ハイキュー!!32巻のあらすじ・ネタバレ・感想~攻めの烏野~ | VODの殿堂

電子書籍

ハイキュー!!32巻のあらすじ・ネタバレ・感想~攻めの烏野~

   
 

タイトル:ハイキュー!! 32巻
作者:古舘春一
登場人物:日向翔陽、田中龍之介、宮侑、宮治、ほか
閲覧したVOD:めちゃコミック

ビッグサーバー・宮侑に狙われた西谷。
なかなか調子が上がりません。
しかし、東峰のフォローや、木下と共に練習した成果を発揮してなんとかピンチを乗り越えます。
月島や東峰、もちろんほかのメンバーたちの活躍もあり、試合はファイナルセットに突入。
それでは、3セット目の様子をレビューしていきたいと思います!

スポンサーリンク

あらすじ

双子の闘争心とバレー愛

稲荷崎高校の宮兄弟とエース・尾白は小学生の頃に出会いました。
尾白から見た彼らの印象は『闘争心が人一倍旺盛』。
どちらかといえば治のほうが侑よりも一枚上手で、侑はそんな治にいつも挑戦していたそうです。
侑がユース入りを果たしたとき、治は言いました。
「侑の方が俺よりちょびっとだけバレーボール愛しとるからな」

ユースの実力

3セット目中盤、山口が再びサーバーとして試合に投入されます。
迷いのないジャンプフローターサーブを打つ山口。
もはや今の彼に迷いなどは一切ありません。
しかし、宮侑が乱れたボールの下に入り込んでしっかりトスを上げたのです。
その丁寧なプレーに、思わず立ち上がって拍手を送る烏養コーチ。
ユースのセッターとしての実力を見せつけます。

セッターとしての意地

無理な体勢からのトスに言及された宮は、こう答えます。
「セッターは『セット』するのが仕事やで?適切な位置にボールをセッティングするんや。アンダーは腕2本、オーバーは指10本。よりいっぱいのもんで支えたんねん。セッターやもん」
それを見ていた影山は、試合前に星海と会ったときの日向と同じことを言います。

双子速攻、炸裂

そのあとも、追いついたり離されたりの一進一退で進んでいく試合。
しかし、烏野はなかなか稲荷崎をリードすることができません。
リードを許してしまったその矢先に双子版変人速攻が炸裂し、烏野は動揺し始めます。
しかもこの速攻、セッターである宮侑がスパイクを打ち、治がトスを上げるというイレギュラーな攻撃。
早くこの空気を切りたい烏野ですが、その攻撃を稲荷崎は意地でも止めにきます。

日向のミラクルレシーブ

宮兄弟の勢いは止まるどころかどんどん増していき、烏野はそのたびに乱されていきます。
宮侑が無茶な体勢からのセットアップを仕掛けてくることを予測していた月島。
しかし、彼が予測していることさえも想定内だった宮は、双子速攻と見せかけてそのトスを尾白に託したのです。
完全に振られてしまった烏野ブロック、しかしここで予想外の出来事が起こります。
なんと、そのスパイクを読んでいたかのように、日向が完璧にレシーブを上げたのです…!

初めての「ナイスレシーブ」

あまりにも予想外すぎる出来事に、一瞬思考が追いつかない烏野のメンバー。
影山は「これをお前に言う日が来るとは」と思いながらも、初めて日向に「ナイスレシーブ」と言います。
日向は、強化合宿で悔しい思いをしながらコート外で見ていたことを、実践してみせました。
日向が繋いだボールをなんとしてでも得点に繋げたい烏野。
しかし、惜しいところで逃してしまいます。

烏野を救う日向の明るさ

渾身の一撃を返され、心が折れかけの烏野。
自然と表情も暗くなっていきます。
しかし、そこで日向と影山がいつものように口喧嘩を始めたのです。
日向のナイスレシーブを、意地を張って「見てない」と言い張る影山。
日向は満面の笑みを浮かべて「じゃあ次とるやつ見てろ!」とコートを指さします。

その姿を見て、元気を取り戻す烏野の選手たち。
ここからみんなの反撃が始まります。

殴り合いを制す

先ほどの日向に感化されたのか、元気が戻った烏野の選手たち。
しかし、ここで速攻のタイミングが合わないという痛恨のミスが発生します。
点差を広げられてしまった烏野ですが、ここで東峰の強烈なノータッチエースが決まります。
このサーブには、なんと稲荷崎の応援団からも称賛の声が!
「今この1本。殴り合いを制す」というコンセプトのもと、烏野は攻めることを決して止めません

