タイトル:カードキャプターさくら『さくらカード編』ーさくらと不思議な転校生ー
放送局:NHK
アニメーション制作:マッドハウス
キャスト:木之本桜:丹下桜/ケルベロス:久川綾、小野坂昌也/大道寺知世:岩男潤子/李小狼:くまいもとこ/月城雪兎・ユエ:緒方恵美/木之本桃矢:関智一/木之本藤隆:田中秀幸/李苺鈴:野上ゆかな/クロウ・リード:林一夫
視聴したVOD:U-NEXT(2019年09月05日時点では閲覧可)
カードキャプターさくら『さくらカード編』は、『クロウカード編』から数か月経過した時からお話しがスタートします。
『さくらカード編』は全てCLAMP脚本でストーリーが展開していきます。
つまりアニメ版はもう一つの原作といっても、過言ではないのです。
『さくらカード編』のテーマは、魔術師として成長と愛です。
『クロウカード編』の最終回で、さくらの杖は姿形を変えました。
それに伴い、クロウカードもさくらカードに姿を変えなければいけなくなってしまうのです。
さくらの魔術師としての資質が、『さくらカード編』で試されています。
そして、愛。
さくらは雪兎がユエの仮の姿であると知っても、雪兎に恋心を抱き続けます。
そんなさくらに、小狼が向ける気持ちも徐々に変化していきます。
2人の歯がゆい関係に、今後胸が高鳴るのは間違いありません。
『さくらカード編』では2人の関係以外にも、様々な愛の形を知ることができるでしょう。
第1話は夏休みの最終日から始まります。
さくらのクラスにやってきた転校生。
名前は柊沢エリオルといって、イギリスから日本にやってきました。
穏やかな笑みを浮かべるエリオルに、さくらは好感を抱きます。
クロウカードがすべて封印され、平和な毎日を楽しむさくら。
しかし学校から帰った時、さくらは自分に語りかけるクロウ・リードの声を耳にします。
『これから私が、ご迷惑をおかけすると思いますが、あなたなら絶対大丈夫ですよ。』
クロウ・リードの言葉の意味は何なのか?
考える間もなく、異変を察知。
帰宅後から降り出した雨は、なぜか友枝町にだけ降っているそうなのです。
クロウ・リードの言葉、そして友枝町にだけ降り続ける雨。
再び何かが起こる予感を胸に抱いて、さくらはカードキャプターとして外に飛び出していった。
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あらすじ
★不穏な気配★
「もう夏も終わりやなぁ…。」
沈む夕日を見ながら、ケルベロスがしみじみと呟いた。
「ワイらこんなに暇でええんかな?」
「何言ってんの。そのおかげで今年の夏休みはいっぱい遊べたんじゃない。」
ケルベロスに言葉を返しながら、さくらは黙々と作業を続ける。
どうやら観月に手紙を書いているようだ。
「あの姉ちゃん、確かどこの外国に留学したんやったな。元気にしとるんか?」
「うん。頑張って勉強してますって!」
「しかしあの姉ちゃんのおかげとはいえ、さくらがクロウカードの主に決まってくれて、ほんまによかったわ。」
ケルベロスは小狼が主になっていたら、生きていく自信がなかったそうだ。
「そんなぁ…李君だって頑張ったんだよ。」
「そういえば、小僧はどうしとるんや?もう香港に帰ったんか?」
ケルベロスはスイカを食べるついでのように、さくらに小狼の動向を尋ねる。
「ううん。でも、近いうちに帰るんだって。」
「それにしてもこう毎日暇やと退屈やなぁ…。」
ケルベロスはさくらのベッドでだらだら、さくらはランドセルを開け、学校の準備を始めていた。
「私は暇じゃないよ。だって明日から学校…。」
「ん?どなんしたんや??」
ランドセルを開けたまま固まるさくらに、ケルベロスが声をかける。
「ほえぇぇぇぇっ!!夏休みの宿題、まだ鞄の中に残ってた!!」
「なんやて!?」
鞄の中には、算数ドリル・国語ドリル・自由研究などなどが残されていたのである。
