「鳥籠ノ番」コミック4巻(最終回)のあらすじ・ネタバレ・感想 〜犯人は身近な存在?鳥籠城からの脱出〜 | VODの殿堂

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「鳥籠ノ番」コミック4巻(最終回)のあらすじ・ネタバレ・感想 〜犯人は身近な存在?鳥籠城からの脱出〜

   
 

タイトル:「鳥籠ノ番」第4巻
作者:陽東 太郎
登場人物:黒辺 銀、金森 楓、白鷺 雲、鵜川 悠介、鳩谷 蒼、鷹原 ゆま、白鷺 雪、郭 公晴、雀野 小雀
観覧した電子書籍:マンガボックス

突然、行方不明になった女子高生の白鷺雲を探す為、集まった黒辺たち同級生6人。
目的地は、閉園になった遊園地にある鳥籠城。

そこに、一歩足を踏み入れると、引き返すことができないゲームが始まるのです。
引き返すのは、ルール違反で待つのは死。
仲間の咲が死に、そこに現れた雲の姉、雪が合流します。
途中、同級生グループに出会い行動を共にするも、鴨島、桃洲と2人が死ぬのです。

鳥籠城で犯人に出されるゲームを解きながら、黒辺と郭は犯人に辿り着くのです。
犯人は誰なのか、雲は生きているのか?
そして黒辺たちは全員、鳥籠城から脱出できるのか?

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【あらすじ】

♯17 怪鳥の巣

はじめの選択で来た、大きな2つの鳥籠がある部屋に戻って来た黒辺たち。
黒辺は「青い梟の居場所が分かった」と言います。

「どう言う事か?」と聞く雪に、黒辺は「この部屋に戻ってきたことでわかったんだ」と言うのです。

そして「この城の謎は『青い鳥』の物語に関連していると思う」と言います。

黒辺の意見を聞いた雪たちは、最初に犯人から「青い鳥探し」と言われたことを思い出すのです。

黒辺は幼いころに読んだ、青い鳥の話を始めます。
「二人の兄妹が魔法使いに頼まれ、青い鳥探しの旅に出かける。」
「色んな国を巡るも、二人は青い鳥を捕まえる事が出来ない。」
「しかもその旅は、実は全て二人の夢の中の出来事だった。」
「しかし、夢の旅から戻った兄妹はついに青い鳥を発見する。」
「二人には、そう見えなかっただけで、幸せの青い鳥は最初から二人の家の鳥籠の中にいた。」

そして、話し終えた黒辺は「自分たちは、鳥籠の部屋まで戻ってきた」
「つまり、この城の青い鳥である『青い梟』は」と言います。
黒辺は、一度出てから戻って来た最初の部屋に青い梟が居ると考え、その部屋に向かい走り出すのです。

するとそこには、白装束をまとい梟の被り物をつけた人物が、雲を抱え立っています。
雲を助けようと走り寄る黒辺に、白装束の人物は拳銃を向けるのです。
そして「私を見つけたのは君たちがはじめてだ、おめでとう」
「黒辺君、君がいなければこの結果にはならなかった」
「敬意を表し、特別にもう一つ選択を与えよう」と言います。
そして「黒辺か雲のどちらかを撃ち殺すが、どちらがいいか」と言うのです。

白装束の人物は、黒辺に「君は、見事に私の居場所を突き止めた。約束通り、無事外に出す約束は守る」
「しかし、雲はある事情で生かされていただけで、私を見つけたわけでない」
「だから君たちと一緒に逃がすことはできない」
「しかし特別に、君が代わりに死ぬと言うなら、交換で雲を逃がす」と言うのです。

黒辺は、白装束の人物を真っ直ぐに見つめ「白鷺を放せ」と言います。

その言葉に、白装束の人物は「その言葉を待っていた」と言い、黒辺に銃口を向けるのです。

しかし次の瞬間、白装束の人物は「わかったよ、この子は返す。君の事も撃たない」と言い、銃を降ろします。

そして、黒辺に雲を引き渡すのです。

黙って話を聞いていた雪が立ち上がり、銃を持つ女性の手を蹴り上げます。
そして銃を拾い上げた雪は、銃を女性に向け「いったい、どういうつもり…?」と言います。

♯18 真実の愛

白装束の人物は「私は、【真実の愛】と言うものが知りたかった」と言うのです。

そして「この話をする為には、私の正体を明かさなくてはならないね」と言い、梟の被り物を外します。
その人物が女性である事に雪たちは驚くのです。

しかし、顔を明らかにするも、黒辺以外はそれが誰なのか分かりません。
戸惑う仲間に、黒辺は「この遊園地の経営者です。入口に貼ってあったポスターに写真が載っていました」と言うのです。

