タイトル:「異世界食堂」第八話
放送局:テレビ東京、BSジャパンほか
放送期間:2017年7月4日~9月19日
アニメーション制作:SILVER LINK.
キャスト:店主:諏訪部順一、アレッタ:上坂すみれ、クロ:大西沙織、等
視聴したVOD:dアニメストア
とあるオフィス街近くの商店街にある「洋食のねこや」、定休日はオフィス街が閑散とする土日。
可愛らしい三毛猫が描かれた扉の奥にあるのは、ごくごく普通の洋食屋さん。
しかし洋食のねこやには、他の洋食店とは違う秘密があった。
7日に一度の土曜日。
そこは異世界の住人でにぎわう「異世界食堂」になるのです。
今回はハンバーグとクッキーアソート
ハンバーグには何と人魚が登場します。
人魚に助けられた青年に人魚が要求したのは、なんと銀貨10枚。
そのお金で二人は異世界食堂の門をくぐるのでした!
そしてそして第八話のメインと言っていいでしょう。
なんとアレッタの就職先が決定します!
アレッタは異世界でどんな仕事をするのか、こうご期待!
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あらすじ
【ロウケイとアルテ】
とある無人島に足を踏み入れる青年、名をロウケイ。
共にいるのはマーメイドのアルテだ。
何もない場所にたったロウケイは、アルテに「この場所であっているのか?」と質問します。
アルテはコクリと頷き「見つけたときは、持ち合わせがなかったから。ロウケイのおかげ。」と微笑みます。
二人の出会いは3日前、嵐のせいで海に落ちたロウケイを救ったアルケ。
ロウケイはアルテに「僕にできる事なら、どんなお礼でもする」と切り出します。
するとアルテは「銀貨10枚」を要求します。
マーメイドには銀貨は必要ないはず。
ロウケイは銀貨10枚を何に使うのか知りたくて、銀貨の使用目的を聞きます。
するとアルテは「ある場所で使う。ロウケイも行こう。3日後のドヨウノヒにここにきて。」と誘います。
そして二人は3日後、無人島にやってきます。
アルテは青の神に祈ることで、尾びれから竜の足を持った姿に変化し、陸の上にある異世界食堂の扉の前に向かう。
【ハンバーグ】
異世界食堂の中に入ったロウケイは右往左往。
アルテを出迎える店主に、「デミグラスハンバーグをライスで2つ」と注文したアルテは、席に座る。
デミグラスハンバーグをみたロウケイは、初めて見る食べ物にたじろぐが、アルテはそんなロウケイを気にせずハンバーグを食べ進め「おいしい。食べればわかるはず。」と薦めます。
【初めてのハンバーグ】
アルテに言われるまま、恐る恐るハンバーグを口に運ぶロウケイは、その美味しさに驚きます。
アルテは卵と一緒に食べると美味しいと言い、卵をつけたハンバーグを食べたロウケイは「卵をつけるともっとおいしいや」と顔をほころばせます。
それから二人はあっという間にハンバーグを食べ進め、もっと食べたいと思ったロウケイはアルテの分もおかわりを注文します。
アルテは銀貨を一枚しか持っていないというと、ロウケイは「今日は僕が出すよ」と答えます。
「こんないいところに連れてきてもらったんだし」と続け、アルテに笑いかけるのでした。
【約束】
ロウケイはアルテが何故、銀貨を欲しがったか理解した。
ロウケイは勇気を出して、「また今度、僕と一緒にいかないか?」とアルテを誘います。
アルテは「うん」と頷きます。
そして二人は約束を交わします。
「次のドヨウノヒに」と。
【クッキーアソート】
【アレッタの就活】
アレッタはとある屋敷の前にいます。
口入屋さんの紹介で、ある屋敷の家政婦として雇われるためだ。
緊張した面持ちでドアをノックするアレッタ。
屋敷の中から出てきたのは、何とメンチカツこと冒険者のサラだった。
【クッキー】
異世界食堂の仕事の休憩中。