「今日中に全部終わるんかいな…。」
「うぅ~…なんとかなるよ!絶対!大丈夫だよ!!」
無敵の呪文を唱えてみるも、宿題が残っていたことに動揺したせいか、そのまま身を乗り出しすぎて床に落下。
「こらあかんわ。」
夏休みの宿題の量に、ケルベロスが呆れ気味だ。
慌ただしく夏休みの宿題を片付ける2人は、さくらの自宅を眺める怪しい存在に気が付くことはなかった。
★ユエと雪兎★
翌朝、さくらは慌ただしく1階へ。
夏休みの宿題はなんとか片付いたらしい。
「おはようございます。今日は始業式なのに、ずいぶん早いんですね。」
「うん、私日直だから。」
「そうですか。今日から二学期、頑張ってくださいね。」
「うん!」
さくらは藤隆に見送られて、自宅を飛び出す。
「いってきます!!」
さくらの部屋の窓辺では、「もう計算は嫌やぁ~…。」と魘されるケルベロスの姿があった。
インラインスケートで学校へ向かう途中、さくらは雪兎と偶然出会う。
雪兎は眠たいのか、大きな欠伸をしてたくさんのパンを抱えて歩いていた。
「おはようございます!」
「おはよう。今日はずいぶん早いんだね。」
雪兎の問いかけに、さくらは顔を赤らめながら日直であることを伝える。
「雪兎さんも早いんですね!」
「うん、ちょっと朝ごはんの買い出しにね。なんか最近、食べても食べてもお腹減っちゃって。」
雪兎は食べ過ぎかなと心配した様子だったので、さくらは「健康な証拠です!」とフォローを入れる。
「私、そろそろ行きます。」
「うん、またね。」
さくらは雪兎にお辞儀をしてから、再びインラインスケートで学校へ向かう。
(ユエさん…雪兎さんは仮の姿だって言ってたけど…でもでもでも!雪兎さんは雪兎さんだよ!)
★新学期★
朝から雪兎に会えてご機嫌なさくらは、鼻歌を歌いながら教室へ入りカバンを置く。
しかしすでに小狼がいたことは全く気が付いていなかったため、歌を聴かれた羞恥心で顔を赤らめることに。
「お、おはよう…李君。」
「おはよう。」
「聴いてた…?」
さくらの問いに、コクコクと頷く小狼。
(そっか…今日の日直、李君とだっけ…。)
2人は日直の仕事を片付けながら、少し話をすることに。
夏休み前にクロウカードがすべて集まったので、小狼と会うのも久しぶりだったのだ。
「李君…本当に香港に帰っちゃうの?」
「ああ。カードの新しい持ち主も決まったし、母上にもちゃんと報告したいからな。」
「そっか…。」
小狼の隣を歩いていたさくらの足が止まる。
その表情は明らかに寂しそうだった。
「べ、別にずっと会えなくなるわけじゃないだろう!」
小狼はそう言って、さくらの前をズンズン歩いて行く。
「あ…うん、そうだよね。…よかった…。」
小狼は安堵の笑みを浮かべるさくらを、気づかれないようにこっそり見つめていた。
日直の仕事が終わるころ、クラスメイトも徐々に登校。
「おはようございます。」
「おはよう、知世ちゃん。」
さくらが元気よく挨拶を返すが、知世の表情は優れない。
「どうしたの??」
「最近、さくらちゃんの特製コスチュームを着ていただく機会がめっきり減ってしまいました。着ていただきたい衣装、まだまだまだありますのに!」
「そしてそれを私がビデオで撮影。幸せ絶頂ですわ!!」
「と、知世ちゃん…。」
そんな会話をする2人の元に、千春たちがやってくる。
話題は2学期から誰が担任になるか、であった。
さくらたちの担任だった観月は、イギリスに留学してしまったので、担任が途中で変更になってしまうのだ。
「知世ちゃんは知ってる?」
「ええ、先ほど廊下でお会いしました。」
ちょうどその時、担任の先生が教室に入ってくる。
「寺田先生だ!」
4年生の時に担任だった寺田先生の登場で、教室は賑やかになる。
特に利佳は嬉しそうに瞳を輝かせていた。
★不思議な転校生★
「今日はみんなに、二学期から一緒に勉強する転校生を紹介するぞ。」