女性は「さすが黒辺君、なら、私のもう一つの正体にもだいたい気付いているのかな?」と言い、昔の話を始めるのです。
「私は、ここを造った建設会社の社長の一人娘だった」
「ある時、社員の一人と恋に落ち結婚、社長だった父は私たち夫婦に、遊園地の責任者を任せてくれた」
「しかし、開園することなく閉園した」と話します。

その理由を「責任者の男(夫)が隠し子と、その母親を殺そうとして逮捕されたから」と言うのです。

その事件で、父親が築いてきた信用が崩落し、遊園地の運営が中止になったのです。

その母親と隠し子と言うのは、黒辺と母親の事だったのです。
その話を聞いた雪は「黒辺君が悪いわけでない、逆恨みだ」と、女性に言います。

女性は「だからこれは、ただの昔話で黒辺君が憎くて閉じ込めたわけではない」
「その男(夫)は、結婚前も後も、私に毎日のように愛していると言った」
「でも、全部嘘で、私への愛を語りながら裏では、他の女と子供まで作ってた」と言うのです。

女性は「自分が愛と信じていたものが偽りだったと知り、愛が本当に存在するのかを、誰かに教えて欲しかった」
「言葉ではなく、行動で見せて欲しくて鳥籠城を作った」
「命がけのゲームなら必ず本性が表れ、そこで示される愛こそが真実の愛だ」と、うつろな表情で言います。

そんな理由で女性は、特別な関係にある男女を意図的に誘い込み、首輪と鎖でつなぎ観察をしていたのです。

女性は「しかし、結果は惨憺たるもので、誰も私に真実の愛を見せてくれなかった」
「黒辺君、君は違った」
「君がここへ来たのは、本当に偶然だった」
「そして、黒辺君は最後まで雲を守った」
「だから、白鷺雲を返した。私の希望を叶えてくれたお礼」
「真実の愛だと思った」と言います。

突然、雪が女性に近づき、銃を奪い取ります。
そして「ここで何人の人が死んだと思っているの、ふざけないで」と怒り、銃を女性に向けるのです。

雪は、郭に「あなたから見て、この女性の言う事は、本当に真実なの?」と聞きます。
郭は「人によっては、そんな理由も有り得るとは思うが、今の話には違和感がある」
「偶然が多すぎる」と答えるのです。

「黒辺が、ここに来たのは偶然だった」言う女性の言葉に、郭は違和感を覚えるのです。
郭は「付き合い始めた彼女が【偶然】その翌日に失踪」
「【偶然】彼女の捜索に誘われ、行くと【偶然】自らの過去に因縁のある相手が犯人」
「しかも、一か月の間【偶然】彼女は生かされていた」と話しだします。
そして、最後に「そんなのは偶然じゃない、仕組まれたものと考えた方が自然」と言うのです。

