「鳥籠ノ番」コミック2巻のあらすじ・ネタバレ・感想〜鳴り響く警告音。新たなゲームの脱落者?〜 | VODの殿堂

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「鳥籠ノ番」コミック2巻のあらすじ・ネタバレ・感想〜鳴り響く警告音。新たなゲームの脱落者?〜

   
 

タイトル:「鳥籠ノ番」第2巻
作者:陽東 太郎
登場人物:黒辺 銀、金森 楓、白鷺 雲、鵜川 悠介、鳩谷 蒼、鷹原 ゆま、白鷺 雪、郭 公晴、桃洲 明、鴨島 竜一、雀野 小雀
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同級生の白鷺雲の行方を探すため、集まった黒辺たち6人。
鳥籠城に入るや否や、ルール違反により咲が亡くなる。
ペアがいなければ、その相手も死んでしまうと言う恐ろしいゲーム。
咲が死んだ事で、ペアの鵜川の警告音が鳴るのですが、そこに白鷺雲の姉、雪が現れピンチから逃れることができます。

3組のペアは二手に分かれ、ゲームは進んでいき、黒辺とゆまは同じ学校の同級生、鴨島と雀野に出会います。
しかし、鴨島はゲームから脱落し、ペアだった雀野の警告音が鳴り出すのです。
黒辺はこのピンチをどう乗り切るのか??

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【あらすじ】

♯05 沈黙ノ訳

下に行く鳥籠を選んだ鵜川と楓は、同じように下りてくる雪と鳩谷を待つ事にします。
その頃、鳩谷はゆまに裏切られたことにショックを受けているのです。

雪は落ち込む鳩谷に、ゆまの何がいいのか尋ねます。
鳩谷は日ごろから、誰の頼みにも嫌とは言わず、周囲に合わせて生活していたのです。
そんな鳩谷にゆまが「今日からは私にだけ愛想よくしなさい」
「皆にいい顔していると疲れるから、やりたくない事は私のせいにして断ればいい」と言ってくれた話をします。
雪もその話を聞き、ゆまが意外と良い子なんだと思うのです。

その時、先に下にいった楓の叫び声がします。
雪と鳩谷、急いで籠に乗り下に向かうのです。
下に下りるとそこには鵜川と楓以外に、もう一組の男女が居ます。
楓は、急に現れた二人に驚き、叫んだのでした。
その男女と言うのは、同じ学校の郭公晴と桃洲明です。

二人は、黒辺とゆまが出会っている鴨島と雀野と一緒に鳥籠城に来るも、はぐれていたのです。
楓は、雪の事を知らない二人に、白鷺雲のお姉さんだと紹介します。

鵜川は「白鷺を探しにやって来たのか?」聞きます。
しかし二人はそうではなく、「二人でここを訪れると…といった、内容のメールを見てやって来た」と言うのです。
そして「送られてきたメールアドレスは、知らないものだった」と桃洲は言います。

雪は、何も言わず立っている郭に「全部わかってるのに、敢えて、黙ってますみたいな顔をしている」と言うのです。
「何か分かってるなら、言いなさい」と言う雪に、郭は「何らかの理由で、恨まれていると思う」と言います。
「一見、無差別な噂に惑わされて、巻き込まれた感じがするが、それにしては噂が噂として成立していない」
「僕たちは、何者かに意図的に情報を与えられ、ここにおびき出された」
「そして、こんな首輪をつけ閉じ込められてるってことは、恨まれてると考えるのが自然」
と、郭は自論を説明するのです。

雪は、そこまで考えていながら、聞くまで何も言わない郭に不信感を抱きます。
突然、思い出したかの様に、桃洲が扉の先の道が変だと言い出し、雪たちも向かうのです。
扉に向かいながら、雪は自分たちが乗ってきた鳥籠が上がっていくのを見ていたのです。

桃洲に案内され向かった先には、鳥の彫刻の様なものがあるだけで、先に続く扉も道もない部屋なのです。
すると突然、彫刻から声がします。
「英雄を選べ、英雄は鳥の口へその手を差し入れ、道を開け」
「賢者は救われ、愚者は裁かれる、英雄はだれだ?」と言うのです。