教室に入ってきたのは、大人びた表情の男の子だ。
(優しそうな子だなぁ…。)
さくらがそう思った時、男の子の視線がさくらを捕える。
「えっ…?」
さくらは思わず顔を赤らめる。
それを後ろの席の小狼が、不服そうに見つめていた。
「柊沢エリオル君。イギリスから来たんだ。」
「柊沢エリオルです。よろしくお願いします。」
エリオルの席は、知世の後ろ。
つまり苺鈴が座っていた席になる。
「よろしく。」
エリオルはさくらの前で足を止め、にこやかに挨拶をする。
そのエリオルの微笑みは、さくらに既視感を与えていた。
(なんだろう…この子、どこかで…。)
見つめ合う2人に、小狼の機嫌はどんどん悪くなっていった。
休み時間、さくらは中庭で一人観月宛てに手紙をしたためている。
手紙の内容は、今日転校してきた柊沢エリオルについてだ。
「…なんか初めて会った気がしないな…柊沢君。」
「僕もですよ。」
「ひ、柊沢君!?」
突然背後に現れたエリオルに驚いたさくらは、思わず距離を取った。
「驚かせてすみません。」
「う、ううん。」
「よかった…。」
エリオルは穏やかな微笑みを浮かべ、さくらの隣に腰掛ける。
「僕も…なんだか初対面の気がしなくて。」
「何か不思議だね。」
「…会ってるのかもしれない。」
「え…?」
「生まれる前に、会ってるのかもしれませんね。」
その言葉に、さくらの頬が少し赤くなる。
エリオルは立ち上がり、さくらに名前を尋ねる。
「き、木之本さくらっていうの。」
「春に咲く、きれいな花の名前ですね。」
エリオルはジッとさくらの顔を見つめる。
「さくらさん、とお呼びしてもいいですか?」
「う、うん!柊沢君。」
さくらが了承すると、エリオルは少し膝を曲げてさくらの方に手を差し出す。
「エリオルと呼んでください。さくらさん。」
★さくらと小狼と知世★
仲睦まじげに話をするさくらとエリオルを見つめる影が2つ。
「なんだか少女漫画のお約束的展開ですわ~、さくらちゃん、あんなにはにかんで…。」
ビデオを回す知世の言葉に、小狼の顔がどんどん崩れていった。
放課後、小狼は機嫌が悪いまま帰路につく。
傍にはさくらと知世の姿もあった。
「李君なんかあったの?だってずっと難しい顔してるよ?」
さくらが心配そうに声をかけるが、背後にいる知世は微笑ましそうな笑みを浮かべている。
「李君は、今日新たな悩みができてしまったんですよねー!」
「な、な、な、な、ちが…っ!!」
知世の言葉に、小狼は必死に否定の言葉を探す。
しかしその前に、さくらが「私に出来ることがあったら言ってね。」と言葉を発した。
さくらはクロウカードを集めている時、たくさん小狼に助けられたので、今度は自分が力になりたいと考えているのだ。
「でも李君…もうすぐ香港に帰っちゃうんだよね。」
「……帰らない。」
「え…?」
「まだ、当分いる。」
小狼の言葉を聞いたさくらは、満面の笑みを浮かべる。
「よかった!」
「あそこのアイスキャンディすっごく美味しいんだよ!私買ってくる。」
アイスキャンディを売るワゴンを見つけたさくらは、皆の分を買うためインラインスケートを走らせる。
「ライバルになりそうな方も登場しましたし、香港に戻るのはしばらく先ですわね。」
「だから違う!!」
★秋月奈久瑠★
アイスキャンディを買ったさくらは、知世と小狼に渡す。
そして自分の分を食べようとした時、手からアイスキャンディが消えていた。
「あー!!お兄ちゃん!!」
さくらのアイスは、なぜかげっそりと疲れ果てた桃矢が奪い取っていたのである。
「だめだよ、桃矢。僕が新しいの買ってくるね。」
「い、いいんです!!」
桃矢の後からやってきた雪兎は、さくらに代わりのアイスを買うことを提案するが、さくらはそれを断る。
さくらのアイスを奪ったのは桃矢なので、桃矢からアイスを取り返そうと視線を向けると、桃矢は何かを警戒するように周囲をきょろきょろ見つめている。