雲は、黒辺の彼女になったからこそ囚われ、黒辺を誘い出すための餌にされた、と考える郭は「誰が、黒辺を連れてきたんでしょう?」と、意味ありげな笑顔で言います。

そして「誰かが直接『白鷺が鳥籠城に行ったらしい』と言わないと、黒辺はここへ来ることはない」と断言するのです。

郭は「誰が言ったんでしたっけ?」と、敢えて女性に言います。
女性が「もう、いいでしょ…やめなさい」と、叫ぶと同時に、銃声が鳴り響くのです。

銃弾は、雪に放たれます。

そして、雪が撃たれた方向には、銃を持つ金森楓が立っているのです。

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♯19 心底の声

「金森、何してんだ」と怒る鵜川。
楓は、そんな鵜川にも銃を撃ち込みます。

女性は、楓に「もういいじゃない、開放してあげましょう」と言うのです。
しかし楓は女性に、雪が持っていた銃を拾い、自分の所へ来るよう指示をします。

そして、楓は無表情で、鵜川と自分を繋げていた鎖を外し「これだけ特別製なんです」と、自分の鎖のアラーム音を止めるのです。

ペアが居なくなった、鵜川のアラームが鳴り始めます。
雪は撃たれながらも、黒辺と雲、鵜川と雀野、そして自分と郭の鎖を繋ぐよう指示をするのです。

楓は「黒辺に声をかけた…そんな事だけで見破られるなんて」と、郭を鳥籠城に呼んだことを後悔します。

しかし、郭は「それだけではない、白鷺雲を探しに来たと話した段階から、違和感があった」
「明るく社交的で、人望溢れる人柄である白鷺雲の捜索に来た人数の少なさ」
「しかも集まった面子は、彼女と特別、繋がりが深いわけでも無い」
「それなのに、人数だけは丁度、男女が3人ずつで、この城にピッタリ」と言うのです。
そんな状況から、偶然集まったメンバーではないと、郭は感じていたのです。
そして、そんな操作が出来るのは、同じクラスの人間と思うのです。

さらに郭は、タマゴがあった温室で、黒辺が「アヒルが寄ってこなかった」と呟いたのを聞き楓が怪しいと、確信していたのです。
郭は、温室に入った際、鳩谷、鷹原、鵜川、金森の4人に沢山のアヒルが近寄って来るのを思い出すのです。

郭は「鳥って結構人の顔を覚えるらしいから、餌を与えている人間には自然と寄ってくる」と言います。
そして、おもむろに「何故君は、鳥籠城にいる?」と、楓に聞くのです。
更に「ここに呼ばれる条件が、恋愛関係にある男女であるなら、君の相手は誰なのか」
「君がここにいる理由は何一つない。君が犯人じゃないなら」と、続けます。

郭の話を聞いていた鵜川は「なんで、そんなひどい事が出来るのか」と、金森に聞きます。
楓は、女性に「過去に酷いことをされたからよ、ね。お母さん」と言うのです。

楓の「お母さん」と言う言葉を聞き、黒辺は、母親を亡くした後、自宅のアパートを見つめていた女性がいた事を思い出します。
そして女性の横に、自分と同じ年頃の女の子がいたことも思い出すのです。

楓は、黒辺と異母きょうだいである事を「認めたくはないけどね」と言います。

そして「幸せだった生活を、ぶち壊されショックだった」
「お母さんは、さっき憎くないなんて言ったけど、私は憎んでいる、黒辺も、あんたの母親も、父も…」
「それから、愛だなんて嘘を吐きあう、くだらない人間全て」と言うのです。

鵜川は、初めに亡くなった鶴巻を誘った理由を、楓に聞きます。
楓は「恋愛に興味がないと言っていた咲が、鵜川を好きになったと言った」
「裏切られたと思い、特別に招待した」と言うのです。

黙って話を聞いていた雪が「それだけ憎いなら、回りくどい事をせず、最初に皆を殺せばいいのに」と言います。
そして、楓に「あなた、本当は殺したくないんじゃあないの?」と問うのです。

その言葉に、楓は「そうですよ、殺したいと思っている訳ではない、それでは全然意味がない」
「私が殺したいと思う人間が、なるべく自然で必然的な状況で、私とは無関係な事柄で、死ねばいいのに…って思っているんです」と無表情で、答えます。

雪は、その言葉に「最低ね」と返すのです。
そして「そんな気持ちを、嫉妬って言うの」
「ただの八つ当たり」と楓に、言います。

楓は「姉妹揃ってご満悦を垂れるんですね、むかつく」と言い、雲を連れてきた理由を「白鷺自身が憎かったから」と言うのです。

その時、意識を失っていた雲が目を覚まします。

♯20 対岸の闇

雲は黒辺に、巻き込んでしまったことを謝ります。
そして、姉の雪の存在にも気付くのです。

雪は、楓に「何故、妹を狙ったのか」問うのです。
楓は雲と同じ中学で「その時に酷い侮辱を受けた」と言います。

事件の後、地元から離れた学校に進んだ楓に、雲は頻繁に声を掛けるのです。
そんな雲を楓は、とても面倒な存在と思います。
ある日、話しかけても無視を続ける楓に、雲は「何で、いつも無視をするの?」と聞くのです。
楓は「何の苦労も味わったことのない人に、私の気持ちが分かるはずがない」
「そんな人と会話するなんて、くだらないから無視をしている」と言います。
そんな楓に雲は、自分にも両親がいない事を話すのです。
そして「親とか家とか…関係ないと思う」と言います。