鵜川は、彫刻の口の中にボタンを見つけます。
すると郭が「心に偽りのある者は手が抜けなくなる、あるいは手首を切り落とされる」と、イタリアの真実の口にまつわる話をするのです。

よく見ると、その彫刻の上部にも刃物が取り付けられています。

雪は「今回の選択肢は、道ではなく人」だと言います。
6人は、誰がそのボタンを押すか考えるのです。
真剣に考える中、郭は「それに手を突っ込むのは僕でも、僕じゃあなくても、どっちでもいいです」と言います。
手を入れれば死ぬか漏れない状況で「どっちでもいい」と言う郭に驚く雪たち5人。
驚く皆を前に郭は「死のうが生きようがどっちでもいい」と言うのです。

その理由を「選択すると、必ず責任がついてくるのが嫌」だと言います。
その上で「だから僕は選択を捨てました」
「そのかわり、責任も負いません」と笑顔で言うのです。

その言葉に雪は「選択しないのも立派な選択」と詰め寄るのです。
すると郭は「じゃあ僕に責任をとらせたらいいじゃあないですか」
「僕が責任をとってボタンを押して死んでしまった場合、鎖でつながれた桃洲も死ぬ」
「そうなれば、僕に責任をとれと言った、雪さんの責任ですよ」と、矢継ぎ早に攻め立てるのです。

鵜川は郭に、落ち着くよう言います。

雪は「郭君の言う通りかもしれない」と言い、頼めば引き受けると言う郭に、本当なのか問うのです。
郭は「もちろん、僕の責任でなければ何でもいい」と答えます。

その言葉に雪は「いいわ、あなたの命、私が決めてあげる」と言うのです。

♯06 覚悟ノ男

雪は、郭と離れた場所でこれからどうするか考えます。
そして鵜川たちに、郭はどんな人なのか尋ねるのです。

鵜川は「ムカつく程モテて、成績はトップ、運動神経も良い」と言います。
そして「理由は分からないが、告白されてOKされたのは、桃洲だけだ」と言うのです。
郭の話を聞く雪に、鵜川は「彫刻の中のボタンを押す人は決まったのか」と、聞きます。

雪は「郭君にはやらせない」と言うのです。

「ムカつくが、1番頭が回るのも事実で知識も冷静さもある」
「一人でも多く、ここを脱出させる為に必要な存在」と理由を言います。
その上で、雪は「自分がボタンを押す」と言うのです。

話を聞き終えた鵜川が、突然大きな声を上げます。
鵜川は「あの刃は落ちない気がする」
「何故なら、他人の為に自分を犠牲に出来る人こそ賢者とみなされる為」と言います。
そして、鵜川は「自分の責任で、俺がボタンを押す」と言うのです。

鵜川は覚悟を決め「5数えたら、ボタンを押すと」彫刻の中のボタンの上に手を置きます。
カウントをする声が響く中、これが本当に正しい選択なのか、雪は考えるのです。

そして、カウント3の時点で、雪は何かに気づき郭の方を見ます。
すると、郭は何か知っていると言った表情で、雪に微笑むのです。

咄嗟に、雪は「鵜川君、ダメ」と叫びます。
そしてその直後、刃が落ちた音がするのです。

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♯07 決意ノ女

鵜川は間一髪、手首を切り落とされる事無く、助かります。
なぜなら雪が、刃が落ちる直前に、鵜川に飛びつき助けたのです。

訳が分からない鵜川は「なんで止めたんですか」と雪に言います。
雪は、郭の方を見て「彼の口から聞くべきじゃあないかしら」と言うのです。

雪は、郭が全部分かっていたと気づくのです。
そして雪は、彫刻の横にたち「これは鳥じゃあない」と言います。

郭は「そうですね」と笑顔で答えるのです。
そして顔は鳥だが、他は違うとし「厳密に言えば、この像は鳥じゃあない」
「すなわち、鳥の口と言うのは、この像の口ではない」と言います。

