「アポカリプスの砦」コミック8巻のあらすじ・ネタバレ・感想〜山野井らしい最後。希望は未来はあるのか?〜 | VODの殿堂

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「アポカリプスの砦」コミック8巻のあらすじ・ネタバレ・感想〜山野井らしい最後。希望は未来はあるのか?〜

   
 

タイトル:「アポカリプスの砦」第8巻
作者:原作 蔵石ユウ、漫画 イナベカズ
登場人物:前田 義明、吉岡 正文、岩倉 剛、山野井 満、一ツ兜 清春、花畑 慎平、坂上博士
観覧した電子書籍:マンガボックス

国連軍を名乗る団体から身を守ることができた前田たちですが、前田がボコールに確実に感染した事も判明します。
ボコールになってしまう前に、前田を殺した方がいいという決断をするのですが、涙を流し友達の事を心配する前田を殺すことができない吉岡たち。

前田たちはこのまま、ゾンビたちとひたすら戦い続けるだけの日々になるのか?と思っていたところに、科学者の坂上博士から松嵐学園に連絡がはいり、ゾンビの治療薬を作る手助けをしてほしいと依頼を受けるのです。

前田たちはその手助けをする為に、坂上がいる【海ほたる】目指し松嵐学園から外に出るのでした。
そして、前田以外にももう1人、Fウィルスに感染していると思われる山野井。
前田たちは無事に海ほたるに辿りつき、治療薬はできるのでしょうか?

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【あらすじ】

Chapter 31 A RUSH OF BLOOD TO THE MELTY HEAD

前田たちは海ほたるへ向かっているのですが、道路のいたる所に乗り捨てられた車が邪魔をし、前に進むことができません。

とりあえず、作戦会議のためファミリーレストランにはいる前田たち。
「どの道路を使っても、逃げようとした車が邪魔で前に進むことは出来ない」と、言う山野井は「徒歩で移動するしかない」と話し続た。

ファミレスの厨房で吉岡が料理を作り、皆んなで食べるのですが、山野井だけは「欲しくない」と皆んなから離れたテーブルに着くのです。
突如、山野井が座ったテーブルの下からゾンビが現れ、掴みかかり噛み付こうとしたが、ゾンビは噛み付かずその場から立ち去ります。

その光景を見ていた前田たちは、山野井も前田と同じFウィルスに感染していることを知るのです。
「感染者は感染者を襲わないんだったな…」と言う吉岡に、山野井は「発症の遅さから考えてF型と思う」と答えます。

「両手を縛るなり、置き去りにするなり、今すぐ頭を叩き割ったらどうだ?」という山野井に、吉岡は「テメーがバケモンになって暴れた所で、この俺にかなわない」と言い、全員で海ほたるを目指しました。

Chapter 32 BLACK RAINY SABBATH

雨が降りしきる中、徒歩で移動する前田たち。
何度か山野井に話しかけるのですが、ゾンビ化する症状が進行している為か、意識が朦朧としてきた山野井のおかしな言動に前田は気づきます。
さらに鼻や口からも血を流し出した山野井を前田は気遣い、そっと肩を抱えながら進むのです。

「あとは目の前のトンネルを直進するだけ」と言う山野井の指示で、前田たちはトンネル内に向かいます。
途中、岩倉がトンネル内の換気ファンが全く作動していない事に気づきます。
前田たちにも頭痛や吐き気などの症状があらわれてきており、このままでは一酸化炭素中毒で命を落とすと、足をはやめます。

しかし進んだ先は、玉突き事故を起こしている車が多数重なり合い、前に進むことができません。

その時、花畑が高速道路のトンネルに必ずある、非常時に使用する外の道路へと続く入り口を見つけました。
しかし扉を開けると、無数のゾンビ達がいて前田たちを襲ってきたのです。
前田たちは逃げトンネル内にあった一台の車に乗り込むも、空気が薄くこのままでは全員が死んでしまうと言う絶対絶命のピンチとなるのです。

Chapter 33 MITSURU TRAUBERT’S BLUES

前田と山野井は近くの車のトランク内に逃げ込むが、山野井が車の上に立ちはだかり、何やらブツブツ喋っています。

その時山野井は、母親に虐待を受けていた12歳の頃を思い出します。
山野井は虐待を受けながらも母親に褒められることを喜びとし、自分が居なくなることで1人では何もできない母親がどうなるのか?と言う心配から、面談のため自宅にやってきた児童相談所の職員を殺してしまったのです。