「どうしたの、お兄ちゃん?」
「今日うちのクラスに転校生が来たんだよ。」
転校生と、警戒するようにきょろきょろする関連性がわからないさくらは首を傾げる。
「桃矢君!!」
突然、桃矢の背後に女子生徒が飛びかかり、さくらの前にしゃがんでいた雪兎を見下ろす。
視線を向けられた雪兎は、にっこり微笑み返した。
「あら?あなた桃矢君の妹さん?」
「はい、木之本さくらです。」
「私、奈久留!秋月奈久瑠!」
奈久瑠は桃矢の背中から飛び降りて、さくらをギュッと抱きしめる。
桃矢だけではなく、さくらのことも気に入ったようだ。
「あのなぁ、いい加減に!!」
桃矢は迷惑だと伝えようとするが、奈久瑠は桃矢からアイスを奪って「また明日!」と言いながらどこかへ行ってしまった。
「どうかした?」
難しい表情を浮かべている桃矢に、雪兎が問いかける。
「いや…。」
桃矢はジッと遠くで手を振り続ける奈久瑠を見つめていた。
★変化★
先ほどまで晴れていた空が、急に暗くなり雨が降り始める。
桃矢は洗濯物を干していたことを思い出し、さくらと共に急いで家に帰っていく。
しかし洗濯は雨によって台無しになり、もう一度洗い直すことになった。
「じゃあ俺バイト行ってくるから。」
桃矢は後をさくらにまかせ、バイトに出掛けていく。
自宅に1人残ったさくらは、自室で留守番をしていたケルベロスにエリオルのことを話す。
ただケルベロスはゲーム中で、さくらの話を半分くらいしか聞いていなかった。
「もういいよ。人の話全然聞いてないんだから。」
さくらは立ち上がり、ゲームをしていたテレビをニュースに変えてしまう。
「…しっかしえらい雨やなぁ。昼間あんなに晴れとったのに…。」
その時、クロウカードの本を入れてある引き出しから、強い光が放たれ始める。
さくらとケルベロスは、恐る恐る引き出しを開けてみることに。
「なんや!!」
強い光で、さくらの目が眩む。
次に目を開けると、部屋の中は不思議な雰囲気に包まれていた。
さらにケルベロスの姿は消え、さくらが手にしたクロウカードの本が光り始める。
『これから私が、ご迷惑をおかけすると思いますが、あなたなら絶対大丈夫ですよ。』
「この声…この声、クロウさん…?」
さくらとケルベロスの意識が戻る。
一瞬だけ、意識が別のところに行っていたようだ。
部屋もいつもの部屋に戻っている。
「ケロちゃん、今この本からクロウさんの声が…。」
「クロウの声!?」
2人がクロウカードの本に目を向けると、本のデザインに変化が起こっていた。
「なんや?さ、く、ら!?」
「私の名前?どういうこと??」
「っ!?」
さくらとケルベロスは、なにかおかしな気配を感じる。
2人は周囲を警戒しながら、気配を探る。
静かな部屋に、アナウンサーの声が響き渡った。
『なお、現在友枝町に降り続いている雨は、局地的なもので、隣町、その近辺では星さえ見られる快晴であることがわかりました。』
「…やっぱりただの雨やないみたいやな。」
★どうして★
激しい雨の中、さくらはペンギン大王の前に佇んでいる。
もちろんカメラを回す知世も一緒だ。
「で、どうしてこうなっちゃうの…?」
「不思議な雨が友枝町に。これはもうカードキャプターさくらの出番でしょう。」
久しぶりの撮影チャンスに、知世はとても幸せそうだった。
「はう~…ケロちゃん?」
これまでであれば、ケルベロスも一緒に撮影してほしいと言うはずなのに、今日は何も言わず、周囲をずっと警戒している。
どうやらかなり強い気配を感じているらしい。
「でも…クロウカードは全部集めたのに…。」
不穏な気配に戸惑うさくらたちを、じっと見つめる者の姿がある。
「あっ!!」
「なんやこれは…。」
空が急に荒れ始め、雨が集まって大きな水の塊を作り、さくらたちに襲い掛かる。
「ケロちゃん、知世ちゃんを!!」
「よっしゃ!」
ケルベロスは本来の姿に戻り、知世の傍に立つ。
水はさくらに狙いを定めているらしく、しつこく追い続ける。