アレッタはお茶を飲みながら、幸せをかみしめていた。
口入屋さんが紹介した屋敷の主は、異世界食堂で面識があるサラだった。
二人とも驚いた様子でしたが、サラは逆にアレッタが紹介されたことを喜び、雇うことにする。
家の管理や留守をアレッタにまかせ、住み込みで日当銅貨8枚。
アレッタは今度サラにキッチンを借りて、店主に教えてもらったじゃがいも料理を作ろうと決心します。
そしてアレッタは休憩室の机の上にあるクッキー缶を見つめます。
休憩室のクッキーは、ねこやの上にある「フライングパピー」の試作品が入っており、店主は好きなだけ食べていいとアレッタに話していました。
しかしアレッタはあまりに美味しいクッキーだったので、毎回遠慮がちに少しずつ楽しんでいたのでした。
たくさんあるので、毎回もう何枚か食べてもいいかと悩むアレッタですが、アレッタの中で「1度に5枚まで!」と決めているので、名残惜しそうに仕事に戻っていきます。
【就職祝い】
すべての客が帰ったあと、チキンカレーを食べるクロの声が、頭に響く。
二人はそれに慣れないし、お客様の注文を取ったかどうかわからない、と苦笑を浮かべる。
するとクロは「ちゃんと二人に伝える」というと、アレッタは笑顔で「そうしてくれると助かります!」と答える。
そんな様子を微笑ましそうに見つめる店主は、思い出したようにアレッタにあるものを渡します。
それは店主からの就職祝いでした。
就職祝いという習慣がない異世界育ちのアレッタのために、日本の就職祝いの文化を伝え、フライングパピーのロゴが入ったクッキー缶を渡します。
店主はアレッタが休憩室のクッキーを、遠慮しながら食べていることを知っていたのでした。
アレッタはかなり高価なものなのではないか、と心配しますが、店主は安いものではないがお祝いだと言ってクッキーを手渡します。
【サラへの来客】
サラの屋敷を掃除するアレッタ。
店主に貰ったクッキーは、残り5枚まで減っていました。
そこへ馬車にのったシアという女性がやってきます。
しかしシアを出迎えたのは、アレッタでした。
シアはアレッタの角をみて、すぐに魔族だと気が付きます。
一方アレッタも、サラによく似た顔立ちのシアに気が付き、屋敷の中に招き入れます。
【ウィリアム・ゴールドの呪い】
実はサラは王国の大商家の出身だが、ウィリアムの呪いに侵されている。
それは冒険への強いあこがれという呪いで、ゴールド家でもすでに何人もその呪いに侵され、帰らぬ人となっていた。
シアはウィリアムの呪いに侵された姉を心配し、王都に戻っているときはできるだけ訪ね、無事がどうか確認しているのでした。
【ハック茶とクッキー】
アレッタはハック茶と残っていたクッキーを、シアへのお茶菓子として出します。
シアは焼き菓子?と問いかけると、「クッキーといって、ちょっと特別なお菓子だ」とアレッタは教えます。
ハック茶は辛くてさわやかなお茶で、甘みがないと少々飲みにくいものでした。
シアは「菓子というからには、甘いのかしら?」とクッキーに手を伸ばします。
そしてクッキーの出来に言葉を無くします。
あっという間にクッキーを食べてしまったシアは、あることをアレッタに問いかけます。
【クッキーを手に入れてほしい】
「あなた、これをどこで手に入れたの?」
アレッタは答えることができません。
シアは何らかの理由があって答えることができないことを察し、次に「これもう一度同じものを手に入れることはできる?」と質問します。
アレッタは少し迷いながら、「手に入れることはできるが、ものすごく高いと思う」と答え、クッキーが入っていた巻をシアに見せます。
するとシアは缶からして高いことを判断したシアは、アレッタに金貨1枚を差し出します。
そして「手に入れられる時でいいから、買ってきてほしい」と言づけます。
