僕のヒーローアカデミア17巻のあらすじ・ネタバレ・感想~ルミリオンVSオーバーホール~ | VODの殿堂

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僕のヒーローアカデミア17巻のあらすじ・ネタバレ・感想~ルミリオンVSオーバーホール~

   
 

タイトル:僕のヒーローアカデミア 17巻
作者:堀越耕平
登場人物:緑谷出久、通形ミリオ、治崎廻、ナイトアイ、他
閲覧したVOD:U-NEXT

エリちゃんを助け出すために八斎會のアジトに乗り込んだ出久たち。
サンイーターが屈強な幹部3人を倒し、ファットガムと烈怒頼雄斗も格上の敵を相手に勝利します。
こうして順調に進んでいたかと思われた計画。
しかし、ヴィラン連合が八斎會に協力していることが発覚します。
その後の展開を、さっそくレビューしていきます!

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あらすじ

八斎會とヴィラン連合VSナイトアイ

突如現れたヴィラン連合のひとり・トゥワイスと八斎會の幹部に驚くヒーローたち。
しかしそれも一瞬、襲い掛かってきた巨大な体躯の敵をナイトアイが吹き飛ばしたのです。
未来を見る個性、とんでもない強さですね…。
計画が台無しになったのにも関わらず、ヴィランと強調する姿勢を見せない八斎會。
彼らの間で仲間割れが勃発します。

ヴィラン連合の決断

そんなとき、トゥワイスを助けたのは同じくヴィラン連合のトガ。
「悲しいねェ。協力先がしようもないと報われないねェ」と呟きます。
そう、八斎會と協力すると死柄木から告げられた日、彼らは猛反発したのです。
しかし彼から返ってきたのは意外な言葉でした。
「俺とおまえたちの為だ。俺はおまえたちを信じてる」
それを思い出した彼らは、なんとヒーローたちに加担することを決めます。

今だけは味方

ヴィラン連合の裏切りに気づき、怒り狂う八斎會の本部長・入中。
奇声をあげながら、出久たちも全員まとめて圧殺しようと動き出したのです。
しかし、トガとトゥワイスがヒーローたちに入中の居場所を気づかせるべく動き、入中本体を捕まえることに成功します。
いつもは敵同士で厄介ですが、今だけはかなり強力な味方ですね。
出久たちは気づいていませんが…(笑)

エリちゃんのヒーロー・ミリオ

時はさかのぼり、ミリオが単独行動に移ったわずか2分後、なんと彼は治崎とエリちゃんに追いついていたのです。
「この子にとってお前はヒーローじゃない」という治崎、加えて「真実吐き」という個性を持つ八斎會のひとり、音本が彼の決意さえも揺るがします。
しかし、彼は動じません。
治崎からエリちゃんを引きはがし、あの人に殺されちゃう、と怖がる彼女にいいます。
「大丈夫!!俺が君のヒーローになる!」

ミリオVS治崎

その後もエリちゃんにひどい言葉を投げかける治崎。
そして、彼らがいるフロアを丸ごと破壊します。
「壊れても支障はない。原型を留めていなくとも元通りに治せる」
まるで彼女をモノのように扱うその言葉に、怒りをあらわにするミリオ。
彼は、エリちゃんを自分のマントに包み、自ら治崎に攻撃を仕掛けていきます。

治崎の企みと恐怖の銃弾

ミリオの攻撃を喰らい、傷だらけになった治崎。
しかし、そんな不利な状況で彼がなにも企んでいないはずがなかったのです。
彼は意識を失いかけていた音本に、ある弾を投げます。
それは、八斎會がずっと研究していた「個性を完全に消滅させる」薬。
音本は、ミリオではなくエリちゃんにその弾を撃ちます。
そう、ミリオが彼女を救けに来ることが分かっていたからです。

無個性なんて関係ない

エリちゃんを庇ったその瞬間、ミリオは笑顔を浮かべていました。
そして、17年かかってやっとモノにした個性が消滅してしまいます。
ミリオを馬鹿にしたように笑う治崎。
しかし、彼は無個性になってもなおぶつかっていきます。
「これまでの全て、なにも無駄にはなってない。俺は依然ルミリオンだ!!」
そして、なんとミリオは15分もの間、無個性の状態でエリちゃんを守り抜いたのです。