「さくら!なに遊んどんねん、魔法や!!」
さくらは距離を取り、封印のカギを取り出す。
「闇の力を秘めし鍵よ、真の姿を我の前に示せ。契約の元、さくらが命じる。【封印解除ーレリーズー】!!」
しかし鍵の封印は解除できなかった。
さくらは何度も何度も【封印解除ーレリーズー】と叫ぶが、カギに変化は起こらなかった。
「どうして…。」
戸惑うさくらに、水が襲い掛かる。
「危ない!!」
水に飲み込まれそうになる前にケルベロスがさくらを咥えて逃げる。
「大丈夫か?さくら。」
「ケロちゃん、カギが…。」
「ああ…。」
ケルベロスは空で再び渦を巻く水を見つめる。
(この気配…。)
どうやらケルベロスには、この気配に覚えがあるらしい。
「さくら、明日さくらん家に雪兎(ゆきうさぎ)呼んどいてくれ。」
「雪兎さん…?」
「どうして月城さんを?」
知世の問いに、ケルベロスは「用事があるのはユエの方や。」と答える。
「ユエさん…。」
「確かめたいことがある。なんでカギが杖に変わらへんのか、それと…。」
「この気配。」
友枝町に降る雨は、止むことはなさそうだった。
感想
『さくらカード編』がいよいよスタートしました。
OP、EDもそれに伴い変更されています。
新OPの衣装も可愛い!!
今度のOPテーマは、少し切ない感じの曲調です。
クロウカードを封印して、ようやく平和な日常が戻ってきたと思ったら、再び不思議な事件に巻き込まれてしまいましたね。
新たな登場人物として、柊沢エリオル、そして秋月奈久瑠が現れました。
2人はいったい何者なのか、今後の展開に期待が高まりますね。
ちなみに私は、『クロウカード編』に続き、『さくらカード編』も小さいころに鑑賞済みとなります。
ですが細かい部分は覚えていないことも多く、改めて鑑賞することで「そうだったんだ!」って思うこともたくさんあります。
まず『さくらカード編』で最も重要なキャラクター、柊沢エリオルについてです。
冒頭、不思議な衣装でさくらの自宅前に佇んでいましたが、アニメ版ではハッキリを顔が出ていたのですね。
顔は出ていないと記憶していたので、このシーンで驚いてしまいました。
さくらの前に現れたエリオルは、とても穏やかな表情を浮かべていますが、不思議な衣装を着たエリオルは正に悪役という表情です。
エリオルの目的は、最終回まで明らかになりません。
彼は何故さくらの前に現れたのか、今後の展開を楽しみにしてください。
そしてもう一人の新キャラクター、秋月奈久瑠。
彼女はエリオルと同じ日に星條高校に転入し、桃矢への好意を爆発させ、雪兎に敵意を抱いている様子でした。
彼女のことはまだまだ謎に包まれていますが、今後も桃矢にちょっかいを出し、雪兎に敵意を表し続けることでしょう。
そして最後に、クロウ・リードの謎の言葉について。
彼は『私がご迷惑をかける』とさくらに伝えました。
しかし彼はすでに故人ですから、クロウ・リードがさくらに迷惑をかけるとはいったいどういうことなのでしょう?
クロウカードの本も、さくらの名前が入った本に変わり、封印のカギが使えなくなりました。
怒涛の展開に、さくらも視聴者も大パニック!
何故さくらは魔法を使えなくなってしまったのか、その答えは次回明らかになります。
そして友枝町に再び起こる不思議な事件。
ご町内を不思議な事件から守るカードキャプターとして、さくらの奮闘の日々をこれから見守っていきましょう。
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配信中のシリーズ
・カードキャプターさくら クロウカード編(全46話)
・カードキャプターさくら さくらカード編(全24話)
・カードキャプターさくら クリアカード編(全22話)
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