも気になるところが盛りだくさんですね！
最終話まで残り僅か！最後まで一緒に見守ってくださいね。

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