約束のネバーランド 8巻のあらすじ・ネタバレ・感想~ゴールディ・ポンドの秘密~ | VODの殿堂

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約束のネバーランド 8巻のあらすじ・ネタバレ・感想~ゴールディ・ポンドの秘密~

   
 

タイトル:約束のネバーランド 8巻
作者:白井カイウ
登場人物:エマ、レイ、オジサン、ルーカス、他
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『B06-32地点』にたどり着いたエマたちですが、そこには先客が。
かつてミネルヴァさんを探して農園から仲間たちと脱走してきたその男は、彼女たちを追い出そうとします。
しかしエマたちは男を何とか説得し、次に目指す『A08-63地点』への護衛を頼んだのです。
それでは、続きをレビューしていきます!

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約束のネバーランド 7巻のあらすじ・ネタバレ・感想~『A08-63地点』へ~

あらすじ

オジサンへの提案

鬼たちに襲われながらも何とか3日間生き延びたエマとレイ、そしてオジサン。
疲労困憊のふたりと比べ、オジサンは余裕の表情を浮かべています。
彼はエマとレイのどちらかをゴールディ・ポンドで始末することを決めているのです。
そしてその夜、焚火を囲んで話をしていたエマとレイ。
彼女は何かを決意したように立ち上がると、オジサンに言います。
「オジサン。明日の前に腹割って話そう。私がオジサンを助けてあげる」

オジサンの仲間たち

案の定エマの提案を拒否したオジサンですが、彼女は諦めません。
彼女は、今は亡きオジサンの家族のことを話し始めます。
「辛かったんでしょう?『いい家族』だったんでしょう?オジサンの仲間たちも。オジサンもそんな仲間たちのことが大好きだったんでしょう?」
彼女の意思は固く『自分たちと共に、生きたかった仲間の分まで生きること』を彼に提案します。

連れ去られたエマ

エマの言葉を聞いて、死んでいった仲間の最期を思い出すオジサン。
何よりも仲間が大事だったのに、最後には彼らを置いて生き残った彼は、過去の自分に似ているエマを殺そうと考えていたのです。
しかし彼はおもむろに言います。
「今すぐ引き返せ。ゴールディ・ポンドには入るな。あそこはダメだ、あの場所は…」
その瞬間、伸びてきたツタがエマを連れ去ったのです。
彼女が目覚めるとそこは、見知らぬ街。
ここは一体どこなのでしょうか?

秘密の猟場(かりにわ)・ゴールディ・ポンド

歩けど歩けど、街には人の気配がありません。
連れ去られたはずのエマも傷一つなく、彼女は違和感を覚えます。
そのとき、背後に謎の少年が現れたのです。
エマは必死で追いかけます。
その頃、森の中を逃げていたレイとオジサン。
なんと、エマを連れ去った『密猟者』は彼がおびき寄せたというのです。
しかし彼にはもう敵意はなく、奪り返せるならそうしてやりたい、とまで言います。
「あいつがいるのは『A08-63地点』ゴールディ・ポンド。あの場所は人狩りの庭。人食いの狩猟本能を満たすための秘密の猟場だよ」

ゴールディ・ポンドとは…

ちょうどそのとき、エマも少年から『ゴールディ・ポンド』について聞かされていました。
「ここは『農園』じゃない。バイヨン卿って一お貴族様の私設の『庭』。俺もあんたもほかの子たちも、狩られるためにここで生かされてんの」
すると、背後から誰かの悲鳴が聞こえてきます。
そこには、鬼と遭遇してしまった何も知らない3人の兄弟が。
エマは「逃げて!!」と鬼の目をめがけて斧を投げつけたのです。

知性鬼の標的

3人を襲っていたのは、言葉を話す『知性鬼』。
エマは、奴らがオジサンの部屋に書かれていた『密猟者』で、彼の仲間はここで全滅させられたのだと勘づきます。
ここは危険であると同時に、ミネルヴァさんの『何か』がある場所。
彼女はその『何か』を見つけてここを出よう、と決意します。
その頃、鬼のうちの1匹がエマを狙っていました。