彫刻の声が「賢者は救われ、愚者は裁かれると」と言った【賢者】は、この彫刻が鳥ではないと分かる人だったのです。
全てを知っていて、敢えて何も言わなかった郭に「知っていて何故、言わなかったの?」と桃洲は言います。
郭は「このボタンを怪我せず押す方法は、聞かれなかったし、思いつかなかったから言わなかった」と言うのです。

気まずい空気のなか、鵜川が「この先に道はないのか」と、これからの話をします。
雪は、壁の少し高い位置にある、小さな鳥の彫刻に目をやり「これも立派な鳥のはず」と言い、口の中を覗き込むのです。

そして、口の中にボタンを見つけます。
雪がボタンを押すと、とつぜん壁が回転扉の様に動き、その先には上に続く階段があるのです。
雪は桃洲に「郭が何もしてくれなくても、私たちが絶対に守るから」と言い、先に進むのです。

6人が、階段を上った先の部屋には、たくさんの本が並べられ、たくさんの扉があります。
そこにいた鳥が突然喋り始めるのです。
「産み落とされたそこは、闇だった」
「黒か、そうでないか分からない程黒く…」と何かを朗読しているように聞こえるのです。

その時、雪の表情に変化があるのを、郭だけは気づきます。

雪は郭に、今この部屋について、考えている事や分かった事を、全て話すよう言うのです。
郭は「ここにある本の中に、先ほどの、鳥が喋った言葉が書かれた書物がある」
「そしてそこには、扉を選ぶ何らかの手がかりがある」と言います。

鵜川は、沢山ある中から、しらみつぶしに探すのは大変と感じます。

その時、雪がある本の前に立ち、取り出し「『烏丸深空の烏の子』さっきのは、この本の冒頭部分」と言います。
そして、何か言おうとする雪の言葉を遮るように、桃洲が昇ってきた階段に向かい、歩き出すのです。

桃洲は、郭の考えていることが分からなくなったと言い、階段に背を向け立ちます。
そして「もし私がここから落ちそうになったら、誰かの命令でなく、自分の責任で助けてくれるよね」と郭に言うのです。

♯08 信頼ノ手

桃洲は、郭に告白し付き合うようになった頃の、楽しかった日々を思い出します。

桃洲は、郭に「自分の責任で手を放して良いというから」
「でも離さないなら、郭の責任で離さないで」と言うのです。
「責任」と言う言葉で、何も自分で決めない郭に、桃洲は最後の願いを込め言います。

そして、桃洲は郭に「信じてるから、手、放して」と言うのです。

次の瞬間、郭は無表情で桃洲の手を放すのです。

桃洲は、長い階段を落下します。
生きているか確かめに行こうとする雪に、郭は「下の扉の向こうに身体が出ちゃってる」
「つまり、道を戻った」と、ルール違反になったと言うのです。
そして「彼女はもう助からない」と言います。

雪は怒り、郭を殴るのです。
郭は「色々、論じたい事もありますが」と言いかけた時、相手が居なくなった郭の警告音が鳴り始めます。
郭は落ち着いた口調で「行動に相応の結果ですね」と言い、死を覚悟するのです。

雪は「私は、あんたとは違う、見殺しにはしない」と言います。

そして、自分と鳩谷の鎖を外し、郭の鎖を鳩谷の鎖につなげるのです。

暫くすると、今度は雪の警報音が鳴りだします。

♯09 奇跡ノ数

鵜川は鳩谷に、雪の鎖と繋ぎ換えるよう言うのです。
しかし鳩谷は、そう判断する事で、自分が郭を殺したことになるのが嫌でできません。

すると雪は「みんな、ほんとごめん」
「私まだ、死ねないわ」と言い、鳩谷の鎖を自分に付け替えます。
結果、暫くは交代で、鎖を繋ぎ換える事にするのです。

5人はあらゆる部屋にある、鳥の象に監視されている為、最後まで奇数で行くことは無理だと思うのです。
どうすればいいのか考える5人の耳に、どこからか警告音が聞こえるのです。