どこまでも外道な男・治崎

ボロボロになったミリオ、しかしそれは治崎も同じでした。
そしてそこに出久たちも到着します。
その異様な空間と傷だらけの彼らを見て、思わずミリオを抱きしめるナイトアイ。
しかし、その間にもイレイザーヘッドが八斎會の幹部・クロノの個性によって動きを止められてしまいます。
そして、治崎はなんと音本を殺し、彼の個性を自分のそれと融合させたのです。

決死の未来予知

治崎の相手は自分がする、と前に出たのはナイトアイ。
彼は未来予知を発動し、一縷の望みをかけてその行く末を見ます。
しかしその瞬間、彼が見せたのは絶望したような表情。
それを見た出久は、今まで出したことのなかった「ワン・フォー・オール20%」の力で治崎の攻撃を阻止します。

未来さえも捻じ曲げる

全員死ぬ、と断言する治崎に出久はいいます。
「そんなことはさせない…!そう決まっていたとしても!その未来を捻じ曲げる!!」
しかし力の差は歴然、出久はすぐに動きを止められてしまいます。
その現場を目の当たりにしたエリちゃんは、自分が戻るからみんなを元通りにしてほしい、と治崎に懇願しだしたのです。
しかし出久は助けることを諦めません。

エリちゃんの「助かる覚悟」

その瞬間、なんと地上で戦っていたはずのリューキュウたちが地面を突き破って落ちてきたのです。
その背後にはトガたちの姿が。援助してくれたのですね。
しかし、その衝撃を利用し、治崎はエリちゃんを捕まえてしまいます。
自分の体が完全に捕らえられる直前、エリちゃんは無意識に、風で吹き飛んだミリオのマントを掴みます。
「助からなくては」という想いが彼女を動かしたのです。

とうとう開放したフルカウル100%

そのとき、まるで時が戻ったかのように、エリちゃんは出久の元へ戻ります。
そう、彼女の個性が発動したのです。

その衝撃で地上に出た出久と治崎。
しかし外に出たは良いものの、エリちゃんはまだ個性を制御することができず、巻き戻し続けることしかできません。
完全に巻き戻るのを防ぐには、それ以上のスピードで大怪我し続ければいいと気づいた出久は「ワン・フォー・オールフルカウル100%」を開放します!

感想

最初にいいますね。
…最初に読んで号泣して、2回目3回目も泣きました。
個性がなくなった瞬間にミリオ、笑っていましたよね。
エリちゃんに、自分が苦しいところを見せたくなかったからでしょうか。
そのひとつひとつの行動の意図が痛いほどに分かってしまって…。
しかも、レビューには書ききれなかったのですが、彼の個性が消えたその瞬間、遠くで気絶していたサンイーターが一瞬だけ目を覚ますんです。
幼いころからずっと一緒にいて、隣で努力しているのを見続けていた彼だからこそ、ミリオの中でなにかが消えたことに気づいたのでしょう。
こうやって色々書いていると切なくてまた涙腺が…(泣)

でも、ルミリオンの決死の行動がエリちゃんの心を動かしたんですね。
あんなに絶望していた彼女が、「助からなくては」という気持ちになれたのは、ミリオや彼女のためにたくさん傷ついたヒーローたちがいたから。
それに、エリちゃんの個性が発動したのは、自分を必死に守ってくれたミリオのマントを掴んだからです。
ナイトアイが見た「全員死んで治崎だけが逃げる」という未来、出久たちなら変えることだってできるかもしれません。
出久やミリオ、ナイトアイだけではなく、現場にはお茶子や梅雨ちゃんたちもいます。
ここまで来たら、絶対に治崎を倒して、エリちゃんを無事に保護してほしいですね!

『僕のヒーローアカデミア』第18巻のあらすじ・ネタバレはこちら

『僕のヒーローアカデミア』第16巻のあらすじ・ネタバレはこちら

   僕のヒーローアカデミア 17巻
   堀越耕平 | 集英社 | 週刊少年ジャンプ
   登場人物:緑谷出久、通形ミリオ、治崎廻、ナイトアイ、ほか
   

 

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