僕のヒーローアカデミア19巻のあらすじ・ネタバレ・感想~文化祭と新ヴィラン~ | VODの殿堂

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僕のヒーローアカデミア19巻のあらすじ・ネタバレ・感想~文化祭と新ヴィラン~

   
 

タイトル:僕のヒーローアカデミア 19巻
作者:堀越耕平
登場人物:緑谷出久、青山優雅、耳郎響香、ジェントル・クリミナル、他
閲覧したVOD:U-NEXT

エリちゃんの力を借り、見事治崎を倒した出久。
しかし、死穢八斎會の残した爪痕は深く、大勢の負傷者が出た上に、戦いの指揮を執っていたナイトアイが亡くなってしまったのです。
それでも前に進まなくてはならないヒーローたちは、それぞれが普段の日常に戻っていきます。
その後の様子を、さっそくレビューしていきますよ!

放送中のアニメ『僕のヒーローアカデミア』4期 文化祭編についてはこちら!

あらすじ

青山の謎

自分の部屋を覗いている青山に気が付いた出久。
恐る恐る彼が去ったあとのベランダを見てみると、そこにはこんなものがあったのです。

ちなみに、青山はあまり積極的に人と絡むタイプではなく、出久もあまり彼とは関わったことがないようです。
次の日、必殺技習得のための授業中、青山に話しかけられた出久。
彼は、なんと新必殺技『ネビルビュッフェ☆レーザー』で岩にレーザーを貫通させます。

青山なりのサプライズ

そのあとも彼の必殺技は続き、なんとレーザーで岩に文字まで書いています。
どうやら英語ではないようですが、なんと書いてあるのでしょうか?
彼の技に驚く出久ですが、青山はレーザーを出したあとは決まってお腹が痛くなるのです(笑)
案の定苦しみだした青山を支えながら、出久は彼にベランダでの件について問います。
すると「君の個性、体と合ってない。君は僕に似ているんだ」と呟く青山。
どうやら、個性を使いこなそうと必死な出久にサプライズがしたかったようです。

「出ちゃった☆」

「辛いことと向き合ってるだけじゃ、きっとキラメけないのさ」という青山。
彼の気持ちを受け取り、出久は素直に喜びます。
しかしそのとき、青山はなんとも言えないような、複雑な表情を浮かべたのです。
心配する出久に、お腹を押さえた状態のまま「出ちゃった☆」と言う青山。
なにが出たのかは敢えて触れないでおきます…。

文化祭の案出し!

ある日の授業中、相澤先生から文化祭があることを告げられ、一気に盛り上がるA組。
すごい勢いで案を出していくみんなに、進行役の飯田と八百万もタジタジです(笑)
メイド喫茶やダンスなど様々な意見はひとつにはまとまらず、放課後に決めることになります。
意見のぶつかり合いが起きるなか、轟が提案したのは『バンド演奏とダンスホールを融合したような空間』。
ダンスが趣味である芦戸は教える気満々ですが、ダンスを踊るには音が必要です。
それを聞いたみんなは、一斉に耳郎を見ます。

耳郎なりのロック

耳郎の趣味は、楽器演奏。
自分が弾くことだけでなく、人に教えるもの上手なんだそうです。
しかし、当の本人は「表立って自慢できるものじゃない」と不安そうな表情。
そんな彼女に、上鳴や普段は口数の少ない口田までもが言葉をかけます。
すると「ここまで言われてやらないのも…ロックじゃないよね…」と照れながら呟く耳郎。
A組の出し物、決定です!

笑うことを知らないエリちゃん

次の日、エリちゃんが入院している病室に呼び出された出久とミリオ。
彼女はなんでも自分のせいにして抱えこんでしまうらしく、ふたりの前でも泣いています。
「気楽にいこう。皆君の笑顔が見たくて戦ったんだよ!」とエリちゃんの頭をなでるミリオ。
彼女は必死に笑おうとしますが、笑顔のつくり方さえもわからないといいます。
エリちゃんを笑わせてあげたい出久は、彼女を文化祭に誘うことを思いついたのです。

謎のヴィラン、ジェントル

出久の提案に賛成するミリオと相澤先生。
エリちゃんも「ルミリオンさんたちのこと、もっと知りたいなって思ってたの」と賛成しているようです。
そのとき、警察庁ではとあるヴィランの動画が流れていました。
それは、コンビニ強盗に入ったヴィランがヒーローたちを倒す、というもの。
しかしそのヴィランは、強盗したお金を持って帰らずに言います。
「歴史に名を残したい、そう…それが私!!ジェントルさ!!」

動画界のヴィラン、ジェントルとラブラバ

この男、ジェントル・クリミナルは、犯罪行為を動画にアップする、いわゆる『動画界のヴィラン』。
そして彼の動画投稿の手伝いをしているのは、『ラブラバ』という女の子です。
彼らの動画は伸び悩んでおり、コメントもまばら。
しかしジェントルは、次の計画はそれすら凌駕するほどなのだと豪語します。
一体、彼らは何を企んでいるのでしょうか?

