「クダンノゴトシ」コミック1巻のあらすじ・ネタバレ・感想 〜半人半牛、クダンの正体、そして呪いとは?〜 | VODの殿堂

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「クダンノゴトシ」コミック1巻のあらすじ・ネタバレ・感想 〜半人半牛、クダンの正体、そして呪いとは?〜

   
 

タイトル:「クダンノゴトシ」第1巻
著者:渡辺 潤
登場人物:辻元 光、桜井 千鶴、白石 辰巳、馬場 あゆみ、藤澤 伸司、河合 舞、小野寺 洋太、橘 秀美、クダン
観覧した電子書籍:マンガボックス

卒業旅行を楽しんだ帰り道に起こった、不思議な出来事。
半人半牛の化け物を、車で轢いてしまった事で、悪夢のような毎日が始まります。

半人半牛の獣、クダンに予言されると、7日後に死を迎える。
7人の大学生は、それぞれどの様な運命を、辿っていくことになるのでしょう?

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【あらすじ】

第壱話 辻元光<其ノ一>

2月19日。
大学の旅行サークルの仲間である男女7人は、伊豆での卒業旅行を楽しみ、車で帰っていました。
車内では卒業旅行先が海外でなかった事や、就職先について等、話は尽きません。

助手席にいた白石辰巳が、ふと車がナビから外れている事に気づきます。
運転手の小野寺洋太に、道を間違ってないか聞くも「ノリがすべてだろ」と言う、辻元光の言葉に乗せられ、突き進みます。

突如、車に衝撃を感じ、車を止めた洋太は「なんかが飛び出してきて轢いた」と、言うのです。

7人は、何を轢いたのか確認する為、車を降ります。
すると、そこには大きな牛のような生き物が倒れていました。
人間で無かった事に安心する7人でしたが、その生き物の顔が人間である事に驚くのです。

顔は人間で身体は牛のような生き物は「ガ降ル…ソシ…テオ前…ラハ…」と喋り出すのです。
洋太と、光、辰巳は、その生き物を木の枝で、叩きのめし、急いで車に戻り帰路に着きました。

7人は乗っていたレンタカーを、返却に行きます。
車を見たが、大きな生き物に激突したはずなのに全く無傷だったのです。

帰り道、恋人同士の光と桜井千鶴は「全員で【集団幻覚】を見たんだ」と、話します。

2月20日。
光は千鶴に、電話で別れ話を切り出します。
光は、自分だけ就職が決まっておらず、全てが疲れたと感じていました。
そして光は、ドアのノブにロープを引っ掛け、首つり自殺をします。

しかし薄れゆく記憶の中、目の前に【牛の化け物】が現れます。
顔から血を流している化け物は、光に「自ラノ死ハ認メナイ…サア、始マリダ」と言いました。

次の瞬間、光が我に返った時には、その化け物は消えているのです。

第弐話 白石辰巳<其ノ壱>

2月26日。
自殺することもできずにいる光は、千鶴を除くサークル仲間に、飲み会に誘われます。
そこで光は、馬場あゆみと河合舞に、千鶴に別れ話をした事を、責められます。

光はバツが悪いと感じ、席を離れます。
辰巳は、あゆみと舞に「光も悩んでいる」と言い、光を探しに出ます。

辰巳は、公園のベンチでいた光と話をします。
そして光は、辰巳にあゆみへ告白するよう勧めます。
すると辰巳は、思いつめたように「明日になっても生きていたらな」と答えます。

辰巳は、小刻みに震えながら「旅行から帰った晩に、牛の化け物が現れた」と言うのです。

光は、自分の所にも化け物が来た事を、話します。
辰巳は「7日後死ぬと言われた。あゆみに好きと言えず、死にたくない」と言います。

そこに、藤澤伸司、舞、あゆみ、洋太の4人も公園にやってきます。
二人の話を聞いていた伸司が「アホカ、辰巳。8日目だぞ」と言い、0時丁度を指す、公園の時計台を見ます。

安心した辰巳は、あゆみに告白すると決めます。
辰巳が告白をしようと、あゆみの前に立った次の瞬間、時計台が倒れ、辰巳の頭部に直撃するのです。

第参話 白石辰巳<其ノ弐>

2月27日。
辰巳は、病院に運ばれます。
連絡を受けた、千鶴もやってきました。
化け物の呪い、と考える千鶴に伸司は、非科学的だと否定します。
「公園の時計はズレてはなく、8日目だった」と言う伸司に、光は「予言は当たっていた」と言います。
辰巳が帰宅後、すぐに寝入ったとしても0時直前で、化け物が現れたのは0時過ぎであると、光は考えるのです。
そして、光は「今日が7日目だったんだ…」と言う。

その話を黙って聞いていたあゆみは「辰巳は、まだ生きているんだから」と言い、走り去ります。
あゆみは、病院のトイレの中で泣きながら、辰巳の無事を願います。
その頃、光たちは医者から、辰巳が亡くなったことを聞かされました。