両親と家の事だけを支えに生きていた楓にとって、雲の言葉は屈辱だったのです。
楓は「白鷺雲が居たら、私の存在価値が消される」
「じゃあ、白鷺を消さなきゃ」と考えるのです。

そこから、楓は雲に復讐をする日の為だけに、表面上は雲と仲良くし、同じ高校に進学します。
高校に入り、楓は黒辺の存在にも気付くのですが、幸せそうでない黒辺には興味を持たないのです。

最初は【白鷺の存在が消えればいい】とだけ考えていた楓。
楓には、母以外で、唯一信頼し好意を持っている、遠い親戚にあたる男性がいたのです。
その男性が、雲に好意を持ち、二人が自分の知らないところで会っていた事を知ります。
楓は、雲が誑かしたと思い込み「白鷺を苦しませて、殺さなければ気が済まなくなった」と言うのです。

そして楓は、鳥籠城に男性と雲を誘い出し、二人を鎖で繋ぎます。
楓は「結果、雲ちゃんの事が好きなんだなんて言ったわりに首輪をつけ脅したら、すぐに寝返った」と言うのです。
「何故そんな事をするのか」と問う雲に、楓は「アンタの苦しむ顔が見たいからよ」
「死にたくないなら、命乞いでもしたら」と言います。

雲は、楓に「最低、命乞いなんて死んでもしない」と言うのです。
そんな雲の態度に【もっと苦しみながら死ねばいいのにと】楓は思います。

死を覚悟し「とうさん、あかあさん、ねえちゃん」そして「黒辺」と呟く雲。
雲の「黒辺」と呟いた言葉に、楓は反応するのです。

楓は、その時の事を思い出します。
そして「雲を苦しめるためと言う理由だけで、黒辺を鳥籠城に連れてきました」
「黒辺単体なら、どうでもよかった」
「雲の目の前で黒辺を殺せば、一石二鳥と思った」と言うのです。
楓にとって、雲の全てが、眼障りだったのです。

楓の話を聞き、黒辺は、雲が男性を誑かしたのではない事実を話します。
楓は「嘘、そんなの嘘。何でみんな白鷺の味方をするの」と叫ぶのです。
そんな楓に、雪は「何でわかんないの?」
「アンタがこうなるように選択してきたから」
「納得いかないなら、どこかで選択ミスでもしたんじゃない?」と返します。

その言葉に、楓は「全部全部全部、白鷺が悪い」と叫ぶのです。
と同時に、何かが崩れる大きな音が聞こえ出します。

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最終話 選択の涯

その音を聞き、楓の母が「ここはもうすぐ崩れる」と言います。
1時間後に作動する様、城の自壊装置のスイッチを入れていたのです。

母親は「理解しがたいかもしれないが、私たちにとって鳥籠城が、生きる希望で存在意義だった」
「ここで人の行動を監視し、愛などないと証明し続ける事が…」
「黒辺君に、真実の愛を見たと思ったのは本当」と言います。
そして、脱出させてあげれなかった事を詫びるのです。

「早く、ここから出なきゃ」と言う雪に、楓は「首輪を着けてるじゃないですか」と、そのまま出たら死ぬ事を伝えます。

どちらを選択しても、結果は同じだと言う事は、分かっている雪たち。
そんな雪たちに、楓は「どっちがいいか選択させてあげる」と笑いながら言うのです。

その時「出口、センサー、銃…鳥」と、黒辺が呟きます。

それを聞いていた雪は、郭に「今の聞いてた?」と確認するのです。
雪の考えを全て理解した郭は「ええ、大体は。他に何も思いつかないし、賭けてみる価値はあるかと」と答えます。
その言葉を聞き、雪は「郭、あんたの全行動の責任は私が持つ」
「だから、必ず皆を助けて」と頼むのです。
その頼みに「了解しました」とだけ答え、郭は立ち上がり、雪との鎖を外すと、楓に向かい歩き始めます。