Chapter 34 TENDER THAN BOMBS

殺人を犯し、警察が家にやってきた時の事を思い出し、虚ろになる山野井の左頬を前田が殴ります。
「しっかりしなきゃ、このままだとみんな死んでしまう」と言う前田に、山野井は我に帰り「最後の大暴れといこうじゃないか」と言うのです。

ゾンビに襲われる心配のない2人は、行動を開始します。
山野井は前田に、事故車の中にあったタンクローリーのタンクに残っているガソリンを地面にぶちまけろと言います。
そして山野井自身は、止まっている換気システムを稼働させトンネル内に酸素を送り込むと言うのです。
山野井は「酸素とガソリンが揃った所で点火し、爆発させ爆風でゾンビと事故車の山を吹き飛ばす」と前田に説明するのです。
そして「我々は車の中に隠れて爆風から身を守る、上手くいけば助かるかもしれない」と山野井は話します。

前田は言われた通りガソリンを出し終え、山野井が戻ってくるのを待ちます。
戻ってきた山野井の姿は、ゾンビ化が進んでいるようでした。
前田が山野井をトランクに引き上げようと右手を出した時、山野井は突然前田の首を掴み、車のトランクに押し込め扉を閉めます。

そしてゾンビになりつつあり、思うように喋る事も出来ない山野井ですが、絞り出すように「ぜんいん くるまにはいったら だれが ひをつけるんだ」と言う手には、ライターが握られているのです。

山野井は、吉岡のポケットからあらかじめ取っていたライターで火をつけ爆発させました。

Chapter 35 ONLY SHALLOW

海ほたるで待つ坂上を、犬型ゾンビが狙っています。
閃光玉で撃退しようとする坂上ですが、全てのゾンビを撃退することができずにいた所に、前田たちが助けに来ます。

何者なのか問う坂上に、吉岡は「過去の過ちを反省し、一生懸命更生に励む青少年っすよ」と答え、Fウィルス感染者を連れて来たと言います。

坂上は、電話で話をした山野井は来てないのか?と聞きます。

すると突然泣き出す前田に、吉岡は「いつまでもビービー泣くな」と言い、どこかに立ち去ります。
重苦しい空気の中、山野井が亡くなった事を岩倉が坂上につたえるのです。

外でひとり海を見ている吉岡に、前田は声をかけます。
吉岡は前田に、山野井と松嵐学園で初めて会った時の事、ノイマンというあだ名を付けた理由や経緯を話すのです。

吉岡は山野井がかけていた眼鏡を手に、泣きながら「下らねー、話だ」と言い何度も「チキショウ…」と呟くのでした。

まとめと感想

ゾンビにならずに済む治療薬。
そんな夢のような薬が本当にできるのなら、前に進まない訳にはいかないですよね。
たとえそれが不発だったとしても、一途の望みをかけたくなるのは当たり前だと思います。

と、言うことで松嵐学園を又々飛び出すことになる前田たち。

山野井が前田と同じウィルスに感染しているのが仲間たちにバレてしまうのですが、前田の時と同じように共に行動する事を選ぶんですよね。

山野井の子供の頃の話も出てきました。
何をして松嵐学園に来ることになったのか、というのも分かります。
そして最後は、友達を守るために自分自身が犠牲となる山野井です。
ネタバレを書いてる私が言うのもなんですが、山野井の最期の部分だけはネタバレで詳しく書きたくなかったんですよね。
子供の頃の山野井の事を考えながら、読んでほしい部分です。
実際、ネタバレを読んでくれている人も是非漫画を手にとって確かめてもらいたいシーンです。
こうやって、感想を書いているだけでも泣けてきますからね。
何回このページを読んだか分からないくらいです。
まぁ、個人的に山野井くん推しだった事もあるのかもしれませんけどね(笑)。

山野井と1番付き合いが長かった吉岡が泣くのですからね。

治療薬の詳しい話は9巻になるのだと思います。
本当に治療薬は出来るのか?
ですがその前に、是非8巻は読んでもらいたいですからね。
山野井と同じウィルスに感染している前田くんはゾンビにならずに済むのか、そこもチェックですね。

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