エマの判断

鬼たちから何とか逃れたエマたち。
しかし、彼女が狙ったのはよりによって最も危険な鬼だったらしく、少年は焦りを見せます。
助けた3人に風下に逃げるよう伝え、エマたちは別行動をとることに。
彼女たちは、鬼から逃げているほかの子供たちにも救いの手を差し伸べます。
そして終わりを告げる音楽が鳴り、エマは真っ先に助けた3人、テオ・ジェイク・モニカのもとへ。
しかしそこにいたのは、血まみれの斧を持ったテオだけだったのです。

レウィウスの狙い

泣いているテオの話によると、ジェイクとモニカは彼の目の前で殺され、ふたりを殺した鬼に斧を渡されたのだそうです。
その狙いは、鬼の標的であるエマの怒りを増幅させること。
案の定、命を救えなかったことを悔やむエマは、ふたりを殺した鬼『レウィウス』にその怒りを向けます。
そして少年がエマに「ついて来い。あんたに会わせたい人がいる」と言い、彼女を風車へ連れていったのです。

エマとルーカス

風車の中で待っていたのは、数人の男女。
自己紹介を聞いていくと、なんとエマを連れてきた少年は『ヴァイオレット』と名乗ります。
『俺』と言いながらも、女の子だったのですね…!
このグループのリーダーだという少年、オリバーが話します。
「全部で9人。あんたと同じ『真実』を知ってて、ここの人間たちの生活を回している。この猟場で何か月…中には何年も生き残ってきた9人だよ」
なんと、彼らはこの猟場を終わらせるための計画を進めているといいます。
彼らの目標は、鬼たちを殺して人間の集落へ逃げること。
そしてヴァイオレットは『エマに会わせたい人』を連れてきます。
「初めまして、僕はルーカス」
なんとその人物とは、オジサンの仲間のうちのひとりだったのです…!

空白の13年間

ルーカスに出身農園やオジサンのことを尋ねるエマ。
「あいつは生きているのか…?」と聞くと、涙を流します。
彼はオジサンを逃がすために鬼に襲われ、片腕を失ってしまいました。
死を覚悟した彼ですが、その寸前で助けられたのだといいます。
鬼たちの中では、ルーカスはオジサンと一緒に逃げたということになっており、13年間姿を隠して生きてきたのです。

ミネルヴァさんの扉

13年間身を隠しながら色々なことを探っていた彼は、ミネルヴァさんがエマたち食用児をここへ呼んだ理由を見つけたのだといいます。
それは、鍵のかかった入れない扉。
その扉を開けるために必要なのが、エマの持っているペンだったのです。
「行こう。案内するよ。ミネルヴァさんの『扉』へ。ミネルヴァさんの真意へ」

そのとき、レイとオジサンは一日かけて追手を撒いていました。
エマを助けるべく『A08-63地点』へ来たものの、なんと猟場は地下にあるのです。
しかしどうしても彼女を奪い返したいふたりは、危険を承知で『A08-63地点』に乗り込みます…!

感想

ゴールディ・ポンド、予想以上に危険な場所ですね…。
オジサンが仲間をここで失ったというのも納得できます。
そして、彼がゴールディ・ポンドでエマを始末しようとしていた理由が切なくて、胸が締め付けられました…。
彼の家族が、そして何よりもオジサン自身がエマと似ていたから、彼はあれほどエマを毛嫌いしていたのですね。
13年間、相当苦しくてつらい思いをしていたことでしょう。
しかし、エマはゴールディ・ポンドでオジサンのかつての家族、ルーカスに出会いました。
彼とオジサンが再会するのは時間の問題だとは思いますが、片腕のないルーカスを見たときのショックは絶大なものではないか、と思ってしまいます…。

そして、やっとミネルヴァさんについて進展がありそうですね!
シスターがノーマンに、そしてノーマンがエマに託したペンがここで活躍するとは、正直予想していませんでした。
果たして扉の向こうには何があるのでしょうか…。
そしてもうひとつ、気がかりなのは知性鬼の存在。
野生の鬼より厄介で、しかも『レウィウス』という鬼がエマを狙っています。
彼女の怒りを増幅させるためには手段を択ばない、という思考が恐怖でしかないです…。
しかもエマなら、仲間を殺されたのなら絶対に敵を取りに行くと思います。
次に音楽がなったとき、エマはどんな行動をとるのでしょうか。
次巻を待つとしましょう!

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