楓は、郭に銃を向け止まるように言うのです。
しかし、聞く耳を持たず向かってくる郭に、楓は銃弾を撃つのです。
郭は、銃弾を受けながらも前に進みます。
そして、楓が構える銃口に自分の額をあて「何で頭、狙わないの?」
「君は僕と同じ、所詮、自分の責任では殺せないんだ」

「責任を取らない僕(やつ)には、止まる(選ぶ)権利なんてないんだよ」と言うのです。

郭は、楓の母親に「もらっていきますね」と言い、母親が持つ銃を受け取ります。
郭は、黒辺が呟いていた事を思い出しながら、扉の上にある鳥の形をしたセンサーに発砲し壊すのです。

そして自ら、扉の向こうまで歩き、首輪が反応しない事を確認します。
最後に「じゃあ、あとは頑張ってね」と言い、郭はその場に倒れるのです。

その直後、雪は楓にしがみつき、黒辺たちに早く逃げるよう指示します。

雪を置いていく事に、悩む黒辺。
悩んでいる黒辺に、楓は「母親の時みたいに、雪を見捨てて逃げるの?」と叫ぶのです。

すると、黒辺は意を決した表情で、雲を抱きかかえ出口に歩き出します。

雪はそんな黒辺に「あなたの選択は間違ってないよ、今も、昔も」と言うのです。

その直後、鳥籠城が大きな音を立て、崩れ始めるのです。
黒辺と雲、そして鵜川と雀野は、鳥籠城から脱出し助かります。
そして、温室で救助を待っていた、鷹原と鳩谷も助かるのです。
何故なら温室は、鳥が避難するため、潰れないように設計されいたのです。

6人が助かった一方で、雪と郭は遺体で発見されます。
黒辺は雲に、その事実を告げるのです。

1ヶ月後
公園のベンチで、ひとり座っている黒辺に、鷹原が声をかけます。
黒辺は「雪が亡くなったことを告げて以降、雲に会ってない」と言うのです。
そんな黒辺に鷹原は、雪を置いてきた事を「後悔しているの」と聞きます。
黒辺は「母親の時とは違い、後悔はしていない」と答えるのです。

鷹原が「あんたって、悩まなくていい事は悩まないんだね」と言うと、黒辺は雲に会いに行くか行かないかという事を、一人ブツブツ考え出すのです。

それを聞き、鷹原は「やっぱ。あんたバカだね、悩まなくていい事の方が多いって言ってるじゃん」
そして最後に「雪さんの言葉、行動には相応の結果がついてくる」
「あんたの選択の結果、全部ちゃんと受け止めなさいよ」と言い、立ち去ります。

そして黒辺は、雲に会いに行くのです。

感想

こんな事が、現実にはありませんが。
しかし、嫉妬や妬みと言う部分ではあり得る内容ですよね。
ここまで壮大に復讐を行うなんてことはないにせよ…ですけどね。
仲間と思っていた同級生が犯人と言うのも、衝撃です。

こんな事になったのも、考えてみると、黒辺と楓の父親だった男性の責任ですよね。
まず、黒辺と母親がいるにも関わらず、他の女性と付き合っていた事。
更に、自分勝手な思い込みで、黒辺の母親を殺害するわけですからね。
バカな一人の男のせいで、取り巻く人間が大迷惑をしたわけです。
全く関係のない亡くなった人たちは、本当に気の毒です。

郭君は、なんて冷酷な男の子なんだと思い、見ていたのですが、最後の亡くなり方はカッコ良かったですね。
郭君の様に、自分自身で決める事の出来ない人間は実際の所、沢山いると思います。
あそこまで、極端ではないのかもしれませんが…。

そしてまた、黒辺君の様に悩まなくてもいい事を「ああでもない、こうでもない」と悩み続けるタイプも沢山いると思います。
しかし黒辺君は、最後に鷹原さんから聞かされた言葉で何か変わっていくと信じたいと思いますね。
雲の姉の雪と、郭が命をかけて守ってくれた訳ですからね。

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