「亜人」コミック9巻のあらすじ・ネタバレ・感想 〜佐藤の脅威、そして溢れる様々な感情〜 | VODの殿堂

電子書籍

「亜人」コミック9巻のあらすじ・ネタバレ・感想 〜佐藤の脅威、そして溢れる様々な感情〜

   
 

タイトル:「亜人」第9巻
作者:桜井画門
登場人物:永井 圭・海斗 ・戸崎 優 ・下村 泉・田中 攻次 ・佐藤・オグライクヤ・中野 攻・曽我部
観覧した電子書籍:マンガボックス

佐藤たちとの戦いが本格的になってます。
永井の考えた作戦は、永井らしいと言えると思いますね。
しかし、それ以上に普通ではない考えの佐藤の行動は異常とも言えます。

戦いながら垣間見られる登場人物の微妙な心の動き、特に佐藤たちのメンバーの1人である田中に変化があるように感じられます。
それがこの先の戦いにも大きく関わってくるのではないかと思われますね。

優勢とは決して言えない状況で戦い続けている永井たちですが、勝算はあるのか?気になって仕方ありません。

スポンサーリンク

【あらすじ】

FILE:39 バトルフィールド ハードライン②

永井と中野は4人警官に行く手を阻まれます。
この場をどうにかして先に進まなければならないのですが、IBMを使って…という方法は中野に反対されると考えた永井はとっさに中野を人質とするのです。
中野は亜人であると知られていないと考えた永井は中野を盾にし中野の首元に銃を当てます。
訳がわからないといった中野に永井は耳元でこれからの作戦を囁くのです。

言い終わるや否や、中野の足に1発の銃弾を撃ち込む永井。
中野が永井の足元に崩れ去ると、1人の警官が永井に麻酔銃を打ち込みます。
永井は倒れる際に中野の方を見ながら、「頼んだぞ」と言います。

永井が倒れたのを確認し、警官が中野に近づきます。
中野は隠し持っていた麻酔を両手でもち、警官2名に刺します。
他の警官が慌てている隙に、中野は永井の頭部に向けて銃を撃ちます。
その様子を見ていた警官は中野に銃を向けるのですが、復活した永井が警官に麻酔銃を撃つ。
永井が考えた方法で警察官を無力化します。
警官に撃たれた中野に、永井は「先を急ぐぞ」と言い中野に銃を向けます。

「とっととやれよ」という中野、負傷した中野を復活させるために死亡させると言う、これも永井の作戦です。

FILE:40 バトルフィールド ハードライン③

下村は田村に麻酔銃を撃ち、田中を無力化したと思った矢先、田中のIBMに反撃を受けます。
麻酔銃は防弾ベストの厚みで阻止されており、田中は無力化されたフリをしていただけです。
田中のIBMが下村を攻撃するのを下村のIBMが阻止しようとした瞬間、2人のIBMの頭がぶつかり合います。
その時、お互いの脳裏にそれぞれの記憶が入ってくるのです。
田中の脳裏は下村の哀しい過去の記憶が入り込むのです。
一瞬、動きが止まるのですが田中は下村に麻酔銃を撃ち込みその場を後にします。
その光景を見ていた人たちが、下村が亜人であることに気づき、復活する様をスマホで撮影し、「グロかった」など騒いでいます。
その声を耳した田中は下村のもとに戻っていくのです。

平沢達は佐藤と銃撃戦をしています。
佐藤も中々手強く、思うように拘束できない平沢達。
佐藤がピンチとなり、使わない予定であったIBMを出した瞬間、ビル内の電力が復活しスプリンクラーが作動した事で水に弱いIBMの動きが一瞬止まります。
その瞬間、佐藤の首元に麻酔銃を撃ち佐藤の動きは止まってしまいます。

その様子を、永井達も無線で知るのですがこのままでは終わらない、何かあると考えます。
ひとつ思い当たる事があるも、それは自分にしかできないと思うのですがその事態が起こってしまいます。
佐藤のIBMが自走するのです。

佐藤の指示なく佐藤のIBMは勝手に暴れ出し、平沢たちに襲いかかります。
さらに佐藤のIBMは佐藤を殺害し、復活させるのです。
復活した佐藤は平沢に銃をむけ撃った瞬間、永井が助けにきます。

佐藤は永井に真顔で「どの辺りが作戦だったのか?」と問い永井の顔面にパンチを入れます。

FILE:41 祭りのあと

佐藤は15階の社長室にやってきます。

セーフルームにいる社長、甲斐とテレビ画面を通して会話をします。
甲斐はここには絶対入れないと強気な態度を取りますが、佐藤はあっさりと壁に穴を開け甲斐を殺害します。

そして「あと1人」と呟きその場から離れるのです。

気を失っていた、永井と中野、そして平沢は意識を取り戻します。

同じく下村も目を覚まし、戸崎と合流。
下村は意識を失う前、自分のことをスマホで撮影していた人が、スマホを破壊されその場で死んでいるのを見ます。
そして、田中の事を思い出します。

ビルの中で秘書の李を見つけた田中は、李の腕をつかみ「逃がしてやる」と走り出します。
逃げようとする2人の背後には佐藤がいます。
警官姿であったため、田中と気づかなかったようです。
佐藤に銃を向け「この人を殺すのは間違っていると思う」という田中に佐藤はあっさり「いいよ、作戦終了ってことで」と言い、そして「永井たちにちょっかいを出してくるから」とその場を立ち去ります。