田中らしからぬ言動

澤村がスパイクを決め、烏野は再び稲荷崎の背中をつかみます。
しかし、盛り上がる烏野コートの中でひとり、田中は神妙な面持ちをしていました。
なんと彼は、影山に自分に上げるトスの本数を減らすように頼んだといいます。
そして、その間にも烏野は、マッチポイントを先取されるという崖っぷちの状況に追い込まれてしまったのです…。

脅迫

絶対に点を取られるか、と烏野はハイレベルな粘りを見せます。
この崖っぷちで、影山がトスを託したのはなんと田中。
影山は、田中にトスを減らすように頼まれたとき言いました。
「いいえ、田中さんの攻撃が必要です」
信頼や励ましを通り越して脅迫のようなその言葉に応えてみせる、と田中は心に決めます。
そして、超きわどいコースのストレートをしっかり決めてみせたのです!
相手ブロックが『超インナークロス』に警戒して、ストレートの守備が甘かったからこそできたこの攻撃。
田中がこじ開けた、もう1つの道なのです。

強心臓サーバー・影山

見事に期待に応えた弟の姿を見て、目に涙を浮かべて微笑む冴子。
しかし、同点に追いつくためにはあと1点必要です。
そこで影山が強烈なサービスエースを決め、試合を同点に戻します。
彼ほどプレッシャーに強い選手は烏野にいないのではないでしょうか…?
続いて次は身構えるレシーバーの心を読んだかのような緩い回転のサーブで、今度は烏野は勝利に王手をかけたのです。

「次もくれ」

試合も終盤、影山の体力にも限界が近づいていました。
ネット際ぎりぎりでなんとかトスを上げ、それを日向が足でうまくカバーします。
打ちにくいトスだったにも関わらず「次もくれ」と笑顔で言う日向に、恐怖を感じる影山。
これは「セッターが全力で上げたトスなら全部打つ」という意思表示なのでしょう。
極限になって影山を追い込むのは、敵だけとは限りません。
その日向の姿は、宮侑までもが「エライおっかない相棒持ってもうたな」と影山に同情するほどです。

月島なりの信頼

試合終盤、月島は相当疲れていました。
自分は稲荷崎の攻撃を止められない、それをわかっている彼は心の中で言います。
「無理だから、居ろよ」
その後ろには、またもやレシーブの構えをしている日向の姿がありました。

もう彼のレシーブは『マグレ』なんかではないのです。

感想

今回も、読者の期待をいい意味で裏切るような内容になっていましたね。
まず、日向のレシーブ。
強化合宿で得たことは、ボール拾いのスキルだけではなかったのです。
コート外から悔しい思いをしながら過ごした時間は、決して無駄になっていませんね。
しかもこのあと、誰よりも早く吹き飛ばされたボールを拾いに走ったのも日向。
確実に、今までとは違う彼になっています。
それに加え、影山が日向に感じた『恐怖』。
未完成な彼だからこそ、自分にないものを与えてくれる影山を信頼している。
その信頼や無邪気さが人を追い込むこともあるのだな、と考えさせられましたね。

かなり前の話ですが、東京合宿で東峰に上げられたトスを日向が笑顔で奪いにいったことがあるんです。
そのときに、東峰が「あれは、漠然とした恐怖だ」と心の中でつぶやくシーンがあります。
今回の日向を見て、このシーンを思い出しましたね。
日向は、無意識に人をぞっとさせるようななにかを持っているのでしょう…。

宮兄弟も、今回は特にキレッキレですよね。
特に宮侑。
さすがユースのセッター、としか言いようがありません。
彼の「セッターは『セット』するのが仕事やで?適切な位置にボールをセッティングするんや。アンダーは腕2本、オーバーは指10本。よりいっぱいのもんで支えたんねん。セッターやもん」というセリフ、本当に好きです。
「あ、これが宮侑なんだな」と思える言葉だと思います。
稲荷崎高校の選手たちは、みんなキャラが立っていて、なおかつ面白くて、大好きです(笑)

スポンサーリンク
 

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

最近の記事

  1.  
  2.  
  3.  
  4.  
  5.  
PAGE TOP