あゆみが入っている、トイレの扉が叩かれます。
隙間から除くと、辰巳がいるのです。
あゆみは、手術が成功したと喜び、扉を開けました。
しかし、そこには顔は辰巳で、身体は牛の化け物がいたのです。
辰巳の顔をもつ化け物は「馬場アユミ、オ前ノ命…ハ、アト…7日ダ」と、涙を流しながら言いました。

第四話 馬場あゆみ<其ノ壱>

3月1日。
辰巳のお葬式に、あゆみの姿はありません。

3月2日。
千鶴たち5人は、あゆみのアパートに行きます。
応答がない事を不安に感じ、管理会社に鍵を開けてもらう事にします。

光は、いつもあゆみが屋上から、辰巳の姿を見ていたことを思い出し大学に向かいます。
屋上の縁に立つあゆみに、光は声を掛けました。
あゆみは「あの晩、病院で牛の姿になって辰巳がきた」と、光に言います。
そして、自分の命があと7日と告げられたと、話すのです。
「辰巳は泣いてた…。辰巳の所に行く」と、言うあゆみに「お前が知っている白石辰巳は、好きな女の死を望む男か?」と、光は言いました。
その言葉に、あゆみは飛び降りる事を考え直すのです。

と、その時、あゆみは足を滑らせ落下。
しかし、あゆみは何事もなかったように立ち上がるのです。

第五話 馬場あゆみ<其ノ弐>

あゆみは、軽い打ち身と診断され、皆と自宅に帰りました。

旅行の帰りから始まった、不可解な出来事について「みんな、まだこれが幻覚だと思っているのか?」と、光は言います。

伸司が「クダンと呼ばれる、半人半牛の妖怪がいるらしい」と、ネットで調べた情報を話し始めまたのです。

そして、クダンは【予言をする】と説明します。

旅行の帰りに出会ったクダンが「オ前ラ…」と言った事から、「すでに、死の連鎖は始まり、全員死ぬ」と、伸司は言うのです。

その時、インターホンが鳴り響きます。

第六話 馬場あゆみ<其ノ参>

あゆみが、恐る恐る玄関の扉を開けると、宅配業者が花束を手渡しました。
それは辰巳が、旅行前にサプライズであゆみの誕生日に届く様に準備していた、プレゼントだったのです。

あゆみは「辰巳のおかげで、残された時間でやるべきことが見つかった」と、笑顔で言いました。

あゆみの家を出た5人は、クダンについて情報を集める事にします。

その時、千鶴だけは初めに出会ったクダンの顔を思い出し、何か考えているのです。

第七話 桜井千鶴<其ノ一>

3月3日。
予言により、残された時間が3日となったあゆみは、家出をした父親に会いに行きます。
そして「母親と話をし、ケジメをつけて欲しい」と、言うのです。

その頃、伸司と舞、そして洋太は、民俗学として妖怪などの研究をしている、橘秀美教授に会いに行きます。

名前から橘教授を、女性と勘違いしていた三人は、目の前に現れた派手なシャツを着た、チンピラ風の男性に驚きました。

3人は橘に、これまでの事を話します。
その話を聞いた橘は、疑問に感じるのです。
何故なら、クダンと言うのは厄除けにされる等、ご利益がある、めでたい神聖なる獣で、人を殺したり、呪う事はないとされています。

「しかし、クダンを見世物にしようとしたり、殺してしまうと例外がある」と橘が言った時、3人の表情が強張ったのです。

橘は「研究者として超面白え~」と言い、力を貸す事にします。
そして、3人に「一番初めに出会ったクダンの顔に見覚えのある奴はいるか?」と、確認するのです。

光と千鶴は、旅行帰りに通った山道に、向かいます。
そこには、事故を起こした形跡があり、光は夢ではなかったと思うのです。

思い詰めている様子の千鶴は、ポケットにナイフを忍ばせています。

そして、千鶴が見つめる家族写真の父親の顔は、一番初めに出会ったクダンそのものなのです。

まとめと感想

本当に気味の悪い漫画ではありますが、怖いもの見たさもあり、読み始めると止まらなくなります。

クダンを車で轢いただけであれば、何事もなかったのか?
しかし、クダンの顔が【千鶴の父親】であるという事は、卒業旅行がなくても、同じ道を辿る運命だったのでは?とも考えてしまいます。

クダンが、半人半牛である事以外、不明なことが多すぎて頭の中はクエスチョンマークがいっぱいになります。

今の所、辰巳だけがクダンの予言通り死亡していますが、本当に阻止することはできないのでしょうか。

クダンとなった辰巳が、次に予言をしたのは大好きだったあゆみでした。
あゆみに予言を言う辰巳の目から、涙が流れていたのを見ると、心はその人そのものが残るのかもしれませんね。
愛する相手に、死の予言をする辰巳の場面は、泣いてしまいました。
あゆみに残された時間は、3日です。
その短い時間で、予言を回避する方法を見つけ出せるのか。
見つけ出せなかった時、あゆみはどんな死に方をするのか。
そして、その次に予言のターゲットになるのは誰なのか、色んな事を考えてしまいます。
1巻が始まったばかりなのに、どんな最終回になるのか、と考えてしまいます。

 

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