1か月分のお小遣いだから失くさないように、とアレッタに釘を刺すことも忘れません。
商家の娘であるシアは、クッキーの缶、見た目、味を総合的に判断して、銀貨40枚か50枚ではないかと見積もったからでした。
戸惑うアレッタを無視して、シアは金貨をギュッと握らせ、「本当に頼むわよ。」と言います。
【銀貨1枚と銀貨2枚】
アレッタが購入してきたクッキーの値段に、シアは驚愕します。
シアが最初にみた小さい缶は、銀貨1枚。
アレッタが一緒に買ってきた大きな缶でも銀貨2枚だということを知ったからです。
シアはアレッタに「一緒に食べましょう!何枚食べてもいいわ!」と嬉しそうに言います。
その近くで読書をしていたサラにも、シアは声をかける。
甘いものが苦手だったサラは、食べてみようかしらと言って、3人でクッキーを楽しむのでした。
感想
今回の話では、異世界でのお金を価値が紹介されましたね。
金貨1枚⇒銀貨100枚。銀貨1枚⇒銅貨10枚。という計算です。
異世界食堂の料理は基本的に1000円以内と設定されていますので、銀貨1枚=1000円くらいですね。
これは異世界人の感覚として、「庶民には少し高いかな」くらいの料金設定となっているそうです。
アレッタの日当は銀貨10枚の契約でしたから、異世界食堂の勤務時間が何時間になっているか性格にわかりませんが、大体時給700円で賄い付。
住み込みとはいえ、サラの家で家政婦をする日当が銅貨8枚なわけですから、異世界食堂の給料で十分生活できるといえばできるんですよね。
それでもちゃんと就職先を探し続けたアレッタは、かなりお利口さんですね~。
さて、ではまずはハンバーグです。
ハンバーグって、ザ・洋食ってメニューですよね。
洋食屋の鉄板に乗ったハンバーグって、何とも言えない美味しさがあるので、嫌いな人なんていないんじゃないでしょうか?
ちなみに人魚のアルテが竜の足に変身していましたが、異世界には六注をそれぞれ神として信仰しており、その神を深く信仰することで、最終的には竜の姿になれるんだとか。
まぁそんな設定が原作には書かれていますよ~って認識で大丈夫です。
アニメ版異世界食堂ではじめて男女で入店した二人ですね。
明らかにロウケイは人魚姫の王子役ですが、人魚姫と違って助けた謝礼を求められてるあたりが好きです。
そしてそのまま一緒にハンバーグを食べに、異世界食堂へ通うわけですから。
次にクッキー!
私この話原作でも結構好きな話なんです。
店主がアレッタのことをよく見ていることがわかりますし、従業員の就職先が決まったからと祝える上司がこの世にどれだけいるか(泣
ただクッキーの缶が思ったより、簡素?でしたね。
作りがすごい!って原作には書いてあったので、もっとこうお高いクッキーみたいな。
テーマパークにあるお土産のクッキー缶を期待していたのですが、ちょっと肩すかしでした(笑)
ちなみに店主はアレッタがクッキーを遠慮しながら食べていることに好感も持っていました。
もちろん食べたからといって何かを思う人ではありません。
しかし原作では、クッキーを3日もしない間に食べきってしまうバイトたちのことを考えるので(笑)
でも平日のねこやには結構従業員いましたから、あの量じゃ3日で食べきるならみんな遠慮してるのではと思ってしまいました。
たぶん銀貨2枚で買ったクッキー缶くらいはあると思うんですけどね?
さて次回は「シーフードフライ」と「クリームソーダ」です。
原作でもかなり好きな話!
シーフードフライはかなりおなかに来ました。
イカリングが食べたくなること間違いなしです!!

小学生と幼児のママ。常に娘のコスネタを模索中。育児のストレスはアニメ鑑賞と妄想でリカバリー中。今のブームは型月&刀剣乱舞。
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