永井たちは社長室で社長の甲斐が殺害されているのを知ります。
永井は頑丈な壁に穴を開けた佐藤を、この建物に封じ込めることは不可能と言います。

そこに佐藤の声が聞こえます。
館内の放送を使って話しているようです。
そして、永井が考えた作戦を「これじゃあダメだよ」と言うのです。
さらに、「君は良いものを持っているので、今のままでは勿体ない」、『君を一度断頭させてくれ』と言うのです。

「君ならできる、今から行くよ」といいマイクの電源を切るのです。

FILE:42 平沢

永井と中野に「屋上に行くぞ」と平沢が声をかけます。
「ついてこい」という平沢の後に2人は続きます。

屋上に着きますが、扉には鍵がかかっていて出られない状況です。
銃で鍵を壊そうとする中野に永井は違う方法で開けると言います。
「どうやって?」という中野に永井は自分の両腕を切り落とすよう言います。

それは、佐藤が社長室のセーフルームに穴を開けた方法です。
亜人は、身体を再生するとき、部位と身体の間に障害物があっても、それを無いものにする物質を作り出しているのです。
佐藤は、再生する腕を壁に押し当て、新しい腕が復活する際に、その未知なる物質で障害物を無いものにし穴を開けたというのです。
永井は、中野と平沢に自分の腕を切り落とすよう指示します。
そして、屋上へでるのですが平沢は「作戦は失敗した」といいます。
2人に、作戦を立て直すため逃げるように言うのです。
中野は強風に煽られ、飛び降ります。
自分は窓拭き用のリフトに乗って逃げるから、永井に早く行くよう言う平沢に、永井はリフトなんてない事を告げます。
平沢は負傷してもう逃げられない事を永井は知っています。

そこに佐藤が到着、平沢は永井に「逃げろ。このビルからだけでなくこの戦いすべてからだ」と言うのです。
「絶対に嫌だ」という永井に平沢は「楽しかったよ、息子たちを見ているようで」と返し、永井に1発の銃弾を浴びせビルから落とすのです。

そして、佐藤と素手での戦いを挑むのです。

永井はビルから落ちる際に自身のIBMに「役立たずが」といいます。
IBMは永井に「先…行ってて」といい屋上に向かい佐藤に突進します。
佐藤はそれをかわすように「断頭はできなかったけど期待している、最終ウェーブ又会おう永井くん」と、言い残し屋上から飛び降ります。

FILE:43 ケンカ

地上に落ちた永井は、大勢の人の前で復活します。
その様子はテレビで放送されています。
確保されそうになる永井の側に1台の車が横付けされます。

中野が盗んだ車に、永井を乗せ逃走します。
車の中で、中野は平沢が死んだ事を知らされます。

「どうやって隠れ家に戻るか」という中野に永井は「僕はやめる」と告げます。

「大勢の人が死んでもいいのか?」という中野に永井は自分なりの考えや思いをブチまけます。
「佐藤がどれだけの人を殺そうが自分の方が大切だ」という永井に、佐藤は殴りかかる。
「人の命を…」と怒る中野に、フォージ安全の社長が死んだ時は大して騒がなかったのに、平沢さんが死んだときいた時は感情的になった中野は無意識のうちに他人の命の重さを秤にかけているだけであり、それを意識的にやっているからと自分だけを批判するなと訴えます。
中野はただ「なんて言えばいいか分からないけど、佐藤を止めたい」というのです。

そして初めて自分が死んだ時のことや自分自身の事を永井に話します。
背を向ける永井に「俺を頼ってくれる人がいたら絶対に応える」と涙ながらに訴えます。
さらに「バカだからひとりでは何もできない、もう少しだけ手伝ってくれよ」と言う中野に永井は一言「知るかよ」と言い立ち去ろうとします。

平沢さん達もみんな無くなって寂しくないのかと呟く中野。
「うるさい」とだけいい、立ち去る永井。

佐藤や永井が居なくなったフォージ安全ビルではビル内に閉じ込められた人たちの救出作戦が行われています。

永井は「もう二度と誰にも会えないだろうなぁ」と呟きながら、ひとり当てもなく歩いてます。
そして「最後に、母さんに電話しとくか」と言うのです。

まとめと感想

どの巻もはじめて読んだ後は今までで1番面白いと思うのですが、9巻に関してはその気持ちが特に大きかったですね。
何度も読み返してしまいましたからね。

単純に男たちの戦いではありますが、その後ろにある心の動きに胸が熱くなるんですよね。
やはり田中は何か心の中で変化がありますよねー。
復讐だけで佐藤と手を組んだ時とは違うと思われます。
この人は人間らしい優しい気持ちを残していると、私は信じたいのです。
が、田中の心の変化に佐藤が気づき始めている、というのも気になる部分です。

相変わらず佐藤は恐ろしい奴です。
永井に断頭を勧めるのですからねー。
とにかく、早くやっつけて欲しいと思うのですが、佐藤を倒すことなんて出来るのか?と正直思ってたりもします。

戸崎が集めた平沢さんを含めたメンバーも、大半が佐藤に殺害されましたね。
平沢さんは最後までカッコいい方でしたね。
偏屈な永井の全てを理解し、永井もそれを分かっていたと思います。
平沢さんの最後のシーンは泣けます。
ついつい画像も入れちゃいました。

多くの仲間が死んでしまった後の永井と中野のやりとりも適当に読み進んではいけないです。
2人、それぞれの思いや、言い分はどちらも間違ってはいないのですがねー。
やり切れない気持ちになってしまいます。

本当にこのまま佐藤との戦いから逃げてしまうのか?
いやいや~、そんな事は無いでしょうがね。
次巻に期待しようと思います。

スポンサーリンク
 

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

この記事も読まれています

PAGE TOP