扉が開く音がするほうを見る5人。
そこから、黒辺とゆま、そして雀野が現れます。
そして、雀野の首輪からも警告音が鳴っているのです。

約1時間前
鴨島が扉の向こう側へ落下した後、黒辺たちも、鎖を繋ぎ換え、時間稼ぎをしていたのです。

黒辺は、扉があくこと自体はアタリではないと考えます。
そして「鴨島が引いたAの鍵は、ハズレだった」と言うのです。

黒辺は「2つはアタリ、1つはハズレ」
「Aがハズレなら、Bはアタリ、アタリの鍵なら同じ扉でも…」と一人ブツブツ言いながら、Bの鍵を差し込み、扉を開けます。

そして、開いた扉の向こうには、ゴンドラが下りてきていたのです。

黒辺たち3人はゴンドラに乗りこみます。
そして、先に進んだ結果、雪たちが居る部屋にたどり着くのです。
雪と黒辺の鎖を繋ぎ、警報音は止みます。

ふと雀野は、桃洲が居ない事に気づきます。
雪は郭を指差し「こいつに殺された」と言います。
驚く雀野に「詳細は、また話す」と言い「とにかくこいつは異常だから、気を付けて」と説明するのです。
落ち着いたところで、烏丸深空の烏の子の本について考えます。
雪が冒頭部分を読み始めると、黒辺がその続きを、本を見ずに言うのです。

驚く仲間に、黒辺は「この本は白鷺が1番好きな本だ」と言います。

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♯10 二人の話

それを聞いた郭は「白鷺こそが、青い梟」
「つまり、犯人なんじゃないのか?」と言います。

反論する雪に、郭は「この本の冒頭が読まれた時、動揺したのは、僅かでも白鷺雲が犯人かも知れないと思ったからでは?」と言うのです。

そんな中、黒辺が一言「白鷺雲は、犯人じゃあない」とみんなに聞こえる様に言います。

黒辺はブツブツと小声で、白鷺が犯人でないと考えられる理由を言うのです。
そして最後に「白鷺はそういう人間じゃあない」
「こんな事は、絶対にしない」とはっきり言います。

それを聞いた郭は「感情論はやめろよ」
「そんなのは、何の意味もない」と反論するのです。

その言葉に黒辺は「そうじゃあない」
「白鷺がもし、悪いことをすることがあったとしても、こんな方法はとらない」と言います。

そして、黒辺は、白鷺の笑顔を思い出すのです。


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感想

何だか、複雑な展開になってきています。
こんなにも、人が死んで行くなんて思ってもみなかったです。

何と言っても、郭の考え方は宜しくありません。
自分が判断する事で、責任を負うのは嫌なんて言語道断だと思ってしまいます。
桃洲は自分の命をかけてまで、一途の望みを託したのに…と思うと、本当に郭は最低だと思います。
そんな郭は、生き残っているわけですからね。
最終巻までには、郭が改心することを願うだけです。

青い梟のゲームに気をとられて、犯人は誰なのかが全く想像もつかないですね。
簡単に答えが分かってしまうのではつまらないですから、良いのかもしれません。

犯人は勿論の事、何故こんな事をするのかも気になります。
郭が言う通り、選ばれた人が鳥籠城に集まったのは間違いないと思います。

犯人が、高校生でない事を願うばかりです。

ゆまの裏切りにより、離れて行動していた鳩谷ですが、再会した事で二人の関係にも変化が現れるのかな~(良い意味で)と期待しています。
ゆまは、根っからのワルでは絶対にないですからね。
きっと、他人に対して、どう優しくすればいいのか分からないタイプの様に思います。

全員が力を合わせれば、誰も亡くなることなく白鷺を探し出し、犯人も見つけられるのでは…と、私の希望ですが、思うのです。

そして個人的には、閉園した遊園地なんて、絶対に行ってはいけないとも思うのです。

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