「デスノート」第30話のあらすじ・ネタバレ・感想~キラは正義か~ | VODの殿堂

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「デスノート」第30話のあらすじ・ネタバレ・感想~キラは正義か~

   
 

タイトル:「デスノート」第30話
放送局:日本テレビ・他
放送期間:2006年10月4日~2007年6月27日
アニメーション制作:MADHOUSE
キャスト:夜神月・宮野真守、/リューク・中村獅童/L・山口勝平/弥海砂・平野綾/ワタリ・小林清志/夜神総一郎・内田直哉/松田桃太・内藤玲/ニア・日高のり子/メロ・佐々木望/魅上照・松風雅也/高田清美・岡村麻純
閲覧したVOD:Hulu(2017年12月14日時点で無制限)

メロからノートを取り返し、死神シドウに返したライト。
キラによる裁きの影響はますます広がり、ついにアメリカ大統領までキラを肯定してしまいます。
キラは正義か、それとも悪か。
これって実は、結構深い問題ですよね。
今の法律上だと「キラは悪」ということになってしまいますが、その法律だって「勝手に作られた」と言えなくもありません。
例えば今私が住んでいる国や自治体には、私が生まれた時には決まっていて選べなかった法律や条例もたくさんあるわけです。
間接的に「法律決め」に参加するには、「選挙」に出るか投票するしかない。
もしもライトの世界で選挙が行われたら、「キラ肯定派」と「キラ否定派」どっちが勝ちますかね。
松田も言ってるんですよ。
「自分は常に弱い者の立場だったから、完全にキラを否定しきれない。」って。
弱い者にとっては良い世界なのか。
な~んて視点で見ると、また違った面白さがあります♪

『デスノート』(アニメ)配信先一覧
動画配信サービス 配信状況 見放題 配信先
U-NEXT 視聴ページ
hulu 視聴ページ
dTV
Amazonプライム・ビデオ 視聴ページ
※配信状況は2019年10月21日(月)時点のものです。
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あらすじ

キラを恐れる者は増える一方

ニアは、今回のアジト突入の件からして、キラと日本警察はグルだと推測。
そして、おそらくキラは2代目L。
そう決めつけて捜査を進めようと考えていた。

一方世の中は、キラに怯えたり、キラを称賛する人で溢れていた。
悪いことをした人間は、ネットに名前を書き込まれるのではないかと怯え、良い人間はキラの裁きを待っている。
その結果、日本では確実に犯罪が減っていた。

そしてついに、「キラ王国」という番組まで放送されることに。
キラに任命されたという出目川は、キラの代弁者として使命を果たすと張り切っていた。

時を同じくして、アメリカ大統領の緊急会見が全世界で放送。
なんと、アメリカはキラを認め、国としてキラを捕まえる行為はしないと発表。
唖然とする相沢たちだが、松田だけは違った。
松田はキラを心の底から悪だと思えなかったのだ。
「自分はいつも弱い立場だったからわかる。」
弱い立場の者にとって確実に生きやすい世の中になっていると松田は思っているのだ。
「キラは自分が悪だとわかっている。わかっていて、自分が犠牲となって世の中を変えようとしている。」というのがキラの思考回路なのだろう、と言うライト。
自分たちはキラを捕まえることだけを考えようと言う。

 

松田の気持ち、凄くわかります。
どっちが正義かなんて、その時その時で変わると思うんですよ。
人は世の中を変えたいときに革命を起こしてきましたよね。
その革命を起こそうとしているのがキラだというわけです。
ただ、出目川が代弁者を務めるっていうのは、逆に人々の反感を買ってしまいそうな気がします(笑。

嘘のルール

 

ニアの仲間であるリドナー捜査官を人質に、ニアの捜査本部へ侵入したメロ。
ニアの持っている写真を取りに来たと言うが、代わりにデスノートに関する情報を与える。
一つ目は、死のノートとは死神のノートで、触ったものには死神の姿が見えるということ。
そしてもう一つは、ノートのルールには嘘があるということだった。
どちらが先にキラに行きつくか競争だ!と言い残し立ち去ったメロ。
ノートに嘘のルールがあるとすれば、「13日のルール」だろうと考えるメロは、Lにコンタクトを取る。

死神のことを聞かれ、その存在を認めるライト。
続いて、「もしもノートに書かれているルールに嘘があるとしたら?」というニアの質問に、仕方なく「消去法でいくと、13日のルールだ。」と答える。
ライトはリュークに、「ノートのルールに嘘はあるのか?」と質問。
「嘘はない。」と答えるリュークだが、その場に死神がいることに興奮するニア。
捜査本部の中にキラがいて、死神に嘘をつかせている可能性もあると考える。

ニアは、自分がノートにメロの名前を書き、13日のルールを確かめるという。
自分がその案を拒否しても不審がられると思ったライトは、捜査本部の他のメンバーの意見を仰ぐが、全員一致でノートの検証は拒否。

拒否されることを予想していたニアは、「今までの会話から、自分に捜査協力しても良いと考える者は連絡してほしい。」と、ニアにつながる電話番号を伝えた。

 

ルールに嘘があるということが判明してしまいましたね。
良かれと思って書き足した13日のルールですが、不自然なルールなのでしょう。
メロは、ニアには勝ちたいと思っていますが、借りは作りたくない様子です。
かなり負けず嫌いですね。
ニアもきっと負けず嫌いなのでしょう。
二人を足して2で割ったらLになりそう。

まとめ

Lが生きていた時代、ライトはかなり用意周到でした。
記憶をなくしてもなお、自分の元へデスノートが舞い戻るように仕組むほど賢かった。
しかし、ニアが現れてからのライト、ボロを出しすぎじゃないですかね。
リュークもおかしいです。
リュークはライトの敵でも味方でもなく、監視用のカメラを探すときもあれだけ言い訳をしていたくらいなのに、今はライトの言う通りにしている感じがします。
捜査本部の中にも、ライトに疑問を持ち始める人物が現れ、ライトの形勢は悪くなっていく予感がします。
しかし、ライトも黙っていません。
次回、ある人物にデスノートを託し、裁きをさせることにします。
ライトがキラであるという疑惑は払拭されるのでしょうか!?

 

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