爆豪のプライドとジェントルの計画

その夜、A組はバンド隊とダンス隊、そして演出隊を決めるために集まっていました。
上鳴と瀬呂がドラム担当に爆豪を推薦しますが、本人はなにやら怒っている様子。
どうやらドラムをしたくないわけではなく、他学科の生徒に陰口を言われることが許せなかったようです。
爆豪がやる気だと知った耳郎は「ウチ、がんばるよ」と笑います。

そのとき、ジェントルは自宅で計画を進めていました。
「ヒーローの今を象徴するあの学校にこの私が侵入してみたら、それはもうすごいことになるだろうねェ」

それぞれの準備

バンド隊、ダンス隊、演出隊それぞれの役割分担が決まったA組は、ひたすら練習や準備にいそしみます。
次の日、出久はオールマイトとともに新技の調整をしていました。
治崎を戦ったことで自分の弱さを知った出久は、さらに向こうを目指します。
その次の日、文化祭の準備をしていた出久たちのもとに、エリちゃんとミリオがやってきたのです。
文化祭まであと少し、みんなにも気合が入ります。

出久とジェントル

夜、いつも通りロビーで集まっていたA組のメンバー。
ソファで動画を見ていた出久は、誤って見知らぬ動画をタップしてしまいます。
そこに映ったのは、あのジェントル。
しかし、出久はその存在を知りません。
動画のなかの彼は「次に出す動画、諸君だけでなく社会全体に警鐘を鳴らすことになる」と言います。

発目のグローブ

文化祭前日の夜、A組は最終確認を行っていました。
ほつれたロープを発見した出久は、明日の朝に急いで買いに行くと申し出ます。
そして、いよいよ当日の朝!
オールマイトと朝練中だった出久のもとに、発明科の発目がやってきます。
なんと、出久の新技を助けるためのグローブを作ってくれたのです。

正面衝突

新しいグローブに夢中になっていた出久は、ロープを買うために急いでホームセンターに向かいます。
すると、道で明らかに不審な二人組と衝突。

そのうちのひとりと話した彼は、その声が以前にたまたま見た動画の人物と一致していることに気が付きます。
そう、このふたりはジェントルとラブラバ。
彼らが雄英に侵入しようとしていることを知った出久は、戦うことを決めます。

出久vsジェントル

ジェントルの個性は『弾性』、触れたものに弾性を付与するというものです。
出久は新しいグローブによって増大された個性で彼らを止めようとするも、追いつけません。
そのとき、出久が思い出したのは、エリちゃんの嬉しそうな顔。
『ここで侵入者を出してしまえば、彼女や生徒たちみんなが楽しみにしていた文化祭が潰れてしまう』そう思った彼は、どんどんジェントルを追い詰めていきます。
そのとき、追い詰められていく彼を見て、ラブラバが決心したように呟いたのです。
「使いましょう、私の個性」

感想

今回の青山の件、なかなか不気味でしたね…。

普段からあまり多くを語られることのない彼だからこそ、謎な行動が怖かったです。
彼が岩に書いた謎の文字、気になったので調べたのですが「il faut se méfier de l’eau qui dort.」と書いてあります。
ちなみにこれはフランス語のことわざで「一見大人しそうな人ほど油断のならない人はいない。静かにしている人のほうが危険だ」という意味。
ここからは完全に私の想像なのですが、彼はもしかしたら内通者を知っているのかもしれません。
でも、大人しい静かなキャラといえば、今回も本編に登場した口田君と常闇君、そして障子君くらいしか出てこないのですが…。
A組に限らず、他クラスや他学科、もしかしたら先生たちのことを指しているのかも。
最近あまり表立った話題のなかった内通者問題ですが、近々動きを見せるのかもしれませんね…。
もう一度言いますが、完全に私の邪推です(笑)

そして、久々の新キャラが登場!
今までのヴィランが凶悪すぎただけかも知れませんが、ジェントルとラブラバが可愛く見えてしまうんですよね(笑)
でも、出久たちやエリちゃんが楽しみにしていた文化祭が潰れるのは許せません。
ラブラバの個性も気になるところですが、次回のふたりの戦いに注目ですね!

『僕のヒーローアカデミア』第20巻のあらすじ・ネタバレはこちら

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